陸上中長距離用ランニングシューズのおすすめ

【2025最新】陸上中長距離用ランニングシューズのおすすめ14選【中学生・高校生必見】

更新日: 著者:RUNNAL編集部

中学校や高校へ入学し、陸上競技の中距離種目(800m・1500m)や長距離種目(3000m・5000m・3000mSC)を始めるなら、まずは陸上中長距離用ランニングシューズを用意してみるのがおすすめです。陸上中距離選手や長距離選手は毎日の練習で高クッションのランニングシューズをアップシューズやトレーニングシューズとして着用しますし、冬場には高反発のランニングシューズを駅伝シューズやロードレース用レーシングシューズとしても活用します。

今回の記事では、陸上部の中長距離パートの中学生や高校生向けに、陸上中長距離用ランニングシューズのおすすめを紹介しています。アップやジョグ、距離走にぴったりなクッション性の高いアップシューズ(トレーニングシューズ)から、駅伝大会やロードレースで速く走れる厚底レーシングシューズ、さらにはトラック競技で陸上スパイク代わりに使える陸上ルール適合シューズまで、様々なタイプの陸上中長距離用ランニングシューズを紹介しています。部活での練習用に、試合用にぴったりな長距離用ランニングシューズを探しているという人は是非参考にしてみてください。

※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がRUNNALに還元される場合があります。

陸上中長距離を始めるなら、陸上スパイクとは別にランニングシューズが必須!

長距離用シューズを履いた陸上選手の足元

学校の部活動で陸上競技の中距離種目(800m・1500m)や長距離種目(3000m・5000m・10000m・3000mSC)に取り組むなら、試合用シューズである陸上中長距離用スパイクとは別に、普段の練習で着用するための陸上中長距離用ランニングシューズが必須です。

走る距離の短い陸上短距離パートの選手だと試合でも練習でも陸上スパイクを履いて走りますが、走る距離の長い陸上中長距離パートの選手は普段の練習では一般的なランニングシューズを履いて走ります。ウォーミングアップやクールダウン、ジョグ系練習である距離走やLSDはもちろんのこと、スピード系ポイント練習であるインターバルやレぺティション、ペース走でもノンスパイクのランニングシューズを使用します。運動未経験の小学生や中学1年生なら、試合でもスパイク代わりにランニングシューズを着用する選手も多いですし、冬場には駅伝用シューズとしてロードレース用シューズとしても活用するなど、中長距離ブロックの選手にとっては陸上スパイク以上にランニングシューズが重要な存在となります。

陸上中長距離用ランニングシューズは大きく2種類

タータントラック上でランニングシューズを履く陸上選手

陸上中長距離(800m・1500m)や陸上長距離(3000m・5000m・3000mSC)を専門種目とする陸上中長距離選手向けのランニングシューズは大きく分けると、毎日の練習で着用するクッション性重視のランニングシューズである「アップシューズ(トレーニングシューズ)」と、大会で使用する反発力重視のランニングシューズである「レーシングシューズ」の2種類あります。さらに、レーシングシューズは、駅伝大会やロードレース大会で使えるロード用レーシングシューズと、トラック種目でスパイク代わりに使えるトラック用レーシングシューズの2種類に分けることが出来ます。

①アップシューズ

長距離用トレーニングシューズ

中学校や高校へ入学し、陸上部へ入部する新1年生が絶対に最初に買っておきたいのが、「アップシューズ(トレーニングシューズ)」です。陸上中長距離向けのアップシューズは、陸上中長距離パートの選手が普段の放課後の練習で着用するランニングシューズです。

陸上中長距離用アップシューズは、靴底のクッション性と安定性が高く、ジョグや距離走などの練習における足への負担を軽減出来るのが最大の特徴です。また、適度に軽量性と反発力にも優れているため、流しでもインターバル走でもペース走でもしっかりとスピードを出すことが出来ます。さらに、部活用アップシューズは一般的なランニングシューズよりも価格が安く、耐久性に優れるなどコストパフォーマンスが高いのも魅力的です。アップシューズは基本的には練習用ですが、長距離初心者は、足への負担を考慮し、冬場の駅伝大会やロードレース大会にてこのアップシューズをレーシングシューズ代わりとして履くのもおすすめです。

