ランニングやマラソンで使うGPSウォッチは、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)が人気です。GarminのForerunnerシリーズとCOROSのPACEシリーズはどちらも最新の2周波測位に対応しGPS精度が高く、パフォーマンス向上やトレーニング効率を高めるための機能が多数搭載され、初心者からトップアスリートに至るまで多くのランナーに支持されています。
そんな、ランナーの人気を二分するガーミンとカロスにはどんな違いがあるのか気になるところです。そこで今回の記事では、ガーミンとカロスの最新ランニングウォッチを全10項目で徹底比較し、その違いを紹介しています。最後には、ガーミンとカロス、どっちがおすすめか、どのモデルを選ぶのがおすすめかを紹介しています。初めてのGPSウォッチ選びでガーミンかカロスか迷っている人はもちろん、ガーミンからカロスへの乗り換え或いはカロスからガーミンへの買い替えを検討している人も是非参考にしてみてください。
目次
ランナーに人気の本格ランニングウォッチである、GarminとCOROS
2024年の今、多くのランナーから高い人気を誇るランニングウォッチブランドと言えば、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)です。どちらも、走りながらリアルタイムに信頼性の高い走行距離や走行ペースなどのGPS計測データを確認出来るのはもちろん、目標タイム達成へ向けての先進のトレーニング機能を多数利用出来ます。初めてGPSウォッチを購入する人も、初めてハーフマラソンやフルマラソンに挑戦するマラソン初心者も、フルマラソンでサブ4やサブ3を目指す中・上級者も、相棒となるランニングウォッチはガーミンかカロスを選んでおけば間違いありません。
ランナー人気NO.1のGPSウォッチブランド「Garmin(ガーミン)」
ランニング初心者からマラソン中・上級者に至るまで幅広い走力レベルのランナーから高い支持を集めるランナー人気NO.1のGPSウォッチメーカーが、「Garmin(ガーミン)」です。ガーミンは、1989年に誕生した米国の老舗GPS機器メーカーで、とにかくGPSの補足速度が速く、測位精度が高いと、昔からランナーの間で有名です。各国の衛星即位システムであるGPS(米国)/GLONASS(ロシア)/GALILEO(欧州)/みちびき(日本)に対応し、最新のGNSSマルチバンド技術にも対応し、GPS計測の信頼性はピカイチです。
Forerunnerシリーズは先進トレーニング機能を多数搭載し、マラソントレーニングに便利に使えるのはもちろんのこと、通知機能や音楽再生機能、電子マネー機能、ヘルスケア機能などスマートウォッチとしての機能性も抜群であるため、普段使いもしやすいと評判です。
人気急上昇中の新興GPSウォッチブランド「COROS(カロス)」
ランナー向けGPSウォッチの絶対的存在であるGarmin(ガーミン)の背中を追う形で人気急上昇中の新進気鋭のGPSウォッチメーカーが、「COROS(カロス)」です。カロスは2014年に米国にて生まれた新興GPSウォッチブランドで、元マラソン世界記録保持者であり前人未到の2時間切りへ挑むエリウド・キプチョゲ選手が愛用することで有名です。また、2024年7月には日本を代表するプロマラソンランナーの大迫傑選手とパートナーシップ契約を結び大きな注目を集めています。カロスを代表するロードランナー向けのPACEシリーズは、低価格でありながらもガーミンに匹敵するだけの高い機能性を誇るのが特徴で、市民ランナーの間でも着々と人気を高めています。
GarminとCOROSの最新ランニングウォッチを全10項目で比較
ランナー一番人気のGPSウォッチであるGarmin(ガーミン)のForerunnerシリーズと近年人気急上昇中のCOROS(カロス)のPACEシリーズは一体どんな違いがあるのか気になるところです。そこで、ガーミンの最新GPSウォッチであるForerunner 165・265・965と、カロスの最新GPSウォッチであるPACE 3を全10項目で比較しています。比較項目は、「価格」、「軽量性」、「ディスプレイ性能」、「バッテリー持ち」、「GPS計測精度」、「ランニング機能」、「ナビゲーション機能」、「音楽機能」、「電子マネー機能」、「ヘルスケア機能」です。
【価格の比較】
メーカー | 機種 | 価格 |
---|---|---|
Garmin | 165 | 39,800円 |
165Music | 44,800円 | |
