マラソン大会へ出場するなら、大会本番で着用するレース用ランニングシューズとは別に、日々のマラソントレーニングで着用する練習用ランニングシューズを用意してみるのがおすすめです。クッションや安定性重視の練習用シューズと軽量性や反発力重視のレース用シューズを使い分けることで、毎日の練習では怪我を予防しながら着実に走り込むことが出来ますし、マラソンレース本番では靴の助力も受けながら着実に目標タイムへと近づくことが出来ます。
今回の記事では、走力レベル別(初心者・中級者・上級者)に、耐久性が高い練習用ランニングシューズのおすすめモデルを紹介しています。足に優しいハイクッションのジョグシューズから、スピードの出しやすい軽量高反発なテンポアッシュシューズまで紹介しています。マラソン大会でのサブ5・サブ4・サブ3達成へ向けて頑張る市民ランナーはもちろん、表彰台や自己ベスト更新を目指し部活動を頑張る学生さんも是非参考にしてみてください。
目次
練習用ランニングシューズの選び方のポイント
マラソン大会で目標のサブ5(5時間切り)、サブ4(4時間切り)、サブ3(3時間切り)を達成するために、大会本番用のレーシングシューズとは別に、毎日のマラソントレーニングで使用する練習用ランニングシューズを準備するなら、「耐久性」と「価格」、「クッション」、「安定性」、「接地感」の5点に注目して練習用シューズ選びをしてみるのがおすすめです。
①耐久性が高い
練習用ランニングシューズを選ぶ上で一番重要となる機能が、耐久性です。ハーフマラソンやフルマラソンをターゲットにしたマラソントレーニングでは、サブ4レベルのランナーで月間100〜150km、サブ3.5レベルで月間200km、サブ3レベルで月間300km走り込むのが一般的です。軽量性を意識するあまりに、耐久性が低い仕様となっているランニングシューズだと、数ヶ月程度でアッパーが破れたり、ミッドソールがヘタったり、アウトソールの溝がなくなったりと、すぐにダメになる可能性が高いです。当然、そのような耐久性の劣るランニングシューズだと頻繁に買い替える必要があるため、練習用ランニングシューズとしては話になりません。
トレーニング用にランニングシューズを選ぶなら、ミッドソールに耐久性に優れたフォーム(例:アディダスのLIGHTSTRIKE EVA)を採用したもの、アウトソールに耐摩耗性の高いラバー(例:ミズノのX10ラバー)を配したもの、つま先に補強パーツを施したものなど、耐久性が高いランニングシューズを選びましょう。
②価格が安い
練習用ランニングシューズは耐久性が高いだけではなく、価格が安く手軽に買えるとこも重要です。いくら耐久性が高いランニングシューズを選んでも、必ずシューズの寿命はやってきますし、寿命が来たら当然買い替えが必要となりますし、頑張って月間走行距離が増えれば増えるほどに買い替えサイクルが早くなります。
近年、ランニングシューズの価格はnike(ナイキ)のトップレーシングシューズであるアルファフライシリーズやヴェイパーフライシリーズを筆頭に高騰しています。しかし、その中でも、定価1万円台、さらには定価1万円以下で安く買えて機能性もしっかりとした高コスパモデルも多数あります。毎日の練習用に選ぶなら、お財布に優しい定価2万円以下のモデルから選ぶようにすると良いでしょう。
③クッション性に優れる
毎日のマラソントレーニングで着用する練習用シューズは、大会本番で着用するレーシングシューズよりもクッション性能の高いモデルを選ぶのがおすすめです。マラソン練習では、月間100〜200km、さらには300km以上も走り込むこともあるため、膝や足への負担軽減のためにも、腸脛靭帯炎(ランナー膝)や膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)などの怪我予防のためにも、衝撃吸収性能に優れたランニングシューズを選ぶようにしましょう。
