足元を明るく照らすことが出来る、おすすめのウエストライトを紹介させて頂きます。ウエストライトは、腰に装着するライトで、足元を照らすのに最適。夜間のランニング中は、足元がはっきりと見えるので走りやすい。ナイトトレイルをする場合も足もとを明るく照らし安全に走ることが出来ます。夜間に犬の散歩やウォーキングをする場合も足もとが見えて安心。
そんなウエストライトのおすすめを、ロードランナー向け、トレイルランナー向けにそれぞれ最適なものを紹介させて頂きます。また、ウォーキングや犬の散歩用途としてウエストベルトを探している方のために安いウエストライトも紹介しています。初めてウエストライトを購入する人のために、選び方も紹介しているので是非参考にしてみてください。
ウエストライトとは
ウエストライトとは、腰(ウエスト)に装着するライトのことです。ウエストライト最大の特徴は、腰に装着することで低い位置から足元を照らすことが出来ること。ヘッドライトの場合、頭に装着するので足元は照らしにくいですが、ウエストライトは足元を照らすのに最適。そのため、ランニング、トレイルランニング、ウォーキング時の安全アイテムとしてウエストライトが人気。足元を明るく照らすことで、より快適にナイトランニング、ナイトトレイルラン、ナイトウォーキングを楽しむことが出来ます。
また、ウエストライトは主にランニング、トレイルランといったスポーツ用に作られたものから、ジョギング・ウォーキング・犬の散歩シーンと様々なシーンで使えるものまでたくさんあります。それぞれの目的によってウエストライトの特徴は大きく異なってくるため、しっかりと自分の目的に合わせてウエストライトを活用しましょう。
ウエストライトはこんなシーンで大活躍
夜間のジョギング・ランニング
ウエストライトが活躍するのが、夜間のジョギング・ランニングシーン。夜間のランニング中に困ることが、足元が見えにくいこと。日中のランニングでは気にならない小さな凹凸も、夜間のランニング中には大きな脅威となることも。路面の起伏に気付かず足をとられると予期せぬ怪我を招くことになります。また、気付かず段差で足を踏み外したり、側溝に足を落としたりしてしまうと大けがにつながることも。
夜間のランニングは足元が見えないことで、些細な怪我から大けがをする可能性があります。そういった時に活躍するのがウエストライト。ウエストライトで足元を明るく照らすことで、路面の凹凸やトラップとなる段差や側溝が良く見えるようになり、安全に夜ランを楽しむことが出来るようになります。
ナイトトレイルや夜間セクション有のトレイルレース
足場の悪いトレイルを走るトレランでは普通のジョギング・ランニング以上に、足元が見えないことが大きな脅威となります。足元が見えないと、突起物を思いっきり踏んでしまうことで足裏を痛めてしまったり、道を踏み外し滑落してしまったりと危険。特に、長時間走り続けるナイトセクション有りのトレイルレースでは夜間は集中力の低下で、足元が見えにくいことがより危険な状態に。
ナイトトレイルではヘッドライトが定番装備ですが、ヘッドライトだけでは足元を明るくするのは不十分。そこで人気があるのがウエストライト。ハセツネを始め、多くのトレイルレースではヘッドライトの補助ライト、つまり足元を照らすためのサブライトとしてウエストライトが多く活用されているのです。
夜間のウォーキング・犬の散歩
ランニング、トレイルランだけではなく、夜間のウォーキング、犬の散歩にもウエストライトがおすすめ。足もとが見えないことで予期せぬ怪我をしてしまう可能性があるのランニング同様、ウォーキング、犬の散歩時も一緒。
ウエストライトを着けて走るメリット
足元を照らして走ることが出来る
ウエストベルトタイプのライトの大きなメリットは、足元を明るくことが出来ること。ランニング、トレイルランの定番のライトグッズ、ヘッドライトもある程度足元を照らすことは出来ます。ただ、装着している位置が地面から遠い高い位置にあるため、路面の凹凸まではっきりとさせることは難しい。一方、ウエストライトなら、見えにくい小さい凹凸も含め、足元をしっかりと照らすことが出来ます。地面から近い腰の位置に装着するため、ヘッドライトよりも足元を照らす効果は格段に高い。そのため、トレランでは、十分な明るさのヘッドライトを装着しているトレイルランナーも足もとを照らすサブライトとして腰にライトを装備している場合が多いです。
足元を明るく照らすことは、ランニング・トレイルラン・ウォーキング、どんなシーンでも怪我を未然に防ぐためにも大切なことです。
また、広角・狭角を切り替えることが出来るライトの場合、周囲を広く明るく照らすだけではなく、遠方を照らすことも出来るため、足元用ライトとしてはもちろん、遠くを照らすライトとしても重宝します。
