マラソンランナーや陸上長距離選手に人気の高いランニング用腰ベルト。箱根駅伝のTV中継や、マラソン大会、陸上大会で足の速い選手が何やら腰に巻いて走っているのを見て、あれは何かと気になっている人も多いでしょう。今回の記事では、長距離走におけるランニング用腰ベルトの効果と、ランナー向けスポーツベルトのおすすめ商品を紹介しています。さらに、ランニング用腰ベルトの注意すべきデメリットも紹介しています。マラソンを頑張る市民ランナーも、陸上競技を頑張る中学生・高校生も是非参考にしてみてください。
目次
ランニング用腰ベルトとは
ランニング用腰ベルトとは、体幹を意識した理想的なフォームへと導いてくれるスポーツ用腰サポーター(骨盤サポーター)のことです。ランニング用腰ベルトを腰に巻き付けることで自然と腹圧が高まり体幹が安定し、ランニングフォームの改善や、ランニングパフォーマンスの向上、腰への負担軽減といったランナーにとって嬉しいメリットを得られるのが大きな特徴です。また、単純に見た目がカッコいいと感じる選手も多いです。機能性が高く、見た目もカッコいいため、部活動で陸上競技を頑張る中学生・高校生・大学生の学生ランナーから、マラソンを走る市民ランナーまで、多くのランナーに人気のランニングアイテムとなっています。
ランニング用腰ベルトの効果
- 理想的なランニングフォームへと改善
- ランニングパフォーマンスの向上
- 腰痛予防&痛み軽減
陸上競技では強豪校の強い選手の着用者が多く、ランニング用腰ベルトを腰に巻いて走るのに憧れを持つ中学生・高校生も多いです。また、マラソンや箱根駅伝などのTV中継を見てランニング用腰ベルトに興味を持つ市民ランナーも多いことでしょう。では、上級者ランナーも着用するランニング用腰ベルトには一体どんな効果があるのか気になるところです。ランニング用腰ベルトには主に「ランニングフォーム改善」、「ランニングパフォーマンス向上」、「腰痛予防」の3つの効果が期待出来ます。高みを目指す上級者だけではなく、マラソン完走を目指すマラソン初心者や、体力作りや健康のために走る初心者ランナーにとってもメリットの大きいアイテムです。
効果①ランニングフォーム改善
ランニング用腰ベルトの一番の効果は、理想的なランニングフォームへと導いてくれるところです。ランニング用腰ベルトを腰に巻き腹圧(お腹にかかる圧力)を高めることで、腹部の筋肉が活性化して体幹が安定し、ランナーにとって理想的な腰高フォームで走れるようになります。腰高フォームになり、足主導ではなく骨盤主導で走ることで、長距離走をより楽により速く走れるようになります。また、筋肉や関節への負担が減り、怪我予防にもつながります。ランニング用腰ベルトによる腹圧サポートは、ランニング初心者のランニングフォームの改善に役立つのはもちろん、上級者ランナーのレース後半におけるフォームの乱れを抑えるというメリットもあります。
効果②ランニングパフォーマンス向上
ランニング用腰ベルトの二つ目の効果は、ランニングパフォーマンスの向上です。ランニング用腰ベルトを腰に装着し全てのランニング動作の起点となる身体の中心部が安定することで、無駄なエネルギー消費が抑えられ疲れにくくなり、長距離走における運動パフォーマンスが向上するという訳です。特に、マラソンや陸上長距離種目のレース後半はフォームが乱れることで無駄にスタミナを消費し失速してしまいがちなので、中・上級者選手はレース後半ほどランニング用腰ベルトの恩恵を実感しやすいです。また、初心者ランナーの場合は体幹を意識して走るだけでも走りが大きく変わる可能性が高いため、初心者ランナーほどパフォーマンス向上を実感しやすいです。
効果③腰痛予防
ランニング用腰ベルトの最後の三つ目の効果は、腰痛予防であり、腰の痛み軽減です。運動不足だけではなく、運動による腰への負荷も腰痛の原因となります。そのため、長時間走り続けるマラソンランナーや陸上長距離選手には腰痛持ちの人も多いです。腰ベルトは、腰回りの筋肉の代わりに腰を支える働きがあるため、装着して走ることで腰痛予防や腰の痛みの緩和に効果が期待出来ます。また、骨盤が正しい位置へと矯正され正しい姿勢になり腰への負担が減るのも腰痛予防や痛み軽減につながる要因です。さらに、寒い時期は腰が痛くなりやすいのですが、腰ベルトを装着し保温することで腰痛の原因となる腰の冷えを防止出来るのもメリットです。
ランニング用腰ベルトの注意すべきデメリットは??
