出先のお店でスマートにキャッシュレス決済をするなら、電子マネー対応スマートウォッチを活用してみるのがオススメ。ID(アイディー)やQUICPay(クイックペイ)、Visaのタッチ決済に対応した機種なら、コンビニでもスーパーでもドラッグストアでもポケットやカバンから財布やスマホを取り出すことなく、レジ横のIC読み取り端末に手元をかざすだけでスピーディーにお会計の支払いが出来て便利です。さらに、Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)対応機種なら、電車やバスにもキャッシュレスで乗車出来ます。
今回の記事の中では、数あるスマートウォッチの中から、おサイフケータイでもお馴染みの非接触ICチップであるNFCやFelicaを搭載したオススメの電子マネー対応スマートウォッチを紹介しています。また、2023年最新のスマートウォッチで使える電子マネーの種類や、各メーカーごとの電子マネーの対応状況の比較も紹介しています。スマートウォッチでスマートにキャッシュレス決済をしたいという人や、SuicaやiD、QUICPay、WAON、nanaco、楽天Edy、PayPayなど普段自分がよく使う電子マネー対応の機種が知りたいという人は是非参考にしてみてください。
目次
電子マネー対応スマートウォッチとは
電子マネー対応スマートウォッチとは、お店のレジ横のICカード読み取り端末に時計をかざすだけで支払いが出来るキャッシュレス決済機能を搭載したスマートウォッチのことです。おサイフケータイでもお馴染みのFelica(ソニーが開発し日本で最も普及しているNFC規格)を搭載することで非接触型での決済を実現させています。
電子マネー対応機種の最大の魅力は、お財布からお金を取り出し、店員さんとのお金の受け渡しのやりとりなくスピーディーに支払いが出来る点です。もちろん、iPhoneのApple PayやAndroidスマホのGoogle Payを使っても便利にキャッシュレス決済は可能ですが、スマートウォッチならポケットやカバンからスマホを取り出す手間も省けるために、よりスピーディーで楽ちんな極上のキャッシュレス支払いの体験が出来ます。
特に最近は、コンビニやスーパー、ドラッグストア(薬局)、レストラン、カフェ、電車、バスと幅広いシーンで活用出来る汎用性抜群の電子マネーであるSuica(スイカ)対応スマートウォッチが人気の売れ筋商品となっています。
電子マネー対応スマートウォッチで出来る便利な使い方
①コンビニやスーパーでの買い物代をキャッシュレス決済出来る
電子マネー対応スマートウォッチはとても便利に活用出来ます。その代表例が、お買い物です。電子マネー機能搭載機種なら、全国展開しているコンビニやスーパー、ドラッグストア(薬局)、ショッピングセンター、書店、スポーツショップ、家電量販店、百貨店等でのお支払いの際にレジ横のICカードリーダーへ手元をかざすだけで簡単にスピーディーに決済が出来ます。特にSuica(スイカ)は様々な店舗に対応しているため、お買い物にはSuica対応機種が便利です。また、iDやQUICPayの対応率も高めです。
【電子マネーが使える代表的なお店】
- コンビニ:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン
- スーパー:イオン、イトーヨーカドー、西友
- ドラッグストア:ウェルシア、スギ薬局、マツモトキヨシ
- 書店:紀伊國屋書店、宮脇書店、くまざわ書店
- スポーツ用品店:スポーツオーソリティ、ヒマラヤスポーツ
- 家電量販店:ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ビックカメラ
- 百貨店:阪急百貨店、高島屋
②レストランやカフェでの飲食代をキャッシュレス決済出来る
電子マネー機能搭載スマートウォッチがあれば、お店でのショッピングだけではなく、カフェやレストラン、回転寿司店、ファーストフード店、ラーメン屋、定食屋、焼肉店、居酒屋等の飲食店での飲食費の支払いもキャッシュレスで出来ます。
特にスターバックスやガスト、すき家、マクドナルド、やよい軒、牛角などの全国展開の有名チェーン店であれば多くの場合に、SuicaやiD、QUICPayなどの多くの電子マネーに対応しています。また、個人店の場合にはお店側の導入ハードルの低いQRコード決済のPayPayのみが利用出来るというパターンも多いため、飲食店でのキャッシュレス決済においてPayPay対応機種も便利です。
