asics(アシックス)のコスパ最強カーボンシューズ“MAGIC SPEED(マジックスピード)シリーズ”から2025年最新作である「MAGIC SPEED 5(マジックスピード5)」が登場しました。マジックスピード4の待望の後継モデルであるマジックスピード5は、METASPEED TOKYOシリーズにも採用されている最新の軽量反発素材であるFF LEAPをミッドソールに搭載し、市民ランナーや学生ランナーの間で大きな注目を集めています。
今回の記事では、アシックスのマジックスピード5が4からどのように進化したのか、5と4の違いを紹介しています。また、マジックスピード5と4のスペック比較表や、今買うなら5か4かどっちがおすすめかも紹介しています。アシックス最新のマジックスピード5が気になっているという人は是非参考にしてみてください。
目次
アシックスのマジックスピード5とは

asics(アシックス)のMAGIC SPEED 5(マジックスピード5)とは、定価1万円台で買えるコスパ最強の厚底カーボンシューズ“MAGIC SPEEDシリーズ”の2025年最新モデルです。マジックスピードシリーズは、フルレングスカーボンプレート入り厚底なのに、安くて、安定感もあり、スピードもしっかり出る、ということで初代登場以来、市民ランナーや部活生(中学生・高校生・大学生)に大人気のランニングシューズです。2024年発売の4の後継モデルである5は、アシックスオンラインストアにて2025年12月5日先行販売スタートで、12月11日一般販売開始となっています。
2025年最新作である5の最大の特徴は、超軽量反発素材“FF LEAP”や再設計されたカーボンプレートを搭載し、軽量性や反発性、操作性がグッと向上している点です。初代METASPEEDにも匹敵するぐらい高性能な厚底カーボンシューズへと進化し、サブ3を目指すランナーのレーシングシューズとしてぴったりなシューズへと変貌しています。また、今作は世界陸連の厚底規定(40mm以下)もクリアし、日本陸連主催のマラソン大会や駅伝大会でも問題なく着用可能となっています。
アシックスのマジックスピード5と4を比較して、5で大きく進化したところ
進化①重量200g以下へと軽量化

- マジックスピード5:196g(27cm)
- マジックスピード4:245g(27cm)
多くの市民ランナーや学生ランナーが注目しているasics(アシックス)の最新厚底カーボンシューズであるMAGIC SPEED 5(マジックスピード5)は前作4からどのように進化したのか。まず、一つ目の大きな進化ポイントは重量の軽量化です。
5はミッドソール素材やソールの厚みなどを見直すことで、片足重量200g以下の超軽量化に成功しています。同じ27cmモデルで比較した場合、旧作の4が245gに対し、新作の5は196gと、49も軽くなっています。196gという重量はトップレーシングシューズ並みの軽さなので、サブ3用シューズとしても使いやすくなっています。また、フルマラソンよりも短いハーフマラソンや10kmマラソン、または駅伝大会で履く勝負シューズとしてもこれまで以上に有力な選択肢となるはずです。
進化②最新素材“FF LEAP”を搭載し前方への推進力アップ

上:マジックスピード5、下:マジックスピード4
- マジックスピード5:上層にFF LEAP、下層にFF BLAST PLUS
- マジックスピード4:上層・下層にFF BLAST PLUS、前足内部にFF TURBO
マジックスピード5が4から大きく進化したポイントの二つ目は、ミッドソール素材の変更です。旧作4は、ミッドソール上層と下層ともにFF BLAST PLUSを採用し、前足部内部に高性能反発フォームであるFF TURBOを内蔵していましたが、新作5は、ミッドソール上層にFF LEAPを、下層にFF BLASTを採用しています。
FF LEAPはアシックス最高峰のレーシングシューズであるMETASPEED TOKYOシリーズにも採用されている超軽量高反発素材です。FF LEAPによる優れた推進力を得られるため、旧作4やS4+YOGIRIよりもワンランク上のシューズ(より速く走れる靴)へと進化しています。また、下層にFF BLAST PLUSを搭載することでマジックスピードシリーズらしい安定感も確保しています。公式では目標タイムがサブ4周辺のランナーに推奨するシューズとなっていますが、機能性から見て、目標サブ3〜3.5あたりのランナーにおすすめです。
進化③ソールが薄くなり接地感や操作性がアップ

上:マジックスピード5、下:マジックスピード4
- マジックスピード5:30.5-37.5mm
- マジックスピード4:35.5-43.5mm
マジックスピード5は4と比較して、ソールが薄くなっています。前作4は前足部が35.5mm、後足部が43.5mmだったのに対し、新作5は前足部が30.5mm、後足部が37.5mmとなりました。ソールの最大厚みで比較すると、5は4よりも6mmも薄底化しています。
マジックスピード5はソールが薄くなったことで、世界陸連の定める厚底規定(40mm以下)をクリアし公認大会でも問題なく着用出来るようになったため、中学生や高校生も駅伝大会で使いやすくなっていますし、市民ランナーも安心して着用出来るようになっています(ただし、市民マラソンなら上位入賞クラスでない限り4でも問題になることはない)。
また、ソールが薄くなったこと、再設計されたカーボンプレート(つま先が二股に分かれている仕様)により、5は4よりも接地感や操作性が圧倒的に良くなっています。レース終盤でのスピードの切り替えがしやすいですし、スピード練習でも使いやすくなっています。
進化④トップモデルのレーシングラストを採用しフィット感アップ

