最近走り始めたというランニング初心者に是非オススメしたいのがランニングウォッチの活用。GPS機能付きのランニングウォッチを使えば、何km走ったのか走行距離と、どのぐらいのスピードで走っていたのか1kmごとのペースが分かるため、自分の走力を客観的に把握したり、健康やダイエット、そして初めてのマラソン大会出場へと頑張るモチベーションアップへと繋げることが出来ます。
今回の記事では、初めてランニングウォッチの購入を検討している初心者向けに、比較的安くて操作も割と簡単なオススメのランニングウォッチを紹介しています。また、初めての購入で失敗し後悔しないために、絶対にチェックしておきたいオススメの選び方も紹介しています。ランニング初心者やそもそも運動自体未経験で、どんなウォッチを選んだら良いのか分からなくて機種選びに迷っているという人は是非参考にしてみてください。
目次
初心者にランニングウォッチは必要??
そもそもランニングを始めたばかりの初心者に、ランニングウォッチは必要か。まず、結論を言ってしまえば、ランニング初心者こそランニングウォッチを活用してみるのがオススメです。
初心者にランニングウォッチをオススメする一番の理由は、走るモチベーションアップに繋がるためです。GPSセンサー内蔵のランニングウォッチを付けて走れば、自宅の周りや公園、河川敷、山とどんな場所を走る場合であっても走った距離が正確に分かります。そして、走りながら時計を見るだけでリアルタイムにどのぐらいのスピードで走っているのかペースも把握出来ます。そのため、今日は何km走ったのか自分の頑張りを客観的な数値で確認出来ますし、続けていく中で走る距離が伸びたり走るペースが速くなった時に自分の成長度合をいち早く実感出来ます。これらはランニングを続ける大きなモチベーションとなるため、初心者こそGPSウォッチを使ってみるのがオススメです。
また、ランニングウォッチは単純にランニング時に使用するスポーツウォッチとしてだけではなく、普段の歩数や移動距離、消費カロリーを計測する活動量計、さらには心拍計、睡眠計、ストレス計としても活用出来ます。そのため、健康やダイエットを意識し始めたことがきっかけでランニングを始めたという初心者にこそ健康管理ツールとしても使えるランニングウォッチがマストアイテムなのです。
初心者向けランニングウォッチは大きく2種類
ランナー向けのランニングウォッチ
ランニング初心者にオススメしたいランニングウォッチは大きく分けると、ランナー向けに設計された「ランニングウォッチ」と、日常使いからフィットネスシーンまで幅広いシーンを想定し設計された「スマートウォッチ」の2種類あります。
基本的にランニングなどのフィットネスシーンでしか使わないという人や、将来的にマラソン大会も目指してみたいという人には、ランニング用に開発されたランニングウォッチがオススメです。ランニングウォッチは当然、屋外でのスポーツシーン(特にランニングシーン)での使用を想定して作られているため、一般的なスマートウォッチよりもGPS計測時(ランニング中)のバッテリー持ちが良く、さらに画面も強い日差しの下でも見やすいMIPディスプレイのような低反射底&低消費電力のものが使われています。
そのほかにも、全身持久力を良し悪しを客観的に把握出来る「VO2MAX」や、種目(5km/10km/ハーフ/フルマラソン)ごとに予想タイムを教えてくれる「レースタイム予想」、次のトレーニングまでの休息時間の目安を示してくれる「リカバリータイム」、トレーニング負荷が過剰になっているか不足しているかを教えてくれる「トレーニングステータス」といったランニング・トレーニング関連の嬉しい機能がたくさんあるのもランニングウォッチの魅力です。
ランニングに対応したスマートウォッチ
初心者にオススメしたいもう一つは、Apple Watchを始めとするランニングに対応したスマートウォッチです。
スマートウォッチはランニングウォッチに比べるとバッテリー持ちや屋外での強い日差しの下での画面の視認性はやや劣るのですが、スポーツデザインのランニングウォッチに比べデザイン性に優れるため普段使いもしやすいのが大きな特徴です。文字盤もアナログデザインやデジタルデザインなどたくさんある中から選べるため、文字盤次第ではビジネスシーンでもスマートに着用出来ます。