【電子マネーが使える代表的な飲食店】
- カフェ:スターバックス、タリーズ、ドトール
- ファミレス:サイゼリヤ、ガスト、ロイヤルホスト
- 回転寿司店:はま寿司、かっぱ寿司、魚べい
- 牛丼屋:すき家、吉野家、松屋
- ハンバーガーショップ:マクドナルド、モスバーガー、バーガーキング
- ラーメン屋:来来亭、丸源ラーメン、山岡家
- 定食屋:やよい軒、大戸屋
- 焼肉店:牛角、焼肉ライク
- 居酒屋:魚民、和民
③電車やバスの乗車賃をキャッシュレス決済出来る
電子マネーの中でもSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)のように各鉄道会社が発行している交通系ICカードに対応したスマートウォッチであれば、事前に切符を購入する手間もなくキャッシュレスで全国各地の電車やバスに乗車可能です。
交通系電子マネー対応機種なら、いつでもスマートウォッチ内の交通系ICカードに入金(チャージ)が出来て、その残高を使って公共交通機関が利用出来ます。もし、改札通過後に残高が足りないことに気付いてもウォッチやスマホ側の操作ですぐにチャージ出来るため、わざわざ精算機や窓口のところで不足分を精算する必要もありません。さらに、現状はApple Watchのみですが、通学や通勤の際のSuica定期券をスマートウォッチで利用することも可能です。
最新スマートウォッチで使える電子マネーの種類一覧
2023年の最新スマートウォッチで使える電子マネーは主に、「交通系電子マネー」「クレジットカード系電子マネー」「流通系電子マネー」「QRコード決済系電子マネー」の4タイプあり、合計15種類あります。
交通系電子マネー
- Suica(スイカ)
- PASMO(パスモ)
全国各地の鉄道やバスで利用出来る電子マネーが交通系電子マネーです。交通系電子マネーは、他の電子マネーと違い、電車やバスに乗車する際に切符代わりとして活用出来るのが魅力です。乗車の際にわざわざ利用区間の料金を調べてから券売機で切符を買うなんて必要がなく、駅の自動改札機やバス車内の運賃箱に手元をかざすだけで運賃の支払いが出来ます。
ちなみに交通系ICカードには、JR東日本のSuica(スイカ)、首都圏の私鉄やバスのPASMO(パスモ)、JR西日本のICOCA(イコカ)、関西圏の私鉄のPiTaPa(ピタパ)、JR北海道のKitaca(キタカ)、JR東海のTOICA(トイカ)、名古屋鉄道のmanaca(マナカ)、JR九州のSUGOCA(スゴカ)、西鉄のnimoca(ニモカ)、福岡市地下鉄のはやかけんなどありますが、スマートウォッチの電子マネーに対応しているのは、SuicaとPASMOの2つのみです。ただし、交通系ICカードの全国相互利用サービスにより、関東発のSuicaやPASMOであっても全国各地のJRや私鉄、バスで利用出来るようになっています。
クレジットカード系電子マネー
- iD(アイディー)
- QUICPay(クイックペイ)
- Visaのタッチ決済
クレジットカードに紐づいていて、事前チェージ不要で後払い出来るのがクレジットカード系電子マネーです。クレジットカード系電子マネーには、NTTドコモと三井住友カードが提供するiD(アイディー)とJCBが提供するQUICPay(クイックペイ)、Visaが提供するVisaでタッチ決済があります。iDとQUICPayは対応店舗が多く、交通系電子マネー非対応の店舗でも使えるパターンが多いです。そのため、SuicaだけではなくiDやQUICKPayにも対応したスマートウォッチなら、より多くの店舗でキャッシュレス決済出来るようになります。
流通系電子マネー
- WAON(ワオン)
- nanaco(ナナコ)
- 楽天Edy
コンビニやスーパー、ネットショッピング等で利用出来、利用金額に応じてポイントが貯まるのが魅力的な流通系電子マネー。流通系電子マネーには、イオンが提供するWAON(ワオン)やセブン&アイホールディングスが提供するnanaco(ナナコ)、楽天が提供する楽天Edy(エディ)があります。
QRコード決済系電子マネー
- PayPay(ペイペイ)
- d払い
- 楽天ペイ
- LINE Pay(ラインペイ)
- メルペイ
- au PAY(エーユーペイ)
- Tマネー
