日本国内で開催されているウルトラマラソンの中から、人気がありおすすめの大会を厳選して紹介させていただきます。初めてウルトラマラソンを走る初心者の人におすすめの入門大会はもちろん、上級者も楽しめる難易度の高い大会と合わせて紹介しているので、是非参考にしてみてください。
目次
多くのランナーに人気!!おすすめのウルトラマラソン大会
伊豆大島ウルトラマラソン
東京から船で2時間ほどでアクセス出来るリゾート地として人気の”伊豆大島”。自然豊かな島で、美しい風景を満喫出来る伊豆諸島最大の島です。そんな伊豆大島で開催されるのが「伊豆大島ウルトラマラソン」です。
伊豆半島と富士山を海越しに眺めながら走ることが出来る気持ちの良い大会。2004年から13年回開催された「伊豆大島ウルトラランニング」は、2018年から「伊豆大島ウルトラマラソン」として生まれ変わりました。伊豆大島の魅力をたっぷり堪能できる大会です。
開催日:4月上旬頃
開催地:東京都大島町
種目:70km/50km
制限時間:10時間/8時間
参加人数:300人/300人
参加費用:12,000円/9,000円
チャレンジ富士五胡
ウルトラマラソン初心者に人気の「チャレンジ富士五胡」。世界遺産である雄大な富士山と美しい5つの湖(山中湖/河口湖/西湖/精進湖/本栖湖)を巡るコース。富士山、湖、満開の桜と景観の素晴らしいコースで、初心者はもちろん、ウルトラマラソン上級者にも人気の大会。
チャレンジ富士五胡は最大標高差は約250mほど。ウルトラマラソン初心者でも走りやすいため、多くのビギナーが最初の大会として参加しています。参加者も多く、初めてのウルトラマラソンにおすすめ。
開催日:4月下旬頃
開催地:山梨県富士吉田市
種目:118km/100km/71km
制限時間:15時間/14時間/11時間
参加人数:1000人/2000人/1000人
参加費用:19,000円/18,000円/14,000円
星の郷八ヶ丘野辺高原100kmウルトラマラソン
日本最強のウルトラマラソンと言われる「星の郷八ヶ丘野辺山高原100kmウルトラマラソン」。標高1000mを超える高原地帯で開催されるウルトラマラソンで、最大標高差は1000m以上。アップダウンの激しい、国内屈指の難コース。2017年の100kmの部の完走率は49.1%と、難易度の高い大会です。
この大会は難易度が高く、大きな壁として立ちはだかる上級者向けのコースだからこそ、完走した時の喜びや感動は格別です。この大会を10回完走すると「デカフォレスト」という称号を、20回完走すると「ユプシロン」という称号を与えられます。
開催日:5月中旬頃
開催地:長野県南佐久群南牧村/小海町/北相木村/南相木村/川上村
種目:100km/71km/42km
制限時間:14時間/10時間15分/6時間30分
参加人数:2700人/300人/300人
参加費用:20,000円/15,500円/9,000円
奥武蔵ウルトラマラソン
初夏に開催されるウルトラマラソン「奥武蔵ウルトラマラソン」。この大会の魅力は、エイドステーションが充実していること。3km間隔で26カ所にエイドステーションがあり、エイドを楽しむことが出来ます。エイドには果物、野菜、麺類、ご飯類と豊富なラインナップが並びます。初夏に開催されるということで、飲み物はキンキンに冷えており、かき氷も提供されます。また、焼き鳥をつまみにノンアルコールビールを飲めるのも魅力的。
さらに折り返し地点で出迎えてくれるビキニ姿の美女も、この大会の大きな特長です。美女が火照った体を水をかけて冷やしてくれます。美女との写真撮影を楽しむランナーも。コースはアップダウンが多く、最大標高差も約800mあり、厳しいコースですが、オリジナリティあふれる楽しい大会です。
開催日:6月上旬頃
開催地:埼玉県入間郡毛呂山町
種目:78km
制限時間:12時間
参加人数:1800人
参加費用:9,000円
飛騨高山ウルトラマラソン
日本屈指のタフなコースと言われる「飛騨高山ウルトラマラソン」。最大標高差は約800m、累積標高2489mと、国内ウルトラマラソンの中でもトップレベルの難易度を誇る難コース。ウルトラマラソン初心者には厳しい難コースで、敢えてタフなコースを走りたいという経験者におすすめの大会。
