【2024最新】陸上中長距離用スパイクのおすすめ13選【初心者・中級者・上級者別に紹介】

中学校や高校へ入学し、部活動として陸上競技の中距離種目（800m・1500m）や長距離種目（3000m・5000m・10000m・3000m障害）を始めるなら、陸上中長距離用スパイクを準備してみるのがおすすめです。一般的なランニングシューズよりも反発力やグリップ力に優れた陸上中距離用スパイクや陸上長距離用スパイクを履くことで、陸上競技場のタータントラック上をより楽に、より速く走ることが出来ます。

今回の記事では、陸上競技の中距離走や長距離走に取り組む中学生や高校生、大学生、社会人向けに、タイムが上がるおすすめの陸上中長距離用スパイクを紹介しています。陸上初心者や中長距離初心者向けの足に優しいスパイクから、中級者・上級者向けのカーボンプレート搭載の高反発でスピードの出しやすいスパイクまで、様々な陸上中長距離用スパイクを紹介しています。400mと800mを専門とする選手も、800mと1500mを専門とする選手も、1500mと3000m/5000mを専門とする選手も、5000mと1000mを専門とする選手も是非参考にしてみてください。

陸上中長距離用スパイクとは

陸上中長距離用スパイクとは、陸上競技の800mから10000m走までの中距離種目（800m・1500m）と長距離種目（3000m・5000m・10000m・3000mSC）を走るための競技用シューズのことです。また、800mから1500mに特化したスパイクを陸上中距離用スパイク、3000mから10000mに特化したスパイクを陸上長距離用スパイクとも言います。

陸上中長距離用スパイクは、ミッドソールにクッション性の高いフォーム材を採用し、靴底にスパイクピン付きの高反発プレートを搭載し、陸上トラック競技の中距離走や長距離走を楽に、速く走れるのが特徴です。また、陸上短距離用スパイクと比較しソールの屈曲性が高く、足への負担が少なく、コーナーを曲がりやすく、さらにラストスパートの際に瞬時にスピードを切り替えやすいというのも特徴的です。

陸上中長距離を走るならシューズかスパイクがどっちが良い？？

そもそも、陸上中距離種目（800m・1500m）や陸上長距離種目（3000m・5000m・10000m・3000mSC）を走るなら、ランニングシューズか陸上スパイクか、どっちが良いのか気になるところですが、基本的には、ロード向けに開発されたランニングシューズよりも、タータントラック向けに開発された陸上スパイクの方が速く走れるため、大会では陸上中長距離用スパイクを履いて走るのがおすすめです。中学生や高校生の陸上大会では、陸上スパイクの代わりとしてランニングシューズを競技用シューズとしても使用可能ですが、良いタイムや上の順位を狙えるのはやはり陸上スパイクの方です。実際、中学生や高校生のアマチュアの陸上大会から、世界オリンピックや世界陸上といったトップ大会に至るまで、ほとんどの選手が陸上スパイクを着用しています。

陸上中長距離用スパイクの選び方

陸上中距離種目（800m・1500m）や陸上長距離種目（3000m・5000m・10000m・3000m障害）を走るための陸上中長距離用スパイクを購入するなら、「どのトラックに対応しているのか」「どの種目に適しているのか」「反発性か屈曲性かどちらが重視されているのか」「クッション性能は十分か」の4点に注目してみるのが重要です。特に、初めて陸上中長距離用スパイクを選ぶという陸上初心者や中長距離初心者の人は、尚更この4点をしっかりとチェックするようにしましょう。

選び方①土兼用スパイクかタータン専用スパイクか

まず1点目は、どのトラックに対応しているのかです。陸上競技用トラックは、主に土トラック（アンツーカートラック）とタータントラック（オールウェザートラック）の2種類です。そして、陸上中長距離用スパイクには、土トラックとタータントラック両方に対応した土兼用スパイクとタータントラックのみに対応したタータン専用スパイクがあります。

短距離種目にも興味があるなら「土兼用」

中学校や高校へ入学し、陸上部に入部したてで中長距離種目に興味があるけれど短距離種目や跳躍種目にも興味があり、まだどの種目を専門にするかは決められないと迷っている人は、「土兼用スパイク（オールウェザー・アンツーカー兼用スパイク）」を選んでみるのがおすすめです。また、400mと800mを専門種目にする予定の人も、最初の一足目には土兼用スパイクを選びましょう。