265S | 60,800円 | |
265 | 62,800円 | |
965 | 84,800円 | |
COROS | PACE3 | 33,000円 |
まず、最初にGarmin(ガーミン)とCOROS(カロス)の価格の比較です。価格に関しては、ガーミンと比べてカロスの方が安いです。ガーミンのForerunnerシリーズのエントリーモデル(初級モデル)である165が39,800円に対し、カロスのPACE 3は33,000円とガーミン最安モデルより6,800円も安く買えます。PACE 3は機能面ではForerunnerシリーズのミドルレンジモデル(中級モデル)にも匹敵する機能性となっているため、コストパフォーマンスはカロスが圧倒的です。価格重視で選びたい人はカロスを選んでみるのがおすすめです。
【軽量性の比較】
メーカー | 機種 | 重量 |
---|---|---|
Garmin | 165 | 39g |
165Music | 39g | |
265S | 39g | |
265 | 47g | |
965 | 53g | |
COROS | PACE3 | 30g/39g |
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)の軽量性の比較です。軽量性に関しては、ガーミンよりもカロスの方が優秀です。ガーミンとカロスはともに軽くて耐久性の高い繊維強化ポリマーをケース素材に採用しているため、一般的なスマートウォッチの重量60〜90gと比較し軽いです。ただし、ガーミンの最小重量が39g(Forerunner 165)に対し、カロスは最小重量30g(ナイロンバンドモデル)と、スポーツ用GPSウォッチの中でも圧倒的な軽さを誇ります。日々のマラソントレーニングで快適に走り込むために、マラソン大会本番で1分1秒でもタイムを短縮するために少しでも軽いウォッチが欲しいという人にはカロスがぴったりです。
【ディスプレイ性能の比較】
メーカー | 機種 | ディスプレイ | 解像度 |
---|---|---|---|
Garmin | 165 | 1.2インチAMOLED | 390x390 |
165Music | 1.2インチAMOLED | 390x390 | |
265S | 1.1インチAMOLED | 360x360 | |
265 | 1.3インチAMOLED | 416x416 | |
965 | 1.4インチAMOLED | 454x454 | |
COROS | PACE3 | 1.2インチLCD | 240x240 |
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)のディスプレイ性能の比較です。ディスプレイ性能に関しては、ガーミンの方が高性能です。
カロスは古いLCD(液晶ディスプレイ)を採用しているのに対し、ガーミンは新しいAMOLED(有機ELディスプレイ)を採用しています。AMOLEDは、LCDと比べて色の再現性が高く、画質が鮮やかで綺麗です。画面の明るさも抜群で、LCDでは見にくい早朝や夕暮れ時の薄暗い時間帯や室内でも抜群の視認性を発揮してくれます。視野角が広く、斜めから見た時の視認性も高いです。そのため、ガーミンなら、トレーニング中に計測データを視認しやすいですし、見た目がスタイリッシュになるため普段使いもしやすいです。ただし、人によっては日中の強い日差しの下ではカロスのLCDの方が見やすいと感じる場合もあります。
【バッテリー持ちの比較】
メーカー | 機種 | スマートウォッチモード | GPSモード |
---|---|---|---|
Garmin | 165 | 11日間 | 19時間 |
165Music | 11日間 | 19時間 | |
265S | 15日間 | 24時間 | |
265 | 13日間 | 20時間 | |
965 | 23日間 | 31時間 | |
COROS | PACE3 | 17日間 | 38時間 |
【主なマラソン大会の制限時間】
・ハーフマラソン:2〜3時間
・フルマラソン:6〜7時間
・100kmウルトラマラソン:13〜14時間
・ハセツネCUP:24時間
・UTMF:46時間(170km)/20時間(92km)
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)のバッテリー持ちの比較です。バッテリー持ちに関しては、カロスの方が優秀です。
