中学校や高校の部活動で陸上競技を始めるなら、asics(アシックス)の陸上スパイクを準備してみるのがおすすめです。アシックスの陸上スパイクは、陸上初心者の足に優しいクッション性・安定性・屈曲性に優れたモデルが多く、新入部員の最初の一足目にぴったりです。また、カーボンプレート搭載の高反発モデルや、フラット接地にぴったりなフラット、画期的なピンレススパイクなどレベルの高い陸上スパイクも充実し、大会で表彰台を狙う中級者や全中・インターハイを目指す上級者にも高い人気を誇ります。
今回の記事では、陸上競技を頑張る中学生・高校生から社会人向けに、アシックスの2024年最新作を含め、アシックスの陸上スパイクのおすすめモデルを紹介しています。短距離種目専用や長距離種目専用など種目別におすすめのスパイクを紹介しています。また、また、ヒートスプリントとヒートフラットの違い、SPブレードとサイバーブレードの違いなど多くの人が気になるであろう人気スパイク同士の違いも紹介しています。国内の大手陸上スパイクメーカーであり、陸部定番のスパイクメーカーであるアシックスの陸上スパイクが気になっている人は是非参考にしてみてください。
目次
アシックスの陸上スパイクの特徴
学校の部活で陸上競技に取り組む中学生や高校生に人気の高い陸上競技用スパイクメーカーといえば、asics(アシックス)です。国内メーカーであるアシックスの陸上スパイクは日本人の中学生や高校生の足に合いやすいというのが大きな特徴です。さらにそのほかにも、各種目(短距離・中距離・長距離・跳躍・投擲)それぞれの専用スパイクが充実している、初心者から上級者まで様々な走力レベルの陸上スパイクが揃ってる、世界初となるピンレススパイクも取り扱っているなどの特徴があります。
短距離から長距離、跳躍、投擲まで種目ごとの専用スパイクが充実
アシックスの陸上スパイクの大きな魅力と言えるのが、商品ラインナップの豊富さです。アシックスの陸上スパイクなら、短距離用(100m・200m・400m・ハードル)、中距離用(800m・1500m)、長距離用(3000m・5000m・10000m・3000mSC)、跳躍用(走高跳・棒高跳・走幅跳・三段跳)、投擲用(砲丸投・円盤投・ハンマー投・やり投)と、自分の取り組む種目用に最適化された種目専用スパイクを選ぶことが出来ます。
さらに、まだ種目が決まっていない新入生(新入部員)向けには、100mから1500mまで、さらにはハードルに跳躍種目にと幅広い種目に使えるオールラウンドモデルも用意されています。そのため、専門種目が決まっている人も決まっていない人も自分に最適な陸上スパイクをしっかりと選べるようになっているのです。
陸上初心者向けから上級者向けまでラインナップ豊富で、走力レベル別に選びやすい
アシックスの陸上スパイクは、走力レベル別のラインナップも豊富です。中学校や高校へ入学しこれから陸上競技を始めるという初心者向けに、初心者から初級者或いは中級者へとステップアップを狙う人向けに、陸上競技に慣れてしっかりと筋力の付いてきた中級者向けに、全中やインターハイを目指す上級者向けにと、本当に様々なレベル向けの陸上スパイクが揃っています。
特に、種目専用スパイクにも初心者モデルが用意されているのがアシックスの大きな強みと言えます。他社メーカーの種目専用スパイクは基本的に中級者〜上級者用であるため、初心者はどの種目でも使えるオールラウンドモデルを選ばざるを得なくなります。一方、アシックスなら陸上初心者でもやりたい種目が決まっていたら最初からその種目に最適化されたスパイクを選ぶことが出来ます。
アシックス独自開発のピンレススパイク
アシックスは技術力の高さも大きな特徴です。それを象徴するのが、アシックスが独自開発した全く新しい陸上スパイクである、ピンレススパイクです。ピンレススパイクとは、従来の陸上スパイクの靴底に必ずある金属製のスパイクピンを取り除いたピンレス構造採用のスパイクのことです。
ピンレススパイクは、着地の際にスパイクピンがトラック上の路面に刺さり蹴り出し時にスパイクピンが抜けるまでの時間を短縮出来るのが大きな特徴です。また、ピンレス構造ながらもカーボンプレートに六角形のハニカム構造を採用することでグリップ力もしっかりと確保しています。このアシックスの高い技術力により生まれたピンレス構造は、トップ選手向けである短距離用スパイク「METASPRINT(メタスプリント)」と長距離用スパイク「METASPEED LD(メタスピードLD)」に採用されています。