短距離種目（100m・200m・400m）やハードル種目（110mH・100mH・400mH）、跳躍種目（走幅跳・三段跳・棒高跳・走高跳）の場合、試合だけではなく放課後の練習でも陸上スパイクを着用します。そのため、学校に陸上競技用タータントラックでの練習環境が無い限りは、土トラックでも履ける土兼用スパイクが必要となります。400mと800mを専門とする選手も400mの練習には土兼用スパイクが必須となります。まだ中長距離種目一本で行くかどうか迷っているという人や、400mと800mの2種目に挑戦予定の人は最初の一足目には土兼用スパイクが無難です。

中長距離種目一本で行くなら「タータン専用」

陸上部へ入部したら800m〜10000mの中長距離種目1本でやっていくと決めている人や、既に中長距離種目を専門にしている人は、「タータン専用スパイク（オールウェザー専用スパイク）」で決まりです。

オールウェザー専用スパイクは土トラックでは使えないというデメリットがあるものの、そもそも中長距離種目の選手が放課後の練習で陸上スパイクを履いて練習することはありませんし、大会でも土トラックというのはほぼほぼありません。また、タータン専用スパイクは土兼用スパイクよりも軽量性や反発性に優れるというメリットもあるため、中長距離種目専門で行くなら最初からでもタータン専用スパイク一択です。

選び方②どの種目に適しているか

2点目は、どの種目に適しているのかです。陸上競技の種目には、短距離種目（100m・200m・400m）、ハードル種目（110mH・100mH・400mH）、中距離種目（800m・1500m）、長距離種目（3000m・5000m・10000m・3000mSC）、跳躍種目（走幅跳・三段跳・棒高跳・走高跳）、投擲種目（砲丸投・円盤投・ハンマー投・やり投）とたくさんの種目があります。そして、陸上スパイクには短距離用、中長距離用、短距離用、跳躍用、投擲用と、それぞれの種目に適したスパイクが用意されています。

短距離種目含めまだ専門種目未定なら「オールラウンドモデル」

陸上部に入りたてで陸上中長距離種目に興味があるけれど、他の種目もやってみたいという陸上初心者には「オールラウンドモデル」がおすすめです。

オールラウンドモデルとは、短距離種目から中長距離種目、ハードル種目、跳躍種目と幅広い種目に対応した万能型の陸上スパイクです。オールラウンドモデルは種目専用スパイクと比べるとそれぞれの種目における優位性は低いものの、一つのスパイクだけで幅広い種目でも使えるのが最大の魅力です。

800m・1500m専門で行くなら「中距離専用モデル」

陸上中長距離用スパイクには、より中距離用に最適化された「中距離専用スパイク」と、より長距離に最適化された「長距離専用スパイク」があります。

800mと1500mを専門にするなら、中距離種目用に最適化された中距離専用スパイクがおすすめです。中距離専用スパイクは、長距離専用スパイクよりもプレート硬めで反発力が高いため、よりスピードを出しやすいのが特徴です。そのため、800mと1500mで勝負するなら、高反発の中距離専用モデルがベストです。また、脚力に自信がある選手なら中距離専用モデルを履いて3000mで勝負してみるのも良いでしょう。

3000m・5000m・10000m専門で行くなら「長距離専用モデル」

3000mや5000m、10000mをメインに勝負するなら「長距離専用スパイク」がおすすめです。長距離専用スパイクは中距離専用スパイクよりもプレートの屈曲性が高めで、足への負担が小さく長い距離を走っても疲れにくいのが特徴です。そのため、長距離種目に取り組む選手におすすめです。さらに、中距離種目の初心者も、足への負担を軽減するために敢えて長距離用スパイクを選んでみるのもおすすめです。

選び方③反発性重視か屈曲性重視か

3点目は、反発性か屈曲性のどちらを重視しているスパイクなのかです。陸上スパイクには靴底に反発を生むためのソールプレートが搭載されていますが、プレートが硬めのスパイクが反発性を重視しスピードの出しやすいモデルで、プレートが柔らかめのスパイクが屈曲性を重視し足が疲れにくいモデルとなっています。

