人生初めてのフルマラソンに挑戦し制限時間内での完走を目指すなら、asics(アシックス)やmizuno(ミズノ)、nike(ナイキ)などの大手スポーツメーカーの高機能ランニングシューズを準備してみるのがオススメです。人気ブランドの機能性に優れたマラソンシューズなら、初心者にとって重要なクッション性と安定性を高いレベルで備えているため、初心者ランナーが安全かつ快適にゴールを目指すことが出来ます。特にランニング初心者や運動未経験者ほど、怪我なく最後まで走り切るためにも、機能性の高いシューズを準備しておくことが重要です。
今回の記事では、秋冬のフルマラソン大会に参加し完走を目指す初心者ランナー向けにオススメのフルマラソン用シューズを紹介しています。また、記事内では、初心者がマラソンシューズ選びで失敗しないためのオススメの選び方や、初心者が絶対に買ってはいけないNGシューズも紹介しています。東京マラソンや大阪マラソンなどの42.195kmのフルマラソン大会へ出場するにあたり、大会本番で履くシューズを探しているという人は是非参考にしてみてください。
目次
初めてのフルマラソンで完走するためのシューズの選び方
フルマラソンを走るためのランニングシューズは、国内メーカーであるアシックスやミズノ、海外メーカーであるナイキやアディダス、ニューバランス、ブルックス、ホカオネオネなど多くのメーカーより初心者向けから上級者向けまで様々なモデルが発売されています。初めてランニングシューズを購入するという初心者の場合は、どのシューズを選べば良いのか悩むところですが、基本的に初心者の選び方としては、「国内メーカーを選ぶ」「機能性はクッション性を最重要視する」「安定性も欠かせない」「高ドロップシューズが望ましい」の4点を意識することが重要です。
①メーカー選びは国内メーカーが無難
まず、ランニングシューズは国内ブランドと海外ブランドがありますが、フルマラソンで制限時間以内での完走を第一の目標とするレベルの初心者ランナーに国内メーカーであるasics(アシックス)やmizuno(ミズノ)を選んでおくのがオススメです。
その一番の理由は、国内メーカーの方が初心者ランナーの足に合いやすく、長時間走り続けるフルマラソンでも最後まで足にストレスを感じないためです。一般的に海外メーカーは、足の甲が低く幅が細い欧米人の足に合わせた足型(ラスト)を採用したシューズを開発しています。そのため、足の甲が高く幅が広いと言われる日本人の足には合わない場合があります。特に、海外メーカーのシューズは横幅が狭め(メンズはD・レディースはBが多い)で、2EやEが平均的と言われる日本人の足には窮屈と言われています。アシックスやミズノは長年日本人の足を研究し、日本人の足に合わせた足型(ラスト)採用のシューズを開発してきたメーカーであるため、日本人の足にぴったりとフィットします。さらに、足幅サイズも日本人の平均サイズである2E(或いはE)を標準採用しているのも魅力です。
ただし、海外メーカーでもニューバランスの初心者向けモデル(Fresh Foam X 1080)は幅広の2Eを採用しているため安心です。また、最近の若い人には足幅サイズが細めの人も増えているため、10代・20代・30代の若い人はナイキやアディダス、ニューバランスなどの海外ブランドを選んでみるのも有りです。ただ、40代以上の人には欧米人に比べ足幅が広めの人が多いため、やはりアシックスやミズノといった国内ブランドを選んでおくのが無難です。
②機能性はクッション性の高さが最重要
ランニングシューズには、クッション性、安定性、反発性、軽量性、フィット性と様々な機能性があります。当然そのランニングシューズによってどの機能性に優れているのか違いがあります。
フルマラソン初心者の場合、たくさんある機能性の中で一番重要視しておきたいのがクッション性です。ランニングシューズのクッション性とは、着地時の衝撃を和らげ足への負担を軽減してくれる機能性のことです。ランニング時は着地の際に毎回体重の3倍以上の衝撃が足や膝に加わると言われています。そのため、クッション性の低いシューズを履いて長距離を走ると、膝外側の痛みを伴う腸脛靭帯炎や膝下側の痛みを伴う膝蓋靭帯炎、膝内側の痛みを伴う鵞足炎などの怪我を招く恐れがあります。特に初心者ランナーは膝などの関節を守るための筋力が十分に備わっていないため、シューズのクッション性が怪我予防において非常に重要になってきます。
