マラソン大会における雨の日の対策を紹介させていただきます。雨の日に持っていきたいもの、雨の日の服装などをまとめて紹介させていただきます。
目次
マラソン大会に持っていきたい雨対策のグッズ
1.折り畳み傘
マラソン大会では折り畳み傘を持っていきましょう。普通の傘だと雨がやんだり、まだ雨が降っていない時に邪魔になるので、雨が降っていない時はカバンの中にしまっておけるコンパクトな折り畳み傘が便利です。
会場に行く前にまだ雨が降っていなくても、雨が降りそうな天気の場合は、必ず持っていきましょう。途中から雨が降ってきて、走る前に濡れて体が冷えてしまうといったことを防ぐためにも、念のためにカバンの中に入れておきたいです。また、大会中は降ってなくても帰宅の時に降り出す可能性もあります。
2.ビニール袋
雨の日にはビニール袋を持っていると何かと役に立つことがあります。雨の日は地面が濡れているので、地面に座って休憩するときなどビニール袋がシートの代わりになり役立ちます。
また、マラソン中に濡れてしまったウェアやランニングシューズをカバンの中に入れる際にもビニール袋が欠かせません。濡れたものをそのままカバンの中に入れてしまうと、カバン自体が濡れますし、他の大切なものも濡れてしまいます。
3.防水バッグ
雨の日は防水加工済みのバッグを利用しましょう。雨の日は傘をさしていても意外とバッグが濡れます。特に激しいどしゃぶりのような日には傘は全く役に立たず、バッグが濡れるのは避けられません。
バッグの中には着替え用の服やタオルが入っているので、それが濡れてしまう可能性がありますので、撥水性に優れたバッグを持っていくようにしましょう。
4.着替えの服や替えのシューズ
雨の日のマラソン大会は走った後すぐに着替えることが大切です。体を濡れたウェアで冷やしてしまわないように、しっかり着替えを持っていきましょう。着替えは下着やソックスも持っていきましょう。雨だと下着やソックスも濡れます。
また、替えのシューズを持っていくことも大切です。雨でランニングシューズは濡れてしまうので、替えのシューズを持っていくようにしてください。
5.ポンチョ
雨の日のランニングにはポンチョがおすすめです。ポンチョを着ることで身体が冷えるのを防ぐことが出来ます。雨の日のマラソン大会では、多くの人がポンチョを着用しています。
ポンチョは100円ショップで購入したもので構いませんが、出来るだけフードがないものを選びましょう。フード有りだと、フードに雨水が溜まり重くなります。また、家庭用の45ℓほどのゴミ袋をポンチョ代わりに代用しても良いでしょう。
ポンチョを購入する場合は透明なものを選んでください。不透明だとゼッケンが見なくなります。そうなると、ポンチョ自体にゼッケンを貼らなければならなくなるため、必ず透明なものを選ぶようにしましょう。
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6.ツバ付きランニングキャップ
雨の日はツバ付きのランニングキャップが大変便利です。雨の日は、雨が直接目に入ったり、顔に当たったり、頭から顔に雨が流れ落ちてくることで、視界が悪くなります。それに、雨が顔に当たったり、頭から滴り落ちてくること自体が大きなストレスになります。
そんなストレスを大きく軽減してくれるのがツバ付きのランニングキャップです。ランニングキャップによって雨の日の視界が改善され、ストレスも軽減されます。特にメガネやサングラスを付けている場合は、視界が悪くなりやすいので、ランニングキャップがおすすめです。
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7.ランニンググローブ
走り出すと身体は温まってきますが、身体の末端はなかなか温まりにくいです。そのため、末端である手を温めるランニンググローブがおすすめです。ランニンググローブはウェアを一枚分の保温効果があると言われています。
ランニンググローブを選ぶ際は出来るだけ撥水性の高いものを選ぶと良いでしょう。
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8.防水スプレー
ランニングウェア、ランニングキャップ、ランニンググローブ、ランニングシューズなどの撥水性を高めるために、防水スプレーを持参しておくのもありです。
9.ワセリン
ワセリンは撥水性があり、保湿対策になります。雨の日にワセリンを塗ることで、雨を弾き、身体を温めてくれます。走っている時に露出している足や腕にワセリンを塗っておくと、雨で濡れる不快感や冷えをある程度軽減させることが出来ます。
雨の日のマラソン大会における服装
スタート前は体が冷えないようにポンチョを着ておこう
マラソンのスタート前は、指定の位置に整列してからスタートまで時間があります。特に都市部の大規模なマラソン大会の場合、スタートまで1時間近く待たなければならないことも。雨の中、そんな状態では雨によって体温が大きく奪われ体が冷えてしまいます。それを防ぐためにもスタート前にポンチョを着ておくことをおすすめします。
ポンチョを着ているだけで、体の冷えを防ぐことが出来ます。ウインドブレーカーでも身体を同様に温めることは出来ますが、ウインドブレーカーの場合、中のゼッケンが見えないため、ウインドブレーカー自体にゼッケンを貼る必要があります。そのため、体が温まってきた時に脱ぐ場合、ゼッケンをわざわざ貼りなおす必要があります。
ポンチョであれば、中のゼッケンが見えるため、体が温まってきたら、ポンチョを脱いでそのまま走ればいいだけです。それにポンチョであれば100円ショップでも買えるので、途中で脱ぎ捨てることも出来ます。
視界を良くするためにランニングキャップをかぶっておこう
雨の日は顔に直接雨が当たったりして視界が悪くなります。それを防ぐためにランニングキャップをかぶっておきましょう。ランニングキャップのツバによって顔に雨が直接当たるのをかなり防ぐことが出来ます。
雨の日のマラソンでは、ツバ付きのランニングキャップをかぶることが定番中の定番です。ランニングキャップは通気性が良く、撥水性が良いものを選んでおきましょう。
雨の日のマラソンでもランニングウェア自体は晴天時と同じで大丈夫
雨の日のランニングウェア自体は晴天時と同じで大丈夫です。スタート前にはポンチョを着て体が冷えるのを防ぐといった対策や、雨で視界が悪くなるのを防ぐためにランニングキャップをかぶるといった対策はありますが、ランニングウェア自体は晴天時と同じで大丈夫です。
雨で寒い場合でも、走り出せば身体は温まってきます。そのため、雨だからと言って特別、普段のランニングウェアを雨用に変える必要はありません。
また、スタート前にポンチョを着ておいた方が良いのですが、一度走り出して身体が温まってきたらポンチョは脱いでしまいましょう。
雨の日のマラソン大会で一番大切なことはゴール後にすぐに着替えること
雨の日のマラソン大会では、ゴールしたらすぐに更衣室に移動し着替えることが大切です。42.195kmを完走した後は気分が高揚し、長く余韻に浸っておきたいところですが、まずは早く着替えるようにしましょう。
雨や汗で身体が濡れていると、気化熱によって普段以上に身体の熱が奪われやすくなります。風邪を引いたり、低体温症になるのを防ぐためにも、濡れた身体をタオルでしっかり抜き取りましょう。下着やソックスも含め素早く着替えを済ませましょう。もちろん、ランニングシューズも濡れているので、替えのシューズに履き替えてください。