Garmin(ガーミン)のForerunnerシリーズのハイエンド“900番台”に遂に2025年最新モデル「Forerunner 970」が登場。2023年発売のForerunner 965の後継機である970は、Forerunnerシリーズ初のマイクとスピーカーを搭載しBluetooth通話や音声操作に対応し、新機能であるランニング耐久値やランニングエコノミーなどを備え、965から大幅に進化。
今回の記事では、ガーミンフォアランナーシリーズの2025年新発売の最上位モデルであるForerunner 970と旧機種965を比較し、どのような進化を遂げ、どのような違いがあるのかを詳しく紹介しています。また、970と965の変わらない共通点や、逆に970が965よりも劣るデメリットも紹介しています。970か965で迷っている人も、旧モデルの955や945からの買い替えを検討している人も是非参考にしてみてください。
目次
Garmin Forerunner 970とは
Garmin Forerunner 970(ガーミンフォアランナー970)とは、ガーミンのランナー向けGPSウォッチ“Forerunnerシリーズ”の2025年最新フラッグシップモデル(2025年6月5日発売)です。Forerunnerシリーズのハイエンド機種にあたる900番台は、プレミアム素材を採用したタフで高級感あるボディに、測位精度の高いGPSセンサーを搭載し、フルカラー地図によるナビゲーション機能や高度なトレーニング機能、専門性の高いランニング指標などを備え、仕事の傍ら本格的にマラソンやトレイルラン、トライアスロンなどに取り組むビジネスアスリートに人気。そして、今回のForerunner 970は、2023年モデルの965の後継機種として登場した2025年最新作です。(975と噂されていたモデルです。)
Forerunner 970は、Forerunnerシリーズとしては初めてとなるマイクとスピーカーを搭載し、Bluetooth通話や音声操作に対応しているのが最大の特徴です。また、プレミアム素材のサファイアクリスタル(サファイアガラス)を採用したり、第5世代心拍計を搭載したり、LEDフラッシュライトを配備したりと、ガーミンハイエンドのfenixシリーズに近づく形で大幅アップデートを遂げています。さらに、新たなランニング指標のランニング耐久値やランニングエコノミー、ステップスピードロスも追加され、2025年現在において最強のランニングウォッチとなっています。
Garmin Forerunner 970と965を比較して、970で大きく進化したところ
2025年6月登場のGarmin(ガーミン)の最上位ランニングウォッチであるForerunner 970は、2023年発売のForerunner 965と比較し、ハード面やソフトウェア面でどのように進化を遂げたのか気になるところ。970と965を比較しての主な違いは、「サファイアクリスタルレンズ」、「最新世代の心拍センサー」、「マイク・スピーカー搭載」、「LEDフラッシュライト搭載」、「心電図対応」、「ランニング耐久値」、「ランニングエコノミー」、「ダイナミックラウンドトリップ」の8点です。
進化①サファイアクリスタル
Forerunner 970と965の違いの一つ目は、レンズ素材です。965ではGorilla Glass(ゴリラガラス)が採用されていましたが、最新の970では高級腕時計の風防として多く採用されているサファイアクリスタル(サファイアガラス)が採用されています。
サファイアクリスタルはダイヤモンドに近い硬度を持ち(ダイヤモンドはモース硬度がMAXの「10」に対し、サファイアはそれ次ぐ「9」)、傷に強い、摩耗に強い、割れにくい、耐熱性が高い、防湿性に優れるなど非常にタフです。また、透明度が高いため、ディスプレイがよりクリアに見えるのもサファイアクリスタルレンズの魅力です。ベゼルはどちらもチタンベゼルを採用し高級感もある見た目となっていますが、965よりも970の方がよりプレミアムな仕上がりとなっています。
進化②第5世代心拍計
Forerunner 970と965の違いの二つ目は、心拍センサーの世代です。965は第4世代に対し970は最新の第5世代の光学式心拍計を搭載しています。これはガーミンの高級スマートウォッチであるfenix 8シリーズと同じです。
第5世代の光学式心拍計は第4世代よりもセンサー数が増加し、運動中(特に激しい動き)の心拍数計測精度が向上しています。インターバルトレーニングなどの高強度トレーニングにおいてもより正確な心拍数を計測出来るようになり、心拍数を基に算出される各種ランニング指標やトレーニング指標もより正確性の高いものとなります。
進化③マイク・スピーカー搭載
Forerunner 970と965の違いの三つ目は、マイクとスピーカーの有無です。Garmin(ガーミン)のスマートウォッチの中では、Venuシリーズやfenixシリーズしかマイク・スピーカー搭載モデルはなかったのですが、970で遂にForerunnerシリーズ史上初のマイク・スピーカーが搭載されました。
970では、ポケットやカバンからスマホを取り出すことなく、時計側の操作で電話発信し時計本体のマイクとスピーカーを活用し、ハンズフリー通話が可能です。また、スマホの音声アシスタントを活用することも出来ます。さらに、近くにスマホがないオフライン環境下でも音声操作が出来る音声コマンド機能にも対応し、走りながらでも声で時計の操作が可能になっています。
