中学校や高校で砲丸投げや円盤投げ、ハンマー投げ、やり投げなどの投擲種目を始めるなら、陸上投擲用スパイク(シューズ)を準備してみるのがおすすめです。砲丸投げややり投げなど、投擲種目に特化した専門性の高いスパイク(シューズ)を履くことで、一般的なアップシューズやオールラウンドモデルのスパイクよりも、正しいフォームで効率よくパワーを伝え砲丸ややりを遠くに投げられるようになります。そもそも、投擲用スパイク(シューズ)は他とは作りが全く異なるため、中・上級者はもちろんのこと、初心者も最初から投擲用スパイク(シューズ)を選ぶことが大切です。
今回の記事では、陸上投擲種目を頑張る部活生(中学生・高校生)向けに、陸上投擲用スパイク(シューズ)のおすすめを紹介しています。サークルから行われる投擲種目(砲丸投げ・円盤投げ・ハンマー投げ)、助走路から行われる投擲種目(やり投げ)、それぞれ種目別におすすめの専用スパイク(シューズ)を紹介しています。試合用(オールウェザー専用)だけではなく、学校での練習でも使える土兼用スパイクも紹介しています。投擲初心者の新1年生はもちろんのこと、中・上級者の2年生、3年生も次の投擲用スパイク(シューズ)選びに是非参考にしてみてください。
目次
陸上投擲用スパイクとは

陸上投擲用スパイク(シューズ)とは、砲丸投(砲丸投げ)や円盤投(円盤投げ)、ハンマー投(ハンマー投げ)、やり投(やり投げ)などの陸上投擲種目にて着用する競技用シューズのことです。一般的な陸上スパイクが効率よく前へと進む推進力に優れた作りとなっているのに対し、投擲用スパイク(シューズ)はサークル内で効率よく回転し、パワーを効率よく上半身に伝えられる構造となっているのが最大の特徴です。助走路を走るやり投げ用のスパイクにはつま先からかかとまでスパイクピンがありますが、サークル内で回転動作をする砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ用のシューズにはスパイクピンが付いていないのも特徴です。これら専用のスパイク(シューズ)を着用することで、正しい動作で怪我を防止つつ、砲丸ややりをより遠くへと投げることが出来、好記録や高順位が期待出来ます。
陸上投擲用スパイクの選び方【砲丸投げ・円盤投げ・ハンマー投げ・やり投げ】

陸上投擲用スパイク(シューズ)は、サークルから行われる投擲種目(砲丸投げ・円盤投げ・ハンマー投げ)用シューズと、助走路から行われるやり投げ用スパイクの2種類あります。
砲丸投げ・円盤投げ・ハンマー投げ用スパイクの選び方
砲丸投げ用シューズ、円盤投げ用シューズ、ハンマー投げ用シューズは、サークル内でのスムーズな回転動作のためスパイクピンのない競技用シューズとなっています。3種目の中で最も競技人口の多い砲丸投げは、日本人選手に定番の投げ方であるグラインド投法と、海外のトップ選手が実践する回転投法の2つの投法があり、それぞれに適したシューズ選びがあります。中学生・高校生にお馴染みのグラインド投法にはソールがフラットなモデルがおすすめで、難易度の高い回転投法へ挑戦するならソールのエッジがラウンド形状のモデルがおすすめです。また、砲丸投げなら、スムーズな回転動作を行うためにソールのエッジが丸まっているものがおすすめです。ハンマー投げなら、回転動作を制御しやすいように滑りすぎないソールのものがおすすめです。
やり投げ用スパイクの選び方
砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げは同じシューズで対応できますが、やり投げは投擲種目において唯一助走路を走る種目のため、靴底にスパイクピンを備えたやり投げ用スパイクが必要です。やり投げでは投擲時にかかとから接地してブレーキをかけるため、必ずかかとにもスパイクピンがあるやり投げ専用スパイクを着用することが大事です。(通常の陸上スパイクにはかかとにスパイクピンがないので、滑って大怪我する可能性があります。)また、やり投げ用スパイクの中でも、怪我防止や、パワーを効率よく上半身へと伝えるために、ハイカットモデルを選ぶのがおすすめです。
陸上投擲用スパイクのおすすめ【砲丸投げ・円盤投げ・ハンマー投げ用】
ミズノ フィールドジオTH