asics(アシックス)のGELテクノロジーやFF BLAST PLUSミッドソール、mizuno(ミズノ)のMIZUNO ENERZYミッドソール、adidas(アディダス)のLIGHTSTRIKE EVAなどがクッション性に優れた代表的テクノロジーであるため、それらを搭載したモデルを選んでみるのがおすすめです。
④安定感がある
練習中の膝や足への負担を軽減し、怪我を予防するために、練習用ランニングシューズはクッション性とともに安定性に優れていることも重要です。クッション重視で靴底が柔らか過ぎて足元がグラつきやすいモデルや、プレート搭載で地面からの反発が強過ぎて安定して走るのが難しいモデルだと、怪我に繋がり、大会までに目標の距離を踏むのが難しくなる可能性が高いです。
練習用ランニングシューズを選ぶなら、asics(アシックス)4D GUIDANCE SYSTEMやmizuno(ミズノ)のMIZUNO WAVEのように、着地時の足の内側への倒れ込みを抑制し足への負担を軽減してくれるサポート機能付きのシューズや、路面との接地面積が広く取られたシューズを選んでみるのがおすすめです。
⑤接地感を得やすい
マラソントレーニングにおいて、たまには接地感を得やすい薄底スタイルのランニングシューズを履いてみるのもおすすめです。練習で薄底シューズを履くことで、足裏の感覚が研ぎ澄まされ、地面から最大限に反発を貰うための接地の仕方が上手くなり、厚底シューズを履いた際の走りも向上します。また、厚底だとなかなか鍛えるのが難しい、本来ランナーに必要な足の筋力を鍛えられるのも特徴です。
近年は厚底ブームの到来により、薄底ランニングシューズが減少傾向にありますが、それでもasics(アシックス)やmizuno(ミズノ)などの昔からランナー定番の薄底モデルが今も継続販売されています。マラソン大会での目標タイム達成へ、それらの薄底シューズも練習用シューズに取り入れてみましょう。
練習用ランニングシューズの種類別の特徴
種類 | ジョグシューズ | テンポアップシューズ |
---|---|---|
イメージ | ||
軽量性 | △ | ○ |
反発性 | △ | ○ |
クッション性 | ○ | △ |
安定性 | ○ | △ |
用途 | jog/距離走/LSD | インターバル走/レペティション/テンポラン/ペース走 |
asics(アシックス)やmizuno(ミズノ)、adidas(アディダス)、nike(ナイキ)などの人気ランニングシューズメーカーより、マラソンの練習用シューズとして使えるランニングシューズが多数販売されています。それらの、練習用ランニングシューズは大きく分けると、ジョグシューズとテンポアップシューズの2種類あります。基本的に、ゆったりペースで走るための練習用シューズがジョグシューズで、速いペースで走るための練習用シューズがテンポアップシューズです。どちらか一足のみ準備するランナーもいますが、それぞれの練習のトレーニング効果をより効果的なものにするなら、ジョグ系練習かスピード系練習かでジョグシューズとテンポアップシューズの二足を使い分けてみるのがおすすめです。
①ジョグシューズ
ジョグシューズ(別名デイリートレーナー)は、文字通りジョグをするためのランニングシューズです。機能面では、クッション性(衝撃吸収性能)と安定性に優れるのが特徴で、30〜60分程度のジョグから、距離を踏むロングラン(距離走)、長い時間ゆったりペースで走るLSDといったトレーニングにおいて重宝するシューズです。足を保護することを優先した作りとなっており、軽量性や反発性の面では劣るため、スピード系練習には不向きです。
②テンポアップシューズ
テンポアップシューズ(別名スピードシューズ)は、速いペースで走るためのランニングシューズです。機能面では、軽量性や反発性に優れるのが特徴で、インターバルトレーニングやレペティショントレーニング、テンポラン、ペース走といったスピード系トレーニングにおいて重宝するシューズです。速く走ることに重きを置きクッション性や安定性はやや劣るため、ジョグ系メニューには不向きです。基本的に1週間の練習メニューの中で核となるポイント練習において着用するシューズとなります。
