ランナーに是非見て欲しい、走るモチベーションがグッと上がるような映画・ドラマを紹介させていただきます。陸上競技・駅伝・マラソンといった走るをテーマにした邦画・洋画を厳選しているので、是非参考にしてみてください。
奈緒子
伝説の駅伝コミック「奈緒子」を上野樹里と三浦春馬主演で映画化した青春ムービー。高校駅伝長崎代表を目指して奮闘する陸上部員の青春ストーリーになっています。物語は、12歳の奈緒子(上野樹里)と10歳の雄介(三浦春馬)との出会いから始まります。喘息の療養のために長崎県波切島を訪れた奈緒子は、走ることが大好きな雄介と出会います。しかし、海に落ちてしまった奈緒子を助けようとした雄介の父が帰らぬ人に・・・。この事故をきっかけに二人は大きな傷を負います。それから6年後、奈緒子は”日本海の疾風”と呼ばれる天才ランナーに成長した雄介と再開を果たします。やがて、陸上部のマネージャーとなった奈緒子。そこから、全国高校駅伝出場を目指す高校駅伝の熱い青春物語が始まります。
風が強く吹いている
直木賞作家・三浦しをんの「風が強く吹いている」を映画化した作品。大学生の夢の舞台である”箱根駅伝”出場を目指す寛政大学陸上競技部員10人の奮闘を描いた青春ムービーです。高校時代に天才ランナーと呼ばれながらも、事件を起こして陸上から遠ざかっていた新入生のカケル(林遣都)と、膝の故障でランナーとしての道を諦めかけていた4年生ハイジ(小出恵介)との出会いから物語が始まります。ハイジはひそかに抱き続けていた箱根駅伝出場のためにハイジを強引な形でスカウト。そこから、陸上競技部員による夢の箱根駅伝出場を目指した青春ストーリーが始まります。
ekiden 駅伝
2000年に劇場公開された、駅伝にかける人たちの熱い想いを描いた青春映画「ekiden 駅伝」。物語の主人公は、陵明大学駅伝チームで共に活躍し、親友同士である壮介(伊藤高史)と義彦(中村俊介)。大学卒業後、壮介は横須賀造船所、義彦はランテックと、共に名門実業団チームに進む。義彦は順調に活躍し、オリンピック出場を期待されるマラソン選手へと成長。一方、壮介が進んだ横須賀造船所の駅伝部は、長引く不況の為に廃部に。義彦がオリンピック出場を目指して練習に励む中、壮介は駅伝部復活のために奔走していく。
天国のダイスケへ~箱根駅伝が結んだ絆~
日本テレビ開局50周年を記念して2003年に放送されたスペシャルドラマ。2000年度「第5回報知ドキュメント大賞」を受賞した作品「僕、死ぬんですかね」を原案に、難病にかかり23歳でこの世を去った佐藤大輔さんの実話を描いた作品です。福島東高校から拓殖大学に進学し、関東インカレ二部1500mで優勝したのを始め箱根駅伝にも2年連続出場した佐藤大輔さん。急性の再生不良貧血に冒されながらも、走ることに情熱を傾けた青年の姿をえがいた感動作です。佐藤大輔さんの役を小栗旬、佐藤大輔さんを取材する新聞記者・飯田洋平を福山雅治が演じています。
マラソン
2005年に韓国で公開された映画のリメイク版。2007年に二宮和也を主演にドラマ化。この物語は、自閉症という障害を抱えながらフルマラソンに挑戦した青年の実話を描いた作品です。韓国では520万人の観客動員数を記録するなど社会現象を巻き起こした作品。その韓国の実話の物語を日本版にリメイクしたのがこのドラマです。自閉症を抱えながらマラソンに挑戦する彰太郎を支える家族、マラソンコーチなど人と人との絆やつながりを描いた感動作になっています。
炎のランナー
第54回アカデミー賞作品賞受賞作品。不朽の名作として語り継がれる作品で、「走る」をテーマにした作品と言えば「炎のランナー」を真っ先に挙げる人が多いです。この作品は、1924年パリオリンピックで100m金メダルを獲得したハロルド・エーブラムスと400m金メダルを獲得したエリック・リデルの2人の青年の実話をもとに描かれた作品です。ユダヤ人であるために偏見にさらされていると強く意識し、人種差別に対する反発心でひたむきに走るハロルドと、スコットランドの宣教師の家に育ち、自分の優れた脚力を神から与えられた賜物だと信じ神のために走り続けるエリック、全く異なる2人がオリンピックで金メダルを獲得するまでのひたむきな姿が描かれています。
陽だまりハウスでマラソンを
元オリンピックのマラソン金メダリストである老人パウルが、ベルリンマラソン完走に挑戦する映画です。パウルは1956年メルボルン・オリンピックで西ドイツ代表選手として男子マラソン金メダルを獲得した過去を持ちます。妻の病気を機に二人で老人ホームに入居することになったが、つまらないレクリエーションや規則に縛られるホームに嫌気を差し、昔を思い出し再び走り始めることを決意。70を過ぎて再びフルマラソンに挑戦する老人の姿をユーモアたっぷりに描いた映画です。
人生はマラソンだ!
破綻寸前の工場を再建するべく、家族や仲間に支えながらフルマラソン完走を目指すメタボ中年男たちの奮闘を描いた作品です。製作国オランダでは大ヒットを記録した映画。ロッテルダムで自動車修理工場を営むギーアは、従業員のニコ、レオ、キースの中年3人組と昼間からビールを片手にカードゲームに興じる日々を送っていました。しかし、工場は経営不振の状態に。ギーアは思い切ってイチかバチかの賭けに出ることに。その賭けというのは、メタボ中年男全員完走出来たら借金の肩代わりをスポンサーしてもらう代わりに、完走出来なかった場合は工場をスポンサーに譲るというもの。そこから、中年男たちによるフルマラソン完走を目指した猛特訓が始まります。