関西アイドルマラソン秋の陣で大阪マラソンを走るフルーレット・辻梨央さんにインタビューを行ってきました

更新日: 著者:RUNNAL編集部

大阪マラソン2017の企画である「関西アイドルマラソン秋の陣」で、滋賀発アイドルグループ”フルーレット”を代表して初のフルマラソンに挑戦する辻梨央さんにインタビューを行ってきました。滋賀県のアイドルグループフルーレットや辻梨央さんについてのインタビューや、大阪マラソン決定時の心境、本番に向けての練習など、たくさんお話を聞かせて頂きました。

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関西アイドルマラソン 秋の陣で42.195kmを走ることになったフルーレット”辻梨央”さんについて

辻梨央さんは、滋賀発のアイドルグループ「フルーレット」のメンバーであり、リーダーです。フルーレットは、2013年に結成し2017年にはローカルアイドルの日本一を決める「汐留ロコドル甲子園2017」で優勝。国民的アニメソングをカバーするコンテスト「愛踊祭」では2016年、2017年と2年連続で関西エリア代表決定戦で優勝。滋賀県から着実に全国へと知名度を広げつつある、今注目のアイドルグループです。

辻梨央さんの公式ツイッター

今回、リーダーである辻梨央さんが挑戦するのは大阪マラソン2017のメインスポンサーである「eo」が企画する”関西アイドルマラソン 秋の陣”です。関西のアイドルグループ5組の代表1名が、5グループの中で1位を目指して42.195kmを駆け抜けます。どのアイドルも真剣に1番を目指して走るガチンコバトルです。

大阪マラソン2017を走る「フルーレット」の辻梨央さんのインタビュー

フルーレットや辻梨央さんについて

ーフルーレットはどんなグループですか?

辻梨央:14歳から19歳までいて、9人で活動しています。普段は普通の学生やってて、土日は色んなところのイベントに呼んでもらったり、ライブをしています。フルーレットってフランス語で”小さい花”って意味があるんですけど、フルーレットのメンバーは一人一人はすごい素朴な女の子なんですけど、全員集まって力を合わせて、みなさんに笑顔と元気を届けようっていうコンセプトでやっています。今年も色んなイベントやコンテストに参加して結果も残せてきたので、メジャーデビューを目指してみんなで頑張っているところです。

ーロコドル甲子園では見事優勝されましたよね。優勝できた時はいかがでしたか?

辻梨央:メンバー全員で参加した初めてのコンテストだったんで、このメンバー全員でなんか残せるものはないかなって思った時に優勝できたので凄い嬉しかったです。でも、みんなそれよりももっと上を目指してるんで、優勝できたのは嬉しいんですけど、さらにその先を目指して頑張っています。

ー凄く前向きで良いですね。メンバーは全員で9名いらっしゃるんですけど、辻梨央さんにとってメンバーはどんな存在ですか?

辻梨央:ほとんど毎日一緒にいるので、家族よりもメンバーと過ごす時間の方が多かったりするんで、もう家族みたいな存在です。

ー仲も良さそうですね。

辻梨央:凄い仲いいです。正直、びっくりしてます。普通は3人、3人、3人とかに分れるじゃないですか。フルーレットはそういったことがないんで。みんな個人をしっかり持っているから、みんな仲良くなれるのかなって思います。

ー辻梨央さんがアイドルを目指したきっかけはなんだったんですか?

辻梨央:もともと、芸能の業界にあこがれてたってのもあるんですけど、これといったきっかけはあまりないです。小さい頃から歌うことと踊ることがすごい好きで、色んなオーディションを受けたりもしたんですけど、好きやからやってるって感じです。

ーフルーレットを選んだのはどうしてですか?

辻梨央:見学に来た時に、「滋賀でやってる子たちやからどんなもんかな」って思ってたんですけど、みんな真剣にやっててすごいいいなって思ったのと、ここやったら一緒に目指せるかなと思ったので。最初は研究生として入らせてもらって、その期間にどんどん正式メンバーになりたい気持ちが強まって。

ー最初は研究生だったんですね。今のメンバーも最初はみんな研究生からスタートしてメンバーになったという形ですか?

辻梨央:はい。やっぱり最初から踊れたり、歌えたりっていう子がいないんで、どんどん練習していくうちに認められていって、メンバーに入ることが出来るって感じです。その研究生の間にやめちゃう子もいたりするんですけど。

ー辻梨央さんはフルーレットに途中から加入されて、リーダーになったということですけど、最初は不安じゃなかったですか?

辻梨央:不安はありました(笑)。私よりしっかりしてるメンバーもいるんですよ。ただ、単に私が今リーダーっていうだけで、私よりもしっかりしてたり、みんなに連絡をしてくれるメンバーもいます。リーダーになるって決まった時はめっちゃ不安でした。あと、私よりもキャリアが先輩のメンバーがほとんどなんで、そういうメンバーの顔もあるし、どうかなって思ってて。でも、そのメンバーが逆に背中を押してくれて、「私がリーダーで大丈夫?」って聞いてもみんな「大丈夫!」って言ってくれたんで、もうやるしかないなって感じです。

ーメンバーから信頼されてるんですね。

辻梨央:どうやろ、分からないです(笑)。

大阪マラソン2017に出場決定


ー大阪マラソンの出場が決まった時はいかがでしたか?

