中学校や高校で陸上競技に取り組む短距離選手から中距離選手まで、おすすめの陸上競技用品・グッズを紹介させていただきます。陸上グッズは定番のスパイクやシューズ、ウェアから様々な種類のものがあります。
この記事では、陸上競技を始める人に必須のものから、あると便利なものまでたくさのアイテムを紹介しています。陸上競技に取り組む人だけではなく、自分の息子や娘が陸上を頑張っているという方も子供へのプレゼントとして参考にしてみください。紹介しているアイテムは、どれも陸上競技で役立つ人気のあるアイテムばかりです。
目次
陸上競技用品のおすすめ10選【短距離・中距離・長距離種目対応】
①陸上競技シャツ
陸上競技を始める上で欠かせないのが、陸上競技ウェア。中学校や高校であれば大会で使用する試合用ユニフォームは学校単位で申し込むものの、練習用のウェアは各自で用意する必要があります。学校の練習は平日と土日と毎日のようにあるので、練習着は複数用意しておきたい。特に何枚も持っておきたいのがTシャツです。Tシャツは日々の練習の必需品で、練習で汗をかいた後に着替えたりもするので、出来るだけたくさん持っておきたいウェアアイテムです。
陸上競技用のTシャツと言えば、アシックスのウェアが定番。アシックスのシャツは速乾性に優れているので、汗をたくさんかいてもべたつきにくく快適。ウェアが汗で体に張り付きにくいので、春夏の暖かい時期でも快適に走ることが出来ます。特におすすめのこの「アイコン半袖Tシャツ」は「時空を超えるスピード」をモチーフにしたおしゃれなデザインでカッコいいシャツ。デザインだけではなく、速乾性と通気性、動きやすさと機能性に優れているので、短距離選手から長距離選手まで、そして投擲競技、跳躍競技までおすすめの一枚です。
②陸上競技パンツ
陸上競技を始める人は、ウェアアイテムとしてシャツと同様パンツも必須。とりあえずシャツとパンツの2アイテムさえあれば、陸上競技の練習に参加することが出来ます。陸上競技は試合では「ランパン」と言われる短いパンツを履きますが、練習では5分丈や7分丈の短パンを履きます。パンツは何でもOKではなく、速乾性に優れていることと、足を動かしやすいことが重要。
ミズノの「ウォームアップパンツ」は日々の練習着としておすすめ。シンプルなデザインで、どんなTシャツとも合わせやすい。そして肌ざわりが良いので、着心地の良さは抜群。普段の練習着としては程よい丈感で、陸上初心者でもすんなりと履きやすいパンツです。

③陸上競技ソックス(靴下)
陸上競技をするなら、靴下はスポーツタイプの靴下を選びたい。陸上のスポーツソックスは、くるぶし丈ソックスが定番。ランニングシューズや陸上スパイクを履いた時に靴下が少しだけ見えるぐらいの長さが、陸上競技選手らしくてカッコいい。また、ソックスを選ぶ時は靴下の底に滑り止めが付いているものがおすすめ。滑り止めがあることで、シューズの中で足が滑ってしまうのを防ぎ、力強く走ることが出来ます。短距離走ではしっかりと踏ん張りが効き、長距離走では疲れにくくなるなど、タイム向上に効果的。
アシックスの陸上競技用ソックスは、滑り止めが前足部と踵部にあるので、靴の中で足が動くのを防止。さらに指先がそれぞれ独立した5本指タイプになっているので、5本の指を使ってしっかりと地面をとらえることが出来ます。5本指ソックスは、踏ん張りが効く、脚のトラブルを防止する、疲れにくいといった様々な効果があるので、走る陸上競技におすすめです。

④陸上競技スパッツ(タイツ)
本格的に陸上競技に取り組むなら、スパッツを持っておくと便利。スパッツは体へのフィット感が高く、走る時に全く邪魔にならないウェアです。しっかりと走り込みたい人には走りやすいスパッツがおすすめ。また、スパッツは1枚で履いても良いし、ランパンやショートパンツのインナータイツとして履いても良いです。現在は、「走ることに集中出来る」「ウェアが邪魔にならない」という理由で、陸上競技の大会でユニフォームの下にスパッツを着用する選手が増えています。
スパッツはアシックスの陸上競技用スパッツがおすすめ。身体へしっかりとフィットし、動きやすさを追求したタイツで、短距離走から中長距離選手までおすすめ。また、スパッツのサイドからふとももにかけておしゃれなグラフィックデザインを施しているので、かなりカッコいいです。
⑤陸上競技グローブ(手袋)
中長距離の選手は秋冬にロードで走り込むことが多いですが、その時に欠かせないのが手袋です。寒い時期に長い距離を走っていると、手先がかじかんでしまって大変。手に冷たい風がダイレクトに当たるので、手が痛くて走ることに集中出来ないことも。さらに雨や雪が降っている中だとさらに大変です。そんな時は手袋(グローブ)を装着しておくと、寒さから手を守ることが出来ます。
秋冬の防寒対策として手袋を選ぶならアシックスの「レーシンググローブ」がおすすめ。生地が薄手なので、長距離走で手袋の中で蒸れてしまう心配がありません。汗をかいても優れた速乾性ですぐに乾くので、長時間手につけていても快適です。また、手首のところが長くないので、ランニングウォッチをつけているときに手袋をつけても全く邪魔にならないのもうれしいです。