開催地は日本一広い面積を誇ることで有名な”高山市”。高山市の人気観光スポットである「古い町並み」を駆け抜けます。古い町並みやレトロな建物を見ることが出来る魅力的なコースです。また、エイドでは高山名物の飛騨牛やトマトシャーベットなどを堪能することが出来ます。
開催日:6月上旬頃
開催地:岐阜県高山市
種目:100km/71km
制限時間:14時間/11時間
参加人数:2500人/1000人
参加費用:19,000円/15,000円
日光100kmウルトラマラソン
世界遺産の日光を舞台に開催される「日光100kmウルトラマラソン」。この大会は、世界遺産の保全活動への寄与を掲げるウルトラマラソン「世界遺産シリーズ」の一つ。世界遺産の日光東照宮や人気観光スポット日光江戸村や鬼怒川温泉などを巡るコースです。
標高差は約1400mと厳しい道のりを走るコースですが、世界遺産を巡る体験が出来る素晴らしい大会です。
開催日:6月中旬頃
開催地:栃木県日光市
種目:100km/62.195km
制限時間:14時間/9時間30分
参加人数:1800人/700人
参加費用:22,000円/15,000円
サロマ湖100キロウルトラマラソン
日本国内のウルトラマラソンと言えば「サロマ湖100キロウルトラマラソン」。日本最大級のウルトラマラソンで国内屈指の人気を誇る大会です。エントリーは先着順ですが、受付を開始してすぐに定員に達してしまうほどの人気を誇ります。この大会は最大高低差は約40mとウルトラマラソンの中では比較的平坦で走りやすいコース。100kmマラソンの男女世界記録(砂田貴裕:6時間13分33秒、安部友恵:6時間33分11秒)も、この大会で誕生しています。コースは走りやすいため、ウルトラマラソン初心者にもおすすめの大会。
また100kmの部を10回完走するとサロマのスペシャリストとして「サロマンブルー」という称号が与えられます。この称号は多くのウルトラランナーが憧れるもの。さらに20回完走を果たすと、その上の称号である「グランドブルー」という称号が与えれます。
開催日:6月下旬頃
開催地:北海道北見市/佐呂間町/湧別町
種目:100km/50km
制限時間:13時間/8時間
参加人数:3550人/550人
参加費用:17,000円/11,000円
歴史街道丹後ウルトラマラソン
京都府京丹後市で開催される「歴史街道丹後ウルトラマラソン」。海を眺めながら丹後半島の起伏のある土地を走る大会です。世界ジオパークに認定されている山陰海岸ジオパークエリアに属しているコースは、景観が素晴らしくランナーの疲れを癒してくれます。
エイドステーションでは丹後半島の名物”バラ寿司”を始め、丹後半島の美味を堪能できます。
開催日:9月中旬頃
開催地:京都府京丹後市
種目:100km/60km
制限時間:14時間/9時間30分
参加人数:2600人/1400人
参加費用:18,000円/13,000円
四万十川ウルトラマラソン
最後の清流と言われる”四万十川”に出会える「四万十川ウルトラマラソン」。初開催は1994年で歴史のある大会。国内各地で開催されているウルトラマラソンの中でも、人気のある大会です。
四万十川ウルトラマラソンの魅力は雄大な自然を堪能できること。21km過ぎの難関である峠を越えると、目の前には四万十川のパノラマが広がります。また、給水・給食も充実しており、参加者の評価も高い大会です。四万十名物の「沈下橋」を渡り四万十川の流れを間近に感じることが出来る、気持ちのいい大会です。
開催日:10月中旬頃
開催地:高知県四万十市
種目:100km/60km
制限時間:14時間/9時間30分
参加人数:1800人/600人
参加費用:18,000円/13,000円
壱岐の島ウルトラマラソン
200万部を突破したベストセラーコミック「奈緒子」の舞台である波切島のモデルとなった”壱岐市”で開催される「壱岐の島ウルトラマラソン」。映画「奈緒子」のロケ地を走ることが出来るのが魅力的。また、壱岐の島は素晴らしいロケーションと観光名所が多く、そんな壱岐の島を一周できる贅沢な大会です。
累積標高は1387mでアップダウンも多く、起伏の変化を楽しむことが出来ます。
開催日:10月下旬頃
開催地:長崎県壱岐市
種目:100km/50km
制限時間:14時間/8時間
参加人数:500人/500人
参加費用:15,000円/10,000円