ランナーズハイになるための方法

多くのランナーがあこがれるランナーズハイとはどんなものか。その仕組みや体験するための方法などをまとめて紹介させていただきます。

ランナーズハイとは

出典:http://www.fitforfun.de/sport/laufen/runners_high/lust-am-laufen_aid_3933.html

ランナーズハイとは、長時間走っているにも関わらず、次第に苦しさから解放され気分が高揚していくる現象のことです。学生時代に陸上競技をしていた人や、ランニングを長く続けている人の多くは一度はこのランナーズハイを経験しています。

本来、長い距離を走れば走るほど疲労はたまり、苦しくなってきます。マラソン大会のようなレースでは、レース前半には余裕があっても、レース後半になると疲労が溜まり、苦しくなってくるのが普通です。

しかし、ランナーズハイになると、本来苦しくなるはずの後半に、苦しさから解放され走るのが楽になるという不思議なことが起こります。走る苦しさから解放され、気分も高揚してくるため、どこまでも走り続けることが出来そうな感覚になります。

ランナーズハイが起こる仕組みは”β-エンドルフィン”が影響している

出典:http://www.expertrain.com/blog/fitness/runners-high.htm

ランナーズハイのような不思議な現象が起こる仕組みは、脳内の神経伝達物質である”β-エンドルフィン”が関係しています。

β-エンドルフィンという脳内物質は、ストレスなどの刺激によって産出され、鎮痛・鎮静に働く作用があります。その作用はなかなか強力なもので、癌の鎮痛薬として知られる”モルヒネ”の約6.5倍の作用があります。

この鎮痛作用のあるβ-エンドルフィンが、ランニング中に分泌されることによって、ランニングによる苦しさや筋肉や関節の痛みが抑えられ、ランナーズハイのような現象を起こすと考えられています。

また、β-エンドルフィンは鎮痛作用だけではなく、多幸感(非常に強い幸福感)をもたらす作用もあります。その作用が、ランナーズハイによる高揚感につながっています。

ランナーズハイはレース終盤に起こることが多い

出典:http://dailyburn.com/life/fitness/best-running-resources-speed-strength/

ランナーズハイはレース前半や中盤よりも、レース終盤に起こることが圧倒的に多いです。ランナーズハイは、何時間走ればランナーズハイになるのかといった明確な基準はありませんが、長時間走って終盤に差し掛かったあたりに起こることが多い現象です。

レース前半から溜まった肉体的に疲労やランニングの苦しさの蓄積等によって、鎮痛作用のあるβ-エンドルフィンが、それらの苦しさや痛みなどから身を守るために分泌されるようになります。そのため、まだ苦しさや痛みを感じていないレース前半や中盤に起こることは少なく、苦しさや痛みが出てくるレース後半に起こることが多いのです。

ランナーズハイになるための方法は”本能から走ることを楽しむ”こと

出典:https://crossfitandme.wordpress.com/2016/03/23/26-tue-mar-22-2016/

ランナーズハイになるためには、”本能から走ることを楽しむ”ことが大切です。ランナーズハイをもたらすβ-エンドルフィンは本能に関連する”食べる”、”寝る”、”戦う”、”性行為”、”身を守るため集団の中にいる”といったことで多く分泌されるようになります。

β-エンドルフィンの分泌は、本能と関係性が深いので、ランニング中にランナーズハイになるには、本能から走ることを楽しむことが大切です。β-エンドルフィンは本能に関連する楽しいという感覚によって多く分泌されます。本能から走ることを楽しむことが出来れば、β-エンドルフィンの分泌を活性化出来るため、自然とランナーズハイを経験出来るようになります。

逆に、走ることを楽しめていない段階では、なかなかランナーズハイを経験することは難しいです。義務感から嫌々走っているとβ-エンドルフィンは分泌されにくいので、少しでもランニング自体を楽しめるようにすることが大切です。

RUNNAL編集部

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