PayPay(ペイペイ)を筆頭に個人の飲食店でも導入が増えているのが、QRコード決済系電子マネーです。画面上にQRコードやバーコードを表示し、それをお店の人に読み取り機器で読み取ってもらうことで支払いが出来ます。こちらはソフトバンクとヤフーが共同で提供するPayPayが有名ですが、そのほかにもNTTドコモが提供するd払い、楽天が提供する楽天ペイ、LINEが提供するLINE pay(ラインペイ)、メルカリが提供するメルペイ、KDDIが提供するau PAY(エーユーペイ)、TSUTAYAが提供するTマネーとたくさんの種類があります。
スマートウォッチメーカーの対応電子マネーの比較表
Apple | GARMIN | Google/Fitbit | WearOS搭載(Galaxy/FOSSIL /SKAGEN) | SONY | SUUNTO/HUAWEI/Amazfit/Xiaomi | |
---|---|---|---|---|---|---|
Suica | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | - |
PASMO | 〇 | - | - | - | - | - |
iD | 〇 | - | - | - | 〇 | - |
QUICPay | 〇 | - | - | - | 〇 | - |
Visaでタッチ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
WAON | 〇 | - | - | - | - | - |
nanaco | 〇 | - | - | - | - | - |
楽天Edy | - | - | - | - | 〇 | - |
PayPay | 〇 | - | - | - | - | - |
d払い | 〇 | - | - | - | - | - |
楽天ペイ | 〇 | - | - | - | - | - |
LINE Pay | 〇 | - | - | - | - | - |
メルペイ | 〇 | - | - | - | - | - |
au PAY | 〇 | - | - | - | - | - |
Tマネー | 〇 | - | - | - | - | - |
2023年現在、様々なメーカーよりスマートウォッチが販売されていますが、日本国内で使える電子マネー機能を搭載した機種を販売しているのは主に、Apple(アップル)とGarmin(ガーミン)、Google(グーグル)、Fitbit(フィットビット)、Galaxy(ギャラクシー)、FOSSIL(フォッシル)、SKAGEN(スカーゲン)、SONY(ソニー)の8ブランドです。また、最も人気の高いSuica(スイカ)搭載機種となると、AppleとGarmin、Google、Fitbit、SONYの5社のみとなります。さらに、iDやQUICPayと幅広い電子マネーに対応した機種となるとApple WatchとSONYのみとなります。
また、スマートウォッチでは北欧生まれのSUUNTO(スント)やPolar(ポラール)、中華のHUAWEI(ファーウェイ)やAmazfit(アマズフィット)、Xiaomi(シャオミ)なんかも人気のメーカーですが、日本国内で使用出来る電子マネー機能には対応していません。
Wear OS by Google搭載機種で使える電子マネーは主にVisaのタッチ決済のみ
今、AndroidスマホユーザーにはGoogle Playストアが利用出来るWear OS by Google搭載の機種が人気です。最新のWear OSに対応した機種ならGoogle Payが利用出来るため、電子マネーが使えるというのが大きな魅力となっています。ただし、Google社のPixel Watchを除いたWear OS搭載スマートウォッチで利用出来る電子マネーはVisaのタッチ決済のみとなっています。AndroidスマホのGoogle PayのようにSuicaやiD、QUICPayなどの幅広い電子マネーが登録出来る訳ではないのでこの点注意が必要です。
また、登録出来るカードも、ソニー銀行のSony Bank WALLETやPayPay銀行のVisaデビットカード、エポスカード、Revolutカードといったように限定的です。そのため、それらのカードをわざわざ準備するのが面倒というAndroidユーザーはSuicaが利用出来るGoogleやFitbit、Garminから選んでおくのがおすすめです。
