春から夏は地表に降り注ぐ紫外線量が多くなるので屋外でウォーキングをする時は日焼け防止対策は必須。紫外線をたくさん浴びると、日やけだけではなく、皮膚のシワやたるみ、そばかすが出来る原因にもなります。さらには皮膚病や眼病の原因になることも。健康的に、そして美容を意識しながらのウォーキングを続けるなら、日焼け止めクリームを始め、UVカットアイテムを活用したいところ。
この記事では、ウォーキングをする時に使いたいオススメの日焼け対策グッズを紹介しています。ウォーキングはもちろん、その他のフィットネスシーンでも使えるアイテムばかりなので、春夏のエクサイサイズに是非活用してみましょう。
目次
ウォーキングをするなら日焼け対策は必須
外でウォーキングをするなら、紫外線対策は必須です。
地表に届く紫外線はUVAとUVBの2種類ありますが、どちらもたくさん浴びることで皮膚に悪影響をもたらします。UVAは波長が無く皮膚の奥である真皮まで届くのが特徴。真皮層には肌のハリや弾力に大きく関わるコラーゲンやメラすチン、ヒアルロン酸を作り出す繊維芽細胞がありますが、この細胞がUVAにより傷つくことで皮膚のシワやたるみができてしまいます。もう一方のUVBは波長が短いのが特徴。真皮層までは届かないものの、皮膚表面に影響を与えるため皮膚が赤くなるサンバーン、皮膚が黒くなるサンタンといった日やけを起こし、さらには皮膚のシミやそばかすの原因となります。
紫外線はUVA、UVBどちらも肌に良いものではありません。美容のためにウォーキングを始めても紫外線による影響で肌荒れやはじめ皮膚トラブルを起こしてしまっては元も子もありません。そのため、ウォーキングをする場合は必ず紫外線対策をするようにしましょう。
春から夏は紫外線量が多いので要注意
特に注意したいのが春から夏。太陽から地表に届く紫外線量の大部分は4月から9月の時期。この時期はたとえ短い時間でも日焼け対策せずに外で運動をすると、すぐに日焼けしてしまいます。特に真夏の紫外線量はとても多いので、夏の時期は紫外線対策は一つではなく二つ、三つと可能な限りの日焼け対策をしておくのがオススメ。
秋から冬も油断はできない!
紫外線量が特に多いのは春から夏にかけてですが、秋から冬は紫外線がなくなるというわけではありません。真夏に比べるとかなり紫外線量は少なくなってしまいますが、それでも秋から冬にかけての時期でも、真夏の半分程度の紫外線量はあるので油断は出来ません。
ウォーキングに日傘はオススメ出来ない!他のアイテムを活用しよう
女性の日焼け対策の定番と言えば、日傘。日差しの強い時期はお出かけに必ず日傘を持って行くという人も多いでしょう。ショッピングやレジャーなどの外出の時と同様にウォーキングの時も日傘を使いたいと思う人もいますが、基本的にウォーキング時には日傘はオススメ出来ません。
その理由は、日傘を持ちながら歩くことで上手く腕を使えないため。正しいウォーキングは、脚を動かすだけではなく、腕もしっかりと振ります。脚に頼るのではなく、上半身も使うことで全身運動となり有酸素運動による脂肪燃焼効果も高くなるのです。また、下半身だけに頼る歩き方だと、無駄なところに筋肉がついて足太りになる原因にもなります。
そのため健康やダイエットのためにウォーキングをするなら、日傘だけではなく他の日焼け対策グッズを使いましょう。日傘を使わなくても他の運動時にも適したグッズを使うことで、十分なUVケアが出来ます。
ウォーキングで使いたい!オススメの日焼け防止対策グッズ10選
1.日焼け止め
夏の日焼け対策の定番中の定番、「日焼け止め」。日焼け止めは普段の日焼け防止だけではなく、ウォーキングを始め運動時の日焼け防止にも最適。肌が露出するところにクリームやローションを塗るだけで簡単に肌をUVAやUVBといった紫外線から守ることが出来ます。絶対にやけたくないという場合は、SPF50+・PA++++の最強クラスの日焼け止めを必要な場所にしっかりと塗ってウォーキングするようにしましょう。
オススメ日焼け止め「ビオレ UV アスリズム スキンプロテクトエッセンス」
ウォーキング時の日焼け止めは、ビオレのアスリズムシリーズがオススメ。運動中の日焼け防止用に開発されたスポーツ、アクティビティ専用日焼け止めで、とにかく汗や水に強いのが特徴。ウォーキング中に汗をかいても日焼け止めが落ちる心配がないので、途中で塗り直す必要がなく運動に集中出来ます。また、日焼け止めとしては最強クラスのSPF50+、PA++++。日焼け防止効果が高く、汗や水に強い特徴を持ちながらも、クレンジングオイルではなく普通の石鹸で落とせるのでとても使い勝手抜群。ウォーキングだけではなく、海やプールへ出掛ける際にも重宝するので、夏に一つは持っておきたい日焼け止めです。