初心者は「屈曲性重視」

まず、陸上初心者、中長距離初心者の場合は、「プレートが柔らかめで屈曲性の高いモデル」がおすすめです。

プレートが硬めで反発性の高いモデルはスピードを出しやすい反面、より強い力でプレートを曲げる必要があるために、足への負担が大きく疲れやすいというデメリットがあります。初心者の場合、プレートが硬い陸上スパイクを履いて走ると足を痛めるリスクもあります。一方、プレートが柔らかめで屈曲性の高いモデルは足への負担が少なく、初心者でも無理なくプレートを曲げて適度に反発を得ながら走れるため、初心者はまずはプレート柔らかめで屈曲性を重視したモデルを選んでみるのがおすすめです。

中・上級者は「反発性重視」

中級者・上級者レベルの選手なら、ステップアップするために今のスパイクよりも「プレート硬めで反発性の高いモデル」を選んでみるのがおすすめです。

陸上スパイクはソールプレートが硬いほど得られる反発力（推進力）が高くなります。そのため、より速いタイムで走りたい、より上の順位を目指したいという選手は、今履いているスパイクよりもプレートが高く反発力の高いスパイクを選んでみましょう。また、プレートが硬く反発が高いとその分だけ足が疲れやすくなる面もあるため、中距離種目では反発性を重視したスパイクを、長距離種目では屈曲性を重視したスパイクを、といったような使い分けをしてみるのもおすすめです。

選び方④クッション性は十分か

4点目は、クッション性能が十分かどうかです。陸上中長距離用スパイクにはランニングシューズ同様に着地時の衝撃を吸収するためのクッション素材が採用されています。そして、初心者向けのクッション性の高いモデルと、中・上級者向けのクッション性と反発性のバランスを取ったモデルがあります。

初心者は「クッション性」が重要

中距離種目初心者、長距離種目初心者の場合は、クッション性を重視した中長距離用スパイクを選んでみるのがおすすめです。

衝撃吸収素材をたくさん使用しクッション性に優れたモデルは、反発性能は低くスピードは出にくいものの、足を保護する機能性に優れているため初心者用のスパイクとしてぴったりです。

中・上級者は「クッション性と反発性のバランス」が重要

中・上級者レベルの選手の場合は、クッション性に全振りしたモデルよりもクッション性と反発性の両面のバランスの取れたスパイクを選んでみるのがおすすめです。

中・上級者となると十分な脚力が備わっているため、クッション性能は必要最低限で十分です。それよりも速いスピードで走るための反発性能が重要となってくるため、クッション性と反発性のバランスの取れたモデルを選びましょう。

陸上中長距離用スパイクのおすすめ【初心者向け】

ミズノ エックスファースト2

中学校や高校へ入学し、これから陸上競技を始める新一年生の最初の一足目には、mizuno（ミズノ）の初心者向け陸上スパイクである「X FIRST 2（エックスファースト2）」がおすすめです。

ミズノのエックスファースト2の最大の特徴は、短距離・中距離・長距離・跳躍（走幅跳）と幅広い種目に対応した万能型スパイクである点です。中距離種目（800m・1500m）と長距離種目（3000m・5000m・3000mSC）に対応し、中距離初心者や長距離初心者の最初の一足目にぴったりです。さらに、短距離種目（100m・200m・400m）や跳躍種目（走り幅跳び）にも対応し、まだどの種目を専門種目にするか決まっていない陸上初心者でも最初の一足目として安心して購入出来ます。また、タータン専用スパイクではなく、学校の放課後の練習でも使える土兼用スパイクである点も、陸上初心者には嬉しいところです。

機能面ではフラットソールを採用し、屈曲性の高いソールプレートを搭載し、まだ筋力不足の陸上初心者の足に優しい作りになっているのもポイントです。おまけに耐久性が高いため、普段の練習でもハードに使い込むことが出来ます。

アシックス ヒートフラット12

陸上競技の中でも特に400mと800m、1500mの3種目に興味がある陸上初心者には、asics（アシックス）の中距離種目寄りの初心者向けオールラウンドモデルである「HEATFLAT 12（ヒートフラット12）」がおすすめです。