電子マネー対応スマートウォッチのおすすめ【iPhone専用】
Apple Watch Series 8
【Apple Watch Series 8の主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:○
QUICPay:○
WAON:○
nanaco:○
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:○
iPhone用に電子マネー対応スマートウォッチを選ぶなら、iPhoneと相性抜群のApple純正スマートウォッチである「Apple Watch Series 8」がオススメ。
Apple Watch Series 8の最大の魅力は、日本国内の主な電子マネーをほぼほぼ網羅し、さらに健康管理機能も最強レベルに充実しているところです。まず電子マネーは、定番のSuica(スイカ)はもちろん、iD(アイディー)やQUICPay(クイックペイ)にも対応し、さらにWAON(ワオン)やnanaco(ナナコ)にも対応しています。おまけにQRコード決済のPayPay(ペイペイ)にも対応しているなど、最強の電子マネー対応スマートウォッチとなっています。さらに、Suicaは通常のSuicaだけではなく、業界で唯一Suica定期券(通勤用・通学用)に対応しているのもサラリーマンやOL、学生さんにとって大きなメリットとなるはずです。
また、Apple Watchの上位モデルであるSeries 8は、上位機種限定機能である血中酸素濃度測定機能(SpO2)と心電図計測機能(ECG)、皮膚温測定機能を搭載しているのも大きな魅力です。特に、日本国内で心電図アプリが使えるスマートウォッチはApple Watchの上位モデルのみとなっているため、健康管理用としてもSeries 8はかなりオススメです。そのほかにもiPhoneと同じApple純正アプリを多数ウォッチ内に搭載しているため、iPhoneとの相性は抜群です。
商品名:Apple Watch Series 8
参考価格:64,800円
サイズ:45x38x10.7mm
重量:38.8g
ベゼル:アルミニウム
バンド:シリコン
ディスプレイ:AMOLED(396x484)
防水:5 ATM
バッテリー:18時間
通知機能:◯
通話機能:◯
GPS計測:◯
心拍数計測:◯
睡眠計測:◯
ストレス計測:-
血中酸素濃度:◯
心電図:◯
音楽保存&再生:◯
電子マネー:◯(Suica/PASMO/iD/QUICPay/Visaタッチ決済/PayPay/Tマネー/LINE Pay/メルペイ/au Pay/WAON/nanaco)
Apple Watch SE(第2世代)
【Apple Watch SE(第2世代)の主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:○
QUICPay:○
WAON:〇
nanaco:○
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:○
数あるスマートウォッチの中でも、最強の電子マネー対応数を誇るApple Watchを少しでも安く買いたいというiPhoneユーザーには、Appleのエントリースマートウォッチである「Apple Watch SE(第2世代)」がオススメです。
Apple Watch SE(第2世代)の最大の魅力は、3万円台の低価格モデルながらも日本国内で使える主な電子マネーをほぼ網羅したコスパ最強のFelica搭載スマートウォッチである点です。SEはSeries 8と電子マネーの対応数は全く同じで、SuicaもiDもQUICPayもWAONもnanacoもPayPayも使用出来ます。スマートウォッチによる便利なキャッシュレス決済を試してみたいというiPhoneユーザーにはまず間違いのない機種です。
また、SEはSeries 8と違い、画面の常時表示機能や血中酸素濃度、心電図、皮膚温測定といった機能を搭載していないというデメリットはありますが、その他の機能はほぼ同じです。多くの人が便利に活用している通知機能やハンズフリー通話機能、メール返信機能、音楽再生機能、地図表示機能などはほぼ同じなので、SEでも十分過ぎるぐらいにApple Watchの快適さを満喫しすることが出来ます。
商品名:Apple Watch SE(第2世代)
参考価格:37,800円
サイズ:40x34x10.7mm
