アシックスのランニングタイツを選ぶなら、「MMS(モーションマッスルサポート)タイツ」がおすすめ。アシックスの「MMS LONG TIGHT」はランナーに人気が高いモデルで、今やハーフマラソンやフルマラソン完走を目指して走るランナーの定番アイテム。フルマラソンでサブ5(5時間切り)を目指すランナー、ハーフマラソンでサブ2(2時間切り)を目指すランナーのランニングフォームを安定させ、怪我を予防しつつ、目標達成へと近づけてくれるタイツです。
この記事では、モーションマッスルサポートタイツのサポート機能、履いて走ることで得られる効果、実際に着用したランナー達の評価・口コミなどをまとめて紹介させていただきます。アシックスのサポートタイツが気になっている方は是非参考にしてみてください。
目次
アシックスランニングタイツ「モーションマッスルサポート(MMS)」とは
アシックスのランニングタイツ「MMS」とは、「腰(骨盤)」「膝」「太もも」「ふくらはぎ」と脚全体をカバーするフルサポートタイツです。MMSは、「MotionMuscleSupport(モーションマッスルサポート)」の略で、ランニング中の筋肉や関節、骨盤を安定させてくれるものです。初代タイツは、2014年に誕生し、2016年に後継モデル「MMS LONG TIGHT 2.0」が登場。そして2018年に現在の最新モデルである「MMS LONG TIGHT 2.5」が誕生しました。
アシックスのMMSロングタイツは、ランニングフォームがまだまだ安定していないランナー、フルマラソンを速いタイムで走り切るだけの筋力が備わっていないランナーをターゲットとしたもので、主にフルマラソン完走からサブ5を目指すランナーをメインターゲットとしています。もちろん、故障予防という意味ではサブ4を達成しているランナーでも日々のロング走・距離走に取り入れてみるのも良いでしょう。
モーションマッスルサポート「MMS」のサポート機能
- 腰サポート
- 膝サポート
- 太ももサポート
- ふくらはぎサポート
モーションマッスルサポートタイツは、優れたサポート力を売りにしたタイツ。そのサポートは「腰サポート」、「太ももサポート」、「膝サポート」、「ふくらはぎサポート」の4つ。
①腰サポートの役割
腰サポートはタイツの履き口に搭載されているサポート機能。ランニングフォームの安定性を支えている骨盤をサポートするもので、このサポート機能が初心者ランナーのフォームを「腰の入った正しいランニングフォーム」へと導きます。
②太ももサポート機能
太ももサポートは太ももの前側と後ろ側に搭載されたサポート機能。主にもも前側の筋肉をサポートし、ランニング中に足が自然と前へと出る仕組み。レース後半にバテて来ると、中々足が前へと進まないが、そんな時でも前へと進む足運びをサポートしてくれるのが太ももサポートです。
③膝サポートの役割
膝サポートは、膝周りに搭載されたサポート機能。膝周りの筋肉をサポートすることで、膝への負担を軽減。ランニング中に受ける衝撃から膝を守り、膝の故障を予防。
④ふくらはぎサポートの役割
ふくらはぎサポートはランニング中に酷使しやすいふくらはぎに搭載されたサポート機能。ふくらはぎに適度な着圧を与えることで、ふくらはぎの筋肉の負担を軽減。レース後半になってもばてない足へ。
アシックスランニングタイツ「MMS」を履いて走る効果

出典:アシックス公式サイト
- ランニングフォーム安定
- 怪我予防
- 後半の失速予防
アシックス「MMSロングタイツ」を履くメリットは、「ランニングフォーム安定」「怪我予防」「後半の失速予防」の三つ。
効果①ランニングフォームの安定
アシックスの「MMSロングタイツ」は、履いて走ることでランニングフォームを安定させる効果があります。それを支えるのが「腰サポート(コアバランス機能)」。腰あたりのややキツメのサポートがあることで、ランナーの理想的な走り方である“腰が入ったフォーム”へと近づきます。
初心者ランナーの場合は体幹部が弱いことからコ腰が入ったフォームを長く維持し続けるのは難しいですが、MMSを着用すれば、腰サポート機能によって、より長く良いフォームを維持出来ます。
効果②怪我の予防
初心者が長距離を走る上で気を付けたいのが怪我。MMSはサポート機能によって筋肉や関節の無駄な動きを抑制し、怪我を予防。特にランナーが痛めやすい膝は、膝サポート機能によって着地時の衝撃を緩衝し、膝への負担を大幅に軽減。またふくらはぎサポートによってふくらはぎの筋肉を効率よく使えることでも、膝への負担を減らすことが出来ます。マラソン初心者ランナーはもちろん、サブ4レベルの日々のロードワークの怪我予防にもおすすめ。