中学校や高校へ入学し、陸上部へ入部して陸上投擲種目(砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ)に挑戦したいという初心者の最初の一足目には、投擲初心者一番人気の投擲シューズであるmizuno(ミズノ)の「FIELD GEO TH(フィールドジオTH)」がおすすめです。
ミズノのフィールドジオTHの最大の魅力は、投擲初心者の最初の一足目にぴったりな高コスパで扱いやすい、砲丸投げ・円盤投げ・ハンマー投げ対応の投擲シューズである点です。投擲シューズとして人気の高いメーカーであるミズノのエントリーモデルであり、定価1万円台前半(市場価格1万円以下)で買える非常にお買い得なモデルです。ソールは適度に曲がりやすいため、陸上初心者や投擲初心者の新1年生でも違和感なく着用出来ます。アッパーにはミズノのベルト構造を採用し、フィット感やサポート力も抜群です。
ソールがほぼフラットな設計となっているため、砲丸を始める中学生・高校生の最初の一足目として最適です。一般的なグラインド投法で扱いやすく、これから砲丸に挑戦するならまず最初の一足目として選んでおいて間違いのないシューズです。

アシックス ヒートスロー2

砲丸投げや円盤投げ、ハンマー投げに挑戦するにあたり、初心者向けの投擲シューズを選ぶなら、asics(アシックス)の「HEAT THROW 2(ヒートスロー2)」もおすすめです。
アシックスのヒートスロー2の最大の魅力は、初心者向けでありながらもしっかりと回れるシューズで、回転投法での砲丸投げや円盤投げ、ハンマー投げでも使いやすいエントリーモデルである点です。フラットソールを採用し、エッジは丸みのある設計となっているため、スムーズに回転出来る投擲用シューズとなっています。ソールはやや硬めの素材を採用し、地面からの反発力を活かした力強い投擲が可能となっています。初心者ながらも、ある程度筋力に自信があるという人にもおすすめ出来るエントリーモデルです。
砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げに挑戦する人の最初の一足目におすすめ。特に、砲丸投げなら、回転投法にも挑戦してみたい人にもおすすめです。

フィールドジオTHとヒートスロー2の違いは??
砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、この3種目に挑戦する投擲初心者に人気の高いモデルである、ミズノのフィールドジオTHとアシックスのヒートスロー2の大きな違いは、ソールの硬さ。フィールドジオTHの方が屈曲性に優れるため初心者でも扱いやすく、万人におすすめ。ヒートスロー2はやや硬めのソールであり、地面からの反発力を活かした投擲が可能なので、筋力にはある程度自信がある人におすすめ。また、砲丸投げなら、グラインド投法で使いやすいのはフィールドジオTH、回転投法で使いやすいのはヒートスロー2。
ミズノ フィールドジオRDジャパン

砲丸投げ中・上級者の投擲シューズとしては、mizuno(ミズノ)の上位モデルである「FIELD GEO RD JAPAN(フィールドジオRDジャパン)」がおすすめです。
ミズノのフィールドジオRDジャパンの最大の魅力は、国内のトップ選手も愛用する中・上級者向け投擲シューズのド定番な高機能モデルである点です。イザナテープや三軸織物を採用したり、接地面積の広いソールを採用したりと安定性が高く、地面を強く蹴りパワーを上半身へと効率よく伝えられるシューズとなっているため、グラインド投法での砲丸投げに最適な中・上級者向けモデルとなっています。また、ソール底の滑りもよく、高い回転技術を習得した選手なら、回転投法の砲丸投げや円盤投げ、ハンマー投げでも、より上のレベルを目指すことが出来ます。
グラインド投法での砲丸投げでより好記録を目指したい中・上級者におすすめ。また、回転技術に自信がある円盤投げ、ハンマー投げの選手にもおすすめです。

