これからランニング(ジョギング)を始める初心者は、クッション性や安定性といった機能性に優れたランニングシューズを準備してみるのがオススメ。着地時の衝撃吸収性能や横ブレ防止性能の高い高機能ランニングシューズなら、長距離走初挑戦の初心者も、運動自体未経験の初心者も、足に不安を抱える中高年の人も、怪我なく安全に、そして快適にランニングを楽しむことが出来ます。
今回の記事では、これからダイエットや健康、体力作りのためにランニングを始めるという初心者ランナーのために、アシックスやミズノ、ナイキ、アディダス、ニューバランスといった人気メーカーを中心に初心者向けのオススメのランニングシューズを紹介しています。さらに、初心者が初めての靴選びで失敗しないように、オススメの選び方も紹介しています。これからそれぞれの目標に向かって走り出すにあたり、どんなシューズを選んだら良いのか迷っている人は是非参考にしてみてください。
目次
ランニングを始めるならランニングシューズが欠かせない
ランニングを始めるにあたり一番欠かせないアイテムが、ランニングシューズです。一般的なファッションスニーカーも運動靴の一種とも言われますが、機能面を考えると長距離を安全に快適に走れる靴とは言えません。そのため、初心者ランナーも最初から長距離走に適した靴であるランニングシューズを準備してみるのがオススメです。
ランニングシューズは通常のスニーカーやスポーツシューズ比べても、衝撃吸収性能に優れた高クッションのミッドソールを採用しています。そのため、毎回の着地時に体重の2〜3倍の衝撃がかかると言われるランニングにおいて初心者でも足を守りながら安全に走れるようになります。さらに、着地時の横ブレを抑える安定性や、少ない力で楽に走れる反発性、靴の重みを感じにくい軽量性、汗をかいてもベタつきにくい通気性といった様々な機能面でもランニングシーンに適した靴となっています。
初心者こそ高機能ランニングシューズを履くべき
ランニングシューズは安いモデルだと定価で1万円以下、さらには定価でも5000円以下の激安モデルもあります。初めてのランニングシューズだとそういった安いモデルで十分と考える人も多いですが、初心者が履く初めてのランニングシューズだからこそ機能性に優れた定価1万円以上の高機能モデルがオススメです。
その最大の理由は怪我を予防するため。基本的に安いモデルほど、長距離走における着地衝撃から足を守るための保護機能が削られています。こういったモデルは、普段履くスニーカー代わりとして活用したり、短い距離のスピード練習用に活用したり、足の出来上がった中上級者が履いたりするのには丁度良いのですが、初心者ランナーが本格的に長距離走に取り組む用の靴として不向きです。初心者ほど足を痛めるリスクが高いため、初心者ほど高機能モデルを選んでおくのが無難です。
初めてのランニングシューズ選びで失敗しないためのオススメの選び方
①足長と足幅両方のサイズをチェックするのが重要
初めてランニングシューズを購入する場合、まずはサイズ選びが重要です。ランニングシューズのサイズには足長(そくちょう)と足幅(そくふく)の2種類あります。定番の足長はもちろん、普段あまり意識していない足幅についてもしっかりとチェックしておくのが大切です。
足長
足長(そくちょう)とは、足の指先からかかとまでの足の縦の長さのこと。スニーカーや革靴など普段から靴を選ぶ際に必ず目にする24.0cmや27.5cmといった表記がまさに足長です。
ランニングの際は歩行時と違い靴の中で足が前方へ数mm〜1cm程度滑るため、靴と足のつま先の間に1cm程度の隙間が出来るぐらいのサイズ感がベストです。普段靴を選ぶ際はジャストフィットのサイズを選んでいるという人も指先にややゆとりのあるサイズを選ぶようにしましょう。目安としては、普段履いている靴の0.5〜1cm程度大きめのサイズを選ぶと丁度良いです。
足幅(足囲)
普段はあまり意識することのない足幅(そくふく)もランニングシューズにおいては重要です。足幅とは、足の横幅のこと。具体的には親指と小指の付け根を紐で一周させた長さのことです。この足幅は、B、D、E、2E、3E、4Eといったようにアルファベットで表記されています。