②レーシングシューズ

長距離用レーシングシューズ

中学校や高校で本格的に陸上中長距離種目に取り組む中級者・上級者レベルの選手は、アップシューズ(トレーニングシューズ)とは別に、「レーシングシューズ」を準備してみるのがおすすめです。陸上中長距離向けのレーシングシューズは、主に冬場に開催される駅伝大会やロードレース大会(3km/5km/10kmなど)などの大会で使用するランニングシューズです。

陸上中長距離用レーシングシューズは、アップシューズよりも軽くて反発力が高いため、長距離をより速く走れるのが最大の特徴です。駅伝大会やロードレースでもより速いタイム、より高い順位を目指すなら、大会本番はアップシューズではなくレーシングシューズを履いて走るのがベストです。また、アップシューズよりも速いスピードを出せるシューズであるため、インターバル走やレペティションなどのスピード練習用シューズとして、ペース走やビルドアップ走などのポイント練習用シューズとして活用するのもおすすめです。

ロード用レーシングシューズ

厚底ランニングシューズ

陸上中長距離用レーシングシューズは、ロード用レーシングシューズとトラック用レーシングシューズの2種類あります。ロード用レーシングシューズは、ロードで開催される駅伝大会やロードレース大会などで着用する陸上長距離用シューズです。近年は特に、軽量高反発素材を採用した分厚いミッドソールにしなり剛性の高いカーボンファイバープレートを挟み込んだ“厚底シューズ”が中学生や高校生の駅伝シューズとして、ロードレースシューズとして人気です。高いクッション性で足への負担が軽減出来るとともに、カーボンプレートによる爆発的な推進力が得られるのが特徴で、箱根駅伝を走る学生ランナーではほぼ100%、全国高校駅伝や全国中学駅伝を走る高校生や中学生でも多くの選手が厚底シューズを着用しています。

トラック用レーシングシューズ

薄底ランニングシューズ

トラック用レーシングシューズは、陸上競技場のタータントラック上で開催されるトラック種目にて着用する陸上中長距離用シューズです。靴底のソールが20mm以下の薄底シューズで、世界陸連の定める陸上シューズルールに対応し、陸上中長距離用スパイクの代わりに中長距離種目(800m〜10000m)の競技用シューズとして使えるのが最大の特徴です。また、薄底で短い距離でスピードを出しやすいため、インターバル走やレペティションなどのスピード練習用シューズとしても人気が高いです。さらに、接地感覚を養いやすい、足を鍛えられるなどの厚底シューズにはないメリットが多数あり、ペース走や距離走で活用する選手もいます。

陸上中長距離用ランニングシューズの規程【2025年最新版】

陸上競技場に立つ陸上選手の足元

陸上中長距離用シューズを選ぶ上で絶対に知っておきたいのが、世界陸連の「WA規則TR5(テクニカルルール第5条)」です。これは陸上競技大会で使用出来る競技用シューズのソールの厚みの上限値を規程したものです。つまり、この上限値を上回るシューズは大会では使用出来ず、失格の対象となります。このルールは世界大会や日本のトップ選手向けの大会だけではなく、日本の中学や高校、大学の陸上競技大会でも適用されます。

  • トラック競技:ソール厚み20mm以下
  • 駅伝/ロードレース:ソール厚み40mm以下
  • クロスカントリー:ソール厚み40mm以下(スパイクの場合は20mm以下)

参照元:シューズ規則について|日本陸上競技連盟

このルールにより、陸上競技場のタータントラック上で開催される陸上中距離種目(800m・1500m)と長距離種目(3000m・5000m・10000m・3000mSC)で使用出来るのは、靴底の厚みが20mm以下のシューズのみとなります。厚底ランニングシューズはもちろんのこと、市販されているランニングシューズのほとんどがこの厚み規定に引っかかり試合(トラックレース)で使用出来ません。トラック用レーシングシューズを購入するなら、必ず試合で着用可能な20mm以下であるかどうか確認が必要です。ただし、大会の試合前の練習で着用するアップシューズに関してはこの規定の対象外であり、どんなランニングシューズでもOKです。

また、ロードで開催される駅伝大会やロードレースに関しては、トラック競技よりも規程の緩い厚み40mm以下となっています。そのため、アシックスのメタスピードシリーズやナイキのヴェイパーフライシリーズのようなカーボンプレート入り厚底ランニングシューズはもちろんのこと、ほとんどのランニングシューズが使用可能です。