重量:26.4g
ベゼル:アルミニウム
バンド:シリコン
ディスプレイ:AMOLED(324x394)
防水:5 ATM
バッテリー:18時間
通知機能:◯
通話機能:◯
GPS計測:◯
心拍数計測:◯
睡眠計測:◯
ストレス計測:-
血中酸素濃度:-
心電図:-
音楽保存&再生:◯
電子マネー:◯(Suica/PASMO/iD/QUICPay/Visaタッチ決済/PayPay/Tマネー/LINE Pay/メルペイ/au Pay/WAON/nanaco)
電子マネー対応スマートウォッチのおすすめ【Androidスマホ専用】
Google Pixel Watch
【Google Pixel Watchの主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
Androidスマホ用に電子マネー対応スマートウォッチが欲しいという人には、Google製スマートウォッチである「Pixel Watch」がオススメです。
Google Pixel Watchの最大の魅力は、Androidスマホユーザーにお馴染みのGoogle Payがスマートウォッチでも活用出来、SuicaやVisaのタッチ決済によるキャッシュレス決済が出来るところです。Androidスマホ用のスマートウォッチでは日本国内で使える電子マネーを搭載した機種がかなり限られてしまう中、Androidスマホと同じGoogle Payが手元で利用出来るというのはGoogleの純正スマートウォッチであるPixel Watchの大きな強みです。現状は残念ながらiDやQUICKPayには対応していないものの、今後のアップデートで追加される可能性は多いにあります。
また、Google Pixel Watchは電子マネー以外の機能性も抜群です。まず、Google製であるためGoogleマップやGoogleカレンダー、Googleアシスタント、Gmail、YouTube MusicといったGoogle製の便利サービスを手元で活用出来ます。さらに、Googleは健康管理トラッカーとして有名なFitbitを傘下に収めているため、ヘルスケア機能では精度の高いFitbitの睡眠機能や血中酸素機能などが搭載されており、健康管理用としても非常に優秀です。また、4万円以下ながらベゼルにはステンレススチールを採用し高級感漂うデザインとなっているため、コスパもかなり良いです。Androidスマホ用としてはまず選んでおいて間違いのない機種です。
Galaxy Watch5
【Galaxy Watch5の主な対応電子マネー】
Suica:-
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
Android用に電子マネー対応スマートウォッチが欲しい、さらに革新的なヘルスケア機能を搭載した高性能なスマートウォッチが欲しいという人には、「Galaxy Watch5」がオススメ。
Galaxy Watch5の最大の魅力は、Google Payに対応し、さらに業界でも珍しい革新的な健康関連機能を搭載しているところです。Galaxy Watch5はWear OSを搭載しているためGoogle Payが利用出来、Visaのタッチ決済によるキャッシュレス決済が可能となっています。また、Wear OS搭載機種であるため、Google Payストアを利用し様々なアプリをインストールすることが可能です。もちろん、GoogleマップやGoogleカレンダー、Gmail、YouTube MusicといったGoogle系サービスも活用出来ます。
さらに、Galaxy Watch5は体組成測定機能を搭載しているのも大きな魅力です。サムスン独自の生体電気インスピーダンス分析センサー(BIA)を搭載し手元で骨格筋や体脂肪量、体脂肪、BMI、体内の水分といった体組成データを測定出来るようになっています。また、日本国内では現時点では使用制限されているものの、心電図機能や血圧測定機能も搭載されています。Android用スマートウォッチとしては機能性はかなり高いため、Android用に高機能なスマートウォッチが欲しいという人にオススメです。
FOSSIL GEN6
【FOSSIL GEN6の主な対応電子マネー】
Suica:-
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
