トレイルランニングを始める上で欠かせない装備グッズはたくさんあります。ロードを走るランニングに比べると、必要なものは多いですが、どれも山を安全に快適に走る上で欠かせないアイテム。この記事では、トレラン初心者のために、トレランで特に装備しておきたいアイテムを20個紹介させていただきます。掲載しているグッズは、どれも初めてのトレランに役立つアイテムばかりです。
また、初めてのトレランレースで使えるアイテムも多数紹介しているので、初のトレイルランニング大会へ参加する人も大会用の装備グッズ選びの参考にしてみてください。
目次
おすすめのトレラン装備グッズ20選
1、トレランシューズ
トレランで一番欠かせないのが「トレイルランニングシューズ(トレランシューズ)」です。マラソン経験があり、既に走る靴は持っているという人も、トレランを始めるなら山を走る専用の靴を用意する必要があります。
通常のランニングシューズと違って、トレランシューズは足場が悪い山道でも滑りにくい高いグリップ性、障害物をよけながら走る時も安心の安定性、石を踏んだりつま先をぶつけたりしても足を守ってくれるプロテクションといった性能を備えています。山を走るなら、安全に快適に走れるトレランシューズが必須です。
おすすめのトレランシューズ「コロンビアモントレイルのバハダ」
初めてトレランシューズを手にする初心者には、コロンビアモントレイル(Columbiamontrail)の「バハダ(BAJADA)」がおすすめ。バハダは2012年に誕生したモデルで、今やトレランシューズを代表する人気モデル。トップ選手を始め、多くのトレイルランナーがバハダを愛用しています。
バハダの特徴は、グリップ性と足の保護性に優れていること。ぬかるんだ滑りやすい道でも、高いグリップ力がしっかりと地面をとらえ滑ることなく快適に走ることが出来ます。また、石や尖った硬いものを踏んでしまった時も足への突き上げを抑えてくれるので、安心。さらに着地時の衝撃を抑える優れたクッション性を備えているので、トレラン初心者にとっては欠かせないシューズ。トレラン初心者のド定番のシューズなので、まずは靴はバハダを買っておけば間違いありません。
2、トレランシャツ
トレランウェアの必須アイテムである、トレランシャツ。普段からマラソンをしていて、走るシャツがあるという人は、普段使っているランニングシャツで代用可能。もし、ランニングシャツが無いという場合は、速乾性に優れたシャツを用意する必要があります。
山を走るとかなりたくさん汗をかきます。その量は普通のロードを走るものとはくらべものになりません。また、夏は汗をたくさんかくのはもちろんですが、寒い冬でもトレイルを走るとなると、汗はかきます。そのため、一年中通してシャツは吸水速乾性に優れたポリエステル素材のシャツを選ぶことが大切。綿素材のように渇きの悪いシャツは汗冷えの原因となるので、絶対にNGです。
おすすめのトレランシャツは「サロモンの速乾シャツ」
トレランウェアと言えば、サロモン(Salomon)が人気。サロモンのシャツ「AGILE SS TEE」は、速乾性に優れているので、汗をかいても汗冷えの心配がほとんどありません。さらに、ウェア内の熱を素早く外へと逃がしてくれる通気性にも優れている。特に汗をたくさんかきやすい脇下に通気性に優れたメッシュを配しているので、真夏もトレランも快適。シャツは360度どこからみてもリフレクター仕様になっているので、早朝や夜間といった暗い時間帯のトレイルランにも最適です。
4.トレランパンツ
シャツ同様にパンツも速乾性に優れているものを選ぶことが大切。トレランパンツはハーフパンツ(ショートパンツ)とロングパンツがありますが、基本的にはハーフパンツがおすすめ。ロングパンツだとどうしても動きにくさを感じることがあるので、動きやすい短パンを選んでおくと良いです。足のケガ予防や防寒対策としてロングを履きたいという場合は、短パンの下にロングタイツを履くと良いでしょう。
おすすめのトレランパンツは「サロモンの速乾パンツ」
サロモンのパンツは速乾性に優れているのでおすすめです。軽量性と動きやすさに優れているので、日々のトレランはもちろん、トレランレースへ出場する際にもおすすめ出来るアイテムです。腰のあたりにはジッパー付きのバックポケットがあるので、行動食(補給食)としてジェルを入れておくのに便利。さらに、通気性に優れたインナーも付いているので、インナーも別途用意する必要はありません。