陸上中長距離用アップシューズのおすすめ【練習用】

アシックス ハイパースピード4

アシックス ハイパースピード4

中学校・高校の陸上部に入部し、陸上中距離種目(800m・1500m)や陸上長距離種目(3000m・5000m・3000mSC)を始めるなら、普段の練習用の長距離シューズとして、asics(アシックス)の人気部活シューズである「HYPER SPEED 4(ハイパースピード4)」を選んでみるのがおすすめです。

アシックスのハイパースピード4の最大の特徴は、中長距離パートの練習に最適な厚底シューズが約1万円で買える圧倒的なコスパです。近年の流行りである厚底ソールを採用しクッション性が高いため、長距離の練習に最適です。ミッドソール素材は柔らか過ぎないFLYTEFOAMを採用しているため、スピードコントロールもしやすく、どんな練習でも使いやすいです。ソールには、前足部が反り上がった形状のガイドソールテクノロジー搭載し、靴が転がるようにぐいぐいと前へ前へと進めるのも特徴です。さらに、耐久性に優れた作りとなっている点も、毎日ハードな練習をこなす中学生や高校生、大学生には嬉しいところです。

アシックス ハイパースピード4

【メンズ用】
商品名:ASICS HYPER SPEED 4(アシックス ハイパースピード4)
参考価格:10,890円
サイズ:24.5-32.0cm
幅:2E

アシックス ハイパースピード4(レディース)

【レディース用】
商品名:ASICS HYPER SPEED 4(アシックス ハイパースピード4)
参考価格:10,890円
サイズ:22.5-26.5cm
幅:E

アシックス ライトレーサー6

アシックス ライトレーサー6

陸上部へ入部し、陸上中・長距離種目に興味があるけど、短距離種目にも興味があり、まだどれを専門にするか分からないという人には、こちらもasics(アシックス)の部活生定番シューズである「LYTERACER 6(ライトレーサー6)」がおすすめです。

アシックスのライトレーサー6の最大の特徴は、短距離パートでも中・長距離パートでも使いやすい万能シューズである点です。ソールは今流行りの厚底よりは薄底よりで、つま先の反り上がりも控えめなため、短距離練習でも違和感なく使えます。ミッドソールには反発性に優れたFLYTEFOAM PROPELを採用し、中足部にねじれ防止の樹脂パーツを搭載しているため、瞬間的に最大スピードに乗りやすく、スピード練習に使い勝手が良いのも特徴です。しっかりと踏ん張りが効くソール構造で筋トレにも最適です。耐久性も高く、より万能で使える幅の広いトレーニングシューズが欲しいという人におすすめです。

アシックス ライトレーサー6(メンズ)

【メンズ用】
商品名:ASICS LYTERACER 6(アシックス ライトレーサー6)
参考価格:10,450円
サイズ:24.5-30.0cm
幅:2E

アシックス ライトレーサー6(レディース)

【レディース用】
商品名:ASICS LYTERACER 6(アシックス ライトレーサー6)
参考価格:10,450円
サイズ:22.5-26.5cm
幅:E

アシックス ターサーRP3

アシックス ターサーRP3

陸上初心者にもお馴染みのハイパースピードやライトレーサーでは満足出来ないという中・長距離種目の中級者や上級者のアップシューズ(トレーニングシューズ)として、asics(アシックス)の薄底シューズである「TARHER RP 3(ターサーRP3)」がおすすめです。

アシックスのターサーRP3の最大の特徴は、接地感覚や脚力を鍛えられる薄底ランニングシューズである点です。近年流行りの厚底ランニングシューズとは違い靴底が薄い薄底ランニングシューズであるため、接地感覚を養いやすく、脚を鍛えられるのが最大の魅力です。また、185gと超軽量で、ミッドソールのFF BLASTの反発力も高いため、インターバル走やレペティションなどのスピード練習でもしっかりとスピードを出して走れるのもポイントです。しっかりと追い込みたいペース走やビルドアップ走などのポイント練習で履く長距離シューズとしても最適です。

アシックス ターサーRP3(メンズ)

【メンズ用】
商品名:ASICS TARTHER RP 3(アシックス ターサーRP3)
参考価格:16,500円
サイズ:24.5-30.0cm
幅:2E
重量:185g

アシックス ターサーRP3(レディース)