アシックスの陸上初心者用スパイクのおすすめ【種目全般対応】
エフォート13(陸上初心者用)
中学校や高校へ入学し、これから陸上競技を始めるという陸上初心者には、asics(アシックス)の初心者向け陸上スパイクの定番商品である「EFFORT 13(エフォート13)」がおすすめです。
アシックスのエフォート13の最大の特徴は、100mから1500m、さらにハードルや跳躍種目(走幅跳・三段跳・棒高跳)まで幅広い種目で使えるオールラウンドモデルであること。そのため、どの種目を専門にするのかまだ決まっていないという陸上初心者の最初の一足目にぴったりです。さらに、ピンを取り替えることで、学校のグラウンドの土トラック(アンツーカートラック)でも陸上競技場のタータントラック(オールウェザートラック)でも使える兼用スパイクとなっているため、この一足さえあれば放課後の練習でも週末の試合でも使えるのが魅力的です。
また、機能面では陸上初心者の足を守るための機能が充実しているのが大きな特徴です。クッション性と安定性が高く陸上初心者の足に優しい作りです。さらに、疲労ととも低下しがちな土踏まずサポートしてくれるアシックス独自のアーチサポート機能であるARCHWRAP(アーチラップ)を搭載し、この点でも足への負担を軽減出来るのも特徴的です。陸上初心者の最初の一足目としては、まず間違いのないスパイクです。
アシックスの陸上短距離用スパイクのおすすめ【100m・200m・400m・ハードル対応】
ヒートスプリント13(短距離初心者用)
これから陸上競技を始めるけど専門種目は既に短距離走(100m・200m・400m・ハードル)に決めているという陸上初心者や、初めての短距離専用スパイクが欲しいという初級者には、asics(アシックス)の「HEATSPRINT 13(ヒートスプリント13)」がおすすめです。
アシックスのヒートスプリント13の最大の特徴は、初心者〜初級者レベルの選手でも履ける本格的な短距離専用スパイクである点です。オールラウンドモデルであるエフォート13と違い、短距離走に特化した作りとなっているため、初心者〜初級者レベルでもスプリンターらしい走りが体感出来ます。また、短距離専用スパイクらしくしっかりと反発力のあるプレートを採用しながらも、中級者以上の走力レベルのスパイクよりも屈曲性が高く、衝撃緩衝材であるクッション素材も多く搭載されているため、初心者から初級者でも足を痛めることなく安心して履けるのが大きな魅力です。
また、短距離専用スパイクながらも、土トラック(アンツーカートラック)でもタータントラック(オールウェザートラック)でも使える兼用モデルとなっているため、放課後の練習でも土日の大会でも使えるところも初心者から初級者にとっては嬉しいところです。
ヒートフラット12(短距離初心者用)
初心者向けであるエフォートシリーズからステップアップを考えている人の2足目に、初心者から初級者レベルの選手が履ける陸上短距離種目用スパイクが欲しいという人に、asics(アシックス)の「HEATFLAT 12(ヒートフラット12)」がおすすめです。
アシックスのヒートフラット12の最大の特徴は、適度なクッション性を備え、初心者から初級者レベルの選手でも快適に履ける短距離用スパイクである点です。厚めのソールを採用し、足を保護するクッションを確保しているため、陸上スパイクに慣れていない初心者でも最初から安心して履けるスプリンタースパイクとなっています。また、接地時の衝撃を抑えられるため、跳躍種目初心者の一足目としてもぴったりです。また、ソールはクッションだけではなく、反発性に優れ、さらにスパイク特有のプレートによる高い反発性も相まって、スプリンタースパイクらしいスピードを体験出来るのも魅力的です。
また、オールウェザートラックだけではなく、土トラックでも使えるため、練習用スパイクと試合用スパイクを兼用することが出来ます。
ヒートスプリント13とヒートフラット12の違いは??