さらに、画面のタッチ操作へ対応、高精細で美しい見た目の有機EL(AMOLED)ディスプレイを採用、音楽プレイヤー機能や電子マネー、睡眠計、血中酸素濃度測定機能、通知機能、通話機能搭載といったように幅広いシーンで、幅広い使い方で活用出来るウォッチとなっています。ランニングやトレーニング関連の機能は少なめですが、普段使い出来るウォッチを選ぶならスマートウォッチを選んでみるのもオススメ。
初めてのランニングウォッチ選びで失敗しないためのオススメの選び方
選び方①GPS
初めてランニングウォッチを選ぶ際に一番注意しておきたいのが、GPS機能(GPSセンサー)の有り無し。基本的に最近発売のランニングウォッチ(スポーツウォッチ)であれば、GPS機能は当たり前のように基本機能として搭載されています。しかし、1万円前後の安い機種となると、GPSセンサーを内蔵していない場合があります。
GPS機能があるランニングウォッチであれば、時計を付けて走るだけで走った距離やペース(速さ)、そしてラップタイム(1kmごとのタイム)、スプリットタイム(1kmごとの合計タイム)を自動的に計測出来るため、初心者にとってもすごく重要な機能です。一方、GPS機能が無いと、距離を計測出来ないため、ほとんどストップウォッチを持ちながら走っているのと一緒です。また、商品説明欄にGPS機能有りと表記されていても、実際には時計本体にGPSセンサーは内蔵しておらずペアリング済みのスマホのGPSセンサーを利用する形の商品もあります。その場合は、わざわざスマホを携帯して走る必要があり、ランニングウォッチの意味はほとんどなくなります。
また、GPSの計測精度はメーカーにより大きく異なるため、出来ればマイナーメーカーではなく有名どころのメーカーの商品を選んでおくのがオススメです。ちなみにこの記事で紹介している商品は全てGPSセンサー内蔵で、GPS精度の評判も良いメーカーばかりです。
選び方②心拍計
ランニング初心者には心拍計の有り無しも重要です。特に健康やダイエットのためにランニングを始めたという人は、光学式心拍計を搭載する機種を選んでおくのがオススメです。
健康やダイエットのための運動は、最大心拍数(220-年齢)に対し60〜70%の範囲内の心拍数で取り組むのが良いと言われています。それ以上に心拍数が上がるような運動だと健康効果や脂肪燃焼効果が下がってしまいます。もちろん、逆に心拍数が全く上がらないような負荷が軽すぎる運動の場合も、健康増進やダイエットには非効率となっています。そのため、走りながら目的達成へ適切な運動強度となっているか確認出来るように、心拍計搭載の機種を選んでおくのがオススメです。
ちなみに、光学式心拍計とは、手首の血管内を巡る血流の体積変化をLED光で読み取る方式の心拍計で、胸部に装着するタイプの心拍計と違い手元で手軽に心拍数を測定出来る機能のことです。この機能があれば、ランニングウォッチを装着しているだけで走りながらリアルタイムに心拍数をチェック出来ます。もし、心拍数の測定に対応していても光学式心拍計を内蔵していない商品の場合は、ウォッチと連携可能な胸部装着型の心拍計を別途購入する必要があるのでその点注意が必要です。
選び方③バッテリー持ち
初めてランニングウォッチを選ぶなら、どのぐらい連続使用出来るのかバッテリー持ちをチェックするのも重要です。
特にハーフマラソンやフルマラソンといった長時間に及ぶマラソン大会への参加を念頭に置いているなら、通常使用(スマートウォッチモード)でのバッテリー持ちではなく、GPSモード(ランニングでの計測中)でバッテリーがどのぐらい持つのかが重要になってきます。ハーフマラソンの制限時間は一般的に2時間半〜3時間、フルマラソンの場合は6〜7時間なので、最低でもGPSモードで7時間以上は持つウォッチを選んでおくのがオススメです。
一般的なスマートウォッチはGPSモードでのバッテリー持ちはそこまで良くはありませんので、マラソン大会へ挑戦してみたいと思っている人は長時間バッテリー搭載のランニングウォッチを買ってみるのが無難です。
選び方④防水性能