アシックス スロープロ3

砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ向けの中・上級者モデルを選ぶなら、asics(アシックス)の「THROW PRO 3(スロープロ3)」もおすすめです。
アシックスのスロープロ3の最大の魅了は、スムーズな回転動作でパフォーマンスをサポートするソールデザインを採用した回転投法向けシューズである点です。回転のしやすさと重心のコントロールをキーワードに開発されたアウトソールを採用し、こまのように速く回ることが出来るため、回転投法の砲丸投げや円盤投げ、ハンマー投げに適したシューズとなっています。
スムーズな回転をアシストしてくれるため、まだ回転技術に不安があるという人にもおすすめ出来ます。

フィールドジオRDジャパンとスロープロ3との違いは??
投擲中・上級者向けのシューズであるミズノのフィールドジオRDとスロープロ3の大きな違いは、グラインド投法向きか、回転投法向きか。砲丸投げでグラインド投法ならフラットソールのフィールドジオRDがおすすめ。回転投法の砲丸や円盤投げ、ハンマー投げならスムーズな回転動作をサポートしてくれるスロープロ3がおすすめ。
陸上投擲用スパイクのおすすめ【やり投げ用】
アシックス ヒートフライ2

高校でやり投げを始めるなら、最初の一足目としてはasics(アシックス)のやり投げのエントリーモデルである「HEAT FLY 2(ヒートフライ2)」がおすすめです。
アシックスのヒートフライ2の最大の魅力は、放課後の練習でも週末の試合でも使える土・オールウェザー兼用スパイク(練習・試合兼用スパイク)である点です。スパイクピンを変えることで、学校の土のグランドでも使えるし、競技場のオールウェザー助走路でも使えるため、やり投げをする選手なら絶対に一足は持っておきたいスパイクです。エントリーモデルですが、高い安定感があり、助走から投擲動作までしっかりとサポートしてくれます。
やり投げをするならやり投げ専用スパイクが絶対に必要になるため、練習でも試合でも使えるこのスパイクはまずは最初に買っておきたいスパイクです。

ミズノ フィールドジオJTジャパン

本格的なやり投げ専用スパイクが欲しいという中・上級者には、mizuno(水の)の大人気やり投げスパイクである「FIELD GEO JT JAPAN(フィールドジオJTジャパン)」がおすすめです。
ミズノのフィールドジオJTジャパンの最大の魅力は、日本人のやり投げ選手の中で圧倒的に高いシェアを誇る超人気の高機能な上位モデルである点です。やり投げ選手なら、中・上級者向けスパイクとしてこのスパイクを選んでおけば間違いないと言われるぐらい、軽量性、弾みやすさ、止まりやすさ、クロスステップしやすさの全てにおいてバランスのよい、完成度の高いやり投げスパイクに仕上がっています。特に、最後の壁を作り力が圧倒的なので、やり投げ専用スパイクを選ぶなら、このスパイクが間違いなくおすすめです。

アシックス ジャベリンプロ4

中・上級者向けのやり投げスパイクを選ぶなら、asics(アシックス)の「JAVELIN PRO 4(ジャベリンプロ4)」もおすすめです。
アシックスのジャベリンプロ4の最大の魅力は、助走のスピードを活かした投擲が出来るやり投げ専用スパイクである点です。反発力の高いソールを採用し、スピードを落とすことなく助走しやすいスパイク。左足はミドルカット、右足はローカットのアシンメトリーデザインを採用し、クロスステップも行いやすく、ブロック動作もしっかりとサポートしてくれます。
スピードを活かした投擲がしたい人におすすめ。

フィールドジオJTジャパンとジャベリンプロ4の違いは??
やり投げ専用スパイクであるフィールドジオJTジャパンとジャベリンプロ4の大きな違いは、強みの違い。フィールドジオJTジャパンはブロック足の安定感が秀逸。ジャベリンプロ4は反発力が強い設計。パワーを武器にするならフィールドジオJTジャパン、スピードを武器にするならジャベリンプロ4。
最高の投擲用スパイクを見つけて、好記録や高順位を目指そう!
陸上投擲種目の砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、やり投げ、それぞれの種目に適した専用スパイクを選ぶことで、より遠くに投げられるようになります。投擲用スパイクは、asics(アシックス)やmizuno(ミズノ)などの陸上スパイクメーカーがさまざまなタイプのモデルを販売しています。それらの中から自分に合った最高のスパイクを見つけて、好記録や高順位を目指してみましょう。