- 夏場に蒸れる
- 体幹を安定させる筋力の低下
ランニング用腰ベルトには多くのメリットがありますが、逆にデメリットにはどんなものがあるのか気になるところです。マラソンランナーや陸上長距離選手がランニング用腰ベルトを活用するデメリットは、主に、「夏場に蒸れる」、「体幹を安定性筋力の低下」の2点です。
ランニング用腰ベルトは腰回りにピタッと巻き付けるため、夏場には当然蒸れて不快に感じることもあります。夏場のランニングや陸上シーンで着用するなら、通気性や吸汗速乾性に優れたランニング用腰ベルトを選ぶのが重要です。また、腹圧サポートで体幹を安定させてくれるメリットがある一方で、腰ベルトに頼るばかりに体幹を支える腹部や腰回りのアウターマッスル・インナーマッスルが低下してしまうというデメリットもあります。そうならないためにも、腰ベルトばかりに頼るのではなく、毎日の練習の中にクランチやドローイングといった体幹トレーニングを取り入れたり、日常生活の中でも正しい姿勢を維持するように意識することが重要です。
ランニング用腰ベルトのおすすめ【陸上やマラソンに最適】
ファイテン RAKUWAバンド
マラソンを走る市民ランナーに、陸上長距離を走る中学生・高校生・大学生にと、幅広いランナーの練習用に試合用におすすめしたいのが、phiten(ファイテン)のランニング用腰ベルトである「RAKUWAバンド(旧スポーツベルト)」です。
ファイテンのRAKUWAバンドの最大の魅力は、競技中に邪魔にならない幅6cmの細いベルトであるため、マラソン大会や駅伝大会、陸上競技大会などに最適なスポーツベルトである点です。伸縮性の高い素材を採用し腰回りにしっかりとフィットするため、体幹への意識が高まり、理想的なランニングフォームへと近づくことが出来ます。また、肌面には吸汗速乾性生地を採用し、汗をかいてもベタつきにくく、オールシーズン快適に着用出来ます。さらに、ファイテン最高峰ナノテクノロジーであるメタックスを採用し、ファイテンらしい効果を期待出来るのも嬉しいところです。有名メーカーの商品としては価格もリーズナブルで、初めてランニング用腰ベルトを購入する人におすすめです。
ファイテン スポーツベルト(メタックスパーツ)
ランニングやマラソントレーニングにスマホを持ち運ぶ市民ランナーや学生ランナーには、phiten(ファイテン)のスマホ収納ポケット付きスポーツベルトである「スポーツベルト(メタックスパーツ)」がおすすめです。
ファイテンのスポーツベルト(メタックスパーツ)の最大の魅力は、ランニング中にスマホを携帯出来るランニング用腰ベルトである点です。腰にあたる位置にスマホを収納出来る大きめのポケットがあり、そこにスマホを入れて走ることが出来ます。スマホ内のGPSアプリや音楽アプリを活用するなんて人に便利なアイテムです。もちろん、通常の腰ベルト同様に、腰回りにしっかりとフィットし、体幹を意識したフォームへと導いてくれるため、パフォーマンス向上や怪我予防などが期待出来ます。また、ファイテンが誇るナノテクノロジーであるメタックス、アクアチタン、アクアパラジウムを採用している点も魅力的です。さらに、ベント前後に光に反射するリフレクターを配しているため、早朝ランや夜間ランでも安心です。
クリオ パフォーマンスアップ腰用ベルトSP+
トラックシーズンの陸上長距離種目や冬場の駅伝大会において高いパフォーマンスアップを期待する選手には、陸上競技のトップ選手からも高い支持を得るCHRIO(クリオ)の高品質なランニング用腰ベルトである「パフォーマンスアップ腰用ベルトSP+」がおすすめです。
クリオのパフォーマンスアップ腰用ベルトSP+の最大の魅力は、長距離走において高いパフォーマンスアップが期待出来る高性能スポーツベルトである点です。ベルトを着用することで呼吸を妨げることなく腹圧を支え体幹を優しくサポートし、ランニングフォームの矯正や疲労軽減によるパフォーマンスアップが期待出来る腰ベルトとなっています。ベルト幅6cmで競技中に邪魔になることもありません。また、クッション性のある素材を採用し長時間でも快適に着用出来る仕様となっているところも嬉しいです。さらに、腰痛予防や腰痛緩和などの効果も期待出来るため、腰痛に悩むランナーにもおすすめの腰ベルトです。