アシックスのヒートフラット12の最大の特徴は、靴底の衝撃吸収性に優れ、陸上中距離初心者の中学生や高校生でも安心して履ける陸上スパイクである点です。靴底に厚みあるソールを搭載し、高いクッション性が期待出来るので初めての1500m走でも安心です。また、ソールはクッションだけではなく反発性に優れているため、400mや800mの初心者でも比較的楽に走れる感覚を味わうことが出来ます。さらに、アシックス独自のアーチサポート機能であるARCHWRAPテクノロジーを搭載し、陸上初心者にありがちな怪我を予防出来るのも嬉しいところです。

また、オールラウンドモデルであるため、中距離種目だけではなく、短距離種目やハードル種目、跳躍種目でも活用出来ます。土トラックにも対応しているため、400m初心者の練習用スパイクにもぴったりです。

アディダス アディゼロディスタンススター

海外メーカーのオシャレでカッコいい初心者向け陸上中長距離用スパイクを選びたいという中学生や高校生には、adidas（アディダス）のエントリーモデルである「ADIZERO DISTANCESTAR（アディゼロディスタンススター）」がおすすめです。

アディダスのアディゼロディスタンススターの最大の特徴は、陸上競技へのモチベーションがグッと上がるようなカッコいいデザイン性です。陸上初心者のスパイクとしてはアシックスやミズノといった国内メーカーのスパイクが定番なので、アディダスを履くことで周りの人と違いを出すことが出来ます。また、機能面では、クッション性と反発性に優れたソールを採用し、アディダスらしいやや硬めのプレートを搭載しているため、陸上中長距離初心者でもスピード感溢れる走りを体験出来ます。また、初心者向けスパイクとしては、177gと軽量性に優れているのもポイントです。

陸上中長距離用スパイクのおすすめ【中級者から上級者向け】

アシックス コスモレーサーMD3

800mと1500mを専門にする選手で、初心者用スパイクから中級者用スパイクへとステップアップしたい人や、中級者から上級者でも使える本格的な陸上中距離用スパイクが欲しいという人には、asics（アシックス）の大人気の陸上中距離用スパイクである「COSMORACER MD 3（コスモレーサーMD3）」がおすすめです。

アシックスのコスモレーサーMD3の最大の特徴は、抜群の軽量性と優れた推進力を備える本格的な中距離専用スパイクである点です。厚底スパイク仕様のミッドソールには、軽量高反発フォームであるFF BLAST PLUSを搭載し、靴底のプレートにはカーボン樹脂プレートを採用し、厚底スパイクらしい抜群の反発力による優れた推進力（加速力）を得られるスパイクとなっています。屈曲性も高く、勝負どころでのスピードの切り替えがしやすいのも大きなポイントです。特に、800mと1500mを速いタイムで走りたい選手に最適なスパイクです。

また、アッパーには軽量で通気性に優れ、ホールド力も抜群のモーションラップアッパーを採用しているため、履き心地抜群で、コーナーでの安定感も高い作りとなっています。

ミズノ エックスストリームMD

800mと1500mの勝負用スパイクとしてmizuno（ミズノ）を選ぶなら、ミズノの本格的な陸上中距離用スパイクである「X STREAM MD（エックスストリームMD）」がおすすめです。

ミズノのエックスストリームMDの最大の特徴は、軽量性や反発性、クッション性、安定性、フィット性など非常にバランスの取れた、800mと1500mに特化した中距離用スパイクである点です。ミッドソールには軽量高反発のMIZUNO ENERZY LITEを搭載し、軽やかで高反発、かつ適度な厚みを確保しクッション十分で、さらに足元の安定感にも配慮された作りとなっています。非常にバランスの取れた中距離用スパイクとなっているため、中級者や上級者だけではなく、脚力に自信がある初心者〜初級者なら最初から中距離専用スパイクとして選んでみるのもアリです。

また、スパイクピンにはグリップ力の強い2段並行ピンを採用し、コーナーを曲がる際の安定性も抜群です。

アディダス アディゼロアンビション

800mと1500m向けの高反発な陸上中距離用スパイクが欲しいという中距離の中・上級者には、adidas（アディダス）の人気の中距離用スパイクである「ADIZERO AMBITION（アンビション）」がおすすめです。