2.帽子
日焼け対策に帽子も定番のアイテム。帽子は長めのツバ有りのキャップを選ぶことで、顔の日焼け防止効果が期待出来ます。また、帽子は日焼け防止だけではなく、真夏の熱中症予防や強い陽射しによる眩しさ軽減、集中力を高める、スッピンを隠すといった様々な効果があります。ウォーキング時にメリットが多いので、夏だけではなく冬の多くの人が活用しています。
オススメ帽子「GADIEMENSS スポーツキャップ」
ウォーキング時の帽子を選ぶなら、GADIEMENSSのスポーツキャップがオススメ。帽子のサイドにメッシュパネルを採用しているので、風通しが良く夏のウォーキングに最適。速乾性にも優れているので、長時間のウォーキングでも快適な状態がずっと続きます。見た目も非常にシンプルで、どんな服装とも相性抜群。そして一番の注目すべき点は1,000円を切る破格の安さ。ウォーキング用キャップとしては、非常にコスパの良いアイテムです。
3.サンバイザー
帽子よりもしっかりと顔を紫外線から守りたいという人には、サンバイザーがオススメ。サンバイザーはキャップよりも顔を隠すツバの部分が長いので、顔の日焼け防止効果が高いです。目元だけではなく、鼻、口、そして顎までしっかりと直射日光から守ることが出来るので、特に日差しの強い日に活用したいところ。
オススメサンバイザー「neropoke サンバイザー」
ウォーキング時にオススメのサンバイザーは、neropokeのサンバイザー。ツバが長くて広いので、顔をしっかりと覆うことが出来、日焼け防止効果が高いアイテムです。ツバの角度も自由に調整できるため、ウォーキングはもちろん、自転車に乗る時、その他のアクティビティをする時、買い物に行く時など様々なシーンで活用出来ます。また、ツバの色は黒色ですが、前が見にくいこともありません。
4.サングラス
日焼け防止には、紫外線から皮膚を守るだけではなく目も守る必要があります。その理由は、目が強い紫外線に晒されることで、脳が皮膚を守ろうとメラニン色素を生成するため。メラニン色素が過剰になると、皮膚が直接紫外線を浴びた時と同様に皮膚が黒くなったり、シミやそばかすが出来たりといった肌トラブルが起きます。そういった事態を避けるためにも、UVカット機能を備えたサングラスを着用するのが効果的。
オススメサングラス「SWANS Aireless Leaffit」
ウォーキング時にオススメのサングラスはSWANSのAireless Leaffit。スワンズは国内のスポーツサングラスブランドで、日本人向けに製品開発を行っているのが特徴。海外ブランドよりもフィット感が良いということで、多くのスポーツ選手から評判の良いメーカーです。エアレスリーフフィットはスワンズの中で軽量性と快適な着け心地を追求したモデル。
5.ネックシェード
通常の帽子だと首筋を紫外線から守ることが出来ません。そんな時に活用するのがネックシェード。ネックシェードは帽子に取り付けることで、頭の後ろから首すじを布で覆うことが出来、首の日焼けも防止することが出来る便利なアイテムです。今ある帽子で、より広範囲を紫外線から守れるようにしたいという時に重宝します。
オススメネックシェード「ホワイトビューティー ネックシェード」
オススメはホワイトビューティーのネックシェード。2カ所あるクリップで帽子に取り付けるだけの簡単なアイテム。UVカット率99%で、しっかりと首すじを紫外線から守ることが出来ます。吸汗速乾や吸放湿に優れているので、蒸れもあまり心配いりません。
6.フェイスガード
日焼け止めを塗らなくても手軽に顔を紫外線から守ることが出来るのがフェイスガード(フェイスカバー・フェイスマスク)。着用するだけで鼻、口、耳、首と顔の大部分をすっぽりと覆うことが出来ます。ツバ付きのキャップやサンバイザーと併用すれば、顔の日焼け防止はバッチリです。また、マスクのように鼻と口を覆うことが出来るのでウイルス感染症の予防にもなります。
オススメフェイスガード「ホワイトビューティー 息苦しくないUVフェイスカバーC型」
オススメは、ホワイトビューティーの息苦しくないUVフェイスカバーC型。お洒落なデザインでとても人気の高いアイテムです。お洒落なだけではなく、機能性も抜群。通常のフェイスカバーは運動中に息苦しさを感じることがありますが、この商品はそんなことはありません。鼻の下と口布の下にそれぞれ呼吸穴があるので、激しいスポーツでも息苦しさを感じないよう作られています。また、フィット性もよくずり落ちる心配もありません。