クリオ パフォーマンスアップ腰用ベルト スタンダード
パフォーマンスアップだけではなく、腰痛ケアをしっかりとしたいというランナーには、CHRIO(クリオ)の幅広い用途に使える人気商品である「パフォーマンスアップ腰用ベルト(スタンダード)」がおすすめです。
クリオのパフォーマンスアップ腰用ベルト(スタンダード)の最大の魅力は、安心感のある10cm幅のベルトであるため、しっかりと腰痛ケアが出来る腰ベルトである点です。日常生活はもちろんのこと、トレーニング中も腰回りを広範囲にカバー出来るため、クリオが誇る腰ベルトの腰痛予防や腰痛緩和の効果を最大限に享受出来ます。それでいて、運動中のパフォーマンスアップも期待出来るため、腰痛持ちランナーのトレーニング時の相棒としてはぴったりなアイテムです。また、メイン素材には強度・耐候性・耐熱性・耐薬品に優れるクロロプレンゴムを採用しているため、品質面でも価格に見合う優れた商品となっています。
ザムスト ペルヴィロックダイヤルタイプ(骨盤専用サポーター)
普段使いにスポーツにと幅広いシーンで便利に活用できるスポーツ用腰ベルトが欲しいという人には、ZAMST(ザムスト)の日常生活から競技スポーツ全般に対応した腰ベルトである「ペルヴィロックダイヤルタイプ(骨盤専用サポーター)」がおすすめです。
ザムストのペルヴィロックダイヤルタイプ(骨盤専用サポーター)の最大の魅力は、ダイヤル操作によってフィット感を手軽に調整出来る画期的な骨盤サポーターである点です。本体2箇所にBOAクロージャーシステムを搭載し、ダイヤルを回すことで、それぞれの骨盤の形状に的確にフィットし、心地よいサポート力を得ることが出来ます。姿勢が安定し、立ちながらの作業効率が上がり、運動パフォーマンス向上も期待出来ます。また、細めのベルト設計となっているため、日常生活でも運動シーンでも邪魔にならないところも魅力的です。おまけに、生地は比較的薄めで、適度な通気性が確保されているため、長時間でも快適に着用することが出来ます。
ザムスト ZW-5(腰用サポーター)
ランニング中の腰の痛みに悩むランナーには、ZAMST(ザムスト)のスポーツ用腰サポーターである「ZW-5(腰用サポーター)」がおすすめです。
ザムストのZW-5(腰用サポーター)の最大の魅力は、優れた固定力と快適な動きやすさを両立したスポーツシーンに最適な腰用サポーターである点です。本体背部に取り付けられた3Dバックパネルが背部を広範囲にサポートし、腰部の安定性を高め、腰部への負担を軽減してくれる作りとなっています。3D人体計測データを元に設計された形状となっているため、装着感が快適で腰部の固定力も抜群です。高い固定力を備えながらも、動きやすさも兼ね備えるため腰痛持ちランナーの日々のトレーニング時の腰痛ケアにぴったりな腰ベルトです。また、蒸れを軽減するために、立体メッシュ素材を採用し十分な通気性が確保されている点も魅力的です。腰痛予防や腰の痛み軽減の機能性を求めるランナーにおすすめのアイテムです。
マラソンや陸上長距離のパフォーマンスアップにランニング用腰ベルトを活用してみよう!
陸上長距離を走る学生ランナーや、マラソンを走る市民ランナーは、ランニングパフォーマンスの向上にランニング用腰ベルトを活用してみるのがおすすめです。ランニング用腰ベルトを装着することで、カラダの中心部である体幹への意識が高まり、より理想的で正しいランニングフォームへと近づくことが出来ます。理想的な腰高フォームはエネルギー効率の高いランニングへとつながり、パフォーマンスアップが期待出来ます。さらに、腰痛予防や腰痛軽減効果も期待出来るため、腰痛持ちランナーの腰へのケアにもぴったりです。
ランナー向け腰ベルトは、phite(ファイテン)やCHRIO(クリオ)などのスポーツアクセサリーメーカーやスポーツサポーターメーカーより機能的な商品が販売されています。是非それらの中からお気に入りのランニングベルトを見つけ、マラソンや陸上長距離での練習やレースに活用してみましょう。