両手が自由になる
ウエストライトはハンドライトのように手でライトを持つ必要はなく、腰に装着するだけ。両手が空くので非常に便利です。ランニング中は手が空くので、走ることに集中出来る。また、トレイルランニングでは、ハンドライトを持つ手が一つ空くので、給水、給食といった行動がスムーズに。
腰に装着することで体に密着し走りやすい
腰に装着するウエストベルトタイプのライトは、密着性が高いことが大きなメリットです。体にしっかり密着し揺れにくく、ライトがランニングの邪魔になることはありません。体幹部分である腰にライトを取りつけることで、安定した視界を確保しつつ、安定した走りが出来るようになります。特に早いスピードで走るランナーにこそ、密着性の高いウエストベルトタイプのランニングライトがおすすめです。
ウエストライトの選び方
明るさ
トレイルランニング用途で選ぶなら明るいに越したことはありません。トレランでは装備するライトの明るさが大きな武器となります。そのため、出来るだけ明るいライトを選ぶことが大切。150ルーメン以上、出来れば200ルーメン以上がおすすめ。
また、真っ暗な河川敷を走るロードランナーの場合も明るいウエストライトを選び、足元を明るく照らすことが大切です。ロードランナーの場合は100ルーメン以上で、さらに150ルーメン以上あると暗くて困ることはありません。
点灯時間
ランニングやウォーキング用途の場合はそれほど点灯時間を気にする必要はありません。もちろん、点灯時間が長ければ長いほど良いので、点灯時間が長いものを選ぶと良いでしょう。点灯時間が短いとランニング、ウォーキングする度に電池を交換したり、電池を充電したりしないといけなくなります。
一方、トレイルランニングでは点灯時間は重要。点灯時間の短いウエストライトの場合、予備電池を携帯する必要があるため、走る時に携帯する荷物が増えてしまいます。出来るだけ点灯時間が長く使えるものが良い。ハセツネのようにナイトセクションがあるトレイルレースの場合は点灯時間は12時間は欲しいところ。一夜だけではなく二夜走るレースの場合は、さらにもっと長い点灯時間が必要です。また、購入する点灯時間がレースでの使用時間よりも短い場合は予備電池を携帯することで点灯時間の短さを補いましょう。
照射範囲の切り替え
トレイルランニングの場合はヘッドライトの補助ライトとしてウエストライトを使う場合が多いですが、ロードを走るランニングの場合はウエストライトをメインライトとして使う場合が多いです。そのため、出来れば遠くも、近くも切替で明るく照らすことが出来るライトがおすすめです。ウォーキングや犬の散歩で使用する場合も同じです。
広角と狭角を切り替えることが出来るライトの場合、広角で広い範囲を明るく照らすことが出来ます。広角は広い範囲を照らすことが出来る一方、遠くを照らす照射距離は短くなります。そんな場合に狭角に切り替えが出来ると安心。狭角に切り替えれば、より遠くを照らすことが出来るので、速いペースで走る場合や遠くに何があるのか確認したい場合におすすめ。
防水性
ウエストライトは防水性も確認。一般的にIPX1~4が生活防水レベル、IPX5~8が完全防水レベルと言われています。IPXの次の数字が多きれば大きいほど防水レベルは上。そのため、IPXの次の数字は出来るだけ高い方が良いです。
ジョギング・ランニングで使用する場合は生活防水レベルは欲しいところ。一方、長い時間走るトレイルランニングでは、より強い防水レベルが必要。トレイルランニングの場合はIPX5以上の完全防水レベルが欲しいところ。
軽量性
ウエストライトは出来るだけ軽いものが良いです。特にランニング、トレランで使用するウエストライトは軽量性が重要。重いとパフォーマンスに影響するので、出来るだけ負担の少ない、走る邪魔にならない軽量性に優れたウエストライトを選びましょう。
一般的に明るいライト、点灯時間の長いライトほど重量は重くなりがちです。そのため、目的に合わせて明るさ、点灯時間、軽量性のバランスをとって選ぶことが大切です。
おすすめのウエストベルトタイプのランニングライト
ReUdo ランニングライト ウエストベルトタイプ RE-RNL2
ロードランナーにおすすめしたい!ランニング専用、腰装着専用のウエストライト。腰に装着することを前提に作られたRE-RNL2は、ランニング中も揺れない、ズレない、走る邪魔をしない。最大170ルーメンの圧倒的な明るさは、真っ暗な夜道を走るランナーの足元をしっかりと照らしてくれます。街灯が無く真っ暗な河川敷を走る場合や森林公園でナイトランを楽しむ場合などに重宝するウエストライト。広角時は20mの幅を広く照らすことが出来るため、周囲の状況をしっかり把握できます。さらに狭角にすれば100以上先まで明るく照らすことが出来る。足元を含めワイドに周囲を照らす場合も、遠くを照らす場合もバッチリ。