アシックスのヒートスプリント13とヒートフラット12は、どちらも初心者向けオールラウンドスパイクであるエフォートシリーズからのステップアップシューズとして人気の高い初心者〜初級者向けの短距離用スパイクです。どっちが良いか迷う人も多いのですが、ヒートスプリント13とヒートフラット12の最大の違いは“ソールの厚み”です。ヒートスプリント13は比較的ソール薄めで、地面からの反発をより感じやすく、スピードを出しやすいスパイクとなっています。一方、ヒートフラット12は比較的ソール厚めで、足への負担を軽減し、最後まで粘りやすいスパイクとなっています。そのため、100mや200mならヒートスプリント13がよりおすすめで、400mや跳躍に挑戦するならヒートフラット12がよりおすすめです。
SPブレード9(短距離中級者用)
初心者向けの陸上短距離用スパイクから中級者向けスパイクへステップアップしたいという人に、ある程度脚力に自信があり最初から中級者向けスパイクを選びたいという人には、アシックスの王道の中級者向け短距離スパイクである「SP BLADE 9(SPブレード9)」がおすすめです。
アシックスのSPブレード9の最大の特徴は、短距離専用スパイクらしい優れた反発力を得られるスパイクである点です。初心者向けスパイクよりも高いソールプレートを採用しているため、抜群のスピードを出すことが出来ます。また、紐とアンクルベルトを採用し、シューレースにはトップモデルでお馴染みのDYNAWRAP(ダイナフラップ)構造を採用し、抜群のフィット感とサポート力を誇るのも特徴的です。フィット感とサポート力が高く、トップスピードでも足元がブレず安定するため、スプリント種目において自分自身が持っている力を思う存分に発揮することが出来ます。
反発性と安定性、フィット性と優れた特徴を持つ短距離専用スパイクとなっているため、初めて試合専用短距離スパイクが欲しいという人にぴったりです。また、特に100mと200mを専門にするショートスプリンターにおすすめです。
サイバーブレード16(短距離中級者用)
2足目として中級者向けの陸上短距離用スパイクが欲しいという人や、屈曲性が高くロングスプリント種目にも使いやすい短距離専用スパイクが欲しいという人に、「CYBERBLADE 16(サイバーブレード16)」がおすすめです。
アシックスのサイバーブレードの最大の特徴は、高い屈曲性と優れたクッション性を誇る短距離用スパイクである点です。中級者向け短距離用スパイクとして高い反発性を備えながらも、屈曲性が高いため、200mや400mなどのコーナーを伴うスプリント種目でも使いやすいスパイクとなっています。適度にクッション性があり、足への負担を軽減出来るため、最後まで粘りやすいのもポイントです。また、マジックテープを採用し、着脱しやすく、アッパーの通気性に優れているのも魅力的なところです。
靴底の屈曲性が高く、柔らかいソールを好む人や、200m・400mを専門とするロングスプリンターにおすすめです。もちろん、マイルリレー(4x400mR)にも最適な一足です。
SPブレード9とサイバーブレード16の違いは??
アシックスの中級者向けの短距離スパイクであるSPブレード9とサイバーブレード16。どっちを選ぶべきか迷う人が多いのですが、SPブレード9とサイバーブレード16の最大の違いは、屈曲性と、それに伴うコーナーへの対応力です。SPブレード9はガチガチのサポートで、屈曲性は比較的低いのですが、その分直線でスピードを出しやすく、100m・200mのショートスプリンター向けです。サイバーブレード16は屈曲性が比較的高く、コーナーリングがしやすく、200m・400mのロングスプリンター向けとなっています。もちろん、種目問わず、短距離スパイクらしいガッチリ感が好きならSPブレード9を、柔らかめが好きならサイバーブレード16を選んでみるのもアリです。
ソニックスプリントエリート3(短距離上級者用)
SPブレードやサイバーブレードといった中級者向け短距離スパイクから上級向け短距離スパイクへステップアップを狙うなら、まずは定番の上級者向け短距離スパイクである「SONICSPRINTELITE 3(ソニックスプリントエリート3)」がオススメ。
アシックスのソニックスプリントエリート3の最大の特徴は、カーボン樹脂プレートを採用し、中級者モデルでは体験出来ない優れた反発力を得られるところ。ミッドソールには軽量高反発フォームであるFF BLASTを採用し、カーボン樹脂プレートとの組み合わせにより、圧倒的な推進力を得られる上級者向け短距離スパイクとなっています。また、広い接地面積を確保することでトラックに力を伝えやすくなっており、この点でも推進力を得やすいスパイクとなっているのです。また、アッパーにはキックバック特性に優れたモーションラップアッパーを採用し、ハイパフォーマンス時でも足元がブレない最高のフィット感を得られるのも特徴です。
ジェットスプリント3(短距離上級者用)
上級者レベルのスプリンターにはフォアフット接地(前足部接地)の選手とフラット接地(中足部接地)の選手がいますが、フラット接地の選手にはasics(アシックス)のフラットスパイクである「JETSPRINT 3(ジェットスプリント3)」がおすすめです。
アシックスのジェットスプリント3の最大の特徴は、前足部にキツい傾斜のある従来の短距離用スパイクと違い、傾斜の緩いフラット設計を採用したフラット接地スプリンター向けスパイクとなっている点です。フォアフットで接地する走り方のスプリンターには合わない特殊なスパイクであるものの、足裏全体で接地するフラット走法のスプリンターにとっては相性抜群のスパイクとなっています。フラットソール構造で足裏全体での着地をアシストし、地面からの反発を余すところなく推進力へと変えることができるため、フラット走法の選手の持っている能力を最大限に引き出してくれるスパイクです。
ソニックスプリントエリート3とジェットスプリント3の違いは??