日本人の平均は男性が2E(女性がE)と言われているので、まずは平均的なサイズを選んでみるのがおすすめ。また、アシックスやミズノといった国内メーカーのランニングシューズは標準で2E(或いはE)が採用されていますが、ナイキやアディダス、ニューバランスといった海外メーカーは標準でD(或いはB)といった細めのサイズが採用されていることが多いため要注意です。海外ブランドの靴は靴幅がやや窮屈に感じる可能性があるため、ゆったりと履きたい人は国内ブランドを選んでおくのが無難です。
②初心者の最重要機能となるのがクッション性
初心者がランニングシューズを選ぶ上で機能面で一番重要視したいのが、クッション性能です。ランニングシューズのクッション性能とは、柔らかいミッドソール(靴底)が着地衝撃を上手く吸収して足への負担を軽減してくれる機能のことです。
初心者ランナーは、中上級者ランナーと比べて着地時の衝撃で膝関節や股関節、腰などを痛めやすいため、足や体への負担を減らしてくれるクッション性能が重要になってきます。一般的に靴底が分厚いほどクッション性能は高くなるため、初心者は靴底が分厚めのシューズ(いわゆる厚底シューズ)を選ぶのがおすすめです。逆に靴底が薄いもの(薄底シューズ)はクッション性能が低く、着地時の衝撃をモロに受けやすいために避けるようにしましょう。
【各メーカーの代表的な高クッション素材】
アシックス:GEL、FF BLAST PLUS
ミズノ:MIZUNO ENERGY
ナイキ:NIKE REACT
ニューバランス:FRESH FOAM X
アディダス:BOOST
③初めて長距離走に挑戦するなら安定性も欠かせない
初心者が長距離走へ挑戦する場合に、ランニングシューズの安定性も欠かせない重要機能です。特に、ゆくゆくは10kmやハーフマラソン(21.0975km)、フルマラソン(42.195km)などのマラソン大会へも参加してみたいという人ほど安定性能が重要となってきます。
ランニングシューズの安定性能とは、着地から蹴り出しまでの流れの中で足が左右いずれかの横方向へとぐらつくのを抑えるサポート機能のことです。初心者は着地の仕方が不安定だったり、着地から蹴り出しまでの流れがスムーズにいかなかったりするため、走る距離が長くなればなるほどに怪我のリスクが高まります。さらに無駄な動きによるエネルギーロスも多くなり、長距離走で疲れやすいと感じる原因にもなります。それらを防ぐために、初心者でも安定した走りが出来るようにサポートがしっかりと効いたシューズを選ぶのがオススメです。
基本的に定価1万円以下のランニングシューズには、怪我予防のクッション性と安定性はあまり期待出来ないため、最低でも定価1万円以上のモデルを選んでおくのがベストです。また、安定性に関しては国内ブランドのシューズの方が優位性があります。
【各メーカーの代表的なサポートパーツ】
アシックス:LITETRUSS
ミズノ:MIZUNO WAVE
アディダス:TORSION SYSTEM
④適度に反発性があると初心者も楽に走れる
ランニングシューズの力を借りて少しでも楽に長距離やマラソンを走りたいという人は適度な反発性を備えたシューズを選んでみるのがオススメ。
ランニングシューズの反発性とは、着地時の衝撃エネルギーを推進力へと変換する機能のこと。着地から蹴り出しの流れの中でバネのように弾むようなシューズの反発力を得られるため、シューズの助力により足が自然と前へと出るような感覚を体験出来て初心者でも楽にスピードを出して走れるのが特徴です。
ただし、反発力が高ければ高いほど着地から蹴り出しの中での足への負担も大きくなるため、中上級者向けの高反発シューズは避けて初心者向けに適度な反発力を備えた程度のモデルを選ぶのがベストです。基本的に初心者には、反発性よりもクッション性と安定性の機能性の方が重要となります。
⑤重すぎないほどほどの軽量性も大事
軽やかに快適に走りたいなら、適度に軽量性にも優れたランニングシューズを選んでみるのがオススメです。
ただし、200〜240gのように軽すぎるシューズはその軽量性を確保する代わりに、クッション性に大きく関わるソールの厚みが削られ、サポートパーツの搭載も省かれていることが多いため、初心者にはNGです。基本的に初心者が初めてのランニングシューズを選ぶなら、250〜300gあたりを狙うのがオススメ。また、300g以上となるとシューズの重みを感じることが多くなりますが、クッション性が高いシューズが多いため、軽さよりもクッション性を重視するなら300g以上のシューズを選ぶのも有りです。