ランニングシューズのクッション性はクッション素材であるソール(靴底)の厚みを見ることである程度判断出来ます。当然厚みが厚いほどクッション性が高く、厚みが薄いほどにクッション性は低くなります。また、各社それぞれに衝撃吸収性に優れた素材があり、アシックスであれば独自の衝撃緩衝材であるGEL素材、アディダスであればBOOSTフォーム、ニューバランスであればFRESH FOAM Xを搭載したものがクッション性に優れたモデルとなります。
③安全に走るために安定性も欠かせない
初心者ランナーが初めてのフルマラソンで怪我なく最後まで走り切るためには、クッション性だけではなく安定性も欠かせません。そのため、初心者がフルマラソン用シューズを選ぶなら、機能性ではクッション性と安定性を兼ね備えたシューズを選ぶのがオススメです。
ランニングシューズの安定性とは、着地の際に足が横にブレるのを押さえてくれる機能性のことです。オーバープロネーション(着地時に足部が過度に内側に倒れ込む癖のこと)のように着地時に足首が横方向にブレてしまうと、足首や膝、腰へと負担がかかり怪我につながりやすくなります。特に初心者ランナーの場合は、正しいランニングフォームを身に付けられていない、体幹や足の筋力不足等の問題から着地時の安定性を自分自身の力で確保出来ないという傾向があります。そのため、初心者ほどランニングシューズの安定性がすごく重要です。
本来、クッション性の高いシューズは足元が柔らかいため安定性に劣ってしまうのですが、アシックスはLITETRUSS(ライトトラス)を、ミズノはMIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)を、アディダスはTORSION SISTEM(トルションシステム)といったサポートパーツを初心者モデルに搭載することでクッション性に優れながらも、高い次元での安定性の両立にも成功さえています。
④初心者は高ドロップシューズが走りやすい
初めてのフルマラソンで制限時間以内で完走を目指すなら、初心者でもスムーズな体重移動で快適に走れる高ドロップシューズを選んでみるのもオススメ。
高ドロップのランニングシューズとは、つま先とかかと部分のソールの厚みの差が大きいシューズのことです。一般的には10mm以上が高ドロップシューズとなります。高ドロップシューズの最大の魅力は、かかとから着地した際にソールの厚みの差を利用して靴が転がるようになり、初心者でもスムーズな体重移動が出来るようになること。スムーズに次の一歩が踏み出せるのはもちろん、着地から蹴り出しまでの流れの中での安定性も高まるため、初心者にほど嬉しいシューズとなっています。
基本的に初心者向けの高クッションモデルは踵部のソールに厚みを持たせる形となっているため、大半が高ドロップシューズとなっています。
フルマラソン初心者が絶対に選んではいけないNGシューズ
フルマラソン初心者は、「薄底シューズ」と「カーボンプレート搭載厚底シューズ」「1万円以下の安いシューズ」の3点のシューズは絶対に選ばないようにしましょう。これらのシューズを初心者がフルマラソンで履いて走るとなると、高い確率で足を痛めることになります。最悪の場合、足を痛めて途中リタイアしたり、最後まで走り切ることが出来ないなんてことになる可能性が高いため、絶対に避けておきましょう。
1、ソールの厚みが薄い薄底シューズ
まず、フルマラソン初心者が絶対に避けるべきシューズの一つめは、ソール(靴底)の厚みが薄い薄底シューズです。
薄底シューズは軽量性と反発性に優れ、スピードを出しやすいのが特徴のランニングシューズです。そのため、フルマラソンでサブ3(3時間切り)やサブ3.5(3時間30分切り)を目指すような中上級者ランナーには丁度良いのですが、初心者ランナーには不向きです。その理由は、薄底シューズはクッション性が低いため、着地時に衝撃をモロに受けやすいためです。中上級者なら体幹や足の筋力で着地衝撃をカバー出来ますが、初心者にはそれは無理です。なので高い確率で着地衝撃による影響で足や膝、腰などを痛めます。
2、カーボンプレート搭載の厚底シューズ
最近話題のカーボンプレート搭載の厚底シューズも初心者にはNGです。
