初めてのマラソン大会では、ウェアのどの位置にゼッケンを付けるべきかわからないという人も多いと思います。また、走っている最中にゼッケンが破れたり、手が当たってしまうという悩みを持っている人も多いです。そのため、マラソン大会におけるゼッケンの付ける位置や付け方のコツなどを紹介させていただきます。
目次
マラソン大会におけるゼッケンを付ける際の正しい位置
基本の位置は胸のあたり
マラソンのゼッケンは基本的に胸のあたりに付けるのが一般的です。胸のあたりにゼッケンの上辺を合わせ、ゼッケンの下辺がおへその上あたりに合うようにつけます。この付け方が一番シンプルで、前から見てゼッケンが見やすくカッコよく見えます。
走っている最中にゼッケンに手が当たったり、破れてしまう場合は胸よりやや下に付けると良い
ランニング中の腕振りが左右に揺れやすい人はゼッケンを胸よりやや下に付けることをおすすめします。ランニング中の腕振りが左右に振れると、ゼッケンに手が当たる機会が多くなり、ゼッケンに手が引っかかり破れてしまう場合があります。
また、ゼッケンを上の方に付けると、腕振りによる力が加わり、安全ピンで留めているゼッケンの端の部分が破れてしまう可能性があります。そのため、走っている最中にゼッケンに手が当たったり、破れてしまうのが心配な場合は胸よりやや下の方に付けると良いです。
腕振りの特徴によっては右寄りや左寄りに付けても良い
ゼッケンの位置は基本的にウェアの真ん中に来るように付けますが、腕振りの特徴によって右寄りや左寄りに付けると良いです。
ランニング中の腕振りで、右手が左右に振れやすい人は、右手がゼッケンに当たることが多いので、ゼッケンをやや左手側に寄せて付けることをおすすめします。また、逆に左手が左右に振れやすい人はゼッケンを右手側に寄せて付けると良いでしょう。
知っておきたい!ゼッケンを付ける際の5つのコツ
1.ウェアを着た状態でつけよう
ゼッケンを付ける場合、付けるウェアを着たままで付けるのか、着ていない状態で付けるのかは人によって違うと思います。しかし、基本的に着たまま付ける方が正確につけられることが多いです。
ウェアを着ていない状態で付けると、どうしても着てみるとゼッケンが緩々だったり、逆にピンと張り過ぎてしまっていることが多いです。着た状態で付ける方が、緩すぎず、ピンと張り過ぎず丁度良い感じで付けることが出来ます。
2.上辺の左右を先に付ける
ゼッケンを安全ピンや留め具で付ける場合、まずは上辺の左右を先に留めましょう。上辺の左右を先に付けることで、ゼッケンが斜めになってしまうのを防ぐことが出来ます。また、上を基準してつけた方が、残りの2箇所を留めるのもスムーズになります。
3.ゼッケンの端に十分な余白を開けて留める
ゼッケンを留める時は、必ず端に十分な余白を開けるようにしましょう。十分な余白を開けず、ゼッケンの端の方に安全ピンを通してしまうと、ランニング中に端が破れてゼッケンがだらんとなってしまう場合があります。マラソンの際中にゼッケンが破れないようにするためにもしっかり余白を開けてください。
また、特に上側は腕振りによる力が加わりやすく、破れやすいので、上側は特に十分な余白を開けるように意識しましょう。
4.ゼッケンに安全ピンを2箇所通す
安全ピンでゼッケンを付ける場合、ゼッケンに1個の安全ピンを通す回数は1回よりも2回の方がおすすめです。1回通すだけよりも2回通す方が強度が増します。
5.張り過ぎず、緩すぎず
ゼッケンはピンピンに張り過ぎると、ランニング中に安全ピンで留めた箇所からゼッケンが破れてしまう可能性が高くなります。また、緩すぎても、ランニング中に腕振りの手がゼッケンに当たり、腕振りによってゼッケンを破いてしまう可能性があります。
そのため、ゼッケンを付ける場合はピンピンに張り過ぎないこと、そして緩めすぎないことが大切です。また、ゼッケンに多少のゆるみをもたせる場合は、水平方向(横方向)に緩みを持たせるのではなく、垂直方向(縦方向)に緩みをもたせる方が良いです。水平方向に緩みをもたらせると、腕振りの手がゼッケンにひっかかりやすくなります。
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出典:https://www.amazon.co.jp
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