汗をかいたり、時には雨に遭遇することもあるランニングシーンで装着する時計なので、防水性能は必須です。単純に防水機能の有り無しをチェックするだけではなく、どのぐらいの防水性能を誇るのかもチェックしておく必要があります。
一般的な時計の防水性能は3気圧防水(3 ATM)、5気圧防水(5 ATM)、10気圧防水(10 ATM)、20気圧防水(20 ATM)とあります。日常生活での防水なら3気圧防水でも十分ですが、ランニング用となると5気圧防水以上ある方が安心です。さらに、ランニングだけではなく、アウトドアシーンでも着用も想定するなら10気圧防水以上あるとなおさら安心です。
選び方⑤VO2MAX
ランニング初心者には必ずしも必須の機能ではありませんが、ランニングウォッチにVO2MAXの測定機能があると便利です。
VO2MAX(最大酸素摂取量)とは、運動中に体内に取り込める酸素の最大量のことです。私たちはランニングやマラソンのような有酸素運動をする際に、空気中の酸素を体内へ取り込み、その酸素を活用して体内の糖質や脂肪を運動エネルギーへと変換しています。そのため、より多く酸素を取り込める方が長く、そして速く走れるようになります。そういったことから、VO2MAXは全身持久力(有酸素運動能力)のレベルを示す重要な指標となっています。VO2MAXは自分自身の走力レベルが客観的な数値で分かるため、ランナーとしての成長を実感出来るモノサシになり、初心者にとってもモチベーションアップのツールとして活用出来ます。
通常、VO2MAXを測定する場合には多くのアスリートが使用するような専門施設で呼気を採取するためのマスクを装着しトレッドミルの上を走る必要があるのですが、VO2MAX計測機能搭載のランニングウォッチであれば時計をつけて走るだけで簡単に測定出来ます。
選び方⑥音楽プレイヤー
単純に走るだけだとつまらないから好きな音楽を聴きながら走りたいと思う初心者も多いと思います。そういった人は、ランニングウォッチ自体に音楽プレイヤー機能(MP3プレイヤー機能)が搭載された機種を選んでみるのがオススメです。
通常音楽を聴きながら走るには、スマホやウォークマンを携帯しながら走る必要がありますが、音楽保存&再生機能を有するランニングウォッチであればそういった音楽再生機器を持っていかなくても音楽が聴けます。スマホなしに音楽が聴けるので、より身軽に快適にランニングを楽しむことが出来ます。
選び方⑦電子マネー
最近の最新ランニングウォッチには、電子マネー搭載の機種が増えています。電子マネー搭載のランニングウォッチであれば、財布や小銭を持ち運ぶことなくランニング後にコンビニやスーパーへ立ち寄り、スポーツドリンクやプロテイン、お菓子などを買うことが出来ます。さらに、Suica対応ウォッチであれば、走り終わったら電車やバスで帰ってくるなんてことも可能です。電子マネーは、ランニングシーンだけではなく、普段スマートウォッチとして活用する場面でもかなり便利なので、あると嬉しい機能です。
選び方⑧画面の視認性
初めてのランニングウォッチ選びに、画面の視認性の良し悪しをチェックしてみるのも大切です。ランニングウォッチやスマートウォッチの画面の視認性はディスプレイの種類により大きく違ってきます。一般的にはMIPディスプレイを採用するスポーツ向けウォッチの方が屋外での強い日差しの下での視認性が良く、スマートウォッチに使われるAMOLEDディスプレイ(またはLCDディスプレイ)の方はやや視認性に劣る特徴があります。ただし、AMOLEDの方が高精細で見た目は綺麗なので、ライトにランを楽しむ程度で普段使いもしたいならAMOLEDの方がオススメ。ランニングやフィットネスシーン中心で、マラソン大会も目指してみたいという人には屋外での視認性に優れるMIP(或いはマトリクス)の方がオススメ。
選び方⑨操作方法
最後に、ランニングウォッチの操作方法の違いも意外と重要です。ランニングやスポーツ向けに設計されたランニングウォッチは基本的に画面のタッチ操作には対応しておらず、横に複数あるボタンでの操作となります。一方、普段使いでも使用を想定したスマートウォッチは、画面のタッチ操作に対応し、ボタンもありますが、基本的にはタッチ操作がメインとなります。これに関しては、ランニングやマラソンを始めスポーツシーンでは圧倒的にボタン操作の方が誤操作もなく、使いやすいです。一方、日常でのスマートウォッチとしての使い方ならやはり画面のタッチ操作に対応している方が便利です。