カーボンプレートを内蔵した厚底ランニングシューズは、厚底による衝撃吸収性能(クッション性)とカーボンプレートのしなりによる高い反発性を両立したシューズ。高い反発力がありスピードを出しやすいのにクッション性もあり最後まで足が疲れにくいのが特徴で、箱根駅伝やマラソン大会では多くのトップ選手がナイキのヴェイパーフライシリーズやアルファフライシリーズなどの厚底を履いています。
最近はナイキだけではなくアシックスやミズノ、アディダス、ニューバランスなど各社がこぞってカーボンプレート搭載厚底シューズを発売するようになり非常に注目度の高いランニングシューズですが、初心者は絶対に履いてはいけません。その最大の理由は、着地時の安定性に劣り足を捻りやすいためです。カーボンプレート搭載厚底シューズは、着地時に靴底が大きく沈み込むことでカーボンプレートを大きくしなり、そのカーボンプレートの跳ね返りを強い推進力へと変える特殊な仕組みのシューズです。そのため、着地時が不安定で、反発力も非常に強く、上級者でも履きこなすのに苦労すると言われています。
3、定価1万円以下のランニングシューズ
ランニングシューズには定価1万円以下で買える、コスパが高いと言われるシューズもあります。一見して安く買えるシューズであるため、初心者向けのモデルと感じますが、この定価1万円以下の安いシューズもフルマラソン初心者にはオススメ出来ません(※セール品は除く、あくまでも定価で1万円以下の場合)。
定価1万円以下のシューズをオススメしない理由は、クッション性や安定性など初心者を怪我から守るための安全機能が劣るためです。短い距離を走る場合や中上級者レベルの人なら問題ありませんが、初心者が42.195kmもの長い距離を走るシューズとしては心もとないシューズです。
初心者が選ぶべき!フルマラソン完走用シューズのオススメ【国内メーカー編】
アシックス ゲルカヤノ31
初めてのフルマラソンで完走を目指す人に一番オススメしたいのが、国内メーカーであるasics(アシックス)の「GEL-KAYANO 31(ゲルカヤノ31)」です。アシックスのゲルカヤノは、日本人ランナー人気NO.1のランニングシューズブランドであるアシックスの初心者向けの定番モデルです。フルマラソンでも完走を目指すランナーの多くが着用する人気シューズで、初めてのフルマラソン用に買っておいてまず間違いのない一足です。
アシックスのゲルカヤノ31の最大の特徴は、初心者に嬉しいクッション性と安定性を高いレベルで兼ね備えているところです。分厚いミッドソールを採用し、かかと部分にはアシックスを代表する衝撃緩衝テクノロジーであるPureGELを搭載しているため、高い衝撃吸収性能を誇ります。さらに、アシックス新テクノロジーである4Dガイダンスシステムを搭載し安定性の高い作りとなっているため、初心者でも横方向にブレにくく、効率の良い走りが可能となっています。高いクッション性と安定性を誇り、初心者ランナーでも安全に快適にフルマラソンを走り切れるのが魅力です。
また、アッパー素材には足馴染みの良いエンジにアードニットアッパーを採用しているため、フィット性や履き心地の良さも抜群です。
アシックス ゲルニンバス26
とにかくクッション性を最優先に選びたいという人には、asics(アシックス)の最強クッショニングシューズである「GEL-NIMBUS 26(ゲルニンバス26)」がオススメ。体重が重めの人や、膝を痛めやすいという人には最強のクッションシューズです。
アシックスのゲルニンバス26の最大の特徴は、アシックスの初心者向けシューズの中でも最強のクッション性能を誇るところ。アシックス史上最強の衝撃緩衝性を誇る新テクノロジーであるPureGELをたっぷりと搭載し、ソールもクッション性の良いFF BLAST PLUS ECOを贅沢な厚みで搭載し、とにかく最強のクッション性能を誇るシューズとなっています。足を着地時の衝撃から守るクッション性能を最大の売りにしたシューズであるため、ゲルカヤノ31のようにフルマラソン完走からサブ5(5時間切り)まで狙えるという訳ではありませんが、ゆっくりと制限時間内(7〜6時間以内)での完走を目指すという人には最高に頼りになるシューズとなっています。とにかくクッション性能が高いため、長距離を走ると膝や股関節、腰などを痛めやすいという人にオススメです。