進化④LEDフラッシュライト
Forerunner 970と965の違いの四つ目は、LEDフラッシュライトの有無です。fenixシリーズやEnduroシリーズで人気の高いLEDフラッシュライトが遂にForerunnerシリーズにも初搭載されました。
970本体上部の側面にLEDフラッシュライトが搭載されています。LEDフラッシュライトは、早朝ランや夜ラン時の視認性を高める安全ライト(セーフティライト)として便利に活用出来る機能です。白色ライトから赤色ライトへの切り替えも可能で、より目立ちやすい点滅モードに、SOS信号モードもあります。LEDフラッシュライトは、暗闇の中で手元を照らす作業用ライトとしても重宝します。
進化⑤心電図アプリ
Forerunner 970と965の違いの五つ目は、心電図への対応です。今までのForerunnerシリーズには無かった心電図機能が970で初登場しました。ちなみに、現状、ランニングGPSウォッチとして販売されている他社メーカーも含めた全製品の中で、心電図機能が利用出来るウォッチはこのForerunner 970のみです。
970の心電図機能は、内蔵のECGセンサーで心臓の鼓動を制御する電気信号を記録し、心房細動(AFib)または洞調律の兆候を確認出来る機能です。心電図機能は、Apple WatchシリーズやHUAWEI WATCHシリーズ同様に厚生労働省の認可を取得した医療機器認定機能です。ただし、この機能の結果は医師の診断に取って変わるものではなく、あくまでも病院受診の目安として活用する補助的なツールとして捉えておく必要があります。
進化⑥ランニング耐久値
Forerunner 970と965の違いの六つ目は、ランニング耐久値です。970では、Forerunnerシリーズの最新のランニング機能として、身体耐久力を見える化するランニング耐久値が追加されました。
970の新機能であるランニング耐久値は、平坦な道を1km走った際に身体にかかる機械的な負荷量(衝撃負荷)を基準とし、どれだけの衝撃に身体が耐えられるかを示す指標です。簡単に言えば、1週間にどれぐらいの距離を走れるのか目安を示してくれるものです。ランニング耐久値を活用することで、ランニングが身体にどの程度の影響を与えているのかを理解したり、怪我につながるオーバートレーニングの防止に役立ちます。
進化⑦ランニングエコノミー
Forerunner 970と965の違いの七つ目は、ランニングエコノミーです。970では、VO2MAX(最大酸素摂取量)やLT値(乳酸性作業閾値)と同じく長距離ランナーの重要指標であるランニングエコノミーが数値として可視化出来るようになりました。
ランニングエコノミーとは、いかに少ないエネルギーで長く走れるかを示すものです。970では、長期間のランニング量や歩幅、ステップスピードロスを使用して、ランニング中のエネルギー効率を測定し、ランニングエコノミーの数値を導き出します。ランニングエコノミーが見える化することで、ランナーとしての成長具合や、ランニングフォームの改善具合を客観的に把握しやすくなります。ただし、ランニングエコノミーは、時計とは別に胸部装着型心拍センサー「HRM-600」が必要です。
進化⑧ダイナミックラウンドトリップ
Forerunner 970と965の違いの八つ目は、ダイナミックラウンドトリップへの対応です。965はラウンドトリップコース作成へ対応していますが、970はより進化したダイナミックラウンドトリップコース作成へ対応しました。
ラウンドトリップコース作成機能とは、走りたい距離を入力するだけで自動的に一周でスタート地点に戻るランニングコースを作成してくれる機能のことです。970のダイナミックラウンドトリップは、従来のラウンドトリップがさらに進化し、作成したコースを外れた場合でも最終的に同じ距離になるようにコースを自動修正してくれるものです。知らない土地を走る場面や、いつもとは違ったコースを走ってみたいという場合にとても便利な機能です。
Garmin Forerunner 970と965を比較しての主な共通点
Garmin(ガーミン)の2025年最新ハイエンドランニングウォッチであるForerunner 970は、2023年発売のForerunner 965と同じスペック、機能性も多数あります。逆に言えば、965から970への進化点よりも、970と965の共通の機能性の方に魅力を感じるなら、わざわざ最新の970を選ばなくても、安く買える旧モデルの965を選ぶのもアリということになります。
共通点①AMOLEDディスプレイ
Forerunner 970と965の最大の共通点は、高精細AMOLEDディスプレイを採用している点です。AMOLEDディスプレイは965からForerunnerシリーズで初登場し、とにかく画面表示が明るくて綺麗で見やすいのが特徴です。従来のMIPディスプレイよりも画面解像度が上がり色の再現性も高くなっているため、各種指標が非常に見やすいです。また、晴れの日でも曇りの日でも、屋外でも屋内でも画面輝度が明るく、視認性抜群です。
共通点②チタンベゼル