効果③レース後半の失速を防ぐ
アシックスの調査データによると、サブ6~サブ5ランナーはフルマラソン後半で失速することが多い。MMSはそんなランナーの後半の失速を防ぐために作られたタイツ。4つのサポート機能によって、走るフォームを安定させ、ランニング中の無駄なエネルギーの消費を抑制。レース後半になっても、スタミナを維持出来るようにアシスト。
アシックスランニングタイツ「MMS」を履いて走ったランナー達の評価・口コミ
アシックスのランニングタイツ「MMS」はメリットもあればデメリットもあります。実際に着用して走ったランナー達の評価・口コミを良かったものから悪かったものまで両方抜粋しているので、確認してみてください。
良かった評価・口コミ
期待以上の収穫。ハーフの大会で走る時いつも10km過ぎると膝が痛くなってくるのでサポータをつけて走り、痛みを堪えて走っていた。色々調べ今回このランニングタイツを購入7/1猛暑日の中、能登で行われたロードレース(ハーフ)にサポータをつけずに不安な気持ちで走った。結果膝は痛くならず問題なく完走出来ました。そして、翌日になっても足の疲れはあまり出ませんでした。
これまでは、サポートタイツはキツくて動きにくいイメージを持っていました。しかし、このアシックスのサポートタイツはキツくもなく脚が動きやすい。腰をしっかり支えてくれる感がします。さらに、太腿、膝、ふくらはぎをサポートしてくれて、身体が軽くなったように感じます。脚が面白いように前に前に進む感じです。
とても薄くて伸縮性のある素材で作られた、ランニングサポートタイツです。ラメの様な光沢があり、質感やデザインがとても良いです。
MMSロングタイツを試してみて良かったという意見は、「サポート力の良さ」「薄手で走りやすい」「デザインの良さ」を褒める意見が多いです。MMSロングタイツはサポート力はしっかりしているものの、他のスポーツタイツに比べてきつ過ぎて走りにくいと感じることは少なく、むしろ薄手で走りやしすのが特徴です。また、光沢感のあるお洒落な見た目も好評。
悪かった評価・口コミ
走りやすさは、膝は良いのですが、股がきつく長距離を小股で走るのは良いかもしれませんが、中距離を少し早めに走ろうをすると走りにくいです。
いつもランニングタイツ1枚ですが、このカラーは汗染みできるので、ショートパンツわざわざ履かなきゃなんでマイナス1で。
逆に悪かったという意見では、「短い距離を走るのには不向き」「薄手なので汗染みして一枚では履けない」という意見があります。MMSはサポート力は良いので、長距離走には最適。でも、5キロぐらいの短い距離を速いペースで走るのには不向きです。そういった場合はサポート力が逆に邪魔になってしまいます。また、薄手で作られているので、選ぶ色によっては練習後の汗染みが気になることも。そういった場合はランニングタイツ1枚ではなくショートパンツ・ハーフパンツとの重ね履きがおすすめ。
サポート強化!最新モデル「MMS LONG TIGHT 2.5」
アシックスが誇る最強ランニングタイツは「MMS LONG TIGHT 2.5」。腰(骨盤)、太もも、膝、ふくらはぎをフルサポートするタイツで、従来のサポートタイツよりもサポート力に優れているモデル。初めてフルマラソン完走を目指す人からサブ5を目指す人の練習用、大会用におすすめです。
本格的なマラソンシーズンを迎える秋冬はもちろん、薄手で作られているので春夏でも使えるオールシーズンモデルです。サポート力に優れた、機能性に優れた良いタイツが欲しいというランナーにこのモデルがおすすめ。
安く買える旧モデル「MMS LONG TIGHT 2.0」
「2.5」の旧モデルに当たるのが「2.0」。前モデル「2.0」も腰、太腿、膝、ふくらはぎをカバーするフルサポートモデル。基本的に2.5との違いはほとんどなく、価格重視で選ぶなら現在アウトレット価格となっている旧モデルがおすすめ。ただし、新モデル登場によって各店舗の在庫は少なくなっており、欲しい色やサイズによっては既に在庫切れも場合もあります。
アシックスランニングタイツでフルマラソン完走~サブ5を目指そう
アシックスのランニングシューズを履いて走っているなら、タイツもアシックスで揃えるのがおすすめ。アシックスのタイツはシューズ同様に機能性に優れているのが特徴。特に「MMSロングタイツ」は高機能タイツとして、アシックス定番のサポートタイツ。走るフォームを安定させ、走行中の怪我を防ぎ、心地よい走りを提供してくれるので、MMSロングタイツを着用してフル完走からサブ5達成を目指してみましょう。