アシックスの上級者向け短距離用スパイクである、ソニックスプリントエリート3とジェットスプリント3の最大の違いは、前足部の反りの角度です。ソニックスプリントエリート3は、一般的な短距離用スパイクらしい前足部の傾斜角度がキツい構造で、前足部接地の選手向けとなっています。おそらく多くの選手に合いやすいのがソニックスプリントエリート3の方です。一方、ジェットスプリント3は、短距離用スパイクらしくない、前足部の傾斜角度が緩いフラット構造で、足裏全体で接地するフラット接地の選手向けとなっています。
メタスプリント(短距離超上級者用)
数あるアシックスの陸上短距離用スパイクの中でその頂点に君臨しているのが、「METASPRINT(メタスプリント)」。です。メタスプリントは、オリンピックや世界陸上に出場するトップスプリンターも愛用するアシックス最高峰のスプリントスパイクです。
アシックスのメタスプリントの最大の特徴は、靴底の金属製スパイクピンを取り除いたピンレス構造採用の次世代スパイクである点です。メタスプリントはスパイクピンをなくすことで、スパイクピンがタータントラックに刺さり抜けるまでの時間を短縮しています。さらに、ピンが抜ける際のエネルギーロスを低減し、接地時間の短い効率的な走りが可能となっています。また、ピンレスプレートにはカーボン素材を採用することで抜群の軽量性と優れた反発性の両立に成功しています。また、ピンレスカーボンプレートにはアシックスの高い技術力により生まれたハニカム状の突起が施されており、それによってピンレスながらも高いグリップ力を発揮してくれるようになっています。
アシックスの陸上中距離用スパイクのおすすめ【800m・1500m対応】
コスモレーサーMD3(中距離中・上級者用)
中学や高校で陸上競技の中距離種目(800m・1500m)に本気で取り組んでいる人に、オールラウンドモデルから中距離専用スパイクへとステップアップしたい人には、アシックスの中距離用スパイクの定番である「COSMORACER MD 3(コスモレーサーMD3)」がおすすめです。
アシックスのコスモレーサーMD3の最大の特徴は、軽量性と反発性に優れた本格的な中距離専用スパイクである点です。ソールにはアシックスの高反発素材であるFF BLAST PLUSを搭載し、さらに前足部からかかと部のフルレングスカーボン樹脂プレートを搭載することで、800m・1500mの中距離種目において優れた推進力を得られるスパイクとなっています。また、前足部の適度な屈曲性を確保し、800mや1500mの勝負を決めるラストスパートでのスピードの切り替えがしやすいのも魅力的です。
アッパーには軽量で通気性に優れ、ホールド力もあるモーションラップアッパーを採用しているため、快適かつ安心感のある走りが可能となっています。初めて中距離専用スパイクを買うという人におすすめの一足です。
メタスピードMD3(中距離超上級者用)
800mと1500mを専門種目とし、より高みを目指すトップ選手には、asics(アシックス)の中距離用最高峰モデルである「METASPEED MD(メタスピードMD」がおすすめです。
アシックスのメタスピードMDの最大の特徴は、アシックスが誇る高反発&高推進力の最高峰の中距離用スパイクである点です。アシックスの最強高反発ミッドソールであるFF BLAST TURBOを搭載し、さらに上部のつま先部からかかと部にかけてしなり剛性の高いカーボンプレートを搭載することで、爆発的な推進力を得られる中距離用スパイクとなっているのです。また、アッパーには軽量で通気性に優れたモーションラップアッパーを採用し、ゴールまで軽快に走れる仕様となっています。また、優れたキックバック特性もあり、コーナーでも足元がブレず失速を最小限に抑えることが出来ます。
アシックスの陸上長距離用スパイクのおすすめ【3000m・5000m・10000m・3000mSC対応】
コスモレーサーLD3(長距離中・上級者用)