スマートウォッチモード(普段使い時)ではガーミンの最上位モデルであるForerunner 965が最大23日間と一番バッテリー持ちが良いのですが、ランニングウォッチとして一番重要となるGPS計測時のバッテリー持ちに関してはカロスのPACE 3が最大38時間と一番長持ちの仕様となっています。ガーミンとカロスとともに、各種マラソン大会で十分に使用出来る長時間バッテリーとなっていますが、特にバッテリー持ちの良さを重視して選びたいという人はカロスを選んでおくのが良さそうです。
特に、ハセツネCUP(日本山岳耐久レース)のような制限時間24時間にも及ぶロングレースへ参戦するなら、カロスのような驚異的なバッテリーを搭載したGPSウォッチが安心です。
【GPS計測精度の比較】
メーカー | 機種 | 対応GPS | 2周波GPS |
---|---|---|---|
Garmin | 165 | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき | - |
165Music | - | ||
265S | ○ | ||
265 | ○ | ||
965 | ○ | ||
COROS | PACE3 | GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/みちびき | ○ |
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)のGPS計測精度の比較です。GPS計測精度に関しては、ガーミンとカロスどちらとも優秀です。
ガーミンは主要衛星即位システムである米国のGPS、ロシアのGLONASS、欧州のGALILEO、日本のみちびきに対応し、カロスはそれらに加え中国のBEIDOUに対応しています。さらに、ガーミンとカロスともに、従来のL1信号に加えてL5信号も受信出来るGNSSマルチバンド(2周波GPS)に対応し、一般的なGPSウォッチよりも優れた測位精度を誇ります。どちらも、通常のGPSウォッチでは測位精度が落ちる高い建物が立ち並ぶ都市部のビル街や、木々の多い場所や山間部、渓谷などでも精度の高い測位が可能です。
ただし、老舗GPS機器メーカーというだけであり、利用者の口コミでは、ガーミンの方が僅かにGPSの補足が速く、測位精度も高いとの声が多く、GPSへの信頼性はガーミンの方が上と言えます。
【ランニング機能の比較】
メーカー | 機種 | ランニング・トレーニング機能 |
---|---|---|
Garmin | 165 265 965 | 心拍ゾーン/VO2MAX/リカバリータイム/レース予想タイム/PacePro/ランニングダイナミクス/ランニングパワー/トレーニング効果/モーニングレポート/レースウィジェット/HRVステータスなど |
265 965 | トレーニングレディネス/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング負荷バランス/乳酸閾値など | |
965 | リアルタイムスタミナ/暑熱と高度への適応/ClimbProなど | |
COROS | PACE3 | 心拍ゾーン/VO2MAX/リカバリー時間/ペース予測/ランニングパフォーマンス/トレーニング負荷/トレーニング焦点/体感疲労度/ランニングパワー/トレーニング効果など |
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)のランニング・トレーニング機能の比較です。ランニング・トレーニング機能に関しては、ガーミンとカロスともに優秀です。どちらもトップアスリートも愛用するGPSウォッチだけあって、日々のトレーニングやマラソン大会本番で便利に活用出来る専門性の高いランナー向け機能が多数搭載されています。そのため、どちらを購入しても、初心者から上級者ランナーまで、特に機能性に不満を感じることはないでしょう。
ただし、ガーミンの方が独自機能が多く、先進トレーニング機能を取り入れるのも早いため、いち早く最新機能を試したい人はガーミンの方がおすすめです。また、それぞれコーチから専門的なアドバイスとトレーニングプランを受け取れる機能としてGarminコーチ機能、COROSコーチ機能を搭載していますが、ガーミンは日本語対応に対しカロスは英語のみです。そのため、初心者にはガーミンの方が安心です。カロスはエリウド・キプチョゲ選手所属のNN RUNNING TEAMも採用するトレーニング分析ツールであり、PCツールである「COROS TRAINING HUB(カロストレーニングハブ)」を活用することで、より深い分析が出来るなど、どちらかというと玄人好みです。
