初めて東京マラソンに参加するランナーに知ってほしい8つのこと

さて、今月はいよいよ東京マラソンです。他のマラソン大会に参加したことはあるものの、今回はじめて東京マラソンに参加する人、今回の東京マラソンが、初マラソンになる人、今回は、そんな初めて東京マラソンに参加するランナーに役立つ情報をお伝えしたいと思います。

その1、どういう服装で会場に行けばよいか

まず迷うのが服装ではないでしょうか。レース中の服装もさることながら、会場まではどのような服装でいけばよいのか、悩みどころだと思います。更衣室はとても混雑が予想され、使うことができないと考えた方が良いでしょう。よって、どこか空いているスペースで着替えることを念頭に置きましょう。

靴も含めてレース用ウェアの上から防寒用の服を着て会場へと向かい、会場では防寒用の服を脱ぐだけで済むようにします。筆者は、上はレース用ウェアの上からスウェットとジャンパー、下は、レース用ウェアの上からヒートテックとウィンドブレーカーパンツ、という服装で会場に向かい、入場ゲート前の空いているスペースで着替えました。

その2、会場到着後の流れ

会場についてからは、まず、指定された入場ゲートへと向かいます。そこで、セキュリティリストバンドの装着確認、手荷物検査・セキュリティチェック、を受け、ゲートを通過します。そして、まだこの時点で着替えを済ませていない場合は、更衣室なり適当な場所で着替えを済ませます。レース用ウェアのみを着用した状態になったところで、手荷物を、指定された番号のトラックに預けます。

そして、この後、スタートブロックへと移動するのですが、入場ゲートを通過してからスタートブロックへ移動するまでの間に必ずトイレへ行っておきましょう。なぜならこの後、1時間程度は、トイレへ行くことができないからです。スタートブロック整列の指定時刻や、持ちタイムの遅い初心者は後ろのブロックからのスタートになることなどから、1時間程度経たないと、トイレのある場所に行けないのです。

その3、スタートブロック整列からスタート直後まではレインコート着用がおすすめ

筆者は、スタートブロックでスタートを待っている間の寒さ対策として、レース用ウェアの上から100円均一で買った使い捨てのレインコートを2枚着用しました。
スタート後、体が感じる寒さに応じて、1枚、そしてまた1枚と脱いでいくようにしました。筆者は2枚にしましたが1枚でも十分だと思います。

脱いだレインコートは、コース上に立っているボランティアスタッフに渡して捨ててもらうようにしましょう。道に捨てると後続ランナーの転倒に繋がり危険です。

その4、2017年から導入された新コースについて

2016年までは、ただでさえきつい終盤に佃大橋を越えなければいけないなど、ランナーを苦しめる要素がありました。この佃大橋はアップダウンがきついだけでなく、沿道の応援が無くなる地点なので気持ちが落ちるのです。「がんばれー」という沿道からの声援は結構励みになるものです。

2017年からの新コースでは、最初から最後まであまり高低差がなく走りやすいコースになりました。筆者は旧コースも新コースも経験していますが、新コースの方が楽でした。ずっと声援がありますしね。

しかし、新コースが走りやすくなったとはいえ、フルマラソンがきついことに変わりはありません。筆者のレベルだと折り返し前から脚があやしい感じになってきたですが、銀座の中央通りから晴海通りにかけての30キロ地点を過ぎると止まって足を伸ばす動作が必要になってきます。35キロを過ぎると歩くのもきつくなってきます。息が上がるとかはなく、とにかく脚にきます。

ほとんどの初心者の方は、筆者と同じような経験をすると思いますが、ここまでくると気力勝負でゴールへと突き進みましょう。

その5、コースの一番の見どころ

ラスト1キロの、丸の内仲通りを抜けて東京駅をバックにしての行幸通りでのゴール、は、一番の感動ポイントです。幅が狭い道の両サイドを観ている人が「がんばれ~」と、応援してくれます。どのポイントでも沿道から応援してくれる人はいるのですが、その距離が近い!それに、ここは石畳の道でブランドショップなどが並び、良い雰囲気なんです。

そんな素敵なラスト1キロなのですが、筆者は走る力は残されておらず、とぼとぼと、歩くことしかできませんでした。ここで歩くなんてもったいない!
皆さんは、ラスト1キロを走る体力を残しておいてください。

その6、給水で気を付けること

初心者ランナーは、上級者に比べて汗をあまりかかないにも関わらず、水分補給の重要性を意識するあまり、水分を摂取しすぎる傾向にあるようです。むやみに水分を補給してしまうと、体内で電解質異常となり、最悪の場合、命の危険が出てくることもあります。

筆者も振り返ってみると、水分を取りすぎていたようです。筆者の場合は「水分補給を意識するあまり」というだけでなく、「レース中に飲むポカリスウェットがおいしくて」飲み過ぎてしまっていたということもあるのですが……

水分の過剰摂取には注意してください。

その7、関門の制限時間

完走が目標の初心者は、各関門の制限時間が気になってくるかと思いますが、最初に貯金を作ろうとペースを上げないよう気をつけましょう。
高ぶる気持ちを鎮め、スピードを出している他のランナーに惑わされず、想定していたペースを維持しましょう。

又、スタートブロックが後方になると、実際のスタートが遅くなりますが、慌てる必要はありません。そういった事を踏まえた関門閉鎖時刻になっています。

その8、フィニッシュ後はもうひと頑張り

ランナーはフィニッシュ後、メダルや記念品などをもらい、預けた荷物を受け取ります。完走による達成感に浸っている中で受け取るメダルは格別です。「頑張った甲斐があったな」と思える瞬間の1つです。

ただ、2017年に筆者が参加した時は、用意された導線の道幅が狭いのか、なかなかランナー達が前に進みません。やっと進んだと思ったら、荷物受取所である日比谷公園まで2キロも歩かされてしまいました。

日比谷公園よりフィニッシュ地点から近い場所が手荷物受取所になっていたランナーもいたのですが、一番多くのランナーが日比谷公園での手荷物受取でした。

手荷物を受け取ったら、指定された場所で着替えて終了です。指定場所の出入り口付近や、人の邪魔になったり迷惑になるような場所で着替えないようにしましょう。

最後に、参加する方は、レースに向けての練習、調整が、最終段階に入ってきていると思いますが、無理せず、レースを楽しんでください。

yasu

フルマラソン5時間切りが目標の初心者ランナーです。『RUN』を創る『体』『フォーム』『ギア』『食事』『大会』等、フルマラソン完走が目標の初心者から3時間台で走る上級者まで幅広い層のランナーの為の様々な情報を配信していきます。2013年の初めてのフルマラソン完走時の達成感は今でも忘れられません!