中学校や高校で本格的に長距離種目(3000m・5000m・10000m・3000mSC)へ取り組む人には、asics(アシックス)の人気長距離用スパイクである「COSMORACER LD 3(コスモレーサーLD3)」がおすすめです。
アシックスのコスモレーサーLD3の最大の特徴は、長距離種目を早く走るための軽量性と反発性に優れた本格的な長距離用スパイクであるところです。ミッドソールにはアシックスを代表する軽量高反発素材であるFF BLAST PLUSを採用し、優れた推進力を得られる長距離用スパイクとなっています。また、クッション性も高く、長距離走において最後まで粘りある走りが可能です。さらに、前足部の屈曲性を高めることで、レース終盤でのペースの切り替えに対応しやすくなっているのもポイントです。勝負どころでは素早くスピードを切り替えラストスパートをかけることが出来ます。
また、アッパーにはアシックスの優れた素材であるモーションラップアッパーを採用し、フィット性とホール性抜群です。足のブレを抑制し、走行時のパワーロスを最小限に抑え、エネルギー効率の高い走りが可能です。
メタスピードLD(長距離超上級者用)
アシックス最高峰の長距離用スパイクを求めるトップ選手には、「METASPEED LD(メタスピードLD)」がおすすめです。
アシックスのメタスピードLDの最大の特徴は、ピンレスカーボンプレートを搭載した次世代型の長距離用スパイクである点です。まず、通常のスパイクとは違いスパイクピンが無いピンレス構造であるため、ピンが刺さってから抜けるまでの時間を短縮出来るのが大きな魅力です。また、カーボンプレートにアシックス独自の技術力によって立体形状の突起が施されているため、これによりピンレス構造ながらもしっかりとしたグリップ力を発揮してくれます。突起の方向も部位により細かく違っており、これがエネルギーロスの少ない効率の良い推進力をもたらしてくれます。
さらにミッドソールにはアシックスのトップマラソンシューズであるMETASPEED SKY+/EDGE+にも採用されているFF BLAST TURBOが搭載されているため、軽量性と反発性も抜群です。
メタスピードLDを大会で使えるのは2024年10月31日まで
メタスピードLDは2024年11月以降に適用される世界陸連新ルールの厚底規定(最大20mm)に反する靴底の厚み20mm超の厚底スパイクであるため、大会で使えるのは2024年10月31日までです。
ガンラップ3(3000m障害用)
3000m障害用に専用スパイクを準備したいなら、asics(アシックス)の「GUN LAP 3(ガンラップ3)」がおすすめです。
アシックスのガンラップ3の最大の特徴は、水の排出機能を搭載した3000m障害用スパイクである点です。アッパー前足部に排水用の孔が設けられていて、水濠でスパイク内へと侵入した水を効果的に外へと排出出来るDRAINING SYSTEMを採用しています。また、ハードルを飛び越えた際の着地時の安定感に優れているのも特徴です。さらに、反発性に優れながらも屈曲性も高い構造であるため、3000m障害に真剣に取り組む選手なら他の長距離用スパイクとは別に是非持っておきたい一足です。
アシックスの陸上跳躍用スパイクのおすすめ【走高跳・走幅跳・三段跳・棒高跳対応】
ヒートフライ(跳躍初心者用)
中学校や高校で走高跳(走り高跳び)を始めるなら、アシックスの跳躍初心者向けのスパイクである「HEAT FLY(ヒートフライ)」がおすすめです。また、HEAT FLYはやり投(やり投げ)にも対応した初心者モデルであるため、やり投用の初心者用スパイクを探している人にもおすすめです。
アシックスのヒートフライは、EYELETをつま先まで広範囲に配置し、走り高跳び時の踏み切りややり投げ時のブロック動作を広範囲でサポート出来るのが大きな特徴です。さらに、学校のアンツーカー(土)助走路と競技場のオールウェザー助走路の両方に対応しているため、練習用でも大会用でも使えるのも大きな魅力です。走り高跳び用ややり投げ用に安く買える専用スパイクが欲しいという人には間違いのない一足です。
