フルマラソンの全国平均完走率!過去最高・最低完走率は??

フルマラソンの完走率はどれぐらいか気になっている方のために、全国平均完走率を紹介させて頂きます。主要15大会の完走率とともに平均完走率を紹介しています。また、過去最高・過去最低の完走率も一緒に紹介しているので、是非参考にしてみてください。

フルマラソンの全国平均完走率

大会開催日出走者完走者完走率
東京マラソン2018/2/2535,91134,57596.30
大阪マラソン2017/11/2630,01129,34597.80
那覇マラソン2017/12/324,87417,34269.72
名古屋ウィメンズマラソン2018/3/1121,91521,14596.50
神戸マラソン2017/11/1919,70918,94996.14
湘南国際マラソン2017/12/317,36416,33094.05
かすみがうらマラソン2018/4/1616,34615,69095.99
北海道マラソン2017/8/2715,68612,65980.70
おかやまマラソン2017/11/1214,89413,60291.30
板橋Cityマラソン2018/3/1813,84613,44697.10
つくばマラソン2017/11/2612,54711,89294.78
さいたま国際マラソン2017/11/1212,32311,51093.40
福岡マラソン2017/11/1211,52011,17597.01
奈良マラソン2017/12/1011,96411,03292.21
勝田全国マラソン2018/1/2811,4119,72085.10

日本国内の主要フルマラソン15大会の平均完走率は、91.87%。上級者ランナーから初心者ランナーまで、ランナーが100人いると、91~92人のランナーが無事完走を果たし、8~9人のランナーが残念ながら完走出来ないという結果になります。

大会や開催年によって完走率が大きく異なる理由は?完走率を大きく左右する3つの要因

制限時間

大会の完走率を大きく左右する要因の一つが、制限時間です。マラソン大会は各マラソン大会ごとに制限時間を設定しているため、制限時間4時間の大会もあれば、制限時間7時間の大会もあります。同じ42.195kmを走るフルマラソンの場合、制限時間の短い大会ほど完走率が低く、制限時間の長い大会ほど完走率が高くなります。

東京マラソン、大阪マラソンはマラソン初心者にも人気の大会で、初心者ランナーの多い大会でも有名。ただ、制限時間が7時間と長いため、東京マラソンは過去5年(18~14年度)の平均完走率96.15%、大阪マラソンは過去5年(17~13年度)の平均完走率96.26%と高い数値を出しています。

一方、制限時間4時間の大田原マラソンは2017年度の完走率は78.9%と全国平均完走率91.87%を大きく下回っています。また、第3回さいたま国際マラソンは制限時間6時間で93.4%の高い完走率ですが、制限時間4時間で実施した第1回大会は71.83%という低い完走率になっています。

気温

制限時間同様、大会の完走率を大きく左右するのが気温です。2001年から2010年度開催の欧米6大会を分析し、2012年に発表された学術論文「フルマラソンの記録に関する環境要因は何か」によると、マラソンに最適な気温は6~8℃とのこと。気温が5℃上がり11~13℃になると1%以内のパフォーマンスの低下、10℃上がるり16~18℃になると3~5%程度のパフォーマンスの低下が見られるとのこと。この事から、気温の低い秋冬に開催される大会に比べ、春夏に開催される大会ほど完走率が下がることが推測できます。

東京マラソンが例年5℃前後の気温でスタートするのに対し、8月に開催される北海道マラソンのスタート時点の気温は過去5大会(17~13)の平均は22.46℃。そのため、過去5大会の平均完走率は80%を下回る76.84%。

また、12月に開催されるNAHAマラソンも平均完走率が低いことで有名。南国沖縄で開催される大会で、冬の12月でも例年17~23℃前後と気温が高く、完走率は低い。

コース

大会のコース設定も完走率を左右する要因の一つです。フラットなコースで走りやすく、記録を出しやすい大会ほど完走率が高く、アップダウンが激しく、記録を出しにくい大会ほど完走率が低くなります。

フラットで走りやすいフルマラソンと言えば東京都で開催される板橋Cityマラソンが有名。荒川河川敷の川沿いを走るフラットなコースで、初心者でも完走しやすいのが特徴。実際、過去3大会(18~16年度)の平均完走率は96.36%と高い完走率を誇ります。

一方、走りやすい12月に制限時間6時間で開催される奈良マラソンは、過去3大会(17~15年度)の平均完走率は92.56%。開催場所、開催時期、制限時間、東京マラソン・大阪マラソンに比べると初心者の少ないことを考慮するとやや物足りない完走率。これは、国内屈指と言われるほどの難コースが大きく影響しています。

フルマラソンの過去最高・最低完走率

過去最高

国内屈指の完走率を誇る東京マラソンと大阪マラソン。制限時間7時間、走りやすい冬開催、アップダウンの少ない走りやすいコースのため、平均完走率は国内屈指。東京マラソンの過去5大会の平均完走率は96.15%、大阪マラソンは96.26%と共に96%を超える大会完走率。

そんな東京マラソンの、第1回(2007年)~第12回(2018)の最高完走率は、第2回大会となる東京マラソン2008の97.4%。大阪マラソンは、第1回(2011年)~第7回(2017)のうち、第7回大会となる大阪マラソン2017の97.78%が過去最高の完走率。

過去最低

国内過去最低の完走率を記録したのは2016年12月4日開催の第32回NAHAマラソン。完走率は驚きの53.22%。約半数のランナーしか完走を果たすことが出来なかったという驚愕の完走率です。

NAHAマラソンは12月に開催される大会ですが、沖縄県那覇市で開催されるため、12月でも気温は高め。例年でも17~24度ぐらいの気温の中、42.195kmを走る必要があり、過去5大会(17-13年度)の平均完走率は67.15%。特に、2016年の大会は12月の那覇市では102年ぶりに過去最高気温28.2℃を記録。12月でありながら夏日を記録する暑さの中、53.22%という過去最低の完走率が生まれることになりました。

RUNNAL編集部

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