ミズノ ウエーブスカイ8
asics同様に日本人ランナーの足に合いやすい国内メーカーのフルマラソン完走用ランニングシューズを選ぶなら、mizuno(ミズノ)の高クッションシューズである「WAVE SKY 8(ウエーブスカイ8)」も非常にオススメ。特に、膝などの関節を痛めやすい人や、とにかくゆったりペースで安全に走りたいという人にぴったりです。
ミズノのウエーブスカイ8の最大の特徴は、着地時の衝撃から足を守るためのクッション性能がすば抜けているところ。ミズノの高機能ミッドソールテクノロジーであり、軽くて柔らかさが売りのMIZUNO ENERZYをボリュームたっぷりにソールに採用し、最高に柔らかい履き心地で最高のクッショニングを体験出来ます。また、ミッドソール上部には新素材であるMIZUNO ENERZY NXTを採用し、適度な反発が貰えるため、シューズに任せて楽に走ることが出来ます。ボリュームたっぷりのミッドソールで重そうな印象ですが、重量は275gと見た目よりも軽めです。
また、ハイクッションシューズは安定性が劣るシューズも多いのですが、ウエーブスカイ8はミズノらしく安定性を高める機能も搭載しています。それが、ミズノを代表する基幹機能である波型形状プレートのミズノウエーブで、これを搭載することで柔らかい履き心地ながらも着地時に横ブレしにくいシューズに仕上がっています。最強のクッション性+安定性も求めるならウエーブスカイ8がオススメ。
初心者が選ぶべき!フルマラソン完走用シューズのオススメ【海外メーカー編】
ニューバランス フレッシュフォームX 1080 v13
フルマラソン完走へ向けて、海外ブランドのランニングシューズを選ぶなら、newbalance(ニューバランス)の「FRESH FOAM X 1080 v13(フレッシュフォームX 1080 v13)」がオススメ。ニューバランスのフレッシュフォームX 1080は、海外メーカーのシューズながらも足幅広め(2E仕様)で日本人の足にも合いやすく、さらにクッション性能にも優れるということで、フルマラソン初心者にも人気のシューズ。
ニューバランスのフレッシュフォームX 1080の最大の特徴は、高いクッション性能とともにクセのない最高の履き心地を体験できるところです。フレッシュフォームX 1080はニューバランスで最もクッション性能に優れたシューズで、ミッドソールにはFRESH FOAM Xを採用し、最高のクッショニングを体験出来ます。さらに、他社シューズとは違い、色んなパーツを組み合わせたソールではなく、FRESH FOAM Xによる単一ソールであるため、複合ソール特有のクセがなく最高に滑らかな履き心地&走り心地を体験出来ます。また、フィット感の良いアッパーを採用し、フルマラソンのゴールまで快適に走ることが出来ます。
さらに、ミッドソールのFRESH FOAM Xには外側と内側で異なる凹凸デザインが施されており、これがクッション性と安定性の両立を実現させる機能性も発揮しています。そのため、初心者には非常に頼りになります。
アディダス アディゼロSL2
フルマラソン完走へ、おしゃれでカッコいい海外ブランドのランニングシューズを準備したいという人には、adidas(アディダス)の万能ランニングシューズである「ADIZERO SL2(アディゼロSL2)」がオススメ。
アディダスのアディゼロSL2は、アディダスらしいタイリッシュで洗練されたデザインのシューズでありながらも、フルマラソンを安全に完走出来るだけの高いクッション性を備えているシューズであるところです。ミッドソール素材にはアディダスの高機能素材であるLIGHTSTRIKE PROを厚めに採用し、しっかりとしたクッションを体験出来ます。また、LIGHTSTRIKE PROは軽くて反発力もあり、初心者ランナーでも楽に長距離走を走ることが出来ます。ミッドソールはレイヤードミッドソール構造で安定感の高いLIGHTSTRIKE 2.0も備えるため、走行時の安定感もバッチリです。また、アウトソールにはグリップ性や耐摩耗性に優れたADIWER RUBBERを採用しているため、滑りにくく、長距離を走ってもその機能性が落ちにくいのも魅力的です。
さらに、アッパーにはソフトなENGINEERED MONO MESHを採用し、足との一体感に優れ、走行中のサポート力も高めです。
