世界各国・日本国内のマラソン大会を合わせて、マラソンレースの優勝賞金ランキングを紹介させていただきます。マラソンで優勝したランナーには報酬としてどれぐらいのお金が入るのか、気になっている方は是非こちらの記事を見てみてください。
目次
優勝賞金ランキング①ドバイマラソン
世界最高の優勝賞金を得られるマラソンレースは、アラブ首長国連邦のドバイで開催されている「ドバイマラソン」です。
優勝賞金は20万ドル(2260万円)。
さらに世界新記録を出した場合、25万ドル(2825万円)の高額ボーナスが用意されています。ドバイマラソンは、起伏の無いコースでタイムの出やすい高速レースになっています。2012年には上位3選手が世界歴代10位以内に入る高次元のレースを展開。2012年以降、2時間4分台が続出するなど記録が狙えるコースとしても有名。
記録が狙えることはもちろん、世界最高峰の賞金を狙って、世界各国から有名なランナーが集結します。また、欧州の市民ランナーにも人気の大会で、ドバイでのバカナンスを楽しむ傍らドバイマラソンに参加する人が多いようです。
優勝賞金ランキング②ボストンマラソン
第二位は世界最古のマラソン大会であり、世界のランナーの憧れのマラソン大会である「ボストンマラソン」。
優勝賞金は15万ドル(1695万円)、世界記録を出した場合にはボーナスとして5万ドル(565万円)、大会記録を出した場合は2.5万ドル(282.5万円)を手にすることが出来ます。
優勝者から15位まで賞金が設定されており、世界中から一攫千金を狙って有名なランナーが集結してくる大会です。
ボストンマラソンはオリンピックや世界陸上同様にペースメーカーがいないのも特徴的です。ペースメーカーなしで最初から最後までランナー同士の駆け引きが見られるのも、ボストンマラソンの魅力です。また、2017年の大会では大迫傑選手が初マラソンとして参戦し、2時間10分28秒で第3位に。2018年には川内優輝選手が瀬古利彦選手以来31年ぶりの優勝を果たしました。
優勝賞金ランキング③シカゴマラソン
アメリカを代表するシティマラソンの一つである「シカゴマラソン」の優勝賞金は10万ドル(1130万円)。
2位は5万ドル(565万円)、3位は2.5万ドル(282.5万円)、4位は1.5万ドル(169.5万円)、5位は1万ドル(113万円)と、男女それぞれ1位から5位の選手まで賞金が設定されています。
シカゴマラソンは世界記録が狙える高速コースとしても知られています。過去には男女含め4度、世界記録が生まれています。また、高岡寿成選手が日本記録である2時間6分16秒を出したのもシカゴマラソンです。
優勝賞金ランキング④ニューヨークシティマラソン
ニューヨークシティマラソンでは優勝賞金として10万ドル(1130万円)が設定されています。
2位の選手には6万ドル(678万円)、3位には4万ドル(452万円)、4位には2.5万ドル(282.5万円)、5位には1.5万ドル(169.5万円)の賞金が設定されています。
ニューヨークシティマラソンは世界一エキサイティングなビッグシティ・ニューヨークで開催される世界最大規模の市民マラソンです。毎年5万人以上のランナーが参加する世界屈指の市民マラソンです。ちなみに大会記録は男子が2時間5分6秒。女子が2時間22分31秒です。
優勝賞金ランキング⑤東京マラソン
第五位は、国内で開催される「東京マラソン」です。
東京マラソンは2007年に初開催。国内のマラソンブームの火付け役となり、2009年に国内のマラソン大会として初めて賞金レースを導入。2017年の大会では優勝賞金は1100万円。
世界のマラソン大会にも引けを取らない高額賞金を用意。さらに世界記録を出した場合は3000万円、日本記録の場合は500万円、大会記録の場合は300万円のボーナスを用意。さらに副賞として日本人1位の選手にはスポンサーであるBMWより車を進呈。
記録が狙える高速コースに変貌、海外に大会にも負けない高額賞金を準備するなどして、海外のトップ選手も集結するようになった東京マラソンは市民ランナーにも人気の大会。抽選倍率は12倍を超えるなど国内で最も人気のある大会です。
優勝賞金ランキング⑥ベルリンマラソン
ベルリンマラソンの優勝賞金は7万ユーロ(924万円)。
世界記録を出した場合にはボーナスとして5万ユーロ(660万円)を手にすることが出来ます。ベルリンマラソンは高低差約20mのほぼ平らなコースで世界屈指の高速コースです。過去には男女含め10度の世界記録が誕生しています。2014年の第41回大会ではデニス・キメット選手が現在の男子世界記録である2時間2分57秒をたたき出しました。
また、2001年第28回大会では高橋尚子選手が当時の世界記録である2時間19分46秒を出したことでも有名。2004年には渋井陽子選手が当時の日本記録である2時間19分41秒で優勝。さらに翌年2015年には野口みずき選手が現在の日本記録である2時間19分12秒で優勝。
優勝賞金ランキング⑦ソウル国際マラソン
第7位は韓国最大規模のマラソン大会である「ソウル国際マラソン」です。
優勝賞金は8万ドル(904万円)。
ソウル国際マラソンは1931年に東亜マラソンとして初開催。韓国国内では最も歴史のあるマラソン大会で、世界で見てもボストンマラソンに次ぐ歴史を誇る大会です。
優勝賞金ランキング⑧ロンドンマラソン
1981年から続く人気の「ロンドンマラソン」の優勝賞金は5.5万ドル(621.5万円)。
1位から12位の選手まで5.5万ドルから1000ドルの賞金が設定されており、さらにタイムによるボーナスも設定されています。
2005年大会ではポーラ・ラドクリフ選手が2時間17分42秒の世界記録を樹立。2017年大会ではメアリー・ケイタニー選手が世界歴代二位となる2時間17分1秒を樹立するなど、世界記録を狙えるコースとしても有名。毎年トップエリートが集結する大会です。
優勝賞金ランキング⑨ホノルルマラソン
日本人に最も馴染みの深い海外大会と言えば「ホノルルマラソン」。
毎年多くの日本人が参加し、参加者の大半を日本人が占めるともいわれています。ホノルルマラソンは時間制限がないため、日本人を含め世界から多くの市民ランナーが集まってきます。市民マラソンの祭典とも言われるお祭りの色合いが強い大会です。
そんなホノルルマラソンにも優勝賞金が設定されており、優勝賞金は4万ドル(452万円)です。大会記録を出した場合はボーナスとして1.5万ドル(169.5万円)を手にすることが出来ます。