また、ランニング専用に作られたランニングライトとあって、身体への密着度が高く、走る時に全く違和感を感じることが無いのが嬉しいところ。遠くまで照らすことが出来るので、サブ3レベルのランナーの夜間のLSDや距離走にも最適。重みとなるバッテリーパックはカメラユニットから分離し背面に配備することでライトが軽くなり、走行中の光のブレを軽減。さらに、走行中に気軽にライトの明るさを切替できるよう、走行中の操作性もバツグン。夜間の足元を照らすためのライトを探している人に、おすすめです。
ウルトラスパイア ルーメン220 ウエストライト
ナイトトレイルにおすすめしたいウルトラスパイアの「ルーメン220」。明るさ最大220ルーメンで、しっかりと足元を明るく照らしてくれます。集中力が低下してくるレースの夜間セクションも明るい光で足元の危険からランナーを守ってくれるので大変有難い存在。明るいだけではなく、点灯時間は最大28時間と長い。一夜を過ごすトレイルレースだけではなく、二夜を過ごすトレイルレースにもおすすめ。レースでは、明るさとともに軽量性も重要になってきますが、ルーメン220は重量85gと軽量性にも優れている。明るさ、軽量性に優れているのでトレイルレースでのヘッドライトの補助ライトとして最適。通気性も良いので、長時間使用しても快適なライト。
さらにフィット性も良くランニング中も揺れや光のブレを感じることなく、安全に快適に走ることが出来る。ハセツネを始め、ナイトセクションがあるトレイルレースでの使用におすすめです。
ウルトラスパイア ルーメン600 2.0
ウルトラスパイアが誇る最強のウエストライト。明るさマックスで600ルーメンの明るさ。夜間の真っ暗なトレイルコースも、ルーメン600によって車のヘッドライトで照らされたような驚くべき明るさに。ウエストライトとして他にはない圧倒的な明るさが、「ルーメン600」の最大の特徴。ナイトトレイルでは装備するライトの明るさが重要。特にナイトセクションを有するレースでは明るいライトを装備していることが大きな武器になります。この「ルーメン600」は他のライトを圧倒的に凌ぐ最大600ルーメンで夜間に走るトレイルランナーをアシスト。
また、明るいだけではなく、トレランでの実用性の高いアイテム。スマホや行動力を収納することが出来るジッパー付きポケットを二つ配備。ライトの横とウエストベルトの背面に。ライトとしてはもちろんのこと、ちょっとした収納アイテムとしても活躍。さらに、軽量ジャケットを運ぶのに便利なストラップも背面に付いています。防水性もIPX6で、大雨の中でも安心。トレイルを走るランナーのことを考えたハイスペックウエストライトです。
キャプテンスタッグ ウエスト&ヘッドライト
もっと手軽にジョギングやウォーキング用途で使えるウエストライトが欲しい人におすうsめしたいのがキャプテンスタッグの「ウエスト&ヘッドライト」。ウエストライトとしてはもちろん、ヘッドライトとしても使える2WAYライト。足元をしっかり照らしたい時にはウエストライトとして、遠くを照らしたい時にはヘッドライトとして、その時々によって使い分けが出来る非常に便利なライトです。
ライトの明るさは競技志向の強いランナー向けやトレイルランニング向けのライトに比べて明るさは抑え気味のライトなので、普段のウォーキング、犬の散歩等のライトとして使いやすい。価格も安いので、初めてウエストライトを使ってみるという人にも最適。
SGODDE LEDランニングライト
SGODDEのLEDランニングライトは、腰に装着するライトではありませんが、胸のあたりに装着することで、ウエストライト同様足元を明るく照らすことが出来るライトです。ウエストライトとヘッドライトの丁度間ぐらいの高さに来るライトで、足元も照らしやすく、遠くも照らしやすい。明るさは最大250ルーメンと強力な明るさなので、真っ暗な河川敷や森林公園での使用も安心。ナイトランニングを楽しむ人をライトの明るさで守ってくれます。
ライトは防水性と防塵性を備えたIP65仕様。汗をかいても、雨での、塵が舞う中でも安心して使えるタフなライトです。また、背面部には安全用ライトの赤色ランプが付いているので、後ろからの視認性の向上にも役立ちます。さらに、胴体にしっかりと固定出来るので、ランニング中も揺れを感じることなく、快適。
参考価格:1,899円(税込)
サイズ:フリーサイズ
明るさ:最大250ルーメン
点灯時間:3時間(250ルーメン)、4時間(180ルーメン)、6時間(90ルーメン)
防水:IP65
重量:160g