初めてのマラソンに挑戦するマラソン初心者の方に、走るペースの目安を紹介しています。マラソン大会でのランナーの平均タイムと平均ペースも紹介しているので、走る際のペースの目安にしてみてください。
目次
マラソン大会におけるランナーの平均ペース
種目 | 平均タイム | 平均ペース |
---|---|---|
フルマラソン | 4時間30分~5時間 | 6分24秒~7分7秒 |
ハーフマラソン | 2時間10分~2時間30分 | 6分10秒~7分7秒 |
10キロ | 1時間~1時間15分 | 6分~7分30秒 |
5キロ | 30分~35分 | 6分~7分 |
市民マラソンにおけるランナーの平均タイムは、フルマラソンが4時間30分~5時間。ハーフマラソンが2時間10分~2時間30分。10キロマラソンが1時間~1時間15分。5キロマラソンが30分~35分。それぞれの1kmあたりのペースは、フルマラソンが6分24秒~7分7秒。ハーフマラソンが6分10~7分7秒。10キロマラソンが6分~7分30秒。5キロマラソンが6分~7分となっています。
そのため、マラソン大会における平均的なペースは、1kmあたり6分~7分あたりです。マラソン初心者の場合、この平均ペースが走る目安となります。
初めてのマラソン大会で走る時のペースの目安
1kmあたり平均ペースである6~7分を目安に挑戦してみよう
初めてマラソン大会に参加するマラソン初心者の人は、フルマラソンやハーフ、5km、3kmの距離に関わらず、マラソン大会の平均ペースである6~7分のペースを目安に走ってみると良いです。体力に自信がある人は6分のペースで、あまり体力に自信がない人は7分のペースを目安にすると良いです。
ただ、この平均ペースはあくまでも平均ペースです。速いランナーや遅いランナーも含めての平均ペースです。そのため、このペースでは速くて最後まで走り切ることが出来ないという人もいると思います。運動経験がなく、普段あまり体を動かす機会がないような人は、もっとペースを落として、ゆとりを持ったペースぐらいで走ってみても良いでしょう。
初めてのフルマラソンやハーフマラソンで完走を目指すなら7~8分ぐらいを目安に
フルマラソンやハーフマラソンで完走を目指して走る場合は、7~8分のペースを目安に走りましょう。フルマラソンの場合、制限時間は6時間の場合が多いです。8分32秒のペースで走って6時間ギリギリです。参加者の多いフルマラソンの場合、号砲からスタート地点までたどり着くのにも時間がかかる場合が多いので、8分32秒よりも早いペースで走るようにしましょう。また、後半に足が疲れてきてペースが落ちるのを考慮すると、8分を切る7分台のペースで走りたいところです。
ハーフマラソンの場合の制限時間は2時間30分のところが多いです。7分07秒で走ってギリギリ2時間30分です。ハーフマラソンで完走を目指す場合は、7分ジャストぐらい或いは6分40~6分50秒ぐらいを目安に走ると良いでしょう。
フルマラソンでサブ5を達成したいなら7分ペース、サブ4を達成したいなら5分30秒ペースを目安に走ろう
初めてのフルマラソンでも、しっかり練習をしてサブ5やサブ4を達成したい場合は、その達成するためのペースを意識して走るようにしましょう。5時間切りであるサブ5を達成するためには7分07秒ペースで42.195kmを走る必要があります。少し余裕をもって、7分00秒前後のペースを意識して走るようにしましょう。
いきなり初のフルでサブ4を達成したいなら、5分41秒ペースで42.195kmを走る必要があります。サブ4を目指すなら5分30秒前後ぐらいのペースを目安に走ると良いでしょう。