ジョグシューズだと、ポイント練習では上手くスピードに乗り切らず練習効果を高められない、限界突破できない。テンポアップシューズだとジョグ系には足への負担が大きい。といったように、それぞれに長所がある一方で短所があるため、マラソントレーニングにおいてはジョグシューズとテンポアップシューズの二足を使い分けるのが理想的です。
耐久性が高い!練習用ランニングシューズのおすすめ【初心者向け】
アシックス ゲルカヤノ30
ランニング・マラソン初心者から初級者が、練習用ランニングシューズを準備するなら、まずはasics(アシックス)の大人気モデルである「GEL-KAYANO 30(ゲルカヤノ30)」がおすすめです。
アシックスのゲルカヤノ30の最大の魅力は、高いレベルでのクッション性と安定性を兼ね備えたランニングシューズで、初心者から初級者レベルのランナーの練習用にぴったりである点です。ミッドソールに柔らかいクッションが特徴のFF BLAST PLU ECOを採用し、ソールの厚みもトレンドの厚底を採用し、さらに着地衝撃の大きいかかと部に衝撃緩衝材であるPureGELテクノロジーを搭載しているため、クッション抜群で足に優しいシューズとなっています。また、最新サポート機能である4D GUIDANCE SYSTEMを搭載し、着地時に横ブレしにくい安定感抜群のシューズとなっているため、安心してロングランやLSDといった距離を踏む練習に活用出来ます。
アシックス ノヴァブラスト4
初心者ランナーでも練習時に安心して履ける軽くて反発力のあるランニングシューズが欲しいという人には、asics(アシックス)の折り紙からインスピレーションを受けた独特なソールデザインが特徴の「NOVABLAST 4(ノヴァブラスト4)」がおすすめです。
アシックスのノヴァスピード4の最大の魅力は、クッションが良いのに、軽くてスピードも出しやすい初心者向けシューズである点です。まず、すぐに目に入るボリューミーなソールはクッション抜群です。見た目とは裏腹に重量は260gと軽めの仕様となっています。そして、ミッドソール素材にはバウンス感のあるFF BLAST PLUS ECOを採用し、靴底中央部分にくぼみを設けた特殊構造を採用することで、まるでトランポリンのように弾む反発性を得られるのが大きな特徴となっています。十分なクッションがあるのにスピードも出し易いため、ジョグだけではなく、速めのペースで走るテンポランやペース走、さらにはインターバル走にもおすすめ出来る一足です。
ミズノ ウエーブスカイ7
マラソンの練習用ランニングシューズとして、クッション重視で選びたいという人には、mizuno(ミズノ)のプレミアムクッションランニングシューズである「WAVE SKY 7(ウエーブスカイ7)」がおすすめです。
ミズノのウエーブスカイ7の最大の魅力は、数あるランニングシューズの中でも最強レベルのクッション性を誇り、初心者ランナーの足にとても優しいランニングシューズである点です。ソールの厚みがとても分厚く、ミズノのミッドソールテクノロジーの中でも最も柔らかい特性を持つMIZUNO ENERZY COREを採用しているため、衝撃吸収性能に優れ、とにかく膝や足を痛めにくいシューズとなっています。また、クッション性に優れるだけではなく、ミズノのサポート機能であるMIZUNO WAVEをソール部分に搭載し、靴底には走行中の揺れ軽減機能であるSmoothRideを搭載しているため、安定感も抜群です。初心者ランナーのゆったりと走るジョグ用にぴったりです。
アディダス アディゼロSL
ジョグからスピード系と、初心者ランナーが幅広い練習で活用出来るランニングシューズが欲しいという人には、aidas(アディダス)の超人気シリーズであるADIZEROシリーズのエントリーモデルである「ADIZERO SL(アディゼロSL)」がおすすめです。
