陸上競技の中距離種目1500m走の平均タイムを中学・高校男女別に紹介させて頂きます。陸上1500mに取り組んでいる人は自分の自己ベストと平均タイムを比べてみたり、これから1500mを始める人は目標タイムを設定する場合の参考にしてみるといいでしょう。また、社会人で陸上競技を始める人も中学・高校生の平均タイムは目標設定の大きな参考となります。
陸上1500m走の中学生の平均タイム
男子:5分12秒
陸上1500m走の中学生男子の平均タイムは5分12秒。この平均タイムは2017年6月10日・11日に大阪で開催された第4回記録会で、800mを走った377人のデータを参考に算出しています。
学年別にみると、3年生の平均タイムは5分09秒、2年生は5分19秒、1年生は5分43秒です。377人の選手の中で4分30秒を切った選手は全体の2.4%、4分45秒を切った選手は12%、5分を切った選手は28%となっています。
女子:5分30秒
陸上1500m走の中学生女子の平均タイムは5分30秒。男子同様に大阪で開催された第4回記録会で800mを走った108人のデータを基に算出しています。
学年別の平均タイムは、3年生は5分30秒、2年生は5分29秒です。初めて1500m走に挑戦する場合は平均タイムである5分30秒を一つの目標に設定すると良いでしょう。
陸上1500m走の高校生の平均タイム
男子:4分36秒
陸上1500m走の高校生男子の平均タイムは4分36秒。この平均タイムは2017年4月16日に開催された大阪高校地区別記録会(1・2地区)と大阪高校地区別記録会(3・4地区)の432人のデータを参考にしています。
学年別の平均タイムは3年生が4分32秒、2年生が4分39秒、1年生が4分37秒になっています。4分を切った選手は全体の0.2%、4分10秒を切った選手は7.2%、4分20秒を切った選手は17%。高校で1500m走を始める人は、平均タイムに近い4分30秒切りを一つの目標に設定してみましょう。
女子:5分29秒
陸上1500m走の高校生女子の平均タイムは5分29秒。この平均タイムは男子同様、大阪高校地区別記録会の197人のデータを基に算出しています。
学年別の平均タイムは3年生が5分30秒、2年生が5分32秒、1年生が5分11秒です。また、5分を切った選手は全体の9.2%、5分10秒を切った選手は22.8%、5分20秒を切った選手は36.5%。これから1500mを始める人は平均タイムの5分29秒を目安に目標を設定してみましょう。
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