Forerunner 970と965はともにベゼルにチタニウムベゼルを採用しています。従来のプラスチックベゼルのランニングウォッチよりも圧倒的に質感が高い大人向けランニングウォッチとなっています。チタンらしい上品な光沢感があり、ランニングシーンだけではなく、ビジネスシーンでも違和感なく装着出来るということでビジネスアスリートから非常に好評のベゼルです。970は本体側面にアクセントパーツを採用しているという違いはあるものの、970と965の外観上の違いはほとんどありません。どちらもビジネスシーンにも馴染む綺麗めなランニングウォッチです。
共通点③フルカラー地図表示
Forerunner 970と965はともにForerunnerシリーズ最上位モデルだけの特権としてフルカラー地図表示機能を備えています。時計本体に登山道や一般道のナビゲーションに活用出来る日本詳細地形図をダウンロード出来るため、近くにスマホがないオフラインでもフルカラーマップによるナビゲーション機能が利用出来て便利です。また、登山やトレランにより適した日本登山地形図(有料)もダウンロード可能です。
Garmin Forerunner 970と965を比較して、970が劣るところ
2025年6月発売のForerunner 970は旧作の965から着実に進化していますが、970と965を比較すると、逆に970が965よりも劣るデメリットもあります。それが、「価格が高い」、「バッテリー持ちが劣化している」の2点です。
デメリット①価格が高い
今、2025年最新のForerunner 970を選ぶ最大のデメリットは、価格が高いことです。965から970では価格が一気に3万7千円も値上がりしています。旧作の965、955、945はいずれも7〜8万円台だったのに対し、最新作の970は一気に12万円台となりました。この金額は数年前までのガーミンのフラッグシップモデルfenixシリーズに匹敵する金額です。
デメリット②バッテリー持ちが劣化
970は965から様々な点でアップデートしたものの、バッテリー持ちに関してはやや劣化してしまっています。スマートウォッチモードでは965が最大23日間に対し970は最大15日間、GPSモードでは965が最大31時間に対し970は最大26時間です。通常の使い方なら970のバッテリー持ちでも十分ですが、機能性の中でもバッテリー持ちの良さを重視するランナーなら、バッテリー持ちの劣化に不満を感じるかもしれません。
ただし、最高の位置即位精度を誇るマルチGNSSマルチバンドモードでは、965が最大19時間に対し970が最大21時間と、一応970の方がバッテリー持ちが良いことになっています。
Garmin Forerunner 970・965・955・945のスペック比較表
970![]() | 965![]() | 955 (955DualPower) ![]() | 945![]() | |
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発売日 | 2025年6月5日 | 2023年4月4日 | 2022年6月16日 | 2019年6月6日 |
価格 | 121,800円 | 84,800円 | 74,800円 (84,800) | 76,780円 |
サイズ | 47x47x12.9mm | 47.2x47.2x13.2mm | 46.5x46.5x13.7mm | 47x47x13.7mm |
重量 | 56g | 53g | 53g | 50g |
レンズ | サファイアクリスタル | Corning Gorilla DX | Corning Gorilla DX | Corning Gorilla DX |
ベゼル | チタン | チタン | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
バンド | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | MIP | MIP |
ディスプレイサイズ | 1.4インチ | 1.4インチ | 1.3インチ | 1.2インチ |
画面解像度 | 454x454 | 454x454 | 260x260 | 240x240 |
カラー表示 | ○ | ○ | ○ | ○ |
タッチ操作 | ○ | ○ | ○ | - |
LEDフラッシュライト | ○ | - | - | - |
防水 | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 5ATM |
バッテリー | 15日間 | 23日間 | 15日間 (15+5日間) | 14日間 |
バッテリー(GPSモード) | 26時間 | 31時間 | 42時間 (42+7時間) | 32時間 |
通話 | ○ | - | - | - |
音声コマンド | ○ | - | - | - |
音楽再生 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Garmin Pay/Suica | ○ | ○ | ○ | △ (Suica非対応) |
GPS | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/BeiDou | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき |
GNSSマルチバンド | ○ | ○ | ○ | - |