⑥陸上競技キャップ(帽子)
3000mや5000mに取り組む長距離の選手は、夏の時期の大会やロード走では熱中症対策として帽子をかぶっておくのがおすすめ。帽子をかぶるだけでも直射日光が頭に直接当たるのを防ぎ、熱中症を予防する効果があります。また、それ以外にも眩しさを軽減したり、汗対策になったりと夏の試合や練習でキャップをかぶって走るメリットは多いです。長時間、強い日差しの中で走ることが多い長距離の選手は帽子は一つは持っておきたいところ。
おすすめはアシックスのランニングメッシュキャップ。メッシュ構造の帽子で通気性が抜群。風通しが良いので、長時間着用しても帽子の中が蒸れにくく快適です。また、渇きが良いので、走って汗で汚れてしまっても水洗いしてすぐに乾かすことが出来ます。また、光に反射する再帰反射素材を使っているので、夜ランニングする場合も被っておくと安心です。

⑦陸上競技シューズ(練習用)
陸上競技に取り組むうえで欠かせないのがランニングシューズ。試合では陸上競技場のタータントラックを走る専用スパイクを使用しますが、練習では通常のランニングシューズを履くのが一般的。短距離走ではスパイクを着用した練習もしますが、ウォーミングアップや流し、坂道トレーニングなどで使用するのはランシュー(アップシューズ)。中長距離の選手になると練習でスパイクを履くことはないので、日々の学校終わりの部活動で履くのはもっぱらランニングシューズ。練習で履くシューズなので、出来るだけ耐久性に優れたものを履いておきたい。
中学校や高校の部活動で人気なのがアシックスの「ターサージール」です。短距離走の選手も中長距離走の選手もみんなこぞって履くのがターサージール。ターサージールは軽くて反発性、グリップ性に優れているのでスピードを出しやすい。おまけにアシックスらしく、クッション性にも優れているので、足にも優しい。そして特に部活動として人気が高いのが「ターサージールTS」です。TSはトレーニングモデルで、通常のターサージールよりも耐久性に優れたモデル。部活動で陸上競技に取り組む人の練習用シューズとして絶大な人気を誇ります。
⑧陸上競技スパイク(試合用)
陸上競技を始めるなら、練習用シューズとともに試合用シューズも欠かせない。陸上競技で試合で着用するのは靴底にピンが付いたスパイクです。100mの短距離選手から5000mの長距離選手まで、使用するピンの長さは違えど、スパイクを着用して1周400mのタータントラックを走ります。スパイクは短距離用(100m・200m・400m)、中距離用(400m・800m・1500m)、長距離用(3000m・5000m・10000m)とありますが、これから中学校や高校で陸上を始める初心者はどの種目にも対応するオールラウンダーなスパイクを選ぶのがおすすめ。
アシックスの人気陸上スパイク「エフォートSK」は陸上競技の全種目に対応したモデル。短距離走から中長距離走までカバーできるスパイクなので、まだどの種目を専門にするか決まっていない陸上初心者におすすめです。また、短距離走では土のトラックの学校の練習でもスパイクを着用することが多いですが、こちらは土のトラックでも使えるタイプ。試合用と練習用両方を兼用するので、始めてスパイクを買うという人に最適です。
⑨陸上競技時計
陸上長距離選手にとって欠かせないのがランニングウォッチ。トラック1周のラップやスプリットを計測するために時計は欠かせない。練習でペースを確認しながら走ることで、質の高い練習が出来、試合でペースを確認しながら走ることで目標タイム達成へと近づけることが出来ます。また、最近は単純にラップ・スプリットを測れるだけの時計ではなく、GPS機能を備えたGPSウォッチが人気。GPSウォッチは走った距離を計測してくれる優れた時計。距離が分からない河川敷や学校周辺の道を走る時を走る時もリアルタイムで現在の走行距離やペース、1kmごとのラップを確認しながら走ることが出来ます。
ランニング用GPSウォッチならガーミンの「235J」がおすすめ。ガーミンはGPSウォッチのトップメーカー。GPS精度が高いので、より正確に走行ルートの軌跡や距離を測ることが出来ます。さらに235Jは光学式心拍計を備えているので、腕に装着するだけで簡単に心拍数を計測可能。心拍数を管理しながらトレーニングする心拍トレーニングが手軽に出来るので、日々のトレーニングの質が高まります。また、ランニングフォーム分析に役立つランニングダイナミクス機能、長距離選手の重要指標である最大酸素摂取量を測定するVO2MAX機能など優れた機能を有するので、持っておくとかなり便利です。
⑩陸上競技リュック
陸上競技を始めると、スパイクやシューズ、ユニフォーム、ゼッケン、着替え、お弁当、水筒と持ち歩くものが多くなるので、たくさんものが入るリュックがあると便利です。大きいリュックがあれば大会へ行く時も学校へ通学する時もいっぺんにたくさんの荷物を持ち歩くことが出来ます。
おすすめのリュックは、ミズノの「NXTバックパック」。デザインがミズノらしいカッコいいデザイン。背負うだけでもカッコよく決まるので、試合に持っていくリュックとして活用するとやる気が上がること間違いなし。容量は30Lなので、試合当日にたくさんものを入れて持っていくことが出来ます。サイドには飲み物を入れられるメッシュポケットがあるので、移動中もすぐに水分補給が出来ます。さらに上部にはファスナー付きポケットとファスナー無しのポケットがあり、すぐに取り出したい財布やスマホ、定期を入れておくのに便利。また、リュックの中身はA4サイズのファイルやノートなどの収納に便利なポケットがあるので、通学をする時にも最適です。

新しい陸上競技用品を手にしてモチベーションを上げて頑張ろう!
これから陸上競技を始める人は、それぞれ必要なものを揃えてみましょう。既に陸上競技を頑張っているという人は、新しいアイテムを手にしてモチベーションを上げて、自己ベスト更新へ向けてさらに頑張っていきましょう。息子さんや娘さんが陸上を頑張っているという親御さんは、頑張る子供のために誕生日のプレゼントとして、頑張ったご褒美として何か陸上競技関連のグッズをプレゼントしてみると良いでしょう。