ビジネスにおけるスーツスタイルでも活用しやすいメタルバンド採用の電子マネー対応スマートウォッチが欲しいという人には、FOSSILのWear OS搭載スマートウォッチである「GEN6(ジェネレーション6)」がオススメ。
FOSSIL GEN6の最大の魅力は、ベゼルとバンド両方にステンレススチールを採用した高級感漂うビジネスウォッチ風のスマートウォッチである点です。カッコいいデザインとなっているため、スーツ姿に着用しても浮かないスマートウォッチを探しているビジネスマンに一押しです。また、Google Payが利用出来るため、Visaのタッチ決済によるキャッシュレス支払いが可能です。また、FOSSIL GEN6はiOSのiPhoneにも対応していますが、Google Payが利用出来るのはAndroidスマホとペアリングした場合のみです。そのため、電子マネー機能を活用するならAndoridユーザーにオススメです。
また、FOSSIL GEN6はWear OS搭載機種であり、Google Playストアにて様々なアプリをインストールし機能性を拡張できるところも大きな魅力です。音楽アプリではYouTube MusicやSpotifyも利用出来るため、スマホ無しでも音楽再生を楽しむことが出来ます。
電子マネー対応スマートウォッチのおすすめ【iPhone・Android兼用】
Garmin Venu 2 Plus
【Garmin Venu 2 Plusの主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
iPhoneでもAndroidスマホでも使えてバッテリー持ちの良い電子マネー対応スマートウォッチが欲しいという人には、Garminの上位モデルである「Garmin Venu 2 Plus」がオススメ。
Garmin Venu 2 Plusの最大の特徴は、最大9日間の脅威的なロングバッテリーを搭載したSuica対応スマートウォッチであるところです。AppleやGoogle、Galaxyなどの人気スマートウォッチのバッテリー持ちが最大1〜2日程度であるのに対し、Garmin Venu 2 Plusは1週間以上もバッテリーが持続するため、スマートウォッチにありがちな充電のストレスから解放されます。また、電子マネーはGarmin Payを搭載し、SuicaとVisaのタッチ決済を利用出来るようになっています。
また、Garminのハイスペックスマートウォッチであるため、その他の機能面も抜群です。スマート機能としてはBluetooth通話に対応し、さらにSpotifyやAmazon Music、LINE MUSICに対応し最大650曲をウォッチ本体に保存しオフライン再生を楽しめるようになっています。健康管理機能では、定番の心拍数や睡眠計、血中酸素濃度に加え、ストレスレベル計測やガーミン独自の身体的エネルギー残量を測定するBody Batteryを搭載するなど健康管理用としても優秀です。おまけに、スポーツウォッチメーカーらしく、ワークアウト機能もパーソナルランニングコーチ機能であるGARMIN COACHや動画ワークアウト機能も搭載するなど、トレーニング用としてもかなり優秀です。高機能なスマートウォッチを求めるiPhoneユーザーとAndoridユーザー両方にオススメの機種です。
Garmin Venu Sq 2 Music
【Garmin Venu Sq 2 Musicの主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
Androidスマホでも使えるApple Watch風のオシャレなスクエアデザインの電子マネー対応スマートウォッチが欲しいという人には、Garminの低価格モデルである「Garmin Venu Sq 2 Music」がオススメ。もちろん、iPhoneユーザーでも使えます。
Garmin Venu Sq 2 Musicの最大の魅力は、iOSとAndroid OS両方に対応したApple Watchに似たデザインのスマートウォッチである点です。Androidでも使えて、便利なSuicaも使えるため、Apple Watchみたいなスマートウォッチが欲しいというAndroidユーザーにはぴったりの機種となっています。現状、Apple Watchと同じスクエアデザイン採用機種で、Suicaにも対応したスマートウォッチはGarminのVenu Sqシリーズのみとなっているため、Apple Watchのような見た目が好きなAndroidユーザーにとっては最高の選択肢となるはずです。