アディダスのアディゼロSLの最大の魅力は、軽量性や反発性、クッション性、安定性などあらゆる方面の機能性に優れ、さまざまな練習に万能的に使えるランニングシューズである点です。ミッドソールは2層構造で、安定性と耐久性に優れたLIGHTSTRIKE EVAと、軽量性と反発性、クッション性に優れたLIGHTSTRIKE PROを組み合わせることで、ジョグ系からスピード系まで活用出来るバランスの取れたシューズに仕上がっています。アッパーは柔らかい風合いとサポート感あるLIGHTWEIGHT SANDWICH MESHを採用し、履き心地抜群で、どんなペースでも快適なフィット感を得られるようになっています。
耐久性が高い!練習用ランニングシューズのおすすめ【中級者向け】
アシックス GT-2000 12
中級者向けの耐久性の高い練習用ランニングシューズが欲しいという人に、asics(アシックス)の世界的に大人気のランニングシューズである「GT-2000 12」がおすすめです。
アシックスのGT-2000 12の最大の魅力は、軽量でありながらも、クッション性と安定性に優れたランニングシューズである点です。ミッドソールに軽量クッショニング素材であるFF BLAST PLUSを採用し、かかと部分に衝撃緩衝テクノロジーであるPureGELを搭載し、軽量でありながらもしっかりとクッションを感じられるシューズとなっています。アシックスが誇るサポートパーツであり、オーバープロネーション対策機能である3D GUIDANCE SYSTEMを搭載しているため安定感も抜群です。適度に反発力もあり、サブ4周辺を目指す中級者レベルのランナーのジョグシューズとしてぴったりです。ジョグ、ロングラン、LSDなどにおすすめです。
アシックス エボライドスピード2
軽くてスピードの出しやすい中級者レベルのランナー向けの練習用ランニングシューズが欲しいという人には、asics(アシックス)の「EVORIDE SPEED 2(エボライドスピード2)」がおすすめです。
アシックスのエボライドスピード2の最大の魅力は、軽くてスピードを出しやすく、速いペースのテンポランやペース走、さらにはインターバル走にも使い易いところです。ミッドソールには軽くて反発性に優れたFF BLASTを採用し、ソール形状にはつま先部分が大きく反り上がったGUIDESOLEテクノロジーを採用しているため、反発力と、転がる感覚が組み合わさり、速いペースを長く維持しやすいシューズとなっています。そのため、いつもより速いペースで距離を踏みたい場面でも、ロングインターバル走にトライしたい場面にもぴったりです。また、ソール厚めで、ソール部分には六角形の細かい溝が刻まれた3Dスペース構造を採用し、クッション高めで、足への負担もしっかりと軽減出来ます。
ミズノ ウエーブリベリオンソニック2
軽くて反発力のあるランニングシューズをスピードトレーニングに活用したいという人に、mizuno(ミズノ)のスピードエントリーモデルである「WAVE REBELLION SONIC 2(ウエーブリベリオンソニック2)」がおすすめです。
ミズノのウエーブリベリオンソニック2の最大の魅力は、軽くて推進力に優れているのが特徴で、スピード系練習にも積極的に活用出来るランニングシューズである点です。まず、重量は240gと、中級者向けとしてはかなり軽いです。また、ミッドソールには軽くて反発性に優れたクッショニング素材であるMIZUNO ENERZYを採用し、そこに推進力を提供してくれるWAVE PLATEを内蔵しているため、スピードを出しやすいランニングシューズとなっています。また、WAVE PLATEは推進力だけではなく、着地から蹴り出しまでの流れの中で高い安定感も発揮してくれるため、中級者レベルのランナーも快適にスピード練習に取り組むことが出来ます。
アディダス アディゼロボストン12