ナイキ インフィニティラン4
世界的に人気NO.1のランニングシューズブランドであり、世界記録保持者や日本記録保持者などの国内外のトップ選手がこぞって着用しているのがnike(ナイキ)の厚底シューズ。そんなトップ選手御用達のナイキの厚底シューズを履いてフルマラソンを走ってみたいという人には、「INFINITY RUN 4(インフィニティラン4)」がオススメです。インフィニティラン4は、クッション性と安定性に優れたモデルでフルマラソン初心者にもオススメの一足です。
ナイキのインフィニティラン4の最大の特徴は、ナイキがランニング時の怪我ゼロを目標に開発した足に優しい厚底シューズであるところ。ミッドソール素材にはナイキ新開発素材であるNike ReactXフォームを搭載し、優れた衝撃吸収性を誇ります。さらに、通常のナイキシューズと比べ足裏の接地面積を広く確保し着地時の安定性を高める工夫も施されています。そして、ロッキングチェアのようなソール形状が靴が転がるような感覚を与えてくれ、初心者でもスムーズな重心移動が出来るようになっています。足に優しい作りとなっているため、ランニング初心者にもオススメ出来るナイキシューズとなっています。
プーマ ヴェロシティニトロ3
海外ブランドのオシャレでカッコいいランニングシューズを選ぶなら、ファッション性と機能性の両面で人気の高いpuma(プーマ)を選んでみるのがオススメです。そしてフルマラソン完走へ向けてプーマのランニングシューズを選ぶなら、高クッションモデルである「VELOCITY NITRO 3(ヴェロシティニトロ3)」がオススメです。
プーマのヴェロシティニトロ3の最大の特徴は、初心者ランナーでも履ける厚底シューズで、厚底特有のふわふわクッションを体験できるところです。近年陸上長距離業界で人気の高い厚底仕様でありながらも、中・上級者向けのカーボンプレートは搭載されていないため、初心者でも安心して履ける厚底となっています。また、分厚いNITRO FOAMによる抜群のクッション性を体験出来ると同時に、PWR TAPEによる優れたサポート性も得られるため、ふわふわと気持ちの良いクッションとともに安定感も感じられる安心感の高いシューズとなっています。さらに、アウトソールにはグリップ力に優れたPUMAGRIPが採用されており滑りにくいため、その点でも安心です。そのほか、通気性や耐久性にも優れ、非常に機能的な初心者向けシューズとなっています。
ブルックス グリセリン21
初めてのフルマラソン用に機能性抜群のプレミアムランニングシューズを選びたいという人には、米国の老舗ランニングシューズブランドであるBROOKS(ブルックス)の「GLYCERINE 21(グリセリン21)」がオススメです。ブルックスは日本での知名度はまだまだ低いものの、アメリカでは日本のアシックスのような絶対的存在でその機能性は間違いありません。
ブルックスのグリセリン21の最大の特徴は、数あるランニングシューズの中でも機能性に優れているところです。ブルックスは米国で誕生し100年以上の歴史を誇る老舗ブランドで、その技術力は世界でもトップレベル。そんなブルックスシューズでも優れたクッション性を誇るのが特徴です。液化窒素ガスを混ぜ、臨海発泡し成型したミッドソールフォーム「DNALOFT v3」を採用し、抜群のクッション性でランナーの足を守ってくれます。また、靴底面は幅広に設計され、初心者ランナーが長距離走に挑戦する際でも安心して接地出来、スムーズに走れるように工夫が施されているのも魅力的です。初のハーフマラソンやフルマラソンでも安心です。
さらに、米国生まれらしい鮮やかかつ大胆なカラーリングとなっているため、他のランナーとは被りにくいシューズを選びたいという人にも非常にオススメです。
ホカオネオネ クリフトン9
初めてのフルマラソン挑戦へ向けて、ミッドソールの分厚い足に優しい高クッションモデルを選びたいというランナーには、厚底ソールで有名なHOKAONEONE(ホカオネオネ)の超人気モデルである「CLIFTON 9(クリフトン9)」がオススメ。