4、アンダーシャツ
たくさん汗をかく夏の時期、気温が低く汗で汗冷えしてしまう冬の時期に、着用しておくと快適なのがアンダーシャツ。ベースレイヤーとなるTシャツの下に、吸水速乾性に優れたアンダーシャツを着ることで、汗冷えを大きく軽減することが出来ます。汗冷えは単純に体が冷えてしまうだけではなく、それによって体力を大きく消耗してしまうことになります。それを避けるためにも、身体の汗を素早く肌面から逃がすアンダーウェアを着用するのがおすすめ。
おすすめのアンダーウェア「ミレーの網シャツ」
トレラン中の汗冷え対策として着用したいのが、ミレーの通称「網シャツ」です。網目状のメッシュアンダーシャツが、肌の汗を素早く吸収。汗はすぐに上に着用しているベースレイヤー(Tシャツ)へと逃がすので、肌は常にドライな状態をキープすることが出来ます。トレランシャツの吸汗速乾性も、このアンダーシャツを下に着用することで、その効果が上がるので、汗冷え対策としてかなり効果的。見た目は、最初はかなり抵抗がありますが、慣れてしまえば、すぐに手放せないアイテムとなります。
5、トレランタイツ
疲労軽減や足のケガ予防に着用したいのが、トレランタイツです。トレランは、足を出して走る開放感や清々しさから短パンのみで走るランナーも多いですが、トレラン初心者や長距離レース(ロングトレイル)へ参加する場合はコンプレッションタイツを着用するのがおすすめ。その理由は、適度な着圧によって筋肉の無駄な振動を抑え、疲労を軽減してくれるため。トレイルランニングは足への負担が大きく、ロードよりも疲れやすいため、初心者はタイツの力を借りるのがおすすめ。さらに、転んでしまった際の擦り傷や植物のかぶれなどを予防できます。
C3fitのインスピレーションロングタイツ
トレランタイツと言えば「C3fit(シースリーフィット)」が人気。多くのトレイルランナーが、C3fitの機能性の高いロングタイツを着用しています。C3fitを代表する人気タイツ「インスピレーションロングタイツ」は、段階着圧設計によって血行を促進し足のむくみを軽減したり、筋肉の無駄な動きを抑制し疲労を軽減する効果があるタイツです。素材は肌あたりの良いものを使っているので、履き心地はかなりいいです。1日2日と長丁場となるトレランレースへ参加する場合にもおすすめ。
6、トレランソックス
トレイルを走るなら、足元はトレランシューズを準備するだけではなく、トレランソックスも用意しておきたい。過酷な道を走るので、足はたくさん汗をかきます。そのため、普段ロードを走る時よりも、通気性の良い靴下を履きたいところ。いくらシューズが通気性に優れた靴でも、靴下の通気性が悪いと、足元は汗でビッショリしてしまいます。ただし、通気性だけではなく、クッション性も重要。トレランは、足元の悪い道を走るので、石などの硬いものを踏んでしまうことが多いです。そんな時も足を守ってくれるのがクッション性。薄手の靴下は走りやすい反面、足への負担が大きくなります。トレラン初心者は最初は適度にクッション性を備えたものを選ぶのがおすすめ。
おすすめのトレランソックス「RxLのメリノウール靴下」
おすすめのソックスは、アールエルソックス(RxL socks)の「メリノウール5本指靴下(TRR-35G)」です。この靴下は、調温調湿効果がある高機能メリノウールを使っているのが特徴。通気性が良いので、真夏のトレイルランも快適。さらにクッション性が長く持続するので、ロングトレイルランにも最適です。ソックスは消耗品ですぐにダメになってしまうことが多いですが、こちらのソックスはつま先やかかと部分など破損しやすい部分にナイロン糸で補強を行っているので耐久性も高いです。もちろん、滑り止めも付いているので、靴の中で足が滑ってしまう心配もありません。
7、レインウェア
山を走るなら、天候に関わらず絶対に持っておきたいのが「レインウェア(雨具)」です。山は平地と違ってすぐに天気が変わります。晴れていても突然大雨に変わることも珍しくないので、防水性を備えたレインウェアをトレランザックに入れて持っておきましょう。また、レインウェアは雨対策だけではなく、防寒対策として重宝するアイテムです。山は気温もかなり変化します。走り出しは暖かかったのに、途中でかなり寒くなってしまうこともあります。特に走り終わった後に汗で余計に身体が冷えてしまうこともあるので、防寒着としてもレインウェアは必須です。