初心者におすすめのランニングシューズ
アシックス ゲルカヤノ29
クッション性:○○○○○+(5+/5)
安定性:○○○○○(5/5)
反発性:○○○●●(3/5)
軽量性:○○○●●(3/5)
これからランニングを始めるという全ての初心者ランナーの最初の一足として強くオススメしたいのが、asics(アシックス)の「GEL-KAYANO 29(ゲルカヤノ29)」。アシックスのゲルカヤノシリーズは、日本人ランナー人気NO.1ブランドであるアシックスの超人気モデル。
アシックスのゲルカヤノ29の最大の特徴は、ランニング初心者に欠かせないクッション性能と安定性能を高い次元で両立させているところ。初心者ランナーに多いヒールストライク走法(かかと着地走法)に合わせて、かかと部に衝撃吸収性能に優れたアシックス独自素材のGEL(ゲル)を搭載しているため、着地時の衝撃から足や膝を守ることが出来ます。さらに、シューズの内側にはアシックス独自のサポートパーツであるLITERUSSを搭載しているため、初心者ランナーにありがちな着地時のかかと部の内側への過度な倒れ込みも抑制してくれ初心者でも安定した走りが可能となっています。初心者の足を守る機能性としては数あるシューズの中でもピカイチのシューズです。
また、国内ブランドであるアシックス製であるため、日本人の足に合いやすく履き心地の良さに優れているのも魅力です。初めてのランニングや、マラソン用に初めてのランニングシューズを買うならまず間違いのない一足です。
アシックス GT-2000 10
クッション性:○○○○●(4/5)
安定性:○○○○●(4/5)
反発性:○○○○●(4/5)
軽量性:○○○○●(4/5)
初めてのランニングシューズとして、asics(アシックス)の「GT-2000 10」もオススメ。アシックスのGT-2000シリーズは、ゲルカヤノシリーズ同様にアシックスを代表する人気モデルです。
アシックスのGT-2000 10の最大の特徴は、クッション性と安定性、反発性、軽量性と全てのバランスが取れた万能型の初心者向けシューズであるところ。ミッドソールにはアシックスを代表する軽量&高クッション素材であるFLYTE FOAMを採用し、さらに踵部にはGELを搭載することで、280gの軽量性を備えながら高い衝撃吸収性能を誇るシューズとなっています。そして、ミッドソール内側には硬めの素材であるLITETRUSSを搭載し初心者でも着地時に足が横ブレしにくい安定性も確保。そして、さらに前足部にFYTEFOAM Propelと呼ばれる反発性に優れた素材を採用し、適度な反発性も備えたモデルとなっています。
初心者向けの中でも適度な反発性と軽量性を備えたシューズが欲しいという人にぴったりです。
ミズノ ウエーブライダー26
クッション性:○○○○○(5/5)
安定性:○○○○○(5/5)
反発性:○○○●●(3/5)
軽量性:○○○○●(4/5)
日本人の足に合いやすい国内メーカーのランニングシューズを選ぶなら、mizuno(ミズノ)の「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」もオススメ。ミズノのウエーブライダーシリーズは、ミズノを代表する人気モデルであり、初心者ランナーの定番シューズの一つです。
ミズノのウエーブライダー26の最大の特徴は、初心者向けに高い次元でのクッション性と安定性を兼ね備え、抜群のフィット性も備えているところ。ミッドソールにはミズノ独自のMIZUNO ENERGYを全面に採用し、優れた柔らかさ、さらには適度な反発性と軽量性も誇るシューズとなっています。そして、ミズノの人気サポート機能であるMIZUNO WAVEも搭載しているため、着地時の横ブレを抑えた安定感のある走りが可能となっています。おまけに、アッパーとベロの履き口裏が一体化したガゼットタング構造を採用しているため、足との一体感を感じられるようにフィット性も抜群です。
高クッション&高い安定性&適度な反発&適度な軽量性と非常にバランスの取れたシューズで、フィット感も抜群であるため、初めてのマラソンシューズとしてもオススメです。
ニューバランス フレッシュフォームX 1080 v12