初心者におすすめのランニングウォッチ
Garmin ForeAthlete 55
ランニング・マラソン初心者に一番オススメしたいのが、ランニングウォッチ人気NO.1ブランドであるGarmin(ガーミン)の最新エントリーモデルである「ForeAthlete 55」です。初めてのランニングウォッチなら、この機種を選んでおけば間違いありません。
Garminは世界を代表するGPS機器メーカーで、GPSの計測精度が高いのが特徴です。ForeAthlete 55も初心者向けのエントリーモデルながら米国のGPS、ロシアのGLONASS、欧州のGalileo、日本のみちびき(QZSS)のマルチGNSSに対応し、より正確に走った距離やペースを測定出来ます。そして、手首で心拍数を測定出来る光学式心拍計に、走力レベルが分かるVO2MAX測定機能、GPSモードでフルマラソンも余裕で計測出来る20時間の長時間バッテリーを備えるなど、ランニング・マラソン初心者に非常に頼りになるGPSウォッチとなっています。
さらに、睡眠を追跡出来る睡眠計に、ストレス状況を可視化出来るストレスレベル、身体的エネルギーの残量を測定出来るBody Battery、女性のための健康トラッキング(生理周期や妊娠トラッキング)を搭載しているため、日々の健康管理デバイスとしても非常に優秀です。
Garmin Forerunner 255 Music
初心者でも最初から良いものを買ってモチベーションアップに繋げたいと考える人には、人気NO.1メーカーであるGarmin(ガーミン)の人気NO.1モデルである「Forerunner 255 Music」がオススメ。数あるランニングウォッチの中でも完成度が非常に高く、最初から高機能なウォッチが欲しいという人にぴったりです。
Forerunner 255 Musicは、ランニングウォッチに欲しい機能が全部入った最強GPSウォッチです。精度の高いGPS機能や光学式心拍計、VO2MAX測定機能はもちろん、ランニング中もスマホなしで音楽が聴ける音楽プレイヤー機能に、時計をかざすだけでキャッシュレス決済が出来る電子マネー機能も搭載しています。電子マネーはVisaタッチ決済だけではなく、コンビニやスーパーなどでの買い物に、電車やバスといった公共交通機関でも使えるSuicaにも対応しています。おまけに、血中酸素濃度の測定にも対応し、健康管理ツールとしての優秀度もさらに上がっています。
そして、ランナーとしての走力向上やコンディション管理に役立つ機能も満載です。様々なデータを見ながら試行錯誤してトレーニングをしていきたいと考える人には最強の相棒となるはずです。
SUUNTO 5 PEAK
スタイリッシュでおしゃれなデザインのランニングウォッチが欲しいという初心者には、北欧フィンランド発の人気ブランドであるSUUNTO(スント)の最新エントリーモデルである「SUUNTO 5 PEAK」がオススメ。
SUUNTOは北欧生まれらしいシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、著名人にも多くのファンが存在する人気メーカーです。そんなSUUNTOの人気機種であるSUUNTO 5 PEAKも、無駄を削ぎ落としシンプルでミニマルなデザインながらも、ベゼルにステンレススチールを採用し高級感も感じられるおしゃれなデザインとなっているのが大きな魅力です。そして、SUUNTOはもともとコンパスなどのアウトドア向けの精密機器を開発するメーカーであるため、搭載するセンサーの精度の高さや優れた耐久性の良さもアウトドア好きに人気の秘密となっています。
SUUNTOはGarmin同様にスポーツ・アウトドアウォッチメーカーであるため、ランニングやトレーニング関連の機能も非常に充実しています。おしゃれで高機能なGPSウォッチが欲しいという人にぴったりです。
Polar Pacer
安くてシンプルでミニマルなデザインのランニングウォッチが欲しいという初心者には、北欧フィンランド生まれの人気ブランドであるPolar(ポラール)の最新エントリーランニングウォッチである「Pacer」がオススメ。
