エプソンのランニング時計の種類とおすすめの紹介です。エプソンのランニングウォッチを検討している人は、モデルごとの比較や選ぶ際の参考にしてみてください。
※残念ながら、EPSOM(エプソン)は2020年1月をもち、ランニングGPSウォッチ市場より完全撤退しています。
エプソンとは

出典:http://syounanlife.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/nr-uploader-gps.html
エプソンとは、セイコーエプソン株式会社の通称です。セイコーエプソンは、長野県諏訪市に本社を置く情報関連機器、精密機器メーカーです。エプソンと言えば、やはりインクジェットプリンターを始めとするプリンターが有名な企業です。そのため、エプソンのランニングウォッチと聞いて「?」となってしまう人も多いと思います。
実は、エプソンは、セイコーグループの中核企業の一つなんです。腕時計で有名なSEIKOと関係がある会社です。
エプソンは2012年にGPS機能付きのランニングウォッチ市場に参入しました。エプソンが参入するまではアメリカ創業のガーミンがGPSランニングウォッチの市場を大きく独占していましたが、今ではエプソンはガーミンと並ぶ人気メーカーになっています。
エプソンランニングウォッチの種類
エントリーモデル:10番台、100番台

出典:http://www.epson.jp/products/wgps/runfun/
「Wristable Q-10」「Wristable SF-120」のように、10番台、100番台のモデルは、エントリーモデルです。つまり、GPSランニングウォッチを始めて手にする初心者向けのモデルです。
初心者向けのため、機能は必要最低限にとどめ、軽量性や操作性を重視しています。軽量で薄く、使いやすいのがエントリーモデルの大きな特徴です。
エントリーモデルはランニングの距離測定の「GPS機能」だけではなく、雨でも安心の「防水機能」、室内でも距離を測定出来る「ストライトセンサー機能」、日常の歩数や距離、消費カロリーを測定できる「活動量計機能(ライフログ機能)」など十分な機能が備わっています。
ランニング初心者におすすめのモデルです。また、女性向けモデルが展開されています。
中級モデル:50、700番台

出典:http://blog.clockshop.ru/epson-runsense/
「Wristable J-50」「Wristable SF-720」のような50番台、700番台のモデルは、エントリーモデルよりもさらなる高機能を求める人におすすめのモデルです。最初から高機能時計が欲しい初心者にもおすすめ出来ます。
この中級モデルは、GPS使用時でも最大30時間利用出来るのが特徴です。エントリーモデルの場合はGPS使用時は最大で10時間です。中級モデルは、バッテリーの持ちが良くなっているため、長時間のトレーニングに最適です。
また、しっかり走る込む中級者の練習に役立つ「インターバル機能」が搭載れています。
上位モデル:300番台、800番台

出典:http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/669674.html
「Wristable J-300」「Wristable SF-850」のようなモデルは、エプソンの中でハイスペックの中級~上級者向けのモデルになります。
このモデルは、腕時計本体に脈拍計測機能が内臓されているのが特徴です。脈拍を測ることで、本格的な心拍トレーニングを実践することが出来ます。運動強度を確認しながら、本格的なトレーニングを行いたい方におすすめのモデルです。
心拍計測は上位モデル以外でもオプションの胸バンドを装着すれば計測出来ますが、胸バンド無しで時計のみで計測出来るのは上位モデルのみです。
また、VO2max(推定値)を計測することが出来、そのデータをもとに5km、10km、ハーフ、フルマラソンの予想タイムを見ることも出来ます。
エプソンランニングウォッチのおすすめ(初心者向け)
GPS機能が利用出来、基本的な機能があれば良いという人や、ランニング初心者やGPS付きランニングウォッチ初心者の人にはエントリーモデルがおすすめです。
エントリーモデルは、走った距離を計測する、自動的にラップを測定する、赤信号で止まっている時は計測を一時停止する、日常の活動量を計測するといった基本的な機能は装備されています。
とくに、「この機能だけは絶対に外せない!」というこだわりがある人以外はエントリーモデルで十分です。
Wristable Q-10
エプソンの初心者モデル。ランニングウェッチ初心者でも簡単に操作できるGPSウォッチ。初めてGPS計測を手にする人でも安心の操作性に優れたウォッチです。難しい機能は排除し初心者に必要な機能のみに絞ることで使いやすいモデルになっています。デザイン性もおしゃれになっています。初めてのGPSウォッチを探す人におすすめのモデルです。
Wristable SF-120
SF-120の後継機モデルとして登場したエントリーモデルです。男性向けのクールブラックに加え、女性向けのローズゴールド、ホワイトグリーンが展開されています。軽量で直感的な操作が可能な初心者におすすめのモデルです。GPS機能、防水機能、活動量機能といった基本的な機能をしっかり搭載しているため、初心者にも頼もしい時計です。
エプソンランニングウォッチのおすすめ(中級~上級者向け)
エントリーモデルには心拍トレーニングに欠かせない脈拍計測機能は腕時計自体に内臓されていません。また、GPS使用時の稼働時間はエントリーモデルはやや短くなっています。また、中級者や上級者には、やや計測出来るデータの量が物足りない印象があります。
そのため、より本格的なランニングデータを計測したい人やマラソン大会に向けて本格的な練習を行いたい人には、エントリーモデルではなく高機能のモデルをおすすめします。
Wristable J-50
ランニング初心者から、フルマラソン出場を目指す人のステップアップモデルとしておすすめ。GPS機能に加え、光学式心拍計を搭載。ウォッチを腕に装着した状態で、簡単に心拍数を測ることが出来るため、心拍トレーニングにも使えます。初心者モデルにはなかった様々な機能も充実しているので、フルマラソンに挑戦するステップアップ層におすすめのウォッチです。
Wristable SF-720
GPS機能使用時の稼働時間は30時間。長時間のトレーニングに使用出来るランニングウォッチです。「GPS機能」「防水機能」「ストライサーセンサー機能」「オートラップ機能」「インターバル機能」「タップ操作」「活動量計」と高機能なランニングウォッチです。長時間利用出来る高機能ウォッチが欲しい人におすすめです。また、ホワイトブルーは女性向けモデルです。
Wristable J-300
本格的なランナーにおすすめのエプソンの上位モデル。ランニングに特化したモデルで51gの軽量な作り。腕振りに影響を与えず長時間走ってもストレスになりません。画面は「EasyView Display」を採用し、レース中でも見やすい画面になっています。どんな環境下でも走りながら画面を確認しやすいのが魅力的です。インターバルトレーニングにも対応し、光学式心拍計も搭載。ランナーにとってうれしいエプソンの機能がたっぷりと入っているので、中級~上級者におすすめです。
Wristable SF-850
エプソンの上位モデルの最新作。「GPS機能」「防水機能」「ストライドセンサー機能」「活動量計機能」「オートラップ機能」「タップ操作」「脈拍計測機能」といったエプソンの機能を全て搭載したフルスペックモデルです。また、VO2maxを計測出来るため、そのデータを元に5km、10km、ハーフ、フルマラソンのレース予想タイムを確認することも出来ます。エプソンの一番良い時計が欲しい人におすすめです。