砂浜を走る”ビーチランニング”の5つの効果と注意すべき3つのデメリット

更新日: 著者:RUNNAL編集部

砂浜を走る”ビーチランニング”の効果(メリット)と注意すべきデメリットについて紹介しています。砂浜をランニングすることで、どのようなトレーニング効果があるのか、ダイエットにも効果はあるのか。また逆に砂浜を走るトレーニングはどんなデメリットがあるのか。ビーチランニングについて気になっている方は是非参考にしてみてください。

※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がRUNNALに還元される場合があります。

ビーチランニングとは

ビーチランニングとは、海岸の砂浜を走ることです。平らで整備されたアスファルトの上を走るのに比べ、走りにくい砂浜で走る”ビーチランニング”は、アスファルトの上で走ることでは得られない効果があることから、多くのランナーを魅了するトレーニング方法の一つになっています。また、通常のランニングに比べて負荷が高く効率よくカロリーを消費出来るということで、ダイエットにも人気がありビーチランニングに取り組む女性ランナーの方も多いです。

砂浜を走ることで得られるメリットはいっぱい!気になるビーチランニングの効果

その1、効率よく足腰を鍛えることが出来る

砂浜を走ることで、効率よく足腰を鍛えることが出来ます。砂浜は、通常のアスファルトの上を走る場合に比べ、かなり走りづらいです。砂に足をとられて、なかなか思うように走ることが出来ません。そんな走りづらい砂浜を走る場合、しっかり地面を捉え、ももをしっかり上げて走る必要があるため、効率よく足腰を鍛えることが出来ます。筋肉への負荷が大きく、筋肉を効率よく鍛えられるトレーニングとして人気があります。

その2、腸腰筋を効率よく鍛えることが出来る

砂浜を走ることでランニングに欠かせないインナーマッスルの一つである”腸腰筋”を効率よく鍛えることが出来ます。腸腰筋は、太ももを持ち上げる時に使う筋肉です。ランニング中に脚を後ろから降り出す時に使用する筋肉でランナーにとっては重要な筋肉となります。砂浜で走る場合、砂地では地面からの反発力を利用して脚を後ろから前に降り出すことは難しくなるため、意識的に太ももを上げるという動作が必要となります。そのため、太ももを上げるのに欠かせない腸腰筋に負荷がかかり腸腰筋を効果的に鍛えることが出来るのです。腸腰筋を鍛えることが出来れば、力強い走りが出来るようになります。

その3、ランニングフォームが安定する

砂地を走り腸腰筋を鍛えることが出来れば、ランニングフォームの安定にもつながります。腸腰筋は骨盤を前傾させるための筋肉であり、骨盤の位置を安定させる役割があります。腸腰筋を鍛えることで、猫背を改善し骨盤がやや前傾し正しいランニングフォームを走れるようになります。また、砂地でバランスを崩したり、バランスをとったりを繰り返しながら走ることで、バランスを取るための筋群を強化出来、さらなるランニングフォームの安定へとつながっていきます。

その4、関節への負担を軽減出来る

砂浜でのランニングは膝や股関節といった関節への負担を軽減することが出来ます。砂浜の砂が着地時の衝撃を吸収してくれるため、着地時に関節にかかる衝撃が軽減されます。膝や股関節といった関節の痛みを伴う場合でも、関節への負担をかけないトレーニングを行うことが出来ます。また、普段鍛えられない筋肉に刺激が加わることで、普段のランニングでの怪我を予防することもできます。

その5、消費カロリーを増やし効率よくダイエット出来る

砂地でのランニングは筋肉への負荷が大きくなります。その分同じ時間、同じペースで走る場合、アスファルトの上をランニングするよりも、カロリー消費量を増やすことが出来ます。同じ運動をする場合でも、砂浜の方がカロリー消費量が増え効率よくダイエットを行うことが出来ます。また、腸腰筋を鍛えることで、お尻の筋肉を引き上げ、張りを持たせるヒップアップ効果も期待出来ます。

砂浜を走るビーチランニングにもデメリットはある!知っておきたい3つのこと

その1、俊敏性を高めるトレーニングには向かない

砂浜を走るトレーニングは、俊敏性を高めるトレーニングには向いていません。砂浜で走る場合、実践に比べ俊敏性は低くなってしまうため俊敏性を高める目的ではおすすめ出来ません。砂浜を走る場合は、俊敏性よりも足腰を鍛える、普段鍛えることが出来る筋群を鍛えるというのを目的にした方が良いです。

その2、長時間走る場合は疲労が大きくなる

ビーチランは整備された道を走る場合に比べて、筋肉に負荷がかかります。それによって効率よく筋肉を鍛えることが出来る反面、筋肉疲労も大きくなります。特に長時間走る場合は、普段のトレーニングよりも疲労が大きくなってしまうので、注意しておきましょう。

その3、筋肉が付き過ぎてしまう

マラソンのためのトレーニングの一環として砂浜ランニングを取り入れる場合は筋肉の付き過ぎに注意しておきましょう。砂浜で走ると筋肉への負荷が大きく、その分だけ筋肉も多く付いてしまいます。マラソンの場合、無駄な筋肉がたくさん付いてしまうと、タイムにも影響を及ぼす場合があるため、やり過ぎには注意しておきましょう。

    RUNNAL編集部

    走るをもっと楽しく、もっと快適にするためのランニングメディア「RUNNAL(ランナル)」の公式アカウント。ランナルは、健康のために、ダイエットのために、マラソン大会での自己記録更新のために走るすべての人を応援しています。

    ピックアップ記事

    ガーミンランニングウォッチのおすすめ pick up

    ランニング・マラソン用に、走った距離をリアルタイムに計測出来るランニングウォッチを購入するなら、Garmin(ガーミン)製GPSウォッチがオススメ。特にガーミンのランナー専用モデルであるForerun ...

    pick up

    今や、ランニング初心者からマラソン上級者の定番ボトムアイテムとなっているのが「ランニングタイツ(スポーツタイツ)」。ランニングタイツは男女問わず毎日のランニングコーデの足元をオシャレに見せてくれるファ ...

    ランニングポーチのおすすめ pick up

    小物を携帯して走るなら、ランナー向け収納バッグであるランニングポーチを活用してみるのがオススメです。ランニングポーチがあれば、スマホや家の鍵、小銭、ICカードなどの身の回りのアイテムを複数所持しながら ...

    ルームランナーを走る男性と女性 pick up

    リハビリに、ダイエットに、体力作りに、マラソントレーニングにルームランナー(ランニングマシン)がオススメ。ルームランナーさえあれば外やスポーツジムへ行かなくても家の中でいつでも、足腰強化や脂肪燃焼、生 ...

    初心者向けランニングシューズのおすすめ pick up

    これからランニングを始めるなら、asics(アシックス)やmizuno(ミズノ)、nike(ナイキ)、adidas(アディダス)などのスポーツメーカーの機能性の高いランニングシューズを準備してみるのが ...