アディダスのアンビションの最大の特徴は、前足部の反発力がとても強く、中級者・上級者の800m・1500mの勝負用スパイクにぴったりである点です。前足部にアディダスの高反発素材であるLIGHTSTRIKE PROをボリュームたっぷりに搭載し、靴底のプレートにはアディダスらしい硬いプレートを採用し、フォアフット接地によって爆発的な推進力が得られるスパイクとなっています。海外メーカーらしい高反発なスパイクとなっているため、国内メーカーの中距離用スパイクでは満足出来ないという選手にぴったりです。特にフォアフット走法で走るランナー向けの作りとなっているため、フォアフット〜ミッドフット接地を意識して走る選手に最適です。

ナイキ エアズームビクトリー

最高の反発力、最高のスピード感を求める中距離選手には、nike（ナイキ）の「AIR ZOOM VICTORY（ナイキ エアズームビクトリー）」がおすすめです。

ナイキのエアズームビクトリーの最大の特徴は、ナイキらしい爆発的な推進力を得られるトップレベルの中距離専用スパイクである点です。ミッドソールには軽量&高反発のNike ZoomXフォームを採用し、プレートには軽量&高剛性のカーボンファイバー製プレートを採用し、さらに前足部にZoom Airを搭載することによって、フォアフット走法によって最強に爆発的な推進力を得られるスパイクとなっています。ナイキ最高峰の短距離用スパイクであるマックスフライと似たような構造であるため、その反発力とスピード力は間違いありません。

使いこなすのは中々大変ですが、アシックスやミズノの中距離用スパイクの反発力では物足りたいという選手におすすめです。基本的に800m・1500m用ですが、脚力に自信があるなら、3000mや5000mで使ってみるのも良いでしょう。

ミズノ ジオスパートLD

800mから10000mまで、さらには3000mSCと、陸上中長距離の幅広い種目に挑戦する選手には、mizuno（ミズノ）の中長距離用のオールラウンドなスパイクである「GEO SPURT LD（ジオスパートLD）」がおすすめです。

ミズノのジオスパートLDの最大の特徴は、陸上競技の中距離種目と長距離種目を全てカバー出来る万能な陸上中長距離用スパイクである点です。軽量性や反発性、クッション性、安定性、フィット性、グリップ力などあらゆる面でバランスの取れた完成度の高いスパイクとなっているため、800m・1500mの中距離種目でも、3000m・5000m・10000m・3000mSCの長距離種目でも快適に着用出来ます。万能に使える使い勝手抜群の中長距離用スパイクであるため、初心者向けスパイクから中級者向けスパイクへのステップアップの際にも最適な一足です。

アシックス コスモレーサーLD3

3000m・5000m・10000mの陸上長距離種目で、中級者から上級者が着用するのにベストな長距離用スパイクが欲しいという人には、asics（アシックス）の大人気長距離用スパイクである「COSMORACER LD 3（コスモレーサーLD3）」がおすすめです。

アシックスのコスモレーサーLD3の最大の特徴は、軽量性と反発性、クッション性、フィット性とあらゆる面で非常に優れた本格的長距離専用スパイクである点です。ミッドソールには軽量クッショニング素材であるFF BLAST PLUSを採用し、ボリュームある厚底スパイクとなっているため、クッション性抜群で長距離走の後半でも粘りやすくなっています。また、FF BLAST PLUSは高クッションだけではなく、優れた反発力を備えるため、靴底のプレートとの相乗効果により、強力な推進力を得られるのもポイントです。さらに、屈曲性も確保され、レース終盤でのラストスパートでのスピードの切り替えもバッチリです。

アッパーにはモーションラップアッパーを採用し、フィット性やホールド力抜群で、走行中の足のブレを抑制し、高いパフォーマンスの発揮を最大限にアシストしてくれる仕様となっています。3000mを専門にする中学生に、5000mを専門にする高校生に、10000mを専門にする大学生におすすめのスパイクです。

アシックス ガンラップ3

3000m障害をやってみたい、3000mSCを専門にしたいという選手には、asics（アシックス）の3000m障害用スパイクである「GUN LAP 3（ガンラップ3）」がおすすめです。

アシックスのガンラップ3の最大の特徴は、水濠でスパイク内へと侵入した水を効果的に外へと排出出来る機能を備えた3000m障害専用スパイクである点です。アッパー前足部に多数の孔が設けられたDRAINING SYSTEMを搭載しているため、水濠を通過した後に効果的に水を排出出来るため、3000m障害用に最適です。また、靴底の安定性やグリップ力が高く、ハードル上やハードルを飛び越えた際の着地に安定感があるのも特徴です。靴底のプレートによる反発力高めで、屈曲性にも優れているため、走るのも快適ですし、ハードルを飛び越えるのも快適です。