ホカオネオネのクリフトン9の最大の特徴は、クッション性抜群でありながら軽量性にも優れているところです。クリフトン9はホカの特徴にもなっているボリュームたっぷりのミッドソールを採用し、クッション性能に優れています。さらに、その見た目からは想像出来ないぐらい軽量性に優れているのも魅力です。メンズモデルで248gと、高クッションモデルとしては信じられないぐらいの軽さを誇るため、足元が軽く、長時間のフルマラソンでも快適な走りが可能です。
また、靴底の形状にはホカの象徴でもあるメタロッカー構造を採用しているため、ロッキングチェアのように靴底が自然と前へと転がるような作りとなっています。そのため、初心者ランナーでも、重心移動がスムーズになり、エネルギー消費量の少ない効率の良い走りが出来るようになっています。
オン クラウドランナー2
オシャレなランニングシューズを履いてフルマラソン完走を目指したいという初心者ランナーには、ファッションスニーカーとしても人気の高いスイス生まれのOn(オン)のシューズを選んでみるのがオススメです。特に、Onの初心者向けの高機能モデルであり、ハーフマラソンやフルマラソンにも対応した「Cloudrunner 2(クラウドランナー2)」がオススメです。
オンのクラウドランナー2の最大の特徴は、ファッション性と機能性の両面に優れたプレミアムランニングシューズである点です。On独自開発のソールテクノロジーであるCloudTecによる凸凹かつ空洞の空いたソールが斬新かつカッコいい見た目となっています。また、ミッドソール素材にHelionスーパーフォームを採用し、高いエネルギーリターンが期待出来るのも魅力的です。足に優しいだけではなく、シューズの力を借りた快適な走りが可能となっています。
さらに、フィット感がよく、耐久性に優れているのもOnのランニングシューズの魅力です。高機能性を求める初心者ランナーにも、他ランナーとは被りにくいおしゃれなランニングシューズを選びたいという初心者ランナーにもオススメです。
高機能ランニングシューズを履いてフルマラソン制限時間以内での完走を目指そう!
フルマラソン大会 | 開催地 | 制限時間 |
---|---|---|
北海道マラソン | 北海道 | 6時間 |
函館マラソン | 北海道 | 5時間30分 |
東北・みやぎ復興マラソン | 宮城 | 6時間30分 |
かすみがうらマラソン | 茨城 | 6時間 |
勝田全国マラソン | 茨城 | 6時間 |
さいたま国際マラソン | 埼玉 | 6時間 |
東京マラソン | 東京 | 7時間 |
板橋Cityマラソン | 東京 | 7時間 |
横浜マラソン | 神奈川 | 6時間30分 |
湘南国際マラソン | 神奈川 | 6時間30分 |
富山マラソン | 富山 | 7時間 |
金沢マラソン | 石川 | 7時間 |
長野マラソン | 長野 | 5時間 |
静岡マラソン | 静岡 | 5時間30分 |
名古屋ウィメンズマラソン | 愛知 | 7時間 |
京都マラソン | 京都 | 6時間 |
大阪マラソン | 大阪 | 7時間 |
神戸マラソン | 兵庫 | 7時間 |
奈良マラソン | 奈良 | 6時間 |
鳥取マラソン | 鳥取 | 6時間 |
国宝松江城マラソン | 島根 | 6時間 |
おかやまマラソン | 岡山 | 6時間 |
とくしまマラソン | 徳島 | 7時間 |
愛媛マラソン | 愛媛 | 6時間 |
高知龍馬マラソン | 高知 | 7時間 |
福岡マラソン | 福岡 | 7時間 |
熊本城マラソン | 熊本 | 7時間 |
鹿児島マラソン | 鹿児島 | 6時間40分 |
NAHAマラソン | 沖縄 | 6時間15分 |
おきなわマラソン | 沖縄 | 6時間15分 |
ホノルルマラソン | ハワイ | 制限時間なし |
10月から翌年の3月までの秋冬は、フルマラソンシーズン。東京マラソンや大阪マラソンなど、全国各地で42.195kmを走るフルマラソンの大会が開催されます。大会によっては初心者では完走が難しい制限時間短めの大会もありますが、上記のように参加者の多い大規模な大会ほど制限時間は緩めで初心者でも完走を目指しやすいようになっています。
大会前にしっかりと長距離を走る練習を積み、大会本番でクッション性や安定性に優れたフルマラソン用のシューズを履けば運動未経験者でも十分に制限時間内での完走が可能です。是非、アシックスやミズノなどの初心者向けの高機能ランニングシューズを履いて、人生初めてのフルマラソンで完走を目指してみましょう。