陸上3000m走の中学生・高校生の男女別の平均タイムを紹介させて頂きます。自分自身の自己ベストタイムと平均タイムを比較する場合や、3000m初心者の目標設定の場合に是非参考にしてみてください。また、これから陸上競技を始める社会人の人も中学生・高校生の平均タイムを目標設定の参考にしてみるといいでしょう。
陸上3000m走の中学生の平均タイム
男子:10分09秒
中学生男子の長距離種目3000m走。持久力に自信がある選手が集まる3000m走の中学生男子の平均タイムは10分09秒。この平均タイムは2018年2月24日開催の万博長距離記録会の全67人のタイムを基に算出。
学年別に見ると、3年生の平均タイムは9分38秒、2年生は10分25秒、1年生は11分04秒。全選手の内、9分30秒を切ったのは上位6%、10分00秒を切ったのは上位41.8%となっています。中学で3000mを始めるなら、9分台を一つの目標に頑張ってみましょう。
女子:11分18秒
中学生女子の最長距離1500m。3000mは正式種目ではありませんが、長距離記録会等で中学生女子も3000mを走れる機会があります。高校生になると3000mが加わるので、中学生の段階から3000mに挑戦してみると良いでしょう。陸上3000m走の中学生女子の平均タイムは11分18秒。男子同様、平均タイムは万博長距離記録会の全25人のタイムを基に算出。
学年別に平均タイムを見ると、3年生は10分27秒、2年生は11分26秒、1年生は11分17秒。全選手の内、10分30秒を切った選手は上位12%、11分00秒を切った選手は上位36%です。中学生女子の場合は、10分台を一つの目標に頑張ってみましょう。
陸上3000m走の高校生の平均タイム
男子:10分41秒
陸上3000m走の高校生男子の平均タイムは10分41秒。この平均タイムは、2017年10月8日に大阪の万博記念公園で開催された高校長距離記録会の全74人のタイムを基に算出しています。
学年別の平均タイムは、3年生は9分44秒、2年生は10分44秒、1年生は10分43秒です。9分30秒を切った選手は上位8.1%、10分を切った選手は上位23.0%、10分30秒を切った選手は45.9%。高校生男子の場合も中学生男子同様、9分台を達成するのが一つの目標となります。
女子:11分53秒
陸上3000m走の高校生女子の平均タイムは11分53秒。男子同様、高校長距離記録会の全74人のタイムを基に算出。
学年別の平均タイムは、3年生は11分25秒、2年生は11分42秒、1年生は12分04秒です。10分30秒を切った選手は上位6.8%、11分を切った選手は上位20.3%、11分30秒を切った選手は上位37.8%。高校生女子の場合は、11分30秒切りを一つの目標に挑戦してみましょう。
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