ロングジャンププロ3(跳躍中・上級者用)
中学校や高校で本格的に跳躍種目(走幅跳・棒高跳・三段跳)に取り組むなら、asics(アシックス)の本格的な跳躍専用スパイクである「LONG JUMP PRO 3(ロングジャンププロ3)」がおすすめです。
アシックスのロングジャンププロ3の最大の特徴は、跳躍種目(走幅跳・棒高跳・三段跳)で高いパフォーマンスを発揮出来るようにフラットデザインを採用している点です。通常のスパイクと違いつま先の反り上がりを抑えフラットデザインを採用することによって、助走路からの反発を効果的に受け、より強い踏切を安定して行えるスパイクとなっています。さらに、中足部に搭載されたDYNAWRAPがシューレースと連動して助走路での走行時のシューズ内での足ブレを抑え、より助走路でスピードを出しやすい構造となっています。走り幅跳び、棒高跳び、三段跳びに本格的に取り組むなら、専用スパイクとしてこのスパイクを買っておけば間違いありません。
ハイジャンププロ3(跳躍中・上級者用)
走り高跳び用の本格的な専用スパイクが欲しいという人には、asics(アシックス)の中級者〜上級者向けの走高跳専用スパイクである「HIGH JUMP PRO 3(ハイジャンププロ3)」がオススメ。
アシックスのハイジャンププロ3は、走高跳でより高いパフォーマンスを発揮出来るように左足踏み切り用(L)と右足踏み切り用(R)の2種類が用意された走高跳専用スパイクです。踏み切り足から反対側に僅かな傾きを与えた左右非対称設計のソールとアッパーを採用することで、助走時の上半身の倒れ込みを抑え、踏切時にスムーズに上方向への浮きにつながることが可能となっています。初心者向けモデルと比べてより走高跳用に特化した本格的なスパイクであるため、走高跳に本格的に取り組む中学生や高校生におすすめです。
アシックスの陸上投擲用スパイクのおすすめ【ハンマー投・円盤投・砲丸投対応】
ヒートスロー(投擲初心者用)
中学校や高校で投擲種目(ハンマー投・円盤投・砲丸投)に挑戦するなら、asics(アシックス)の投擲初心者向けスパイクである「HEAT THROW(ヒートスロー)」がおすすめです。
アシックスのヒートスローは、初心者でも扱いやすいように屈曲性と安定性に優れた投擲専用スパイクとなっています。屈曲性と安定性に優れていることで投擲初心者でもスムーズな重心移動が可能となっているのが魅力です。また、足幅や足型にフィットしやすくブレを抑えるEYELETをつま先部分から広範囲に配置することでサークル内での動作やパワーポジションからリリース動作をしっかりとサポートしてくれるスパイクとなっています。初めて投擲種目に挑戦するなら、最初の一足として買っておいて間違いありません。
スロープロ3(投擲中・上級者用)
本格的に投擲種目(ハンマー投・円盤投・砲丸投)に取り組む中級者〜上級者におすすめしたいのが、asicsの本格的な投擲専用スパイクである「THROW PRO 3(スロープロ3)」です。
アシックスのスロープロ3は、投擲専用のアウトソールを採用し回転しやすく、重心位置のコントロールがしやすい投擲専用スパイクとなっています。丸みを帯びたラウンド形状が回転時の接地面積を減らし“こま”のように速く回ることができスピードを投擲へ伝えることが出来ます。
アシックスの機能性の高い陸上スパイクを選んで、高いパフォーマンスを発揮してみよう
アシックスの陸上スパイクは初心者向けのオールラウンドモデルから、短距離専用、中距離専用、長距離専用、跳躍専用、投擲専用と、様々なスパイクが用意されています。さらに、初心者向けから中級者向け、上級者向けと競技者の様々な競技レベルに応じたスパイクが揃っています。
アシックスのスパイクはラインナップ豊富で、さらにどのスパイクも機能性の高いスパイクとなっているため、初心者から上級者に至るまでどのレベルの選手も今自分が持っている最高のパフォーマンスを発揮出来るはずです。是非、アシックスの陸上スパイクを履いて、最高の走りを、最高の跳躍を、最高の投擲を披露してみましょう。