ランニング・ジョギングをすると胸が小さくなるという意見がありますが、その理由について紹介させていただきます。また、ランニングをしても胸が小さくなったり、胸が垂れてしまうのを防ぐための対策を紹介させていただきます。
目次
ランニングをすると胸が小さくなる理由
有酸素運動によって体の脂肪とともに胸の脂肪も燃焼される
ランニング・ジョギングは有酸素運動です。有酸素運動は、酸素を必要とする運動で、酸素を使って体内の脂肪をエネルギーに変えています。そのため、ランニングすることで体内に蓄積している体脂肪を燃焼させることが出来、健康的にダイエットが出来ます。
ただ、有酸素運動によって脂肪が燃焼され、痩せるのは、胸も同じです。胸は9割が脂肪で出来ています。有酸素運動をすれば、他の部位と同じく脂肪が燃焼されることで痩せます。胸痩せ(バストダウン)が起こるのです。
胸が揺れることで胸の脂肪が燃焼されやすくなる
ランニング中に胸は揺れます。ランニングをすると、胸は上下や左右などあらゆる方向に揺れます。揺れることで、胸の脂肪が刺激され燃焼しやすくなります。
ブラジャーは胸が揺れないように固定する役割があります。普段はブラジャーで揺れを防ぐことが出来るが、ランニングのような激しい運動になるとどうしても揺れを防ぐことが出来ません。そのため、胸が揺れることで、より胸の脂肪が減り、胸が小さくなりやすくなってしまうのです。
クーパー靭帯が傷つき胸が垂れてしまう
胸が小さくなる理由は、胸の脂肪が燃焼されるだけではありません。胸を綺麗な形に保っている、胸を支える役割を果たすクーパー靭帯が伸びたり、切れたりすることで、胸が垂れてしまうことも影響しています。胸が垂れてしまえば、それだけ胸が小さくなったように見えます。
ランニングをして胸が揺れてしまうと、胸を支えるクーパー靭帯が伸びたり、切れたり傷ついてしまう可能性があります。それによって胸が垂れてしまうことも、ランニングで胸が小さくなってしまう原因です。
バストダウンを防ぐためにも胸の揺れを防ぐことが大切
ランニングで痩せれば胸も痩せてしまうのはある程度避けられません。胸は大部分が脂肪で出来ているので、太れば胸は大きくなりますし、痩せれば胸は小さくなります。ただ、対策を取ることで、ダイエットのためにランニングをしても胸が小さくなるのを抑えることが出来ます。
その対策は、ランニング中に胸が揺れないようにすることです。胸が小さくなってしまう大きな原因は揺れです。バストが揺れて、胸の脂肪が燃焼しやすくなってしまうことと、クーパー靭帯が傷つき胸が垂れてしまうことが、小さくなる原因です。そのため、胸を揺らさないようにすることが大切です。
胸を小さくしたくない人はスポーツブラを付けて走ろう
ランニング中に胸が揺れてしまうのは、一般的なブラジャーはスポーツシーンに耐えるだけの十分な固定力がないためです。ランニングのような運動の場合、胸の揺れを防ぐためにはスポーツブラが効果的です。
スポーツブラ(スポブラ)は、運動中の胸の揺れを抑える効果があります。通常のブラジャーよりも身体にしっかりフィットし、胸をしっかり固定します。それによって運動中に胸が揺れてしまうのを防ぎ、クーパー靭帯を傷つけるのを防ぎ、胸が垂れたり、小さくなってしまうのを防ぐ効果があるのです。ダイエットをしながら、バストアップを目指す人、胸のサイズをキープしたい人は、ランニング中はスポーツブラを付けるようにしましょう。
▼ランニング中の胸の揺れを抑える!人気スポーツブラを見てみる