クッション性:○○○○○(5/5)
安定性:○○○○●(4/5)
反発性:○○○○●(4/5)
軽量性:○○○●●(3/5)
海外ブランドの初心者向けランニングシューズを選ぶなら、new balance(ニューバランス)の「FRESH FOAM X 1080(フレッシュフォームX1080)」がオススメ。ニューバランスのフレッシュフォーム1080シリーズは、初心者に人気の高クッションモデルです。
ニューバランスのフレッシュフォームX1080の最大の特徴は、ふかふかの柔らかい履き心地とクセのない滑らかな走り心地を体験出来るところ。ミッドソールにはニューバランスを代表するプレミアムクッショニング素材であるFRESH FOAM Xを搭載しているため、着地時の衝撃からしっかりと足を守ることが出来ます。さらに、ソールはFRESH FOAM Xのみを使った単一素材で出来たソール。複数のパーツを組み合わせた他のシューズとは違い、単一素材特有のクセのない滑らかな履き心地を体験出来ます。また、FRESH FOAM Xの内側と外側で異なるデザインが施されており、このデザインが着地時の安定性を高める役割も担ってくれています。
非常に機能性に優れたシューズですが、海外ブランドながら日本人の足に合いやすい2Eの幅広仕様となっているのも魅力です。
アディダス ソーラーグライド5
クッション性:○○○○●(4/5)
安定性:○○○○●(4/5)
反発性:○○○○●(4/5)
軽量性:○○●●●(2/5)
初心者ランナーから上級者ランナーまで人気のブランドであるadidas(アディダス)のランニングシューズを選ぶなら、「SOLARGRIDE 5(ソーラーグライド5)」がオススメ。 アディダスのソーラーグライドシリーズは、ランニング初心者向けモデルで、マラソン初挑戦者にも人気のモデルです。
アディダスのソーラーグライド5の最大の特徴は、高いクッション性とともに初心者でもスピードを体験出来る適度な反発力も備えたランニングシューズであるところ。ミッドソールにはアディダス独自テクノロジーであり、優れた衝撃吸収性と適度な反発力を備えるBOOSTフォームを搭載しており、初心者が足を守りながらもスピードも出しやすいモデルとなっています。さらに、アディダス独自のサポートパーツであるTORSION SYSTEMをミッドソールに内蔵し、足元の安定性を高める工夫もされています。
ソーラーグライド5はアウトソールに高いグリップ力が特徴のContinentalラバーを搭載しているため、雨の日の濡れた路面でも滑りにくくしっかりと路面を捉えた走りが出来るのも魅力です。
ナイキ エアズームペガサス39
クッション性:○○○●●(3/5)
安定性:○○○●●(3/5)
反発性:○○○○○(5/5)
軽量性:○○○○○(5/5)
初心者ランナーでも、優れた反発力による弾むような走りを体験してみたいという人にはトップランナー御用達のブランドであるnike(ナイキ)の「AIR ZOOM PEGASAS 39(エアズームペガサス39)」がオススメ。ナイキのペガサスシリーズはナイキ一番人気の売れ筋商品で、初心者ランナーから中上級者ランナーまで幅広い走力レベルのランナーに人気のシューズとなっています。
ナイキのエアズームペガサス39の最大の特徴は、初心者にも人気のモデルながらも高い反発性能を誇るところです。ミッドソールにはナイキのREACTフォームを搭載し、優れたクッションとともに弾むような走りを体験出来るようになっています。さらに、前足部とかかと部にZoom Airユニットを搭載し、着地時の衝撃エネルギーへ推進力へと変換する反発力にも優れ、初心者ランナーでもスピードの出しやすいシューズとなっています。軽量性にも優れ、軽くてスピードの出しやすいシューズを履いてみたいという人にぴったりです。
また、ナイキのペガサス39は大人気モデルということもあり、カラー展開も豊富です。デザインもおしゃれでカッコよく、自分好みのカラーのカッコいいシューズを選びたい人にぴったりのシューズとなっています。
ナイキ リアクトインフィニティランフライニット3
クッション性:○○○○●(4/5)
安定性:○○○○●(4/5)
反発性:○○○○●(4/5)
軽量性:○○○○●(4/5)