中級者レベルのランナーの、ジョグ系練習からロングインターバルまでおすすめしたいのが、adidas(アディダス)の人気ランニングシューズである「ADIZERO BOSTON 12(アディゼロボストン12)」です。
アディダスのアディゼロボストン12の最大の魅力は、アディダス独自の5本骨状バーであるENERGYRODS 2.0を搭載した、いわゆるプレート入り厚底シューズである点です。カーボンファイバーではなくグラスファイバー製で、通常のプレートではなく5本骨状バーとなっているため、一般的なプレート入り厚底シューズよりも扱いやすいのが特徴で、中級者レベルのランナーの練習用にもぴったりです。また、ENERGYRODS 2.0はマイルドでありながらも着地時の衝撃を反発力へと変え、ランナーに推進力を与えてくれるため、スピード系トレーニングにもしっかりと活用出来ます。ソールはLIGHTSTRIKE EVAとLIGHTSTRIKE PROを併用した作りで、反発力があるだけではなく、安定性も備えるため、距離を踏む練習にも活用出来ます。
ナイキ ライバルフライ3
中級者ランナー向けのスピード感溢れる練習用ランニングシューズが欲しいという人や、部活用に安くて耐久性に優れた練習用ランニングシューズが欲しいという学生さんに、nike(ナイキ)のコスパ最強ランニングシューズである「RYVAL FLY 3(ライバルフライ3)」がおすすめです。
ナイキのライバルフライ3の最大の魅力は、ナイキの安くて反発力があり、耐久性にも優れたランニングシューズが定価1万円以下で買える高いコストパフォーマンスを誇るところです。ソールややや薄めで地面からの反発をダイレクトに貰いやすく、さらに母指球下にZOOM AIRユニットを搭載し蹴り出し時の反発力が強化されたシューズとなっているため、市民ランナーのインターバル走やレペティショントレーニングといったスピード系練習にぴったりです。重量も236gと軽く、快適に走ることが出来ます。格安モデルですが、靴底には耐摩耗性ラバーを採用し、つま先部分には補強パーツを施したりと耐久性も高い作りとなっています。
耐久性が高い!練習用ランニングシューズのおすすめ【上級者向け】
アシックス ハイパースピード3
上級者向けの安くて耐久性の高い練習用ランニングシューズが欲しいという人に、asics(アシックス)のコスパ最強ランニングシューズである「HYPER SPEED 3(ハイパースピード3)」がおすすめです。
アシックスのハイパースピード3の最大の魅力は、軽くてクッションにも優れたランニングシューズが定価1万円以下で買えるところです。軽量アッパーや軽量ソールを採用し、重量は190gと超軽量です。ソールは厚底仕様で、素材には軽さとクッションを両立するFLYTEFOAMを採用しているため、軽やかでありながらもしっかりと足の負担を軽減しながら、ジョグ系トレーニングをこなすことが出来ます。また、つま先が反り上がり、コロンと転がるような感覚を得られるGUIDESOLEテクノロジーを搭載し、より快適に、より楽に距離を踏むことが出来るのもポイントです。安くて耐久性も高く、市民ランナーだけではなく、部活動を頑張る中学生や高校生にもおすすめの一足です。
アシックス ターサーRP3
マラソンのスピード系練習に薄底ランニングシューズを活用したいという人には、asics(アシックス)の人気の薄底シューズである「TARTHER RP 3(ターサーRP3)」がおすすめです。
アシックスのターサーRP3の最大の魅力は、昔からある薄底シューズで、靴の助力に頼らずにしっかりと足を鍛えられるランニングシューズである点です。ターサーシリーズのDNAを継承し薄底スタイルであり、足を鍛えられるとともに、足裏の接地感覚を研ぎ澄ますことが出来ます。重量が185gと超軽量でスピードを出し易いのはもちろんのこと、接地感覚が鍛えられることで厚底シューズを履いた際の恩恵を最大化出来るという効果も期待出来ます。
アシックス マジックスピード3