おすすめのレインウェア「ザ・ノース・フェイスの軽量レインウェア」
おすすめのレインウェアはザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の「ストライクトレイルフーディ」です。このレインウェアは、かなり軽く、コンパクトに収納出来るアイテム。雨が降っていない時は、コンパクトにザックに入れておくことが出来るので、急な天候変化に備えて持っておくのに便利。生地は軽く薄いけど、防水性はバッチリ。耐水圧20,000mなので安心。さらに透湿性にも優れているので、長時間着用してもウェア内がむれにくく快適です。動きやすいウェアで、トレランレースへ持っていくのもおすすめ。
8、手袋
夏の紫外線対策として、手の怪我予防として装備しておきたいのがトレラングローブ(手袋)です。トレランでは、途中で転んでしまうことは珍しくありません。そんな時に手を守ってくれるのが手袋です。手袋はどうしても冬の防寒対策として着用するイメージが強いですが、トレランでは怪我予防として冬場だけじゃなく、その他のシーズンでも着用したいアイテム。また、夏場は日焼け対策として着用する人も多いです。
おすすめのトレラングローブ「サロモンの手袋」
おすすめの手袋はサロモンの「AGILE WARM GLOVE U」です。この手袋は、保温性に優れているので冬場の寒い時期にトレランをする場合に役立つのはもちろん、薄手で軽量性にも優れているので、その他のシーズンでも手の怪我予防として使えるアイテム。さらに、指先はタッチパネルに対応しているので、手袋をつけたままスマホなどのタッチパネル操作が可能です。
9、キャップ
真夏のトレランでは、強い日差しから頭部を守るためにも被っておきたいのが帽子。夏の時期は発汗量が多いので、頭部や額から汗が顔に垂れてきます。汗で集中出来ないという場合でも、キャップを被っておけばある程度汗が滴り落ちてくるのを防止できるので快適です。さらに、トレイルランニングにおいてキャップは木の枝などから頭部を守るという役割もあります。
おすすめのトレランキャップ「スワローテイルキャップ」
おすすめのトレランキャップは、ザ・ノース・フェイスの「スワローテイルキャップ」です。帽子のサイドには通気性を高めるメッシュパネルを設けているので、真夏のトレランでも帽子内がむれにくく快適。さらに撥水性を備えているので、突然の雨にも対応可能。視認性を高めるリフレクターも備えているので、早朝や夜間のトレイルランにも最適です。
10、トレランザック
山へ入る時は、必要なものは自分へ持っていくのが鉄則。ロードを走る時は食べ物や飲み物、着替えなどは道中にコンビニで買うことが出来ますが、トレランではそうはいきません。水分補給用の飲み物、エネルギー補給用のジェル、雨が降ってきた時用のレインウェア、そのほかにも地図やスマホといったものを持っていく必要があるので、荷物入れである「トレランザック」は欠かせない。ロードを走るマラソンではウエストポーチが人気ですが、よりたくさんの荷物を持って走るトレランでは、たくさんの荷物を背負って走れるバックパックタイプのものが人気です。
おすすめのトレランザック「マーティングウィング」
おすすめのトレランザックは、ザ・ノース・フェイスの「マーティングウィング10 L」です。日帰りのトレランには、10Lぐらいの容量が丁度良い。初めてトレランをするような人は、5L~8L程度のものではやや心もとない。かといって15L~20Lぐらいの大容量のリュックだと走る邪魔になってしまいがち。10Lは丁度良い大きさで、初めてのトレランから初めてのトレランレースまで使えるサイズ。
マーティングウィングは、前側に500mlのボトルが入る胸ポケットが左右に1つずつあるので、走りながらの水分補給が楽です。ヒップベルトにも小物を入れるポケットがあるので、走りながら補給食(ジェル)を取り出すのも簡単。レインウェアを収めておくのに便利なバンジーコードも付いているなど、とにかくトレラン中の利便性が高いザックです。体と接する部分の通気性も高く、長時間背負っても快適。初めてのトレランザックにおすすめです。
11、給水ボトル