辻梨央:嫌でした(笑)。最初お話もらった時はどうしようって。けど、やらへんていう選択肢はなくて、この機会逃したら一生のうちにフルマラソンを走ることもないと思うし、抽選で外れて走れない人もいるぐらい人気って聞くし、そんな中で自分が走れるのは嬉しいことやし、走っても良いかなって思いました。

ー9人いるメンバーの中で、辻梨央さんが走ることになった理由は?

辻梨央:18歳以上の子が私ともう一人の二人で、どっちが走ろうかってなった時に、色々お話をした中で、バスケットボールの経験がある私が走りますってなりました。私は4年ぐらいバスケをしてたんで、やっぱりスポーツ経験とか考えても、私の方が走れるのかなって。

ーバスケットボールをされてたということで体力には自信はあったんですね。

辻梨央:体力に自信・・・う~ん、バスケをやめたのはちょっとした持病やったりして、その面で不安はありました。でも、バスケットボールをしてたから、やってない人と比べたら多少自信はあるかなとは思います。

ー学校の持久走は得意でしたか?

辻梨央:本当にバスケを一生懸命やってた時期は、マラソン大会で全校女子14位でした。けど、どんどん落ちてきたんで。

ーバスケットをやめてからはあまり運動はしてなかったんですか?

辻梨央:高二ぐらいで丁度、フルーレットに入って、ダンスとかそういのはしてたんですけど、バスケをしてた時みたいにいっぱい走ったりとかはないです。

ー大阪マラソンが決まった時は家族やファンの反応はどうでしたか?

辻梨央:家族には「たぶん無理」とか「完走出来んて」とか言われました(笑)。でも、今は「今日は走るん?」とか聞いてくれるし、食べ物もタンパク質を摂るように気を遣ってくれてます。ファンの人には、大阪マラソンの情報が解禁される前から、ランニングを始めますっていう伏線をちょいちょい引いてたんで、「大丈夫?」とかはならなかったです。「だから走ってたんや」っていう感じでした。今では、家族の人みたいに、ファンの人からも「今日は走るの?」とか聞かれます(笑)。

大阪マラソンへ向けての練習

ー練習はいつぐらいからされてるんですか?

辻梨央:大阪マラソンのお話をもらったのが5月ぐらいで、6月ぐらいからちょこちょこ走ってます。でも、そこから夏にかけてコンテストがあって、忙しくて走る機会がなくて。最近10月に入ってきて週三回とかで走るようにしてます。

ーレッスンやイベントで忙しい中、週三回練習するのも大変じゃないですか?

辻梨央:そうですね。レッスンが終わるのが9時ぐらいで、そこからおうちに帰ってきて、日が変わるまでに走れればいいかなって(笑)。

ー夜遅い時間帯に走られてるんですね。本番の大阪マラソンは朝9時スタートですけど、ちょっと心配じゃないですか?

辻梨央:心配です(笑)。結構朝が弱いんで。お母さんに「朝走った方が良いよ」って言われて、土日とかちょっとした休みとか、活動が午後からの日なんかは頑張って朝の時間に走るようにしてます。

ー練習メニューはご自身で考えられてるんですか?

辻梨央:そうですね。今日はどのぐらいの距離にしようかとか。走るコースは、自分の知らない道で夜に迷ってもこわいんで、明るいところを選んで走るようにしてます(笑)。

ー練習をしてて嫌になったことはないですか?

辻梨央:嫌になるというよりか、焦りますね(笑)。10km~12kmぐらいしか走ったことないんで、「あと4倍か~」みたいな。だから、もうちょっと時間欲しいなって思うのと、もう少し距離を伸ばさなあかんなっていうのは凄い思います。

ー練習後に自分へのご褒美は何かありますか?

辻梨央:コンビニで飲み物を買います。ポカリとかスポーツドリンクを買うのが楽しみです。

大阪マラソンへの意気込み

ー大阪マラソンの目標を教えてください

辻梨央:完走は絶対したいと思ってます。目標タイムは一応5時間半にしてます。でも、(関西アイドルマラソン秋の陣)他のアイドルさんは4時間、4時間半を目標タイムにしている方が多いので、ちょっと優しめかなと思うんですけど、それを目指して走りたいです。

ー最後に、ファンの方々にはどんな走りを見せたいですか?

辻梨央:当日に応援に来てくれるファンの方も多いので、ちゃんと声援に応えられるようにしたいですね。本気で疲れてたら喋れないと思うんですけど、ちゃんと喋れるペースを保って、応援に来てくれたファンの人の応援に応えたいです。

この度は、取材に御協力頂き有難うございました。本番11月26日の大阪マラソンで良い走りが出来るよう是非頑張ってください。

    RUNNAL編集部

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