【レディース用】
商品名:ASICS TARTHER RP 3(アシックス ターサーRP3)
参考価格:15,400円
サイズ:22.5-26.5cm
幅:E

アディダス アディゼロBK

アディダス アディゼロBK

中学生や高校生、大学生に人気の海外ブランドであるadidas(アディダス)から、陸上中長距離の練習用シューズを選びたいという人には、アディダスの部活シューズである「ADIZERO BK(アディゼロBK)」がおすすめです。

アディダスのアディゼロBKの最大の特徴は、定価1万円以下で買えるコスパ最強の部活シューズである点です。各メーカーの部活シューズが年々値上がりしている中、定価1万円以下で買えるというのは非常にお買い得です。また、ミッドソールにはアディダスの軽量反発素材であるLIGHTSTRIKEを採用し、低価格モデルでありながらもしっかりとスピードある走りが出来ます。薄底でフラットなソールを採用し、変な癖がなく、ジョグからスピードトレーニング、筋トレと、幅広い練習に使える万能性も特徴です。また、アウトソールには耐久性に優れたADIWEARを採用しています。

アディダス アディゼロBK(メンズ・レディース兼用)

【ユニセックス(メンズ・レディース兼用)】
商品名:ADIDAS ADIZERO BK(アディダス アディゼロBK)
参考価格:9,900円
サイズ:22.0-30.0cm
重量:199g

ナイキ ライバルフライ4

ナイキ ライバルフライ4

陸上長距離業界の王者的存在であるnike(ナイキ)から、陸上中長距離のアップシューズ(トレーニングシューズ)を選ぶなら、ナイキのコスパ最強ランニングシューズであり、陸上部所属の中学生・高校生に人気の長距離シューズである「RIVAL FLY 4(エアズーム ライバルフライ4)」がおすすめです。

ナイキのライバルフライ4の最大の特徴は、ナイキらしく反発性に優れたスピードの出しやすい陸上中長距離用シューズである点です。前足部にナイキの代表的テクノロジーであるZoom Airユニットを搭載し、蹴り出し時に地面から強い反発力が得られるため、速いスピードで走れるランニングシューズとなっています。インターバル走やレペティションといったスピード練習にもばっちり対応出来ます。また、ミッドソールには軽量性とクッション性に優れたCushlon 3.0フォームを採用し、軽い靴ながらも適度に靴底の柔らかさを感じられるため、ジョグやロング走でも快適に着用出来ます。アッパーは軽量で通気性の高いメッシュを採用。練習用としてだけではなく、駅伝を走るための駅伝用レーシングシューズとして使ってみるのもおすすめです。

ナイキ ライバルフライ4(メンズ・レディース兼用)

【ユニセックス(メンズ・レディース兼用)】
商品名:NIKE RIVAL FLY 4(ナイキ ライバルフライ4)
参考価格:11,000円
サイズ:24.0-30.5cm
重量:258g

陸上中長距離用レーシングシューズのおすすめ【駅伝・ロードレース向け】

アシックス マジックスピード4

アシックス マジックスピード4

今、エリートランナーのマラソンシューズとしてだけではなく、中学生・高校生・大学生の駅伝シューズの定番となっているのが厚底カーボンシューズです。もし、駅伝シューズとして厚底を選ぶなら最初におすすめしたいのは、asics(アシックス)の厚底入門シューズであり、コスパ最強の厚底シューズである「MAGIC SPEED 4(マジックスピード4)」です。

アシックスのマジックスピード4の最大の特徴は、フルレングスのカーボンプレートを搭載しながらも他社厚底よりも圧倒的に安い1万円台で買えるコスパ最強の厚底カーボンシューズである点です。近年、ランニングシューズの価格が高騰化する中、中学生や高校生、大学生にはとても良心的な価格のカーボンプレート入り厚底シューズとなっています。もちろん、低価格でありながらも、軽量高反発ミッドソールであるFF BLAST TURBOとフルレングスのカーボンプレートによる優れた推進力を得られるシューズとなっているため、駅伝やロードレースを速く走るためのレーシングシューズとしてぴったりです。

アシックス マジックスピード4(メンズ)

【メンズ用】
商品名:ASICS MAGIC SPEED 4(アシックス マジックスピード4)
参考価格:18,700円
サイズ:24.5-32.0cm
幅:2E

アシックス マジックスピード4(レディース)