マラソン大会本番でasics(アシックス)のメタスピードエッジプラスやメタスピードスカイプラスを着用するランナーの練習用ランニングシューズとして、同じアシックスの「MAGIC SPEED 3(マジックスピード3)」がおすすめです。
アシックスのマジックスピード3の最大の魅力は、フルレングスのカーボンプレートを搭載した厚底シューズが定価約1万円台半ばで買える圧倒的なコスパを誇るところです。有名ランニングシューズメーカーの販売するカーボンプレート内蔵厚底シューズとしては最安モデルです。低価格でありながらも、ミッドソールには軽量高反発のFF BLAST PLUSを全面に採用し、そこにフルレングスカーボンファイバープレートを搭載しているため、確かな反発力・推進力を得ることが出来ます。また、同じアシックスのメタスピードシリーズに近い感覚であり、メタスピードシリーズ愛用者の練習用にぴったりです。そして、カーボン搭載シューズとしては安定性の高いモデルとなっており、耐久性も高く、初めてカーボンプレート入り厚底シューズを試す人にも一押し出来ます。
ナイキ ペガサス40
軽量性や反発性、クッション性、安定性、フィット性などあらゆる機能面でバランスの取れた練習用ジョグシューズが欲しいという上級者には、nike(ナイキ)の大人気モデルである「PEGASUS 40(ペガサス40)」がおすすめです。
ナイキのペガサス40の最大の魅力は、高いクッション性とともにナイキらしい弾むような反発性もあり、上級者ランナーの練習用シューズとしてぴったりである点です。NIKE REACTフォームを採用し、確かなクッションがあり、サポート性にも優れているため、上級者ランナーのジョグ系練習に最適です。また、前足部とかかと部分にナイキお馴染みのZOOM AIRユニットを搭載し、ナイキらしいエネルギッシュな反発力もあり、ゆったりペースでも楽しく走ることが出来ます。また、多くのランナーを長年魅了するペガサスらしい抜群のフィット感も健在で、通気性にも優れ、長時間のランニングでも最後まで快適に履けるのも魅力的です。
ナイキ ズームフライ5
マラソン大会本番では、nike(ナイキ)のアルファフライシリーズやヴェイパーフライシリーズを着用する上級者ランナーの練習用ランニングシューズには、同じナイキの「ZOOM FLY 5(ズームフライ5)」がおすすめです。
ナイキのズームフライ5の最大の魅力は、ナイキのフルレングスカーボンファイバープレート搭載の厚底シューズが定価1万円台で買えるコスパの良さです。ナイキのカーボンシューズは年々価格が高騰しているため、定価でも1万円台で買えるのはかなり魅力的です。おまけにアルファフライシリーズやヴェイパーフライシリーズに比べ耐久性が高い作りとなっているため、練習用ランニングシューズとしてぴったりです。また、ナイキの廉価版カーボンシューズではありますが、ミッドソールには軽量高反発のZOOM Xフォームを搭載し、そこにフルレングスカーボンプレートを挟み込んでいるため、ナイキらしい確かな推進力を得ることが出来ます。
耐久性バッチリの練習用ランニングシューズを用意して、悲願の目標達成へガンガン走り込もう!
マラソン大会へ挑戦するなら、本番用のレースシューズとは別に、練習で着用するトレーニングシューズを用意しておきたいところです。特に、日々の走り込み量の多いハーフマラソンやフルマラソンの練習用シューズなら、アッパーやミッドソール、アウトソールが強固で簡単にはダメにならない、耐久性が高いランニングシューズを準備しておきたいところです。また、価格の安さや、クッション性や安定性などの機能面にも着目してみるのがおすすめです。
現在、アシックスやミズノ、アディダス、ナイキなどのスポーツメーカーより、マラソントレーニングにぴったりな耐久性の高い練習用ランニングシューズが多数販売されています。是非それらの中から、自身の走力レベルや目標タイムにぴったりな練習用シューズを見つけて、悲願のサブ4、サブ3達成へ向かってガンガン走り込んでいきましょう。