トレランで欠かせない水分。山では簡単に飲み物を手に入れることは出来ないので、自分で必要な水分を準備して持っていく必要があります。当然、夏だけではなく冬も同様です。飲み物は最低でも1リットルは持っていきましょう。夏場はかなり速いペースで水分を消費するので、1.5リットルから2リットルぐらいは持っていきたいところ。トレランの水分補給グッズは、背中に背負うハイドレーションパックとボトルがありますが、残量がすぐにわかるボトルがおすすめ。特に身体への当たりが柔らかく、走っても水がジャブジャブとならないソフトフラスクと呼ばれるものがおすすめです。
サロモンのソフトフラスク500ml
トレランの飲み物入れはサロモンの「ソフトフラスク」がおすすめ。中の飲み物を飲むと、圧縮されて中の水分が揺れずにジャブジャブとならない便利アイテム。残量もすぐに確認出来るので、トレランザックの胸ポケットに収めておく給水ボトルとしておすすめ。
12、行動食(補給食)
トレランをする上で水分とともに欠かせないのが補給食(行動食)です。山を走ると想像以上にエネルギーを使います。ロードを走る時と同じ距離でも、かなりのカロリーを消費するので、エネルギージェルやエネルギーバーなどの補給食を持っておくのは必須。特に長時間のトレイルランやトレランレースでは、お腹がすき過ぎて身体が動かなくなってしまうハンガーノック状態になってしまわないように、十分な量の補給食を持っていきましょう。補給食を持っておくなら、出来るだけ素早くエネルギーへと変換してくれるものがおすすめ。
おすすめの補給食「マグオンのエナジージェル」
トレラン用の補給食は様々なものがありますが、その中でおすすめしたいのがマグオンのエナジージェルです。マグオンのジェルの特徴は、マグネシウムを同時に摂ることが出来ること。トレランでは汗とともに体内のミネラルも失ってしまうので、糖質を補給するだけではなく塩分も補給しておきたい。マグオンは素早くエネルギー補給出来る糖質とともに、吸収率の高い水溶性マグネシウムを補給出来るので、トレラン中のエネルギー補給として最適です。
13、ヘッドライト
夜間に走るナイトランはもちろんのこと、山へ走るに行くなら、万一に備えてヘッドライトを装備しておきたい。日が沈む前に下山す予定を立てていても、捻挫やその他怪我など、予期せぬアクシデントによって行程に大幅な遅れが生じることもあります。そういった時、下山前に太陽が沈んでしまい辺りが真っ暗になってしまうと大変です。そうならないためにも、山へ入る時には万一のことを考えてヘッドライトはザックの中に入れておきたい。ヘッドライトがあれば、暗い中でも足元や遠くを照らすことが出来るので、安全に歩みを進めることが出来ます。
おすすめのヘッドライト「ヘッドレンザ―のLEDヘッドライト」
トレラン用のおすすめのヘッドライトは、レッドレンザー(LEDLENSER)のLEDヘッドライト(H8R)です。最大値600ルーメンの明るいヘッドライトで、真っ暗な山道も明るく照らしてくれるライト。最長点灯時間120時間と長時間対応バッテリーなので、持っておくと安心。さらに軽く、長時間装着していても快適なので、トレランレースでの着用にもおすすめ。片手で簡単に操作できるので、ナイト区間のあるレースでの使用に最適です。
14、GPS時計
トレランでもロードでのランニング同様にGPSウォッチを持っておきたいところ。GPSウォッチは走行距離やペースをリアルタイムで確認出来るので、日々のトレーニングやレースで重宝する人気グッズ。特に最近のGPSウォッチは、ランニングフォームの分析データを取得できる、ランニング以外のアクティビティにも使えるなど、様々な機能性に優れたアイテムが多く発売されています。ランニング用のGPSウォッチはガーミンが最大手。GPSウォッチ選びで迷ったら、まずはガーミンを選んでおけば問題なしです。
おすすめのトレランウォッチ「ForeAthlete935」
トレイルランナーにおすすめしたいGPSウォッチがガーミン(GARMIN)の「ForeAthlete935」です。人気ガーミンの上位モデルで、GPS機能や心拍計機能、ランニングフォーム分析機能に加え、気圧高度計と電子コンパスを内蔵しているのが特徴。スポーツ機能はランニングだけではなく、登山、トレイルラン、サイクリング、スイム、ゴルフと多様なスポーツに対応しているので、様々なスポーツに取り組む人におすすめ。
15、地図