【レディース用】
商品名:ASICS MAGIC SPEED 4(アシックス マジックスピード4)
参考価格:18,700円
サイズ:22.5-26.5cm
幅:E

アシックス メタスピードスカイパリ

アシックス メタスピードスカイパリ

陸上中長距離種目の上級者レベルの選手の駅伝シューズとしては、国内メーカーの実力派であるasics(アシックス)の爆速厚底シューズである「METASPEED SKY PARIS(メタスピードスカイパリ)」がおすすめです。

アシックスのメタスピードスカイパリの最大の特徴は、反発力が高いのに、他社カーボンシューズよりも安定性が高く、スイートスポットも広めで扱いやすいのが特徴の厚底カーボンシューズである点です。ミッドソールにはアシックス最強の軽量高反発ミッドソール素材であるFF TURBO PLUSを採用し、ミッドソール内にフラット形状のフルレングスカーボンプレートを搭載し、トップモデルらしい爆発力ある推進力を得られるレーシングシューズとなっています。また、それでいて、ミッドソールの沈み込みが抑えめで、地面との接地面積も広く、アシックスらしい安定性を感じられるのがポイントとなっています。さらに、スイートスポットが広く、フォアフットランナーだけではなくミッドフット走法やヒールストライク走法のランナーでも比較的扱いやすいのも魅力的です。

アシックス メタスピードスカイパリ(メンズ・レディース兼用)

【ユニセックス(メンズ・レディース兼用)】
商品名:ASICS METASPEED SKY PARIS(アシックス メタスピードスカイパリ)
参考価格:27,500円
サイズ:22.5-30.0cm
幅:2E
重量:185g

アディダス アディゼロタクミセン10

アディダス アディゼロタクミセン10

冬の駅伝大会やロードレース大会の勝負シューズとしてadidas(アディダス)の厚底シューズを選ぶなら、「ADIZERO TAKUMI SEN 10(アディゼロタクミセン10)」がおすすめです。

アディダスのアディゼロタクミセン10の最大の特徴は、厚底シューズながらも厚過ぎない厚みで薄底シューズと厚底シューズ両面の良いところを備えた点が魅力のシューズである点です。まず、厚めのミッドソールには低密度反発素材であるLightstrike Proが採用され、そこにアディダスが誇るグラスファイバー素材の5本骨状バーであるENERGY RODS 2.0が搭載され、厚底特有の優れたクッション性とともに爆発的な推進力が得られるようになっています。それでいて、厚過ぎないソールの厚みとなっているため、比較的接地感を得やすく、さらにペースコントロールもしやすいように薄底のいい面もそりげなく備えています。ショートレース用のレーシングシューズとして非常に人気の高いモデルで、特に中学生や高校生、大学生の冬の駅伝シューズとして、5〜10kmのロードレース用シューズとしておすすめです。

アディダス アディゼロタクミセン10(メンズ・レディース兼用)

【ユニセックス(メンズ・レディース兼用)】
商品名:adidas ADIZERO TAKUMI SEN 10(アディゼロタクミセン10)
参考価格:22,000円
サイズ:24.5-30.0cm
重量:200g

アディダス アディゼロアディオスプロ4

アディダス アディゼロアディオスプロ4

駅伝の勝負シューズとしてadidas(アディダス)の厚底シューズを選ぶなら、アディダス上位厚底レーシングシューズである「ADIZERO ADIOS PRO 4(アディゼロアディオスプロ4)」もおすすめです。

アディダスのアディゼロアディオスプロ4の最大の特徴は、アディダスが誇る最強のレーシングシューズである点です。クッション性や反発性、軽量性とあらゆる機能面で高いレベルを実現した低密度高反発ミッドソールLIGHTSTRIKE PROを2層サンド構造で採用し、そこにアディダスが誇る独自の5本骨状カーボンバーであるENERGYRODS 2.0を搭載し、優れた着地衝撃性を発揮するとともにカーボンバーによる大きな推進力も得られるようになっているのが特徴です。また、一般的な厚底カーボンシューズのようにフォアフット走法だけではなく、ミッドフット走法やヒールストライク走法でも使いやすいシューズとなっているのも魅力的です。さらに安定性も高めです。

アディダス アディゼロアディオスプロ4(メンズ・レディース兼用)