7.ラッシュガード(パーカー)
上半身の日焼け防止にはラッシュガードがオススメ。ラッシュガードはもともとはマリンスポーツにおける紫外線対策として開発されたものですが、現在は海やプールでのアクティビティ以外にもウォーキング、ジョギング、サイクリングといった運動、そしてガーデニングや夏フェスなどでも着用する人が増えています。ラッシュガードは薄くサラサラとした気持ちの良い肌触りでありながらしっかりと日焼け防止が出来るので、夏の長袖代わりとして重宝します。
オススメパーカー「アイスパ―ダル ラッシュガード」
オススメはアイスパ―ダルのラッシュガード。シンプルでありながらお洒落なデザイン性で、色も20色から選ぶことが出来ます。UVカット率は98%以上で、しっかりと日焼け対策できます。速乾性に優れており、肌触りヒンヤリとした素材で、暑い時期に問題無く着用出来ます。ウォーキングだけではなく、海、プール、アウトドアと様々なシーンで活躍するアイテムなので、1着持っておくと便利です。
8.アームカバー
暑い時期は長袖は暑いので半袖Tシャツを着用すると思いますが、その時に気になるのが腕の日焼け。腕に装着するアームカバーがあれば腕の日焼けを帽子出来ます。長袖は暑いから半袖を着たいけど、腕は紫外線から守りたいという場合にアームカバーがオススメ。
オススメアームカバー「CW-X アームカバー」
オススメはCW-Xのアームカバー。ワコールの展開するスポーツブランドCW-Xの人気アームカバー。手の甲まで覆うことが出来るタイプで、半袖時の腕の日焼け防止グッズとして重宝します。
9.手袋
手をしっかり紫外線から守りたいなら手袋を着用するのがオススメ。手袋は冬用の厚手のものだけではなく夏用の薄手のものもあります。春から夏の時期の日焼け防止に手袋を着用するなら、薄手のUVカット手袋を選ぶようにしましょう。
オススメ手袋「グローブデポ UVカット手袋」
オススメはグローブデポのUVカット手袋。UVカット率99%カットで手首の深いところまでしっかりカバー。素材は肌が触れるとヒヤッ涼しいひんやり素材で、風通しを良くするメッシュも備えているので春から夏にかけて重宝すること間違いなしです。
10.ロングタイツ
脚の日焼け防止にはロングタイツがオススメ。スポーツタイツ(スポーツレギンス)は運動中の脚の日焼け防止の定番アイテム。女性の場合は多くの人が秋冬だけではなく春夏もスポーツタイツを着用しています。また、タイツは日焼け防止だけではなく足をスッキリ綺麗に見せる効果もあります。さらに適度な締め付けで、動きやすく、疲れにくいといった効果もあるので、ウォーキングを始め様々なフィットネスシーンで1枚あると便利。
オススメタイツ「CW-X スポーツタイツ スタイルフリーボトム」
オススメはCW-Xのスポーツタイツ(スタイルフリーボトム)。ワコールのCW-Xはスポーツタイツブランドの最大手。数種類ある中のスポーツタイツの中でとくに動きやすく、脱ぎ履きもしやすく、ウォーキングのようなライトなフィットネスシーンで使い勝手が良いのがスタイルフリーボトムです。有名ブランドのスポーツタイツですが、お手頃な値段となっているのでとてもお買い得です。機能性はもちろん、見た目もとてもいいアイテムです。
他に出来るウォーキング中の日焼け止め対策2つ
- 紫外線量が少ない時間帯を選ぶ
- 日陰の多い場所を選ぶ
上で紹介した日焼け防止グッズを活用する以外にも出来る紫外線対策があります。それが、紫外線量の少ない時間帯を選ぶことと、日陰の多い場所を選ぶこと。
1日の中で一番紫外線量が多いのが正午の前後2時間、つまり午前10時から午後2時。取りあえずこの時間帯は避け、さらに5時~8時の早朝を選ぶか日の午後6時以降を選ぶかするとだいぶ日焼け防止の対策となります。または、日陰になっているようなコースを選ぶと良いです。
紫外線が気になる春から夏も健康、ダイエットのためにウォーキングを続けよう
ウォーキング中に出来る日焼け防止対策はたくさんあります。紫外線量の多い時期はどうしても日焼けが心配となり、外で出て運動をするというのを控えてしまいがちですが、それだと健康に良くありませんし、今までせっかく頑張ってやってきたダイエットのための運動も無駄になってしまいます。紫外線量が多い時期も、しっかりとUVケアをして、健康やダイエットのためにウォーキングを続けましょう。