各種センサー | 気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/加速度計/温度計/環境光センサー/血中酸素トラッキング | 気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/加速度計/温度計/環境光センサー/血中酸素トラッキング | 気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/加速度計/温度計/血中酸素トラッキング | 気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/加速度計/温度計/血中酸素トラッキング |
ヘルスケア | 心拍/呼吸/血中酸素/心電図/睡眠/皮膚温度/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/水分補給/女性のための健康トラッキング | 心拍/呼吸/血中酸素/睡眠/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/水分補給/女性のための健康トラッキング | 心拍/呼吸/血中酸素/睡眠/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/水分補給/女性のための健康トラッキング | 心拍/呼吸/血中酸素/睡眠/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/水分補給/女性のための健康トラッキング |
ランニングアクティビティ | ラン/トラックラン/トレッドミル/屋内トラックラン/バーチャルラン/トレイルラン/ウルトララン/障害物レース | ラン/トラックラン/トレッドミル/屋内トラックラン/バーチャルラン/トレイルラン/ウルトララン | ラン/トラックラン/トレッドミル/屋内トラックラン/バーチャルラン/トレイルラン/ウルトララン | ラン/トレッドミル/屋内トラックラン/トレイルラン |
距離・時間・ペース計測 | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍ゾーン | ○ | ○ | ○ | ○ |
VO2MAX(ラン) | ○ | ○ | ○ | ○ |
VO2MAX(トレイルラン) | ○ | ○ | ○ | - |
リカバリータイム | ○ | ○ | ○ | ○ |
レース予測タイム | ○ | ○ | ○ | ○ |
コース・天候別レース予測 | ○ | ○ | ○ | - |
ランニングダイナミクス | ○ | ○ | ○ (要互換アクセサリ) | ○ (要互換アクセサリ) |
乳酸閾値 | ○ | ○ | ○ (要互換アクセサリ) | ○ (要互換アクセサリ) |
ランニングパワー | ○ | ○ | ○ (要互換アクセサリ) | - |
ランニング耐久値 | ○ | - | - | - |
ランニングエコノミー | ○ (要互換アクセサリ) | - | - | - |
おすすめワークアウト | ○ | ○ | ○ | ○ |
PacePro | ○ | ○ | ○ | ○ |
リアルタイムスタミナ | ○ | ○ | ○ | - |
モーニングレポート | ○ | ○ | ○ | - |
イブニングレポート | ○ | - | - | - |
レースウィジェット | ○ | ○ | ○ | - |
HRVステータス | ○ | ○ | ○ | - |
トレーニングレディネス | ○ | ○ | ○ | - |
トレーニングステータス | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング負荷 | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング負荷バランス | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング効果(有酸素) | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング効果(無酸素) | ○ | ○ | ○ | ○ |
暑熱と高度への適応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
地図表示 | ○ | ○ | ○ | ○ |
コースナビゲーション | ○ | ○ | ○ | ○ |
ダイナミックラウンドトリップ | ○ | - | - | - |
ClimbPro | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレランオートクライム | ○ | ○ | ○ | ○ |
昇降速度 | ○ | ○ | ○ | ○ |
総上昇/下降量 | ○ | ○ | ○ | ○ |
登山 | ○ | ○ | ○ | ○ |
バイク | ○ | ○ | ○ | ○ |
スイム | ○ | ○ | ○ | ○ |
トライアスロン | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゴルフ | ○ | ○ | ○ | - |
Garmin Forerunner 970と965を比較して、今選ぶならどっちがおすすめ??