【ナビゲーション機能の比較】
メーカー | 機種 | コースナビ | 地図表示 |
---|---|---|---|
Garmin | 165 | ○ | - |
165Music | ○ | - | |
265S | ○ | - | |
265 | ○ | - | |
965 | ○ | ○ | |
COROS | PACE3 | ○ | - |
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)のナビゲーション機能の比較です。ナビゲーション機能に関しては、ガーミンの方が優秀です。
ガーミンのForerunnerシリーズとカロスのPACEシリーズはいずれもほとんどのモデルが地図表示機能には対応していないものの、ガーミンのハイエンドモデルである965のみフルカラー詳細地図表示に対応しています。車のカーナビのように地図上でルート表示出来るため、知らない土地で走る際も安心です。また、登山道にも対応し、登山やハイキング、トレランでも便利に活用出来ます。
また、地図を伴わないコースナビゲーションなら、965以外のガーミンのForerunnerシリーズも、カロスのPACEシリーズも対応しています。どちらもスマホアプリ上でルートを作成しそれをウォッチへと転送し画面上にコース表示が出来ます。ルートから外れた場合のアラート機能や、目的地までの距離を示す機能、スタート地点に戻る機能もあり、地図表示機能がなくとも知らない町でのランでも、トレランでも十分に便利に活用出来ます。
【音楽機能の比較】
メーカー | 機種 | 保存曲数 | 音楽アプリ |
---|---|---|---|
Garmin | 165 | - | Amazon Music/LINE MUSIC/Spotify/AWA |
165Music | 450曲 | ||
265S | 500曲 | ||
265 | 500曲 | ||
965 | 2000曲 | ||
COROS | PACE3 | ? | - |
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)の音楽機能の比較です。音楽機能に関しては、ガーミンの方が優秀です。
ガーミンとカロスともに時計本体への楽曲データの保存に対応し、スマホなしで音楽再生が可能です。しかし、保存方法に違いがあり、カロスは時計をPCとケーブルで繋ぎPCから音楽データを取り込むのに対し、ガーミンはAmazon MusicやLINE MUSIC、Spotifyなどの音楽アプリで作成したプレイリストを同期する形でPCを使わずに時計内に音楽を保存することが可能です。ガーミンの方が音楽保存の手間が楽で、さらに音楽配信サービス内にある最新ソングから懐かしの曲まで数千万以上の曲の中から好きな曲を選べるというメリットがあります。おまけに、ガーミンの方が内蔵メモリが大きく、より多くの曲を保存出来るようになっています。ただし、Amazon MusicやLINE MUSIC、Spotifyをガーミンウォッチでオフライン再生させるためには、それぞれの音楽配信サービスへのサブスプ契約が必要です。
【電子マネー機能の比較】
メーカー | 機種 | 対応電子マネー |
---|---|---|
Garmin | 165 | Suica/Visaタッチ決済 |
165Music | ||
265S | ||
265 | ||
965 | ||
COROS | PACE3 | - |
次に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)の電子マネー機能の比較です。電子マネーに関しては、カロスは非対応で、ガーミンのみ対応です。ガーミンは、Garmin Pay(ガーミンペイ)とGarmin Pay Suica(ガーミンペイスイカ)を搭載し、Visaタッチ決済とSuicaを利用出来ます。特にSuicaが便利で、お金を持参することなく、自動販売機やコンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店など幅広いお店にて買い物や飲食が出来ます。当然、電車やバスも利用出来るため、Suicaはすごく便利です。また、Visaタッチ決済の方は、PayPay銀行のVisaデビットカードやソニー銀行のSony Bank WALLET、三菱UFJ銀行の三菱UFJ-VISAデビットなどの一部のカードのみの対応です。
【ヘルスケア機能の比較】
メーカー | 主な健康機能 |
---|---|