PolarのPacerは、高機能ながら約3万円で買えるコスパの良さと、無駄な部分を削ぎ落としたシンプルでミニマルなデザインが特徴です。さらに、大きな特徴と言えるのが、心拍計の精度の高さ。Polarはもともとアスリート向けの心拍計を開発するメーカーとして有名なため、このウォッチにもPolarの技術が詰まった精度の高い光学式心拍計(Precision Prime)が搭載されています。そのため、より精度の高い心拍計をもとに、健康やダイエット、持久力向上とそれぞれの目標に適した運動負荷でトレーニング出来ます。さらに、GPS精度も高く、GPSモードで最大35時間と驚異的なバッテリーも誇るため、初めてのマラソン大会で活用する場合でも非常に心強いウォッチです。
そして、注目すべきはランニングを始めトレーニング中にどの栄養素(炭水化物か脂質かタンパク質か)をエネルギーとして消費したのかが分かる三大栄養素別使用エネルギーという画期的な機能が搭載されていること。これによりダイエットのための脂肪燃焼ランをより効率よく行えます。さらに、マラソンイベントやトレーニング中に栄養補給や水分補給をリマインドしてくれるFuelWise栄養補給リマインダーという便利な機能もあります。リーズナブルな価格ながらも非常に便利な機能満載です。
CASIO G-SQUAD GBD-H1000
G-SHOCK(ジー・ショック)のようなゴツく、タフなウォッチを好む初心者には、G-SHOCKのスポーツ向けのシリーズであるG-SQUAD(ジー・スクワッド)シリーズのGPS内蔵ウォッチである「GBD-H1000」がオススメ。
GBD-H1000は、G-SHOCKらしいタフネス性能そのままにランニングなどのワークアウトに使えるスポーツ機能を多数搭載したG-SHOCKファンにはたまらないウォッチです。そのため、当然のように20気圧の防水性能と耐衝撃性は他のランニングウォッチを圧倒。そこに、ランニングウォッチとして基本となるGPS計測、心拍計、VO2MAX測定、長時間バッテリーを搭載し、さらにトレーニングステータスやトレーニング効果、トレーニング負荷、リカバリータイムといったスポーツウォッチメーカー顔負けのランニング・トレーニング専門機能も多数搭載しています。
さらに、ABC機能(コンパス・気圧計・高度計)も搭載しているので、山系のアクティビティを楽しむためのウォッチとしても重宝します。
Apple Watch SE
ランニングやフィットネスシーンだけではなく、普段使いもしやすいランニングウォッチを選びたいなら、スマートウォッチで絶大な人気を誇るApple Watchの高コスパモデルである「Apple Watch SE(第2世代)」がオススメ。Apple Watch SEはAndroidではつかないのですが、iPhoneユーザーならまず選んで間違いのないスマートウォッチです。
Apple Watch SEはランニングを始め多数のスポーツ、ジムトレーニング、スタジオフィットネス(ヨガ、ピラティスなど)、アウトドアに対応しています。当然GPS内蔵で距離計測が出来、心拍数やVO2MAXも測定も可能。さらに、Apple MusicやSpotify、Amazon Music、YouTube Music、AWAといった多数の音楽アプリに対応した音楽プレイヤー機能内蔵で、SuicaやiD、QuickPayを始め多数の電子マネーにも対応。おまけに転倒検出機能も備え万が一の事故の場合も安心。普段スマートウォッチとして活用しつつ、ランニングやフィットネスシーンでも使用するウォッチとしては最強のウォッチです。
特にiPhoneやiPad、MacbookなどのApple製品やApple純正アプリとの相性抜群で、iPhoneユーザーなら間違いのないスマートウォッチ。最上位モデルとなると6万円以上しますが、SEなら約4万円以下で買えるので初めてApple Watchを買うならSEがオススメ。
商品名:Apple Watch SE
参考価格:37,800円
サイズ:40x34x10.7mm
重量:26.4g
ベゼル:アルミニウム
バンド:シリコン
ディスプレイ:AMOLED(324x394)
タッチ操作:◯
防水:5 ATM
バッテリー:18時間
バッテリー(GPS):?