【ユニセックス(メンズ・レディース兼用)】
商品名:ADIDAS ADIZERO ADIOS PRO 4(アディゼロアディオスプロ4)
参考価格:28,600円
サイズ:24.0-31.0cm
重量:200g

ナイキ ズームフライ6

ナイキ ズームフライ6

今や陸上長距離業界の厚底の代名詞であり、多くの陸上選手が着用しているのがnike(ナイキ)の厚底シューズです。そんなナイキの厚底シューズで安く買える高コスパモデルが、「ZOOM FLY 6(ナイキ ズームフライ6)」です。このモデルは、ヴェイパーフライシリーズの廉価版として登場し、厚底初心者用として、さらにはヴェイパーフライシリーズの練習用として人気のモデルです。

ナイキのズームフライ6の最大の特徴は、ナイキ製のフルレングスプレート搭載厚底シューズが1万円台と安く買えるのが魅力の厚底シューズである点です。上位モデルであるヴェイパーフライやアルファフライにも採用されているナイキの超高反発素材であるZoomXフォームを採用していて、そこにフルレングスのカーボンファイバープレートを搭載し、高い推進力を得られるようになっています。また、上位モデルと比べると、前足部とヒールの幅がやや広めで安定感が高く、厚底初心者でも扱いやすいのも魅力です。憧れのナイキの厚底シューズを初めて履いてみたいという厚底初心者の厚底レーシングシューズとしておすすめです。さらには陸上超長距離上級者のジョグシューズとしてもおすすめです。

ナイキ ズームフライ6(メンズ用)

【メンズ用】
商品名:NIKE ZOOM FLY 6(ナイキ ズームフライ6)
参考価格:18,700円
サイズ:24.0-29.5cm
重量:265g

ナイキ ズームフライ6(レディース用)

【レディース用】
商品名:NIKE ZOOM FLY 6(ナイキ ズームフライ6)
参考価格:18,700円
サイズ:22.0-28.5cm
重量:214g

ナイキ ヴェイパーフライ4

ナイキ ヴェイパーフライ4

全国高校駅伝や箱根駅伝、出雲駅伝、全日本大学駅伝、全日本女子駅伝などを走る高校生と大学生のトップ選手に一番人気と言えるのが、nike(ナイキ)が誇る大人気厚底カーボンシューズである「VAPORFLY 4(ヴェイパーフライ4)」です。

ナイキのヴェイパーフライ4の最大の特徴は、世界のトップ選手が認める爆発的な推進力で圧倒的に速く走れる厚底の大本命と言えるレーシングシューズである点です。ナイキ最高峰のミッドソール素材であるZoomXフォームにフルレングスのカーボンファイバープレートを搭載し、前足部で接地することで爆発的な推進力を得ることが出来るのが最大の魅力です。また、ナイキにはさらに上位モデルと言えるアルファフライシリーズもありますが、安定性が高くスイートスポットが広めで扱いやすいという点でヴェイパーフライの方が人気となっています。特に、高校生や大学生で駅伝シューズやロードレースシューズとしてナイキのトップモデルを選ぶなら、より多くの選手が扱いやすい万能的モデルであるヴェイパーフライ4がおすすめです。

ナイキ ヴェイパーフライ4(メンズ用)

【メンズ用】
商品名:NIKE ZOOM X VAPORFLY NEXT% 4(ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%4)
参考価格:29,700円
サイズ:24.0-30.0cm
重量:190g

ナイキ ヴェイパーフライ4(レディース)

【レディース用】
商品名:NIKE ZOOM X VAPORFLY NEXT% 4(ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%4)
参考価格:29,700円
サイズ:22.0-29.0cm

陸上中長距離用レーシングシューズのおすすめ【トラック競技向け】

アシックス ハイパーレーサー

アシックス ハイパーレーサー

陸上中距離種目(800m・1500m)や陸上長距離種目(3000m・5000m・10000m・3000mSC)で競技用シューズとして使える陸上中長距離用レーシングシューズが欲しいという人には、asicsのトラックレース対応レーシングシューズである「HYPER RACER(ハイパーレーサー)」がおすすめです。

アシックスのハイパーレーサーの最大の特徴は、世界陸連の定めるソール厚み規定の20mm以下をクリアした陸上新ルール適合シューズである点です。靴底最大厚みが20mm以下の薄底ソールのため、陸上競技大会において陸上スパイク代わりの競技シューズとして使用出来ます。中足部から前足部にかけて剛性のあるシャンクプレートを配置し、靴底には高いグリップ性を誇るラバー素材を採用し、ノンスパイクでありながらもしっかりとスピードを出せるシューズです。