Garmin Venu Sq 2 Musicは、Garminのエントリーモデルながらも機能性はかなり充実しています。まず音楽再生&保存機能を搭載しているため、SpotifyやAmazon Music、LINE MUSICといった音楽アプリを活用することで、スマホを持っていないフィットネスシーンでもオフライン再生による音楽を楽しむことが出来ます。さらに、健康機能では他社の上位モデル限定機能である血中酸素濃度も搭載しています。そのほか、ガーミンの高性能な睡眠測定機能(睡眠スコア付き)に、ストレスレベル計測機能、Body Battery、水分補給トラッキング、生理周期、妊娠トラッキングと非常に充実しています。男性はもちろん、女性にも非常にオススメ出来るスマートウォッチです。
Garmin Instinct 2 Dual Power
【Garmin Instinct 2 Dual Powerの主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
一般的なスマートウォッチのデザインではなく、G-SHOCKのようなゴツゴツしたタフデザインの電子マネー対応スマートウォッチが欲しいという人には、Garmin版G-SHOCKとも言われミリタリーウォッチ好きや、アウトドア好きに人気の高い「Garmin Instinct 2 Dual Power」がオススメ。
Garmin Instinct 2 Dual Powerの最大の魅力は、どんなアウトドアシーンでも使える最強の強靭性能を備えと業界最高レベルの長時間バッテリーを備えたSuica対応スマートウォッチである点です。まず防水性能は水深100mでも耐えることが出来る最強レベルの耐水性能を有し、さらに耐熱性や耐衝撃製にも優れているため、精密機械であるスマートウォッチながらもアウトドアシーンでガシガシと使うことが可能です。また、ソーラー充電システムを搭載しており、自然光による充電をしながら活用することで最大28日間+無制限の驚くべきバッテリー持続時間を実現させています。
さらに、屋外の強い日差しの元でも画面が視認しやすいMIPディスプレイを採用したり、登山に欠かせないABC機能を搭載したり、登山で安心出来るルートバックルーティング機能(往路と同じルートを示しスタート地点へ戻る機能)も備えているなど、アウトドアウォッチとして非常に頼もしいスマートウォッチとなっています。Suicaが使えるスマートウォッチを、登山やハイキング、キャンプ、釣りなどのアウトドアシーンでも活用したいという人には間違いのない機種です。
Fitbit Sense 2
【Fitbit Sense 2の主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
健康管理機能の充実した電子マネー対応スマートウォッチを選びたいという健康意識の高い人には、健康管理トラッカーとしても有名なFitbitのハイエンドスマートウォッチである「Fitbit Sense 2」がオススメです。
Fitbit Sense 2の最大の魅力は、1日を通してストレスレベルを計測出来るcEDAセンサー搭載のスマートウォッチである点です。業界ではFitbitが唯一と言える身体反応測定機能により、1日24時間ストレス反応の追跡が出来、ストレス反応があった際には通知を受け取れるようになっています。さらにその際にはその時の気分を記録することも出来、ストレスとも上手く付き合っていけるようなスマートウォッチとなっています。もちろん、ストレスレベル測定機能は他社のスマートウォッチにも搭載されていますが、心拍センサーによる測定ではなく皮膚電気活動センサーによる測定であるため、より精度の高いストレス測定が可能となっているのが大きな強みです。
また、Fitbitは睡眠測定機能の精度が高いことでも有名です。睡眠時間はもちろん睡眠ステージや睡眠スコア、睡眠時の皮膚温変動も測定できます。また、Fitbit PayによるSuica対応、バッテリー持ちが最大6日間、音声アシスタントであるAmazon Alexaに対応と、約3万円で買えるスマートウォッチとしてはかなり高機能なモデルとなっています。そのため、iPhone用としてもAndroidスマホ用としてもコスパは間違いありません。
Fitbit Charge 5