GPS計測:◯
心拍数計測:◯
VO2MAX測定:◯
睡眠計測:◯
血中酸素濃度:-
音楽プレイヤー:◯
電子マネー:◯(Suica/PASMO/iD/QUICPay/Visaタッチ決済/PayPay/Tマネー/LINE Pay/メルペイ/au Pay/WAON/nanaco)
Garmin Venu Sq 2 Muisc
ランニングウォッチとしても使える高機能なスマートウォッチで、Apple Watchよりも安いものが欲しい、Androidでも使えるものが欲しいという人にはGarminの人気スマートウォッチである「Venu Sq 2 Music」がオススメ。
Garmin Venu Sq 2 MusicはApple Watch似のおしゃれなスクエアデザインで、機能性もApple Watchにも匹敵するスペックを備えながらも4万円台で買えるコスパの良さが魅力です。Garmin製ということでGPS精度は間違いなく、さらにGPSモードでも最大26時間の長時間バッテリーを誇るためマラソンでも使えます。そして、音楽プレイヤー機能を備え、Suicaにも対応と、ランニングシーンでも普段使いでも非常に便利に活用出来るウォッチとなっています。
また、Apple Watchよりも詳細なデータが見れる先進の睡眠モニタリングや、Garmin独自のBody Battery(身体のエネルギー残量の可視化機能)、ストレスレベル計測、水分補給トラッキング、生理周期トラッキングを備えるなど、健康管理ウォッチとしても非常に優秀です。
Fitbit Versa 3
ランニング時にGPS計測をするためのランニングウォッチとしてはもちろん、日々の健康管理ツールとしてもフル活用したいという人には、活動量計内蔵ウェアラブルデバイスのメーカーとして人気のFitbitの「Versa 3」がオススメ。
Fitbit Versa 3は、長く活動量計メーカーとして人気があるFitbitの人気モデル。約2万円の手頃な価格で、ランニングなどのスポーツ・フィットネスシーンで活用出来るGPS機能を内蔵しているのはもちろん、健康管理系の機能も非常に充実しているのが特徴。近年話題の血中酸素濃度の測定機能に、浅い眠りや深い眠りを含め睡眠の質もしっかりと把握出来る高度な睡眠計、皮膚表面の温度変化をモニタリングする画期的な機能も搭載するなど、健康管理デバイスとして非常に優秀です。
さらに、キャッシュレスで買い物が出来るSuicaに対応し、話しかけることでタイマーをセットしたり天気情報をチェックしたり出来る音声アシスタント機能(Amazon Alexa/Googleアシスタント)も搭載しているのも魅力的です。
HUAWEI WATCH FIT 2
2万円以下でランニングウォッチとしても使えるGPSウォッチが欲しいという初心者には、コスパの高いスマートウォッチを販売する人気メーカーのHUAWEIの「WATCH FIT 2」もオススメ。
HUAWEI WATCH FIT 2は、HUAWEIのフィットネス特化型スマートウォッチ。米国のGPS以外にロシアのGLONASS、欧州のGalileo、日本のみちびき、中国のBeidouの5種衛星測位システムに対応し、精度の高いGPS計測が可能です。さらに、ランニングだけではなく97種類のワークアウトに対応しているため、様々なフィットネスを楽しむことが出来ます。また、ユニークな機能として、ランニング前後の準備体操や整理体操の参考となるウォッチ画面上で見れるアニメーションガイドがあります。おまけに、個々に合わせたトレーニングプランを提示してくれる機能もあり、ランニング初心者には非常に頼りになるGPSウォッチとなっています。
そのほか、睡眠計、血中酸素濃度、ストレス計測、水分補給リマインダー、薬の服用時間のリマインダー、生理周期トラッキング搭載と、健康管理機能も充実しています。デザインもおしゃれで女性にもオススメ。
Xiaomi Mi Watch
コスパ最強のランニングウォッチが欲しいという人には、コスパ最強ブランドと言われる中国発のXiaomiの人気スマートウォッチである「Mi Watch」がオススメ。
Xiaomi Mi Watchの魅力は圧倒的なコスパの良さ。約1万円でGPSセンサー内蔵の高機能ウォッチが手に入るため、出来るだけ安くランニングウォッチが欲しいという初心者にぴったりの機種です。特徴としては、GPS計測と光学式心拍計、VO2MAX測定機能、長時間バッテリー搭載と、ランニング用ウォッチとして申し分のない機能性となっています。さらに、約1万円ながら高価格帯の機種に採用されている血中酸素濃度測定機能や、自動ワークアウト検出機能も搭載しているのも魅力です。
ランニングウォッチをコスパ最優先で選ぶなら、最強の格安スマートウォッチであるXiaomi Mi Watchが間違いありません。
便利なランニングウォッチを活用し、走るモチベーションを上げていこう!
ランニングを始めたばかりのランニング初心者にこそランニングウォッチがオススメ。ランニングウォッチは内蔵のGPSセンサーで距離計測出来るため、今日は何km走ったのか自分の頑張りを数字で確認できます。さらに、自分の客観的な走力評価であるVO2MAXの上がり具合を見ながら自分のランナーとしての成長も実感出来るため、頑張って走るモチベーションアップへとつながります。
是非、便利なランニングウォッチを活用し、健康やダイエット、マラソン大会出場、フルマラソン完走といったそれぞれの目標へ向けてモチベーションを上げながらランニングを頑張っていきましょう。