アシックス ハイパーレーサー(メンズ・レディース兼用)

【ユニセックス(メンズ・レディース兼用)】
商品名:ASICS HYPER RACER(アシックス ハイパーレーサー)
参考価格:13,000円
サイズ:20.0-30.0cm
幅:2E

ニューバランス フューエルセルパルスV1

ニューバランス ヒューエルセルパルスV1

試合用に練習用にとマルチに使える中長距離用シューズが欲しいという人には、New Balance(ニューバランス)のソール厚み20mm以下の薄底シューズである「FUELCELL PVLSE V1(フューエルセルパルスV1」がおすすめです。

ニューバランスのフューエルセルパルスV1の最大の特徴は、ソール厚み20mm以下でありながらも十分なクッションを備え、練習用としても使いやすいシューズである点です。薄底でレスドロップ(2mm)設計なので、接地感を養いやすく、脚力も鍛えることが出来るので、練習用シューズとしても非常に優秀です。

ニューバランス フューエルセルパルスV1(メンズ)

【メンズ用】
商品名:NEW BALANCE FUELCELL PVLSE V1(ニューバランス フューエルセルパルスV1)
参考価格:14,850円
サイズ:25.0-29.0cm
幅:D

ニューバランス フューエルセルパルスV1(レディース)

【レディース用】
商品名:NEW BALANCE FUELCELL PVLSE V1(ニューバランス フューエルセルパルスV1)
参考価格:14,850円
サイズ:22.0-25.5cm
幅:B

ミズノ デュエルフラッシュ

ミズノ デュエルフラッシュ

スパイク代わりのトラックレースシューズとして、より速く走れるレーシングシューズを探している人には、mizuno(ミズノ)の「DUEL FLASH(デュエルフラッシュ)」がおすすめです。

ミズノのデュエルフラッシュの最大の特徴は、ミズノのトップモデル“REBELLION PROシリーズ”にも採用されているSMOOTH SPEED ASSIST(スムーズスピードアシスト)を搭載したソール厚み20mm以下シューズである点です。見た目からは想像出来ないですが、しっかりと陸上新ルール対応し、2025年以降のトラックレースで使用可能。ミズノ独自技術のスムーズスピードアシストは、理想的な走り方と言われるミッドフット〜フォアフット接地での走りをアシストしてくれる機能です。SSPAの力を借りて、エネルギー効率の良いランニングが出来、さらにスピードにも乗りやすい仕様です。また、トラックレースだけではなく、普段の練習用シューズとしても活用出来ます。

ミズノ デュエルフラッシュ(メンズ)

【メンズ用】
商品名:MIZUNO DUEL FLASH(ミズノ デュエルフラッシュ)
参考価格:14,960円
サイズ:24.5-28.5cm
幅:2E
重量:165g

ミズノ デュエルフラッシュ(レディース)

【レディース用】
商品名:MIZUNO DUEL FLASH(ミズノ デュエルフラッシュ)
参考価格:14,960円
サイズ:22.0-26.0cm
幅:2E
重量:140g

最高の相棒となる長距離用シューズを見つけて、自己ベストの走りを目指そう!

陸上競技場で走る長距離選手

陸上競技の中長距離種目に取り組む選手にとって、毎日のトレーニングシューズとなり、大事な競技会や駅伝、ロードレースでのレーシングシューズとなるランニングシューズはすごく重要なもの。そんな重要アイテムであるランニングシューズは、アシックスやミズノ、ナイキ、アディダスなど多数のスポーツメーカーより、トレーニング用やレーシング用、そして薄底に厚底にと、様々なモデルが販売されています。

是非、自分に合った相棒となる長距離用シューズを見つけて、トラックシーズン中の陸上競技大会で、冬季シーズンの駅伝競走大会やロードレース大会で、自己ベストの走りを目指してみましょう。

    RUNNAL編集部

    走るをもっと楽しく、もっと快適にするためのランニングメディア「RUNNAL(ランナル)」の公式アカウント。ランナルは、健康のために、ダイエットのために、マラソン大会での自己記録更新のために走るすべての人を応援しています。

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