深夜のランニングの5つのメリットと5つのデメリット

更新日: 著者:RUNNAL編集部

深夜ランニングのメリットとデメリットを紹介させていただきます。普段の仕事の終わる時間が遅く、深夜の時間帯しかランニングの時間が取れない人や、用事でランニングの時間帯が夜遅い時間帯になってしまったような場合などに、少しでも参考になればなと思います。

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深夜ランニングの5つのメリット

メリット1、普段とは違った景色を楽しめる

深夜ランニングの良さの一つは、普段とは違った景色を楽しみながら走れることです。普段は何気なく通る道でも、誰もいない深夜となると、ガラッと景色が変わって見えます。

メリット2、普段は走れない場所も走れる

深夜の時間帯であれば普段は人が多く走れないような場所でも走ることが出来ます。例えば、普段は人が多く集まっている駅前でも、自由に走り抜けることが出来ます。また、観光客でごった返すような観光名所も、貸し切り状態で走ることが出来るので非常に痛快です。

メリット3、人がいないので走りやすい

夜遅い時間帯や深夜は人がいないので、走りやすいです。仕事終わりの夕方の時間帯だと帰宅する人が多く、なかなか自由に走ることも出来ないことも多いです。しかし、深夜であれば、人を気にせず自由に走り抜けることが出来ます。

メリット4、人目を気にせず走れる

深夜であれば人がいないので人目を気にせず走ることが出来ます。初心者の場合、ランニングが恥ずかしくて出来ないという人も多いですが、深夜の時間帯であればそういった恥ずかしさを払拭できます。人はほとんどいないので、恥ずかしさを感じることなく、走ることに集中出来ます。

メリット5、スピードが出やすい

暗い場所でのランニングは自然とスピードが出やすいです。人もほとんどいなくて気持ちよく走れるので、良いペースで快適に走ることが出来ます。また、夜の時間帯は体が起きている状態で走るのにも適した状態になっています。そのため、夜のランニングはスピードが出やすく質の高い練習が出来るというのも大きなメリットです。

深夜ランニングの5つのデメリット

デメリット1、交通事故の危険性

深夜のランニングで注意しておきたいのが交通事故です。夜遅い時間帯は車通りが少なく、歩行者も少ないこともあり、速度を飛ばして走っている車やバイクが多いです。また、自転車も家路を急いで不注意な運転をしている人も多いです。

そのため夜遅い時間帯のランニングは車や自転車などとの接触事故に注意しておかなければなりません。暗くてランナーの存在も車や歩行者から見えにくくなっています。夜遅い時間帯に走る場合は、車や自転車などに十分に注意しておきましょう。

夜間を走る場合は光に反射する再帰反射素材使用のウェアを身に着けたり、反射材を使用したリストバンドやアンクルバンドといったアイテムを使用するようにしましょう。

デメリット2、怪我のリスク

夜のランニング同様に深夜のランニングは怪我のリスクが高いです。夜暗く足場が見えにくいため、段差で足を踏み外してしまったり、地面の凸凹に足を取られてしまったりといったことから予期せぬ形で怪我をしてしまう可能性があります。

深夜の時間帯になると、明かりがほとんどないので足場が見えにくくなっています。深夜に走る場合は、怪我のリスクもことも考え、足場には十分に注意しておく必要があります。

足場を照らしてくれるLEDライトなどを身に着けて走ると安心です。

デメリット3、ダイエットに悪影響が出る可能性も

ダイエットのためにランニングをしている人は多いですが、深夜の時間帯のランニングはダイエットに悪影響が出る可能性があります。

深夜の運動では、早朝や夜の時間帯の運動に比べて、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が多くなるという研究結果があります。アメリカのバージニア大学の研究によると、深夜の運動によってコルチゾールの分泌量が通常時の約6倍になるという結果が報告されています。朝の7時は通常時の約1.5倍、19時は通常時の約2倍だったのに対し、深夜24時は通常時の約6倍にもなります。

コルチゾールというホルモンは、食欲を抑える役割を果たしているセロトニンというホルモンの分泌量を低下させる働きがあります。また、脂肪の合成を促す役割もあります。そういったことから、コルチゾールの過剰分泌によって太りやすい体質になってしまうのです。

深夜のランニングは、コルチゾールの分泌を通常時の約6倍になってしまうので、深夜ランニングがダイエットに逆効果になってしまう可能性もあるため、注意しておきましょう。

デメリット4、睡眠に悪影響

ランニングのような運動は睡眠に良い影響が出ます。運動をすることによって適度な肉体的疲労を得ることによって夜に入眠しやすくなります。

ただ、夜遅い時間帯のランニングは睡眠に逆効果です。寝る前にランニングをしてしまうと、交感神経が優位になったり、深部体温が上がってしまうことで、なかなか寝付けなくなってしまいます。そのため、あまり遅い時間帯のランニングは控えておく方が良いです。

デメリット5、職務質問や補導の可能性もある

深夜の時間帯に外で行動していると、警察から職務質問をされたり、未成年の場合は補導されてしまう可能性もあります。ちゃんとしたランニングという理由があって外にいるのなら、そのようなことはありませんが、場合によってはランニング中でも警察に声をかけられる場合もあります。

未成年の場合は夜の11時から早朝の4時の時間帯に補導される可能性が高くなります。この時間帯に特別な理由もなく、子供だけで出歩いていると補導の対象になる可能性が高くなります。そのため、出来れば深夜のような遅い時間帯に子供だけで走るといったことは控えておく方が良いです。

深夜走るならLEDライトが欠かせない

深夜走るなら安全のためにランニング用LEDライトを身に着けておくのがおすすめです。暗い時間帯のランニングは、接触事故や転倒事故の危険性があるので、視認性を高め、足元も明るく照らしてくれるようなライトがあると便利です。

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服装選びにも注意を!

暗い時間帯はLEDライトを持つのがベストですが、それ以外にも明るい服を選ぶというもの大切。また、深夜は冷えるので防寒対策もしっかりとしておくことが大切です。

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    RUNNAL編集部

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