世界を代表する人気ランニングシューズメーカーであるnike(ナイキ)の高クッションモデルを選ぶなら、「REACT INFINITY RUN FLYKNIT 3(リアクトインフィニティランフライニット3)」がオススメ。
ナイキのリアクトインフィニティランフライニット3の最大の特徴は、ランナーの怪我ゼロをコンセプトに開発された足に優しいシューズであるところ。ミッドソールにはクッション性能に優れたNIKE REACTフォームを搭載し、着地時に優れた衝撃吸収性を発揮し足を衝撃から守ってくれます。さらに、靴底を広めにするなど着地時の安定性を高める工夫も施されています。また、ロッキングチェアのようなユニークなデザインのソールを採用することで、着地から蹴り出しまでの流れをスムーズにし、地面との接地地面を出来るだけ短くし足への負担を減らすようになっているのも特徴です。
様々な点でランナーの足を守るためのナイキのテクノロジーが詰まったシューズであるため、足を守りながらも世界的ブランドであるナイキの厚底ランニングシューズを履きたいという人にオススメです。
ブルックス ゴースト14
クッション性:○○○○○(5/5)
安定性:○○○○●(4/5)
反発性:○○○●●(3/5)
軽量性:○○○○●(4/5)
海外ブランドの高機能ランニングシューズを選ぶなら、BROOKS(ブルックス)の「GHOST 14(ゴースト14)」もオススメ。ブルックスは、日本ではまだ知名度が低いものの、アメリカでは市民ランナーから絶大な人気を誇る米国NO.1ランニングシューズブランドです。そんなブルックスの人気NO.1モデルがゴーストシリーズです。
ブルックスのゴースト14の最大の特徴は、耐久性が高くへたりにくい高機能ミッドソールを採用した高クッションモデルであるところです。ブルックスを代表するミッドソールテクノロジーであるDNA LOFTを100%採用。DNA LOFTは抜群の衝撃吸収性能を誇るのはもちろん、さらに長時間走ってもへたりにくく優れたクッション性能を長く発揮してくれるため、初心者が長距離を走る上で非常に頼りになる一足です。さらにソールは単一ソールであるため、クセがない滑らかな履き心地も魅力的。
また、通気性やフィット性などにも優れ、100年の歴史を誇る老舗ブランドのブルックスらしい非常に完成度の高いランニングシューズとなっています。
ホカオネオネ クリフトン8
クッション性:○○○○○(5/5)
安定性:○○○○●(4/5)
反発性:○○○●●(3/5)
軽量性:○○○○○(5/5)
優れたクッション性能と軽量性両方を求める人には、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)の「CLIFTON 8(クリフトン8)」がオススメ。クリフトンシリーズはホカオネオネのベストセラーシューズで、特に初心者に人気の高クッションモデルです。
ホカオネオネのクリフトン8の最大の特徴は、初心者に嬉しい優れたクッション性能を誇るとともに、250gの軽量性も備えたシューズであるところ。クリフトン8はホカの代名詞ともなっている分厚いミッドソールが特徴。ボリュームたっぷりのミッドソールが高いクッション性能を発揮し、ランナーの足や膝への負担を軽減してくれる作りとなっています。さらに、その厚底からは想像も出来ないぐらい軽いのも特徴です。初心者向けの高クッションモデルとしては業界トップレベルの軽量性を誇るため、初心者向けでも軽いシューズを選びたいという人にぴったりです。
また、クリフトン8はソール形状にロッカー形状を採用しているため、着地から蹴り出しまでの流れがスムーズで、安定感のある走りが出来るともに無駄のない疲れにくい走りが出来るのも魅力的です。
アンダーアーマー UAホバーマキナ3
クッション性:○○○●●(3/5)
安定性:○○○●●(3/5)
反発性:○○○○●(4/5)
軽量性:○○○●●(3/5)
最新のハイテクランニングシューズを試してみたいという人には、UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)の「UA HOVR MACHINA 3(UAホバーマキナ3)」がオススメ。UAホバーマキナは、米国のスポーツメーカーであるアンダーアーマーの人気モデルです。