陸上中長距離用スパイクのおすすめ【超上級者向け】

アシックス メタスピードLD

国内メーカーの最速長距離用スパイクを選ぶなら、asics（アシックス）の長距離選手向けのトップモデルである「METASPEED LD（メタスピードLD）」がおすすめです。

アシックスのメタスピードLDの最大の特徴は、陸上長距離用スパイク史上初となるピンレス構造採用のスパイクである点です。通常の長距離用スパイクと違いスパイクピンが無いため、タータントラック表面にピンが刺さって抜けるまでの時間を短縮したり、ピンが抜ける際に生まれるエネルギーロスを軽減出来るのがピンレス構造最大のメリットとなっています。また、プレートにはフルレングスのカーボンプレートを採用し、ミッドソールには超軽量&高反発素材であるFF BLAST TURBOを採用しているため、爆発的な推進力が得られるのも大きな魅力です。

さらに、ピンレス構造ながらもカーボンプレートに独自の立体形状の突起を備えたデザインとなっているためにグリップ力もしっかりしています。従来の長距離用スパイクのピンが引っかかる感じが気になる選手や、国内メーカーであるアシックスの最高峰の長距離用スパイクを試したいという人におすすめです。

ナイキ ズームXドラゴンフライ

陸上長距離用スパイクとして最強の反発力を求めるトップ選手には、nike（ナイキ）の長距離選手用トップモデルである「ZOOMX DRAGONFLY（ズームXドラゴンフライ）」がおすすめです。

ナイキのズームXドラゴンフライの最大の特徴は、ナイキが誇る厚底カーボンシューズであるヴェイパーフライにそのままスパイクピンを取り付けたような最強レベルの反発力を得られるところです。ミッドソールに軽量&高反発のNike ZoomXフォームを採用し、プレートにはPebax製フルレングスプレートを採用し、これらが最強の反発力を生み出してくれます。また、ソールには起伏のあるデザインが採用され、このデザインがスムーズな体重移動をサポートしてくれます。

国内メーカーには無い最強の反発力で5000mや1000mで勝負したいというトップレベルの長距離選手におすすめです。

アディダス アディゼロアバンティTYO

高いレベルでの反発力ととともに扱いやすさも兼ね備えたトップ選手向けの長距離用スパイクが欲しいという人には、adidas（アディダス）のトップモデルである「ADIZERO AVANTI TYO（アディゼロアバンティTYO）」がおすすめです。

アディダスのアディゼロアバンティTYOの最大の特徴は、海外メーカーらしい高水準の反発力を備えながらもナイキよりも扱いやすいスパイクとなっているところです。ミッドソールにはアディダスが誇る低密度高反発素材であるLIGHTSTRIKE PROを採用し、アディダス独自の5本骨状バーであるENERGYRODSを搭載し、爆発的な推進力を得られるのが最大の魅力です。また、LIGHTSTRIKE PROがつま先からかかとまでフルレングスで採用されていることもあり、ナイキのトップモデルよりも扱いやすく、良い意味でスパイクらしさが無くランニングシューズと同じような感覚で扱えるのも魅力的なポイントです。

高いレベルの反発力が欲しいけどもナイキのような傾斜の強いフォアフット向けのスパイクは苦手という人にこのアディゼロアバンティTYOはかなりおすすめです。

自分に合った最高の陸上中長距離用スパイクを見つけて、自己ベストを目指そう！

陸上競技の中距離種目や長距離種目は短距離種目よりも長い距離を走るため、スパイクの性能や合う合わないによって大きくタイムが変わってきます。そのため、より良いタイムで、より良い順位でフィニッシュするためには自分の走力レベルや足に合った中長距離用スパイクを見つけることが大事です。もし、自分に合った最高のスパイクが見つかれば、自分史上最高の走りで最高のタイムが出せるはずです。

中長距離用スパイクはアシックスやミズノ、ナイキ、アディダス、ニューバランスなど多くのメーカーより様々なスパイクが販売されています。是非自分に合ったスパイクを見つけて、最高の自己ベストタイムを叩き出してみましょう。