マジックスピード5はMETASPEEDシリーズでも採用しているレーシングラスト(足型)を採用しています。トップレーシングシューズのように横幅が細めでフィット感が高く、中足部には土踏まずの落ち込むを防止してくれるアーチサポートもある仕様です。特に、アーチ本来の働きをサポートしてくれるアーチサポートはマラソン終盤に大きな力を発揮してくれるはずです。
進化⑤解けにくいギザギザ形状のシューレースを採用

- マジックスピード5:ギザギザ形状のシューレース
- マジックスピード4:通常のシューレース
マジックスピード5はMETASPEEDシリーズでお馴染みのギザギザ形状の靴紐を採用しています。ギザギザ形状の靴紐は、通常の靴紐よりも結びやすくて、解けにくいのが大きな特徴です。アッパーやソールのデザインのアップデートも相まって見た目はメタスピードシリーズのような雰囲気となっています。
アシックスのマジックスピード5・4のスペック比較表
| 項目 | マジックスピード5 | マジックスピード4 |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| 発売 | 2025年 | 2024年 |
| 価格 | 19,800円 | 18,700円 |
| サイズ | ユニセックス:22.0-32.0cm | メンズ:24.5-32.0cm レディース:22.5-26.0cm |
| 靴幅 | ユニセックス:2E | メンズ:2E レディース:E |
| 重量 | 196g(27cm) | 245g(27cm) |
| ドロップ | 7mm (30.5-37.5mm) | 8mm (35.5-43.5mm) |
| アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |
| ミッドソール | FF LEAP(上層)/FF BLAST PLUS(下層) | FF BLAST PLUS(前足部内部にFF TURBO) |
| プレート | フルレングスカーボンプレート | フルレングスカーボンプレート |
| アウトソール | ASICSGRIP | ASICSGRIP |
アシックスのマジックスピード5と4、どっちがおすすめ??
今、狙うならより速く走れるマジックスピード5がおすすめ!!

asics(アシックス)のコスパ最強厚底カーボンシューズであるマジックスピードシリーズを選ぶなら、新作の5か、旧作の4か、悩むところ。ですが、より速く走れる高コスパカーボンシューズが欲しいというランナーには、大幅アップデートを施した「MAGIC SPEED 5(マジックスピード5)」がおすすめです。また、サブ3やサブ3.5を目指すランナーにも、駅伝シューズを探している中学生・高校生にもおすすめです。
アシックスのマジックスピード5の最大の魅力は、トップモデル並みの高性能な厚底カーボンシューズが定価1万円台で買える圧倒的なコスパです。アシックスが誇る最新ミッドソール素材であり、METASPEED TOKYOシリーズでも採用されているFF LEAPをミッドソール上層部に搭載し、驚くべき軽量性(196g)を実現し、優れた推進力を得られるシューズとなっているので、サブ3用シューズとしても使えます。ソールの厚みが薄くなり、カーボンプレートも扱いやすい仕様へと変更されたことで、接地感や操作性が高まり、短い距離を走る駅伝大会やスピード練習でも使いやすくなっています。
より速く走れるコスパの高いカーボンシューズを探しているランナーに一押しです。特に、サブ3用シューズとして、サブ3.5用シューズとして、間違いなくコスパ最強のシューズです。前作4や、S4シリーズでは物足りないというランナーにぴったりです。

初めてのカーボンシューズなら、より安く買えるマジックスピード4がおすすめ!!

初めての厚底カーボンシューズを少しでも安く試してみたい、少しでもお得にマジックスピードシリーズを手に入れたいという人には、新作登場により絶賛値下がり中の「MAGIC SPEED 4(マジックスピード4)」がおすすめです。
今、最新の5ではなく敢えて古いモデルの4を選ぶ最大のメリットは、1万円台前半の格安価格でフルレングスカーボンプレート入り厚底シューズを購入出来るところです。元々、定価でも4の方が5よりも安いのですが、4は発売からかなり時間が経っているため、amazonを中心にネットショップならかなり安く買えます。また、4はFF BLAST PLUSミッドソールの前足内部に高反発素材のFF TURBOを内蔵した構造で、しなり剛性の高いフルレングスカーボンプレートも搭載しているため、4でも厚底カーボンシューズらしい優れた推進力を体験出来ます。4は5よりもゆとりある設計で、接地面積も広いため、サブ4周辺を目指すランナーの選択肢としてもぴったりです。
予算重視なら旧作4が非常に狙い目です。ただし、5登場で型落ちモデルとなった4は希望のカラーやサイズの在庫がどんどんなくなっていくので狙うなら早めの購入がおすすめです。


アシックスの2025年最新のコスパ最強厚底カーボンシューズを試してみよう!!

速く走れるレーシングシューズを安く買いたい、それならasics(アシックス)のMAGIC SPEED 5(マジックスピード5)がぴったりです。マジックスピード5は、トップレーシングシューズ並みの重量200g以下の超軽量モデルで、METASPEED TOKYOシリーズと同じFF LEAPをミッドソール素材に採用しているため反発力も非常に高く、スピードに乗りやすい厚底シューズとなっています。また、前作4よりも接地感や操作性が向上しているのも魅力的です。是非、高コスパなカーボンシューズであるマジックスピード5を試してみましょう。


