マラソン大会のボランティアスタッフの応募方法や、仕事内容、大会当日の服装、持ち物など気になる点をまとめて紹介させていただきます。マラソン大会のボランティアスタッフに興味がある方は是非参考にしてみてください。
目次
マラソン大会のボランティアスタッフの応募方法
各マラソン大会のボランティアスタッフの募集は、各マラソン公式サイトにて確認出来ます。応募は基本的に公式サイトにて募集しているため、直接大会公式サイトから応募する形となります。2月に開催される東京マラソンの場合は前年11月頃、11月に開催される大阪マラソンは7月頃に募集を開始します。ボランティアスタッフは先着順と抽選制の大会があります。東京マラソンはボランティアスタッフもランナー同様に抽選制を採用しています。ボランティアスタッフのエントリー時期を逃さないように、しっかりエントリー時期の確認を行っておきましょう。
ボランティアスタッフは、多くの場合活動日時点で15歳以上(中学生を除く)の人が対象です。また、大阪マラソンの場合は活動日時点で12歳以上(小学生を除く)でボランティアスタッフに応募することが出来ます。ボランティアスタッフに応募し、当選した場合は事前説明会を経てボランティアスタッフとして活動することとなります。
マラソン大会のボランティアスタッフの仕事内容
大会3日前 ランナー受付準備
マラソン大会のボランティアスタッフの仕事は、大会3日前からスタートします。マラソン大会は日曜日に開催されることが多く、金曜日・土曜日の2日間でランナー受付を実施します。ランナー受付のための受付準備として、大会3日前の木曜日にランナー受付準備を実施します。
ランナー受付準備とは、ランナー受付当日にランナーに配布する資料の封入作業のことです。受付当日はランナーにナンバーカード(ゼッケン)やガイドブック、記念品等を配布します。それらの封入作業を、受付前日に実施します。
大会2日前・前日 ランナー受付
大会2日前と前日は各マラソン大会でランナー受付を兼ねたEXPOイベントが実施されます。東京マラソンEXPOや横浜マラソンEXPO、大阪マラソンEXPOには、数多くの企業・ブランドが集結し、ランナー向けのブースが出店されます。また、グルメコースには各地の人気店の美味が集結します。
ボランティアスタッフは、ランナー受付にてランナーの本人確認を行い、ナンバーカードや記念品を配布する活動に当たります。また、受付やEXPOイベント会場への誘導もボランティアスタッフの仕事です。大阪マラソンや横浜マラソンは金曜日と土曜日の2日間ランナー受付を実施しますが、東京マラソンの場合は木曜日・金曜日・土曜日の3日間実施します。
大会当日 大会運営
大会当日は、大会運営に関わります。主に「スタート・フィニッシュ会場でのランナーサービス」、「給水・給食」、「コース・沿道整理」、「手荷物預かり・返却」といった仕事があります。大会当日は、各ボランティアそれぞれ配属されたところで、それぞれの仕事を果たすこととなります。
「コース・沿道整理」の人は、ランナーや観衆の安全を守るために、コーンやバーを配置したり、観衆の飛び出しを防止したり、ランナーへのトイレの案内・誘導等を実施。「給水・給食」の人は、紙コップに水やスポーツドリンクを入れてテーブルに並べ、ランナーにドリンクや給食物を提供します。エイドステーションで発生した紙コップ等のゴミを集めるのも仕事です。
「スタート・フィニッシュ会場でのランナーサービス」の人は、スタート・フィニッシュ会場でのランナーへのサポートを実施。フィニッシュ地点では、完走したランナーへドリンクや給食物、フィニッシャータオル、完走メダルをお渡しします。
マラソン大会当日のボランティアスタッフの服装選びの3つのポイント
ボランティアスタッフは動きやすい服装と靴が鉄則
マラソン大会当日のボランティアスタッフの服装は、どのマラソン大会でも、”動きやすい服装(ズボン)”と”歩きやすい靴(スニーカー、運動靴等)”が求められます。スカート、ハイヒール、サンダルといった動きにくく、ボランティアスタッフとして相応しくない服装は厳禁です。また、大会当日はボランティアスタッフが着替える場所が準備されていることはないため、ボランティアスタッフとして動きやすい服装のまま現地に向かう必要があります。
冬のマラソン大会では防寒対策が欠かせない
マラソン大会当日は長い時間、外にいるため防寒対策をしっかりしていきましょう。特に東京マラソンや京都マラソンといった真冬に開催されるマラソン大会では防寒対策が欠かせません。大会支給のジャンパーの下にしっかり暖かい防寒着をしていきましょう。真冬用の肌着を着ていくことをおすすめします。また、ネックウォーマーや手袋があると良いです。
撥水性のあるズボン、靴が理想的
マラソン大会当日は朝8時ぐらいから夕方3~4時ぐらいまで外で過ごすことになります。長い時間外で過ごすため、突然の雨にも対応できるよう、雨対策も重要です。特に雨が想定されるような大会では雨対策は欠かせません。ボランティアスタッフは傘を指すことが出来ないので、撥水性のあるウェアを着用するなどして雨対策を行う必要があります。また、給水担当の場合、水を扱う仕事のため、水を浴びたりして服や靴が濡れることもあります。
ズボンは撥水性のあるシャカシャカしたジャージがおすすめです。また、靴も通気性のメッシュ素材の靴だと濡れると靴下まで濡れてしまうため撥水性に優れたトレッキングシューズがおすすめです。アウターは、防寒性が良く防水性にも優れたジャケットを着ていくと良いでしょう。また、当日は大会支給のジャンパーを着る必要があるため、そのジャンパーの下に着ることが出来るアウターを選びましょう。
ボランティアスタッフは大会当日の持ち物は最小限に!!
マラソン大会ではボランティアスタッフの荷物を預かってくれない場合がほとんどです。貴重品の管理もボランティアスタッフ個人個人で行う必要があるため、出来るだけ持ち物は最小限に留めましょう。貴重品は出来るだけ持っていかないことが大切です。お金は当日の昼食代、飲み物代、往復の交通費ぐらいにしときましょう。
ボランティアスタッフの着替える場所はないため、着替えを持っていくことも避けましょう。着替えを持っていくとなると荷物がかなり多くなってしまい、荷物置き場に困ってしまいます。持ち物は、小さいカバンに最低限のお金と大会当日のマニュアル等、携帯、タオルのみで大丈夫です。