ランニングがメンタル・精神面に与える5つの効果

ランニングをすることで、メンタル・精神面を鍛えることが出来ます。走ることで分泌され、メンタルに影響を与える脳内ホルモンについて、さらにメンタルに与える効果についてまとめているので、是非参考にしてみてください。

走ることで分泌される!メンタルヘルス(精神面の健康)に関係する3つの脳内ホルモン

1、セロトニン

メンタルヘルス(精神面の健康)に関わりが深いものと言えば”セロトニン”。セロトニンは別名「幸せホルモン」と言われ、精神面の健康状態に大きく関わるホルモンです。セロトニンが不足すると、やる気が出なくなったり、イライラしやすくなったり、落ち込みやすくなったり、集中力がなくなったり、感情的になってしまったりといった形で精神面に大きな影響を与えます。また、気分の落ち込みや悲しい気持ちになる、憂鬱な気分になる、希望が持てないといった抑うつ気分をもたらす「うつ病」の原因の一つとも言われています。実際、うつ病の治療では脳内のセロトニン濃度を高める薬が抗うつ薬として広く使われています。

精神面の健康に大きく関わるセロトニンは、リズム運動をすることで分泌を活性化させることが出来ます。リズム運動とは、一定のリズムで筋肉を収縮させたり弛緩させたりして、同じ動作を繰り返す運動のこと。その代表例がジョギング・ランニングです。ランニングをすることで、脳内のセロトニンの分泌量を増やし、精神面の健康を促進する効果が期待出来ます。

2、エンドルフィン

気分の高揚や幸福感を得ることが出来る、脳内分泌ホルモン”エンドルフィン”。エンドルフィンは強い鎮痛作用があり、別名「脳内モルヒネ」や「脳内麻薬」ともいわれています。モルヒネとは医療用麻薬であり、強力な鎮痛作用があることから、がんの強い痛みを抑えるために使用されるものです。エンドルフィンはモルヒネと同じような鎮痛作用があり、その強さはモルヒネの約6.5倍ともいわれています。体のどこかに痛みを伴う故障を抱えていても、いざスポーツ中のプレーに集中すると、その痛みを忘れてしまい、痛みを感じなくなるといった経験をしているという人も多いでしょう。それはまさにエンドルフィンの鎮痛作用によるもの。また、長く走っているとつらさを感じなくなり、どこまでも走り続けられそうな気持ちになる「ランナーズ・ハイ」もエンドルフィンによるものです。

このエンドルフィンは、心肺機能を高める運動をすることで、脳内分泌量を増やすことが出来ます。ジョギング・ランニングは心肺機能を高める運動の一つ。走ることで、エンドルフィンの分泌を増やし、幸福感を得る効果が期待出来ます。

3、ドーパミン

快感を得る、意欲を高める、モチベーションを向上させる、物事への執着心を生む、集中力を高める、ストレスに強くなるといった効果が期待出来るのが”ドーパミン”です。ドーパミンを分泌させることで、快感を得て、その快感を再び得るために意欲が高まり、さらにその快感をより効率よく得るために集中力や執着心を生むといった仕組むが生まれます。要は、ドーパミンを活性化させることで、物事への意欲を高めることが出来るのです。何かやる気を感じていない場合や、意欲がないといった場合は、ドーパミンが不足しているのかもしれません。そんなときはドーパミンを増やしましょう。ドーパミンを増やすことで、物事への意欲を生むことが出来ます。

また、ドーパミンは意欲以外にも、多幸感を得るといった効果もあります。ドーパミンが多く分泌されることで、精神面の健康を促進することが出来ます。

ランニングはメンタルヘルスに効果的!メンタル・精神面への影響

その1、幸福感を得る

精神面の健康にとって、幸せを感じることは大切。日々の生活の中で、幸せを感じることで精神的に健康であり続けることが出来ます。

幸せに大きく関わるのは、脳内物質ホルモン”セロトニン”。脳内のセロトニン分泌量が多いと、それだけ幸せを感じることが出来ます。好きな人とデートをしたり、美味しい食べ物を食べたり、楽しい時間を過ごしたりとい、そういったシーンで幸せを感じるのは、その時に脳内でセロトニンが分泌されるため。リズム運動であるランニングは、その幸せに大きく関わるセロトニンの分泌を活性化させるため、幸福感を得る効果が期待出来ます。

その2、物事に意欲的になる

精神的に健康でいると、物事に対して意欲的になることが出来ます。勉強や仕事、家事、子育て、デート、スポーツといった様々な物事に対し、意欲的にモチベーションを高く保つことが出来ます。そこに大きく関わるのが、ドーパミンというやる気ホルモン。ドーパミンがたくさん分泌されている状態は、やる気がみなぎっている状態。逆にドーパミンが少なくと、物事に対し意欲が湧かず、やる気が低下してしまいます。

ランニングはドーパミンの活性化に効果的な運動。走ってドーパミンを活性化させることで、仕事や勉強などに対し意欲的に取り組むことが出来るようになります。

その3、ストレスに強くなる

ストレスに強くなるためには、ストレスを素早く解消することが大切。ランニングのような有酸素運動はストレス解消に効果的です。朝走れば仕事前に頭をスッキリとさせた状態で良い気持ちで仕事に向かうことが出来ますし、夜走ればその日の仕事におけるモヤモヤをスッキリさせ、翌日にリフレッシュした状態で仕事に向かうことが出来ます。

また、走ることで分泌されるドーパミンは抗ストレス作用があります。エンドルフィンはストレスを緩和する効果があります。

その4、忍耐力を磨ける

ジョギング・ランニングをする習慣を作ることで忍耐力を磨くことが出来ます。今まで運動習慣を作ったことがない人なら、定期的に走る習慣を作ることで自然と忍耐力や自分の意思を貫くといったメンタルを強化することが出来ます。

ランニングを始めると、どうしても「今日は寒いから走りたくないな・・・」「今日は暑いから走りたくなり・・・」「今日は疲れたから走るのはやめておこう・・」「飲みたい・遊びたいから・・・」といった色々なことが頭をよぎるはず。そういった甘えや誘惑に負けず走る習慣を続けていくことで、忍耐力や精神力を磨いて行けます。もちろん、その甘えや誘惑に負けることもあるでしょう。ただ、習慣をずっと続けていければ、習慣を作る前よりは確実にメンタル面は強化されているはずです。

その5、自分自身に自信が持てるようになる

ランニングを続けることで自分自身に自信を持てるようになります。自分に自信を持てるものが特にないといった人は、ランニングを始めてみると良いでしょう。走る習慣を作って、定期的に走るだけでも自分に大きな自信を持てるようになります。また、日々走る中で、体力が付き、走るペースが速くなっていく過程でも大きな自信が付きますし、その自信も日に日に強いものになっていきます。自分自身に自信を持つということは自分自身を肯定するということ。自分自身を肯定することは精神面の健康にも、凄く良いものです。

RUNNAL編集部

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