Garmin | 心拍数/安静時心拍数/異常心拍アラート/睡眠時間/睡眠ステージ/睡眠スコア/血中酸素濃度/ストレス/リラックスリマインダー/呼吸数/Body Battery/フィットネス年齢/水分補給トラッキング/女性のための健康トラッキング |
COROS | 心拍数/安静時心拍数/睡眠時間/睡眠ステージ/血中酸素濃度/ストレス/呼吸数 |
最後に、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)のヘルスケア機能(健康機能)の比較です。ヘルスケア機能に関しては、ガーミンの方が優秀です。
カロスは心拍数や睡眠時間、睡眠ステージ、血中酸素濃度、ストレスなどの定番どころの健康機能は一通り網羅していますが、ガーミンはそれらに加えてさらに充実した機能性となっています。ガーミンの健康機能には、通常時に1分あたりの心拍数が異常値を示した際に知らせる「異常心拍アラート」、睡眠の質を数値化する「睡眠スコア」、カラダのエネルギー残量を示す「Body Battery」、実年齢に対して体が若いのか老いているのか確認できる「フィットネス年齢」など、カロスにはない魅力的で、安心感のある健康機能が多数揃っています。さらに、これらの健康機能を時計上で分かりやすく表示されるのもガーミンの魅力です。日々の健康管理デバイスとしても活用予定なら、ガーミンの方がおすすめです。
GarminとCOROSの最新ランニングウォッチのスペック比較表
メーカー | GARMIN | COROS | ||
---|---|---|---|---|
機種 | Forerunner165 | Forerunner265 | Forerunner965 | PACE3 |
発売日 | 2024年2月29日 | 2023年3月2日 | 2023年4月4日 | 2023年9月 |
価格 | 39,800円 | 62,800円 | 84,800円 | 33,000円 |
サイズ | 43x43x11.6mm | 46.1x46.1x12.9mm | 47.2x47.2x13.2mm | 41.9x41.9x11.7mm |
重量 | 39g | 47g | 53g | 30g/39g |
ベゼル | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | チタン | 繊維強化ポリマー |
バンド | シリコン | シリコン | シリコン | ナイロン/シリコン |
ディスプレイ | MIP | AMOLED | AMOLED | LCD |
画面サイズ | 1.2インチ | 1.3インチ | 1.4インチ | 1.2インチ |
画面解像度 | 390x390 | 416x416 | 454x454 | 240x240 |
カラー表示 | ○ | ○ | ○ | ○ |
タッチスクリーン | ○ | ○ | ○ | ○ |
防水 | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 5ATM |
バッテリー | 11日間 | 13日間 | 23日間 | 17日間 |
バッテリー(GPS) | 19時間 | 20時間 | 31時間 | 38時間 |
内蔵メモリ | 4GB | 8GB | 32GB | 4GB |
音楽保存 | ○ (450曲) ※Musicモデルのみ | ○ (500曲) | ○ (2000曲) | ○ |
Suica決済 | ○ | ○ | ○ | - |
心拍計 | ○ | ○ | ○ | ○ |
血中酸素濃度 | ○ | ○ | ○ | ○ |
睡眠計 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ストレスレベル | ○ | ○ | ○ | ○ |
GPS | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき | GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/みちびき |
GNSSマルチバンド | - | ○ | ○ | ○ |
気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | ○ |
コンパス | ○ | ○ | ○ | ○ |
コースナビゲート | ○ | ○ | ○ | ○ |
地図表示 | - | - | ○ | - |
GarminとCOROSの最新ランニングウォッチ、選ぶならどっちがおすすめ??
Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)、最終的にはどっちがおすすめか気になるところです。基本的には、価格最優先でランニング専用GPSウォッチが欲しい人には、カロスがおすすめです。そして、機能性を重視する人や、ランニングだけではなく健康管理用に普段使い用にも使いたいという人には、ガーミンがおすすめです。
コスパで選ぶなら、COROSがおすすめ
とにかく価格が安いランニング用GPSウォッチが欲しいという人は、COROS(カロス)を選んでみるのがおすすめです。カロスのPACEシリーズは、ガーミンのForerunnerシリーズのエントリーモデル以下の価格でタッチ操作、2周波GPS、1日以上のGPS計測、音楽再生、専門性の高いトレーニング機能に対応した高機能GPSウォッチが買えるため、間違いなくコスパ最強のランニングウォッチです。信頼性のあるGPSが使えればそれで十分という初心者にも、高機能で価格が安いモデルが欲しいという学生さんにもおすすめです。また、世界最強マラソン軍団であるNNマラソンチームも採用するトレーニングツール「カロストレーニングハブ」を活用し計測データを深く分析出来るのも魅力的で、GPSウォッチを何個も使い倒している玄人にもおすすめです。
PACE 3
カロスのランニングウォッチを選ぶなら、カロスのランナー向けGPSウォッチであるPACEシリーズの最新作である「PACE 3」がおすすめです。
機能性で選ぶなら、Garminがおすすめ
機能性の高いGPSウォッチを選ぶなら、Garmin(ガーミン)を選んでみるのがおすすめです。ガーミンは、明るくて色鮮やかなAMOLEDディスプレイを採用し、便利な音楽再生や電子マネーにも対応し、普段使いしやすいのが魅力的です。睡眠スコアやボディバッテリー、フィットネス年齢などヘルスケア機能も非常に充実し、健康管理用スマートウォッチとしても便利に活用出来ます。そして、GPSの補足速度や測位精度もピカイチで、ランニング・トレーニング機能も非常に充実し、UIも分かりやすく、高機能かつ使い勝手抜群のGPSウォッチとなっています。ラインナップも豊富で、ランニング初心者からマラソン上級者まであらゆるランナーにおすすめです。利用者も圧倒的に多く、最初のGPSウォッチとしてはガーミンを選んでおくのが安心です。
Forerunner 165
ガーミンを選ぶなら、まずは2024年最新エントリーモデルである165が一押しです。ランニング・マラソン初心者の最初のGPSウォッチにぴったりです。
Forerunner 165 Music(音楽再生対応モデル)
音楽を聴きながら走りたい人には、Forerunner 165 Musicがおすすめです。ガーミンのエントリーモデルに音楽再生機能がプラスされたモデルで、ガーミンの音楽再生対応モデルでは一番安く買えるモデルです。
Forerunner 265
ランニング・マラソンの中・上級者向けのモデルが欲しいという人には、ガーミンのミドルレンジモデルであるForerunner 265がおすすめです。GNSSマルチバンド測位に対応し、エントリーモデルと比較しより測位精度の高いGPS計測結果を得ることが出来ます。さらに、上位モデル限定のトレーニング機能もあり、中・上級者にとって非常に満足度の高い機種です。
Forerunner 265S(コンパクトモデル)
ガーミンのミドルレンジモデルである265を選びたいという女性には、コンパクトモデルである265Sがおすすめです。265と同じ機能性で、サイズがコンパクトになっているため、女性の手元にぴったりです。カラーもおしゃれで可愛い女性向けのカラーラインナップとなっています。
Forerunner 965
トレランやトライアスロンに挑戦するよりアクティブな人には、ガーミンのハイエンドモデルであるForerunner 965がおすすめです。最上位モデル限定の地図表示機能や、登り区間の管理に役立つClimbProを搭載し、トレラン用としても便利なGPSウォッチとなっています。バイクやスイム機能も充実しトライアスロンに挑戦する人にもぴったりです。また、ゴルフ機能が充実しており、ゴルフを楽しむ人にもおすすめです。
ガーミンとカロスの最新ランニングウォッチを相棒に、目標へ向かって走ろう!!
Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)の最新ランニングウォッチは、どちらもGPS計測精度が高く、豊富なトレーニング機能を有し、初心者から上級者に至るまであらゆるランナーにおすすめ出来ます。初心者ランナーなら、初めてのフルマラソン完走に多いに役立つことですし、中・上級者ランナーなら、目標のサブ4やサブ3.5、サブ3の達成において強力なパートナーとなるはずです。
ガーミンか、カロスか、是非自分の好みに合う方、直感的に使いたいと思う方を相棒として選び、その最高の相棒とともにそれぞれの目標へ向かって頑張ってみましょう。ガーミンとカロスどちらを選んでもきっとそれぞれの目標への大きなアシストとなるはずです。