長期的に使う予定なら最新作の「Forerunner 970」がおすすめ!!
これから長期的に使っていく予定なら、やはり2023年発売の古いモデルよりも2025年発売の最新作である「Forerunner 970」を選んでおきたいところです。価格は高めですが、965から着実に進化していますし、最新作の方が今からより長く愛用出来るため、長期的に見ると970の方がお買い得です。
2025年発売のハイエンドランニングウォッチであるForerunner 970の最大の魅力は、高級腕時計でもお馴染みのプレミアム素材であるサファイアクリスタルレンズとチタンベゼルを採用した質感高いランニングウォッチである点です。チタンベゼルは高級感がありますし、サファイアクリスタルは透明度が高く文字盤表示が綺麗です。また、ハードウェア面では、マイクとスピーカーを搭載し音声操作やBluetooth通話に対応し、LEDフラッシュライトを搭載し夜間ランニング時の視認性向上に役立つなど進化しています。ソフトウェア面では、新機能であるランニング耐久値やランニングエコノミー、ダイナミックラウンドトリップを追加するなど、よりパフォーマンス向上に役立つ最強ランニングウォッチとなっています。
おまけに、ECGセンサーを搭載し心電図機能を備えるなど健康管理機能も充実しています。今から長期的に愛用していくなら、最新機能盛りだくさんの最新ハイエンドの970がおすすめです。
コスパで選ぶなら間違いなく「Forerunner 965」がおすすめ!!
Forerunner 970の金額の高さにびっくりして、最新作の970か旧作の965にするか迷っているランナーは多いはずです。金額12万円超えでも大丈夫なら迷うことなく最新作の970を選びたいところですが、ほとんどのランナーの方、ランニングウォッチ一つにそんな大金は出せないでしょう。そこで、2025年の今でも、970ではなく965を選ぶのは全然アリです。むしろ、970のアップデートポイントにそこまで魅力を感じない人にとっては、965が圧倒的にコスパが良いです。
Forerunner 965の最大の魅力は、970登場により絶賛値下がり中でガーミンのハイエンドランニングGPSウォッチが安く買えるところです。値下がりしている965なら970よりも4〜5万円ぐらい安く買えるため、圧倒的にコスパが良いです。旧作でありながらも、かなり完成度の高いランニングGPSウォッチであるため、ほとんどのランナーはこの965で満足出来るはずです。おまけに、970と同時発売された570よりも安くて、570にはないチタンベゼルやフルカラー地図表示機能、リアルタイムスタミナなど900番台限定機能を搭載している点もポイントが高いです。
今、コスパで選ぶなら965が間違いありません。
GarminのForerunnerシリーズのハイエンドモデルの970或いは965を体験してみよう!
マラソン中級者〜上級者レベルのランナーに、Garmin(ガーミン)のハイエンドランニングウォッチであるForerunnerシリーズの900番台がおすすめ。特に、970と965はチタンベゼルを採用し他のランニングウォッチよりも質感高い見た目となっているため、ビジネスシーンでも使いやすく、ビジネスアスリートに最適なランニングウォッチです。
Bluetooth通話や音声操作、LEDフラッシュライトなどを活用したいなら最新の970がおすすめです。少しでも安くハイエンドモデルを手に取りたいなら値下がり中の965がおすすめです。970、965いずれも機能満載のランニングウォッチとなっており、マラソンランナーの相棒として重宝するはずです。是非、970か、965か、どちらかベストな方を選択し、ガーミンのForerunnerシリーズのハイエンドの凄さを体験してみましょう。