山へ入るなら登山地図も持っていきたい。トレランの場合でも、地図があるのとないのとでは安心感が違います。地図があると万が一山で道に迷ってしまった場合でも、自分の現在地を確認し元の正規ルートへと戻ることが出来ます。
山と高原地図
16、熊鈴
山へ入る時、特に熊が生息しているような山へ入るなら熊鈴は必須。トレランザックに熊鈴をつけておいて、「チャリンチャリン」と鳴らし熊を近づけないようにしましょう。最近は熊鈴は「効果がない」「うるさいので迷惑」という意見もチラホラと聞かれるようになりましたが、自己防衛のためにも持っておくのがおすすめ。
おすすめの熊鈴
東京ベルの熊鈴は簡単にオン・オフを切り替え出来るので便利です。鈴の音も良いです。
17、ホイッスル
山での万一の遭難に備えて持っておきたいのが「ホイッスル」。救助隊へ自分の居場所を知らせる時に役立ちます。
おすすめのホイッスル
エバニューのホイッスルは小さくてコンパクトなので、持ち運びに便利。小さいながらも音は大きい音を出せます。
18、エマージェンシーシート
万一、怪我で身動きが取れない時や遭難してしまった時に持っておくと助かるのが「エマージェンシーシート」です。エマージェンシーシートは、寒さから身を守るための防寒アイテム。体から発せられる熱を利用して高い保温性を発揮してくれるので、山で遭難してしまったときの毛布代わりとして利用出来ます。
おすすめのエマージェンシーシート
おすすめは、ソル(SOL)のエマージェンシーブランケット。NASAの技術を用いた商品で、保温性が高い。さらに強度も強いので、簡単には破れない。シートの表側は良く目立つオレンジ色なので、救助隊にすぐに見つけてもらいやすくなっています。トレランレースでは、エマージェンシーシート必携の大会も多いので、このシートを持っておくと良いでしょう。
19、エイドキット
トレランに怪我はつきもの。特に多いのが、擦り傷や捻挫。山道は滑りやすいので、転んでしまって手や膝などに擦り傷を負ってしまうことが多いです。さらに足首をグネってしまって捻挫してしまうことも。そういった時のために、エイドキットを持っておくと良いでしょう。トレランでは最低限、絆創膏や消毒液、テーピングなどを持っておくと良いです。さらに、蜂や蛇、毒虫などに刺されたり、噛まれたりした時ように毒を吸い出す道具(ポイズンリムーバー)を持っておくと安心です。
おすすめのエイドキット
エイドキットを自分で一つ一つ揃えるのは面倒という人は、いろいろなものがセットになったエイドキットを買うのがおすすめ。HOKEYのエイドキット(ファーストエイド)は、三角巾、包帯、ガーゼ、絆創膏、アルコール綿、LEDライト、ポイズンリムーバー、多機能カード、保温シート、綿棒、ピンセット、はさみ、ゴム製止血帯、救助笛、粘着テープ、安全ピンがセットになったアイテム。必要なものが揃うので、これを持っておくと安心。
商品名:HOKEY ファーストエイド
参考価格:1,900円(税込)
20、トレランポール
トレランで必ずしも必要ではないものの、あると便利なのがトレランポールです。トレランポールを使って急な登りや下りを進むことで、足への負担を減らしつつ、安全にかつ快適に山を登ったり、下りたりすることが出来ます。特に長時間のトレランでは、後半になるにつれてトレランポールの有難さを実感します。トレランポールはコンパクトに折りたためるものが出ているので、それをザックに収納しておくと良いです。
おすすめのトレランポール
トレランポールと言えば、シナノのトレイルランニング専用ポールです。「トレランポール14.0」は、トレラン初心者向けのモデル。長い時の長さは110cmで、小さくすると31cmにまとめることが出来ます。ザックに収納しておくには丁度いいサイズ。耐久性も高いので、長く使えます。
必要な装備を揃えて、トレランを楽しもう
上記で紹介しているトレラングッズは必ずしも、全てが必携のものではありません。ただし、どれも持っておくと役立つアイテムばかりです。全て揃えるとなるとお金もかかるし、時間もかかるので、トレランを始める人は少しずつアイテムを揃えながらトレランを楽しんでいくと良いです。とりあえず最初に揃えるべきものは、「シューズ」「ウェア」「ザック」「飲み物・食料」「安全グッズ」といったところ。あとは、トレランにのめり込んでいく中で徐々にほしくなったら、揃えるという形でやっていくと良いです。