【Fitbit Charge 5の主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:-
QUICPay:-
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:-
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
iPhone用に、Android用に、電子マネー対応スマートウォッチを出来るだけ安く買いたいという人には、FitbitのSuica対応エントリーモデルである「Fitbit Charge 5」がオススメです。
Fitbit Charge 5の最大の魅力は、日本国内で使える電子マネー対応スマートウォッチとして最安値となる約2万5千円で買えるコスパ最強電子マネー対応スマートウォッチである点です。しかも、日本国内で一番普及しているSuicaに対応しているため、コンビニやスーパー、薬局でのキャッシュレス決済はもちろんのこと、電車やバスでのキャッシュレス乗車も可能です。現状、定価価格で2万円台で買える電子マネー対応スマートウォッチは他にはないため、コストパフォーマンス重視で選ぶなら間違いのない機種です。
また、Fitbit Charge 5は、通話機能や音楽再生機能は搭載していないものの、通知機能、GPS機能、心拍計機能、睡眠モニタリング機能、血中酸素濃度測定機能、ストレスレベル測定機能と2万円台の機種としては十分過ぎるぐらいの機能性を備えています。また、通常のスマートウォッチと違ってコンパクトで軽量なスマートバンド(スマートブレスレット)タイプなので、睡眠中も含め24時間ずっと快適に装着出来るというのも大きな魅力です。
SONY wena 3
【Sony Wena 3の主な対応電子マネー】
Suica:○
iD:○
QUICPay:○
WAON:-
nanaco:-
楽天Edy:○
Visaのタッチ決済:○
PayPay:-
スマートウォッチのデザインがあまり好きではない、でも手元に電子マネー機能が欲しいと思っている人には、SONYの画期的なスマートウォッチである「Wena 3」がオススメです。
Sony Wena 3の最大の魅力は、普通のスマートウォッチとは違い、バンド(ベルト)部分のスマートウォッチである点です。普通のファッションウォッチやビジネスウォッチのバンド(ベルト)をSony Wena 3に取り替えることで、電子マネー機能を後付け出来るためすごく便利なアイテムです。さらに、Sony Wena 3は、Suicaだけではなく、iDやQUICPay、楽天Edyなど豊富な電子マネーに対応しているため、電子マネー機能搭載スマートウォッチとしてはかなり優秀な部類です。(ただし、Suica以外の電子マネー機能を利用するには、Androidスマホの場合も初期設定の段階ではiOS端末が必要です)
また、Sony Wena 3は、毎日の歩数や消費カロリーを測定出来る活動量計や、睡眠を測定する睡眠モニタリング機能、ストレスをチェックするストレスレベル機能、運動指標の一つであるVO2MAXを測定する機能など、毎日の健康管理用としても非常に優秀です。通常のスマートウォッチのデザインが苦手という人にオススメです。
スマートウォッチの便利な電子マネー機能を活用してみよう
今、スマートウォッチを選ぶなら電子マネー対応機種を選んでみるのがオススメ。現状、キャッシュレス決済機能搭載の機種はAppleとGarmin、Google、Fitbit、Galaxy、FOSSIL、SKAGEN、SONY、さらにメジャーな電子マネーだとAppleとGarmin、Google、Fitbit、SONYと限られてしまうのですが、スマートウォッチの電子マネー機能はすごく便利です。スマホ内の電子マネー機能と違い、お会計の際にスマホをポケットやカバンから取り出す手間なく、本当にささっと支払いが済むため、キャッシュレス生活がより快適なものとなります。
スマートウォッチで利用出来る電子マネーはSuicaやiD、QUICKPay、楽天Edy、Visaタッチ、PayPayと、たくさん種類がありますが、スマートウォッチのメーカーや機種により利用出来る電子マネーの種類に違いがあります。そのため、自分自身が普段から活用している電子マネーや、購入後に使っていきたい電子マネーへの対応状況をしっかりと確認した上で機種を選んでみるのがオススメです。