アンダーアーマーのUAホバーマキナ3の最大の特徴は、スマホアプリと連動するスマート機能を搭載しているところ。シューズのミッドソール内部に独自のセンサーが搭載されていて、スマートフォンアプリであるMAY MY RUと連携することで走った時間や距離、ピッチ、ストライドの長さ、接地時間などのランニングデータを取得し、スマホアプリ上でデータを確認出来る優れたものです。これらのデータは効率良いランニングフォームを身につける上で非常に役立つデータであるため、ガジェット系アイテムが好きという人にはたまらない商品です。
また、シューズの機能面では、ミッドソールにUAホバークッショニングを搭載し衝撃吸収性に優れた作りとなっています。さらに、Pebax推進プレートを搭載し、高いクッション性とともに優れた反発力も兼ね備えた作りとなっています。そのため、スピード感ある走りを期待する人にもオススメです。
オン クラウド5
クッション性:○○○●●(3/5)
安定性:○○○●●(3/5)
反発性:○○○●●(3/5)
軽量性:○○○○○(5/5)
おしゃれなランニングシューズを選びたいという人には、スイス生まれのスポーツシューズブランドであるOn(オン)の「Cloud 5(クラウド5)」もオススメ。クラウドシリーズはOnを代表する超人気モデルです。
オンのクラウド5の最大の特徴は、まるで雲の上を走るかのようなふわふわの柔らかい履き心地と優れた軽量性を誇るところです。ミッドソールにはOn独自のテクノロジーであるCloudTecを搭載しています。CloudTecはクッション性に優れた素材で、これが雲の上を走るかのような最高の履き心地を実現させています。さらに、CloudTecはクッション性が高いにも関わらず軽量性にも優れた素材であるため、優れたクッションとともに軽量性も確保されています。おまけに、Speedboardという反発性に優れた足形プレートも内蔵しているため、適度に反発力を得られスピード感ある走りも体験出来ます。
ソールの独特の形状も含めデザイン性にも優れ、ファッションアイテムとしても人気の高まっているシューズなので、おしゃれなランニングシューズを選びたいという人にもオススメです。
ランニング初心者でも厚底カーボンシューズに挑戦したいならオススメはコレ
アシックス マジックスピード2
クッション性:○○○●●(3/5)
安定性:○○●●●(2/5)
反発性:○○○○○+++(5+++/5)
軽量性:○○○○○+(5+/5)
今、マラソンや駅伝などを始めランニング業界で話題となっているのがカーボンプレート搭載厚底ランニングシューズです。高い反発力による優れた推進力が特徴のシューズで、現在ではほとんどのトップランナーが各社のカーボンプレート搭載厚底シューズを着用しレースへと臨んでいます。そんなカーボンプレート搭載厚底シューズは上級者向けであり、初心者向けではないのですが、どうしてもカーボンプレートの反発力を体験してみたいという人は、asics(アシックス)の「MAGIC SPEED 2(アシックス マジックスピード2)」を選んでみるのがオススメです。
アシックスのマジックスピード2の最大の特徴は、着地時の安定性にも優れ比較的履きこなしやすい厚底カーボンシューズであるところ。そのため、初めて厚底カーボンシューズへと挑戦する人にぴったりです。また、フルレングスのカーボンプレートが内蔵されているにも関わらず定価で1万円台で帰るコスパの良さも魅力です。もし、初心者でもカーボンプレート入りの厚底シューズを履いてみたいという人は、他社のカーボンシューズよりも扱いやすいアシックスのマジックスピード2を選んでみるのがオススメです。
初心者向けの高機能ランニングシューズを準備して、いざ走り出そう!!
これからランニングを始めるなら、ファッションスニーカーとは別に走る専用の靴であるランニングシューズを準備しておきたいところ。さらに言えば、初心者にありがちな怪我から足や膝を守るためにも、長距離を快適に走るためにもクッション性や安定性といった機能性に優れた高機能ランニングシューズを準備してみるのがオススメ。
現在、アシックスやミズノ、ナイキ、アディダス、ニューバランスなど多くのランニングシューズメーカーより初心者向けの高機能なランニングシューズが販売されています。是非、それらの機能性の高いランニングシューズを準備して、それぞれの目標に向かって走り出してみましょう。