ランニングは顔痩せに効果があるのか、どういった形で顔痩せに効くのか、その効果について紹介させていただきます。また、顔痩せのためにランニング・ジョギングを始める人に是非知っておきたいことを3つ紹介させていただきます。
目次
顔太りの種類
脂肪太り
顔が太る原因の一つは脂肪によるもの。お腹や二の腕に脂肪が蓄積して、太ってしまうように、顔にも脂肪が蓄積して太る原因になります。脂肪がたまりやすい部位はひとそれぞれです。体に比べて顔が太っているという人は、顔に脂肪がたまりやすい体質の可能性が高いです。
脂肪は今までの食事の中で摂取したカロリーに対し、生活の中で消費したカロリーよりも多い分の一部が、顔の脂肪として蓄積し、顔太りの原因となっています。
顔のむくみ
一時的に顔が太くなるのは顔のむくみが原因です。お酒を飲み過ぎたり、食べ過ぎた次の日に顔が太く見えてしまうのは、顔のむくみによるものです。
余分な水分を排出出来ず、顔に溜まってしまっている状態のため、顔がむくむのです。長時間立ちっぱなしで、足に余分な水分がたまり、むくむのと同じものです。よく、顔がむくむという人は、体質的に他の人よりも、顔の水分代謝が上手くいかず、むくみやすいという可能性があります。
筋肉のたるみ
年を取るにつれて、顔が太ってきたという場合は筋肉のたるみが原因の可能性があります。顔の頬を支える筋肉が衰え、たるんでしまい、その結果、顔が太って見えてしまうのです。普段、あまり顔の表情筋を使うことがない人は、筋肉のたるみで顔が太ってみえやすいです。
ランニングによる顔痩せへの効果
有酸素運動による脂肪燃焼効果が脂肪太りに効果的
ランニングは有酸素運動です。運動中に体内に酸素を取り込み、その酸素を使って脂肪を運動のエネルギーに変えます。ランニングは脂肪をエネルギーに変えることで走るため、走ることで脂肪を燃やすことが出来るのです。つまり、ランニングによって痩せることが期待出来るということです。
ランニングは全身運動です。全身を使って運動するため、全身の脂肪燃焼に効果的です。特に顔だけ痩せるといったピンポイントの効果は期待出来ませんが、顔や二の腕周り、太もも、お腹周りといった全身の脂肪燃焼効果が期待出来る運動です。
血行や水分代謝を改善しむくみにくい体質に
ランニングは脂肪燃焼効果だけではなく、血行改善や水分代謝の改善に効果があります。顔がむくみやすい人は顔の血行が悪かったり、水分代謝が悪かったりすることが原因です。そういった人は運動不足の人が多いので、ランニングを始めることで血行や水分代謝を改善し、むくみやすい体質を改善することが期待出来ます。
走っている人には引き締まった顔立ちの人が多い
ランニングをしている人は引き締まった顔をしている人が多いです。ランニングによって脂肪燃焼、血行改善が行われ、顔が引き締まっていくのです。また、ランニングで適度に呼吸が乱れることで吸う、吐くといった動作によって顔のたるみを解消させることが期待出来ます。
マスクをしてランニングすると効果が高まるって本当!?
顔痩せにはマスクを装着してランニングすると良いと思っている人もいますが、マスクを装着して顔痩せ効果は上がったりしません。マスクを付けると、顔に汗を多くかくため、一見、顔が痩せやすいと思います。しかし、汗をかいても、脂肪は燃焼されません。汗をいっぱいかけば、顔の余分な水分は排出出来、むくみの改善にはなりますが、脂肪燃焼による顔痩せにはそれほどつながっていきません。
また、マスクをすることで呼吸が苦しくなり、有酸素運動ではなくなってしまうことで脂肪燃焼効果が下がってしまう可能性があります。そのため、マスクを付けてのランニングはおすすめしません。
ランニングで顔痩せするために知っておきたい3つのこと
その1.脂肪太りの顔痩せは効果が出るのに時間がかかる
ランニングは脂肪燃焼効果があるため、顔に蓄積した脂肪を燃焼させる効果もあります。しかし、ピンポイントで顔の脂肪だけを燃焼させることは出来ません。全身の脂肪が燃焼されていくなかで、顔の脂肪も燃焼されていくのです。顔は、体よりも痩せるのに時間がかかると言われています。ランニングによる顔痩せも同様に、顔の脂肪が燃焼されるまで時間はかかります。そのため、長続きさせるためにもランニング自体を楽しみながら顔痩せを目指していくことをおすすめします。
その2.ランニングの時間は20分以上を目安にすること
ランニングは走り出してからすぐに脂肪が燃焼されるわけではありません。走るためのエネルギーは、最初は糖質が使われます。脂肪がエネルギーとして利用されるのは、糖質が使われた後です。時間にして大まかな目安として20分後です。そのため、ランニングをする場合は、20分以上は走ることを目安にしましょう。
20分以内でランニングを終えてしまうと、脂肪が燃焼される前の段階で終わってしまいます。また、20分以上走り続けるのが難しい場合は、ウォーキングとランニングを交互にしながらの運動でも大丈夫です。
その3.水分補給をしっかりしよう
水分の摂り過ぎは顔のむくみの原因となります。前日にお酒の席で飲み過ぎたような場合、翌日にむくみとなる場合が多いです。そのため、水を飲むのを出来るだけ控えるようにしようと思っている人も多いのではないでしょうか。
確かにお酒の飲み過ぎはむくみの原因となります。しかし、ランニングでは水分補給が欠かせません。水分補給をしないと脱水症状を引き起こす原因となります。また、ランニングで水分をしっかり摂らないと逆に脂肪燃焼が上手く進まなかったり、代謝が悪くなり痩せにくくなってしまいます。そのため、ランニングでは走る前、走った後はしっかり水分補給をするように心がけましょう。
もっと効率よく痩せたい人へ
顔痩せはもちろんのこと、もっと脂肪を効率よく燃やしたいと思っている人へ。下記の記事は脂肪を効率よく燃焼させるためのジョギング・ランニングのポイントを紹介しています。是非参考にしてみてください。
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